~~~4日前~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「クッソ、クソ、あのヘボ隊長めっ!」
「でも、証拠も何も、近隣住民からも何も聞けなかったですし……どうしましょうか」
翌日、イリーナとケイトは街中をあの納屋に向かって歩いている。昨日のことを思い出してか走ることはせずに歩く足取りも重い。
「調査するしかない。命令だしな」
「でも、昨日と同じようなことがあったら……」
結局あの後、周りの農家に聞き込みをしたがオークを見た、異常があったという話は聞けなかった。一度、攫われたはずの娘を見つけて問いただしたが不思議な顔をされて終わりだ。
そんな、状態で警邏隊の隊長に報告しても信じてもらえるわけもなく、教会での検診を提案されてしまうところだった。言い合いになった挙句に再調査することになってしまい、イリーナは頭を抱えながらあぜ道を歩く。
「うう、いっそのこと全部夢だったらいいのに」
「……まったくだ。だが、警邏隊としてオークを見過ごすわけにもいかん。今度は、装備も整えてきた。伏兵ともども全部なぎはらってやる」
「ええー お二人とも最後あたりは楽しんでたと聞きましたよ。オークチンポ気持ちよかったでしょ?」
3人目の言葉で二人はハッと後ろを振り返る。振り返ろうとした。
「はい、2匹のメスブタ候補、ご案内っですね」
「なっ!?」「ひぎっ!?」
紫の細い光、電撃魔法と気づいた時には体の力がぬけ視界が真っ白になってしまい二人の意識は途切れた。
「んはぁっ、ひぁっ、オークチンポ! もっと、いっぱいくだしゃい!!」
「あ、あ♡ わたしもっ、わたしも昨日からこのチンポのことしか考えりゃれなくてぇ! んひぃっ! おなか喜んでる! オークさんのオチンポ入れてもらて私のメス穴よろこんでるぅう!!」
周りを憚ることのない、むしろ聞いてもらいたいぐらいの大声の中、イリーナは意識を取り戻す。
「っく、あ……」
「あ、ちょうどいいところで起きましたね」
昨日と同じ場所、昨日と同じように柵に押さえつけられていると気づき、押さえつけてるであろうオークを振り返る。
「なっ……メスのオーク!? な、なんで、股間にそんなもの……」
イリーナは昨日と同じように2mはあるオークに押さえつけられてると思ったが、予想に反してそこには小柄などう見ても女性の体つきをしたオークがいきり立つ男性器を突き付けて立っていた。
肌の色は昨日のオークと同じ色で親子か何かだろうか、しかし、メスのオークというものは報告にも冒険者の話にも聞いたことはなく、凶悪な男性器は昨日のことを思い出させてイリーナを混乱させる。
「離せ!? っく、小柄なのになんて力!??」
「あは、伍長さんの言った通り生きのいいメスです。ああ、ふたなりチンポ興奮でガチガチになってます。ふふふ、いっぱいいっぱい楽しませてくださいね」
何もわからずに挿入されるメスオークのチンポ。信じられないぐらいすんなりと、じゅぶっと大きな水音を立てて一気に奥まで突き入れられてイリーナはのけぞってしまう。
「んぁああ!? あひ!? うそ、私また、んぁっ!? オークに!??」
隣には昨日と同じようにケイトがいて別のオークに犯されている。
「ああ♡ 貴様ら何が目的なんだ!?」
鎧ははぎとられてバックで犯されている姿はで威厳も威嚇もないが、気を張ってないと快楽で心が折れてしまいそうだった。
「ええ、昨日聞かなかったんです?」
「あー、伍長さんがオークらしく犯すのが目的って話してましねー」
「っく、何が目的でも……この街には騎士団もっ、聖女様も、おられるっ」
イリーナの言葉を聞いたオーク達はぴたりと固まる。一呼吸おいて全員。その場にいるオーク全員が大声で笑いだした。
「あははは、騎士団っ、そうですね騎士団も教会の聖女様もおられるですね」
「何がおかしい!?」
オーク達はイリーナに答えを渡す気はないようで楽しそうに気持ちよさそうに腰を振り続ける。
「ひぁっ、くぁ、たえ、耐えないと。私はこの街をまも、るんだっ……」
これだけされているのに、昨日よりオークに対しての嫌悪感が薄れているとイリーナは否が応でも感じている。人の言葉をしゃべるせいではなく、もっと乱暴に好意、快楽を直接頭に書き込まれるような恐怖がどんどん積み重なっていく。
日はまだ真上にも上っていなく今日の惨状は始まったばかりだった……