「昨日は結局あの後四回もヤっちまって全身が激痛だ……いててっ」
「あ、凪緒ってばやっと起きた」
「あれ? ティナじゃん、久しぶりだな」
朝起きると昨日あれだけヤったルーではなくティナに人格が変わっていた。
「ど、どうしても伝えなきゃいけないことがあってさ……」
相変わらずウザイかと思ったら今日はやけに辛気臭い。そんな様子に少しだけ嫌な予感がした。
「なんだよ急に」
「薄々気付いてるとおもんだけどウチ、もう凪緒には会えないんだ。だからさ、最後に伝えたいことがあってきたの⋯⋯」
「は? 会えなくなるってどういうことだよ!?」
突然の事につい声を荒らげてしまう。
「ルーが魔王として覚性した今、ルーにとってウチの人格はもう必要ない。つまり、消えちゃうわけ」
俯きそう答えるティナの姿は酷く寂しそうに見えた。
「おいおい、久しぶりに会えたと思ったらこれで最後なんてあんまりだろ⋯⋯」
「ウチだって嫌だよ⋯⋯でも仕方ないんだよ。でもありがとね、ルーの苦手克服してくれて」
「ありがとって、最後に伝えたいことってそれだけか?」
「うん、そうだよ⋯⋯最後くらいちゃんとお礼言わなきゃね、あはは⋯⋯」
何かを誤魔化すように愛想笑いするティナ。俺はこの愛想笑いに覚えがある。
「その愛想笑い⋯⋯最後に嘘吐くなんてずるいんじゃないか? 正直に言ってくれ」
「凪緒にはすぐバレちゃうな⋯⋯そんな風に言われたら、ウチも我慢出来なくなっちゃうよ」
そう言うと、急に距離を詰めてくる。
「ど、どうした!? 急に」
「実はね、ウチ⋯⋯凪緒が好き⋯⋯!」
突然の告白──。と同時に両腕で強く抱きしめられた。
少し戸惑うが、力強い抱擁からティナの想いが嘘偽りのない本心だというのが伝わってくる。
なら俺も全力で応えなければならない。
優しく抱き返し、そのまま抱き合い続ける。
どれくらい抱き合っていただろうか⋯⋯。暫くしてティナが口を開く。
「凪緒⋯⋯このままウチの最後のわがまま、聞いてくれる?」
「ああ、いいぞ。最後だ、なんでも聞いてやる」
「ウチ、凪緒とエッチしたい⋯⋯。ダメ、かな⋯⋯?」
若干顔を赤らめて恥ずかしそうに聞いてくる。お互いの気持ちを確かめてからだとそんな姿が最高に可愛くみえてしまう。
「俺も同じ気持ちだ、好きにしろ」
「ありがと、凪緒⋯⋯んちゅ⋯⋯はぁ⋯⋯」
優しい口付け。こうなってしまった以上お互いの気持ちは止まるはずもなく、次第にいやらしいものへと変わっていく。
「ちゅぱぁ⋯⋯んっ⋯⋯! ちゅっ⋯⋯ちゅむっ、ん⋯⋯れるぅ⋯⋯」
俺の唇を貪るように、ただ欲望に忠実に接吻を繰り返す。
俺も応えるように舌を入れるとティナの舌は待ちわびていたのか、たちまち舌同士の濃厚なキスに変貌した。
「んちゅう⋯⋯っぱぁ、んっ⋯⋯れるれろぅ⋯⋯れるれうぅ」
お互いに熱く求め合うように舌と舌を重ね、絡み合わせる。
ティナの舌は蕩けてしまいそうな程温かく、俺はディープキスじゃもう我慢出来そうになかった。
「悪い、もう耐えられそうにない」
ベルトを外しながらティナをゆっくりとベッドに押し倒す。
「もう⋯⋯! これはウチのわがままって言ったでしょ? 凪緒はじっとしてて」
ティナは俺の腕を優しく振りほどいたかと思うと、逆に俺を押し倒してくる。
そのまま脱ぎかけだったズボンとパンツを脱がされ、窮屈そうにしていたペニスが勢いよく飛び出した。
「相変わらず凪緒のおちんちんおっきい⋯⋯しかももうこんなにガチガチ⋯⋯」
そう言うとティナは下着に手をかけ、誘惑するように見せつけながらゆっくり脱いで俺に跨ってみせた。
「この格好、ウチにおちんちん生えちゃったみたい⋯⋯」
ティナの言う通り、この体勢はお互いの性器が触れてしまいそうな程近い。故にペニスがつい反応してしまう。
「期待しちゃった? でも、まだ挿入れてあげない♡ 代わりにこれでシコシコしてあげる♡」
ティナは悪戯に笑うと先程脱いだ下着をペニスに覆い被せた。ペニスはいとも容易く、ティナの恐らく勝負下着であろうエッチな下着に包まれた。
ティナの愛液でじんわり湿り気を帯びたクロッチ部分がちょうど良く亀頭に当たり、先程まで履いていた温もりが亀頭を通じて全身に伝わってくる。
「凪緒ってばもう気持ちよさそう⋯⋯でも、こんな風に擦ったらもっと気持ちぃよ?」
クロッチ部分で撫でるように亀頭を擦られる。湿っているのが潤滑油となり、いきなりからそこそこの刺激でたじたじにされる。
「全身ひくつかせてかわいい⋯⋯一番最初もこんな風に手でシコシコーってしてあげたよね。今日は大サービスでウチのパンツ越しだけど」
懐かしい話をしているが、手は休むことなくペニスを扱き続ける。
一定の強さと速度で擦られ、もう射精はかなり近かった。
「息荒くして、イきそうなの? 今日はあの時みたいに我慢せず、思いっきり射精していいからね♡」
そうか、あの時と違って思い切り射精していいのか⋯⋯。
そう思うと精液が一気に駆け上がってくるのを感じる。
そんな俺を察してか、ティナはストロークを速めて射精を促してくる。
それから間もなくして俺は射精した。
ティナはペニスを下着で押さえ、精液を漏らすことなく全て受け止めきる。
「すっごい量⋯⋯ほら、こんなにパンパンで溢れちゃってる」
これだけ射精した後にも関わらず、勃ち尽くすペニスに下着から溢れ出た精液が彩りを添えている。
自分の精液というのが少々複雑な気持ちだが、悪くはない。
「精液塗れなのにまだ全然元気だねぇ⋯⋯おまんこ待ちきれないって感じじゃん。しょうがないなぁ、んしょ⋯⋯」
ティナは身体を少し手前に動かし、マンコにペニスをあてがった。遂に念願の性器同士が密着したかに思えた。
「お待ちかねのおまんこですよ〜。なーんて、パンツ越しだけどね〜」
「ぐっ⋯⋯」
そう、ティナはペニスに下着を被せたままマンコにあてがったのだ。
近くて遠い、届きそうで届かない。さっきまであんなに魅力的だったエッチな下着がこれ程憎く思えるとは想像もしなかった。
悔しそうにする俺と同様にペニスもひくつかせて抵抗しているようだった。
「そ、そんな⋯⋯器用におちんちん動かしちゃっ⋯⋯あっ、はぁん⋯⋯っ!」
下着越しでほとんど刺激がないに等しいはずなのに喘ぎ声を漏らすティナ。
こいつも結構興奮して、出来上がってるみたいだな。
「う、ウチが擦るのっ! こんな風に⋯⋯ひゃあんっ⋯⋯!」
ペースを乱されたからか、若干取り乱し気味にペニスをマンコに擦り付けた。
すっかり勃起しきったクリトリスが裏筋に当たって気持ちが良い。
「はぁ⋯⋯っん! あっ⋯⋯やっ、これ⋯⋯気持ちぃ⋯⋯あんっ⋯⋯!」
ティナも気持ち良いのか先程よりも甘い声を上げよがって快感を露にする。
だが、俺のペニスは下着越しじゃ物足りないのか、もどかしそうに熱く強く脈打ち、マンコを求めていた。
「な、凪緒のおちんちんすっごく熱いっ⋯⋯! もうこんなの要らないね」
そう言ってペニスから下着をひっぺがし、精液塗れのペニスをマンコに強くあてがった。
膣口がペニスに強く吸いついて離さない。これだけで全て搾り取られてしまいそうだ。
精液と愛液が混ざり合った性器同士はヌルヌルになり、擦る度にいやらしい水音が響き渡る。
「や、やぁあん⋯⋯! クリ、気持ちくて⋯⋯擦るの止まらなぁい⋯⋯ああぁんっ⋯⋯!」
ティナは亀頭でクリトリスを抉るように何度も擦りながら、全身を震わせ軽く絶頂した。
マンコからは愛液をだらしなく溢れさせ、俺の太腿を伝ってベッドに滴り落ちた。
「はぁ、はぁ⋯⋯ウチもう我慢出来ない⋯⋯っ! 凪緒のおちんちん欲しい⋯⋯♡」
優しくペニスを握ると、そのままマンコの中へ入れていく。
「おちんちん入ってきちゃああぁん、んっ⋯⋯!」
軽くイった後のティナのマンコは蕩けきっており、ペニスを優しくもてなした。
「うおっ⋯⋯これは、凄い⋯⋯!!」
「ドクドクって激しく脈打って、おちんちん待ち侘びてたんだね、おまんこのこと♡」
ゆっくり腰を上下に打ちつけ、扱き上げられる。
「はぁ、んっ⋯⋯凪緒気持ち良い?」
「ああ、最高だ。めちゃくちゃ気持ち良い」
「良かった♡ ちょっとだけ激しくするね」
そう言って後ろに手をつき体勢を低くしたティナは腰を打ちつけるスピードを速めた。
スピードに比例して膣内が激しく蠕動し、ペニスを責め立てられる。
「んぅ⋯⋯っ、はぁ⋯⋯もうイっちゃいそう⋯⋯」
「俺もかなりヤバそうだ⋯⋯」
「このまま一緒にイこ⋯⋯? ティナの奥にたくさん射精して⋯⋯♡」
ティナを俺の両手を握り、支えにして最後の動きに入った。
絶頂を求めて顔を上気させ一心不乱に俺の上で腰を振るティナは最高にエロい。
「お、おちんちんビクビク震えてるの伝わってくるぅ⋯⋯んあぁっ⋯⋯射精して♡ このまま膣内に⋯⋯ウチに凪緒の証、刻んで⋯⋯!」
射精感が込み上げてくるのを感じる。
膣内もそれを感じとってか、ペニスを射精させようと蠢き、締め付け離さない
「言われなくても分かってる⋯⋯! い、イくぞ、ティナ!」
「う、ウチも、もうぅ⋯⋯イっちゃうぅん⋯⋯やぁ、っ⋯⋯! あっ、あっ⋯⋯ああぁんんっ⋯⋯!!」
ペニスを強く子宮口に打ちつけられ、密着したまま射精した。
「しゅごい勢い⋯⋯に、二回目とは思えない⋯⋯」
絶頂を迎え、疲れきった様子でこちらに身を委ねてくる。
俺はそのまま両手で抱き締めてやる。
「んちゅぅ⋯⋯!」
お互いが絶頂を迎えた後に繋がったまま抱き締め合いながらするキスは最高だった。
「こんなに激しくした後に言うのもアレだけど、改めてありがとね⋯⋯」
少し照れくさそうに⋯⋯そして寂しそうに感謝の言葉を述べるティナ。
「ウチ達を喚んだのが凪緒で良かったよ」
「俺も偶然だったけど二人を召喚出来て良かった。童貞卒業出来て、こうしてエッチなことさせてくれたしな」
「あははっ! 何それ、最後に言うこと? まぁ、凪緒らしいけど」
ティナが無邪気に笑う。
やっぱりこいつは笑顔が最高に可愛いな。この笑顔がもう見られないのは少し寂しいが、仕方ない。
今のうちに思う存分眼に焼き付けておくことにする。
「そんなに見つめてどうしたの?」
「可愛いなって思ってさ」
「最後に嬉しいこと言ってくれんじゃん」
こうして俺達は抱き合いながら最後のピロートークに花を咲かせ、残された時間を過ごした。