「ふわぁ⋯⋯いつの間にか寝ちまった」
「凪緒さん、やっと起きました!」
「ルー⋯⋯そうか、そうだよな⋯⋯」
「ルーですよ。どうしたんですか? 当たり前なこと言って」
ルーの言葉でティナがもう居なくなってしまったことを実感させられる。
「あ、もしかしてティナちゃんのこと気にして⋯⋯」
あまりに俺が寂しそうな表情を浮かべていたからか、ルーに全て悟られてしまう。
「すまん、あんまり引きずりたくはなかったんだが、難しくてな、はは⋯⋯」
愛想笑いして少しでも気にしてないように見せる。
「そんな風に笑ってたら、寂しいのバレバレですよ?」
簡単に見透かされてしまった。
「居なくなっちまったの昨日なんだぞ、すぐに忘れられるかって⋯⋯」
「そうですよね⋯⋯」
抱きしめられ、胸を顔に押しつけられた。
前までのルーからじゃ絶対出ないであろう行動に少し驚く。
「忘れられないのは私も一緒です。だって、立派な色欲の魔王ルーティナになれたのはティナちゃんのお陰なんですから。だからこそ、私が頑張って凪緒さんを慰めます! 今はそれしか出来ないから⋯⋯」
そんな優しい言葉に少し涙を流した俺はそれがバレないようにルーの服を握りしめ、もっと深く胸に顔を埋めた。
「あらあら、甘えんぼさんですか? よしよし⋯⋯」
頭を軽く二、三回撫でられる。母性を感じさせるその仕草に俺はついつい身を委ねてしまう。
これがバブみというやつか⋯⋯悪くはない。もう少しだけこのままでいよう。
「しょうがないボクちゃんですね、んしょ⋯⋯」
ルーもすっかりその気になって俺の頭を胸から離すと、自らの膝の上へそっと移動させた。
ルーの膝上は程よい柔らかさで俺の頭を受け止める。
これが俗にいう膝枕⋯⋯。初めてされたはずなのに何故だか妙に落ち着いてしまう。恐るべし膝枕。
豊満な乳房の間から覗くルーの顔は少しだけ赤く、気恥しさを露わにしていた。
そんなルーを見て、俺もなんだか恥ずかしくなってくる。
「勢いでやっちゃいましたけど、これ⋯⋯ちょっと恥ずかしいです⋯⋯」
笑って誤魔化そうとしてるが、その笑みははにかみ気味で隠せていない。
「覚性して積極的になっても恥ずかしがり屋なのは変わらないんだな」
俺は自分の恥ずかしさは悟られないよう話をすり替える。
「凪緒さんも恥ずかしいんじゃないですか、隠し方が下手すぎます」
クスッと笑いながら頬を突っつかれ更に恥ずかしさが増す。
「⋯⋯」
「⋯⋯」
恥ずかしさからお互い何も話せなくなる。
沈黙の中、体温が上がり、心臓が激しく鼓動する。
ルーも同じようにかなり激しく鼓動を刻んでいた。
静かな部屋の中、お互いの鼓動の音だけが聞こえる。
こうなるとつい意識してしまい、いやらしい気持ちになってくる。
「凪緒さん、もしかして、エッチな気分になっちゃいましたか⋯⋯?」
急に口を開いたかと思えば、俺の気持ちを代弁したかのような質問。
「そ、そんな訳⋯⋯ははっ」
完全に図星を突かれた俺は不自然な風にしか返すことが出来なかった。
「隠さなくても大丈夫ですよ。私だってこんなにドキドキしてます⋯⋯」
俺の頭を胸にそっとあてがい鼓動を聞かせてくる。
先程よりもはっきり聞こえてくる鼓動は早鐘を撞き高鳴っていた。
「むしろエッチは歓迎ですよ? なんてったって色欲の魔王ですから!」
ドヤ顔気味で自信満々に言ってみせる。
そうか、遠慮することなんて無かったな。あまりに魅力的で普通の女の子扱いしてしまっていた。
そう思うと、ギリギリで堰き止められていた性欲が解放され、途端に興奮してきた。
生唾を飲み込み、覚悟を決めて目の前のたわわな乳房に服の上からがっついた。
「そうこなくっちゃ、です!」
ベルトを器用に外され、そのままズボンとパンツを脱がされる。
準備万端と言わんばかりに勃起したペニスが姿を現す。
「凪緒さんの逞しいおちんちん⋯⋯! 私も興奮してきちゃいましたぁ⋯⋯」
興奮を隠しきれないルーは胸の服に手をかけ、一気に上にひっぺがした。
と、同時に乳房がぷるんっと大きく揺れながら、まろび出る。
太ももと生おっぱいに顔を挟まれ、多幸感に満ち溢れる。
ずっとこのままでも良いくらいだが、それは勿体なさすぎる。
俺は容赦なく乳房にむしゃぶりつき、おっぱいを堪能する。
「っや、あぁ⋯⋯っ! ボクちゃんおっぱい吸うの上手でちゅね〜、よしよし⋯⋯!」
ペニスを軽く手のひらで撫でられる。
少しこそばゆいが気持ち良い。
次第に手の形を変え、ゆっくり上下に動かし始めた。
夢にまで見た授乳手コキにむしゃぶりつく口が止まらない。
ペニスも嬉しそうにカウパーを分泌する。
「はぁ⋯⋯あっ、んぅ⋯⋯っ! おちんちんシコシコってされて気持ち良さそうでちゅね〜」
カウパーをペニス全体に塗りたくられ、ストロークが段々激しくなっていく。
次第に俺も乳房ではなく、乳首へ愛撫の対象を変えて責め続ける。
舌を乳首の上で優しく転がす度に、甘い声を漏らし悶える。
「やぁ⋯⋯ぼ、ボクちゃん⋯⋯はぁ、あん、んぅ⋯⋯っ! 乳首はめっ、なのぉ⋯⋯」
少しずついやらしさを増す嬌声にはもうほとんど恥じらいは残っていなかった。
にも関わらず、ペニスを扱く動きだけは疎かにすることなく続けられていた。
そのお陰でもう射精がかなり近い。
俺は負けじと乳首を思いっきり吸ってみたり、甘噛みしてみたりと手加減無しにやりたい放題してみせる。
「ボクちゃん⋯⋯! それ以上されたらママ、はぁあん⋯⋯っ! あん、あっ、イっちゃ⋯⋯! うぅ⋯⋯っ」
「ルー! 俺もイきそうだ⋯⋯!」
「イ、イくならママと一緒に⋯⋯あっ、あっ⋯⋯はぁんっ⋯⋯!」
「そのつもりだ」
ルーは絶え絶えになりながらも確実に射精させようと扱く手を速めた。
俺も同じく、乳首をこれでもかと責め立てる。
「あっあっ⋯⋯! や、やっ⋯⋯ん! も、もう⋯⋯きちゃうぅっ!」
そして遂にお互いの絶頂が重なる。
「いっ、いっ⋯⋯! イっちゃっ⋯⋯うぅん⋯⋯っ! やぁ、あっ⋯⋯ああああぁんんっ⋯⋯!」
「射精るっ⋯⋯!」
絶頂を迎えたルーは全身を震わせ快感を露わにする。
俺のペニスもビクビクと震え、ルーの手に精を吐き尽くす。
「ママらのに、ボクちゃんにおっぱいだけで、はぁ⋯⋯イかされちゃいましたぁ⋯⋯」
俺は身体を起こすと、恍惚な表情を浮かべるルーを後ろから抱きしめた。
「このまま最後までしていいか?」
耳元で囁き、問いかける。
「はい、もちろん⋯⋯ですっ⋯⋯! 私ももう待ちきれません」