チート級の実力を持った少年が欲望の赴くまま好き勝手に暴れまくってハーレムを築いたりする話 作:ウル・ウルス
「母さんが死んで今日で84日。母さんの魂は冥界に完全に馴染んだわけか……」
母親の死を口にするにはあまりにも軽い口調でラマ・ミスラス・アルトは呟く。
別に母親の事を嫌っていた訳でも、不仲だったわけでもない。
むしろアルトは親孝行をしていたと自負している。
なぜなら、この84日間、
元々アルトは病弱な母の事を気にかけて大きな問題は起こさないようにしていた。
それでも、機嫌が悪いときに喧嘩吹っ掛けてきた街のチンピラのボスを3ヶ月間、生死の境を彷徨わせたり。それにキレて報復に来た構成員達の体の一部を2度と使えないようにしたりと、
しかし、今回は本当になんの問題も起こしていない。
「母さんの供養も終わったし、なにすっかな~」
観測できているだけでも約36億年。
これだけの時間をかけても世界の果てを見た者はおらず、それどころか、まだ手付かずの未知なる領域を残しているこの世界アンダードグズ。
世界を脅かす魔王や、世界の神秘、未曾有の大災害、危険なモンスター、未知への冒険、到底知り尽くせない膨大な知識。
これだけ魅力的なものを前にしてアルトは退屈と断ずる。
この世界はアルトにとっては狭すぎる。
「暇潰しもないしな~ここら辺の国でも滅ぼすか」
アルトは前々からこの辺りの
自分の回りにウジ虫のいない静かな環境で暮らしたいと。
「いや、それならどっかの魔王の根城でも奪うか」
配下を持たない"
思い立ったが吉日とアルトは近くの孤高の魔王の城へ空間転移をしようとするが、当たりが一瞬で見たことの無い空間へ切り替わる。
見渡す限り白一色で、地面があるのかどうかすら分からな空間だ。
「なんだここ?」
訳の分からない場所へ来たというのに、アルトは一切動じていなかった。
むしろ、初めての経験に興奮しているくらいだ。
「ここは神の住まう場所じゃよ」
面白そうに辺りを歩き回るアルトの前に一人の幼女が現れる。
かなり幼い印象しか受けないはずの顔立ちなのに、何故か物凄い重圧を感じた。
「神の住まう場所?つまりここは神界とかそう言った類いの場所で、お前は神様の一人ってことか」
「正確には神は妾だけじゃがな」
相手が神だと言うのに、アルトは特に臆した様子もなく話しかける。
対して神も気にせず受け答えをする。
「それで、何で俺が神様の寝床に来てんだ?」
「それは妾がお主を呼んだからじゃ。お主は
「それで、俺を神様にでもするのか?」
「まさか!下界で大人しく過ごすなら良いが、このまま好き勝手するつもりなら―――お主を消滅させると警告しておこうと思ってな」
おどけて聞いたら、物騒な返しが返ってきた。
同時にアルトは神相手に面白い奴だな~と感心する。
アンダードグズにも神と呼ばれる存在は出現する。
しかし、そんなもの大したものではない。
アルトがちょっと手を出せば簡単には消し飛ぶ存在だ。
目の前の神がアンダードグズの神より強いとしても、大したものではないだろう。
「良いことを教えてやろうか?神ごときが俺に指図するな」
「そうか―――なら消滅せよ」
幼女神が手を翳すと、アルトの回りが極光に包まれる。
「うっぷ!気持ち悪りぃ」
アルトは初めて感じる不快感と嘔吐感を噛み殺しながら、光の柱から無理やり脱出する。
「バカな!?なぜ消滅せんのじゃ!」
幼女神はあり得ないものを見たような表情で固まっている。
「知るか。お前の力が弱いだけだろ」
「なっ!?ぐふぅ!」
とりあえずムカついたので、幼女の顔面に向かって回し蹴りを見舞う。
幼女神は何とか蹴りを防いだものの、数十メートルも吹き飛ぶ。
「ほらほら、どうしたら俺を消滅させるんだろ!」
アルトは唾を飛ばし、狂気とも取れるほど口元を歪ませて、幼女神に追撃を加える。
「調子に乗るな小僧!」
激高した幼女神の掌低がアルトのこめかみを強打する。
アルトの体が揺らぎ、崩れ落ちる。
目の焦点は合っておらず、意識を刈り取られている。
幼女神はアルトに止めを刺そうと拳を振り上げる。
だが、アルトの体は意識の無いままカウンターを繰り出す。
「あぎっ、ああああああああああああああああああああぁぁぁあああぁぁあっっ!!」
振り下ろした腕に両手を蛇のように絡め付けられ、へし折られた幼女神は悲鳴を上げた。
神といえど、腕を粉々に砕かれる痛みは感じるようだ。
「ぎっ、あっ、やめっ」
涙を流しながら蹲る幼女神を容赦なく蹴り付ける。
幼女神はあちこちから血を流し、アルトの攻撃から身を守ろうと体を丸める。
「う、うわああああああああああああああああああああああああああ!」
幼女神は自棄糞気味に魔法を放ってくる。
ボンッ!
とアルトの体内で爆発音が響く。
「グハッ!!」
内側に火山が噴火したレベルの爆発を食らわされて、アルトは堪らず吐血して膝をつく。
そして、顔面に膝蹴りを食らい仰向けに倒れ込む。
「あああああああああああああ!!」
幼女神は馬乗りになりアルトを滅多打ちにする。
顔面をボコボコに殴られ、内蔵は完全に吹き飛んでいるアルトはぐったりとしながらも、致命傷になる攻撃を辛うじて躱す。
そして、大振りの攻撃が繰り出された瞬間に幼女神の顔面に頭突きを食らわせ、吹き飛ばす。
「ハ、ハハハハハハハハハハハハハ!!!」
「うぐぅぅぅぅぅう!!」
アルトは初めて体験する激痛を嬉々として楽しみ、むしろ向かっていく。
一方、幼女神は初めての苦痛に怯え、逃げ腰になっている。
そんな二人の心持ちが勝負の優劣に現れ、幼女神は次第に追い詰められていく。
「どうした!焦ってるみたいじゃないか」
「だ、黙れ!」
アルトが挑発すると、幼女神は叫び返してくるが、その顔には明らかに焦燥の色が出ていた。
攻撃が大振りになり、空振りも多くなっている。
逆にアルトの攻撃は的確に急所に命中している。
「うぐぅ!」
アルトの放ったローキックが鳩尾に決まり、幼女神はくの字になり、ヨロヨロと後ろに下がる。
「ごふっ!」
その隙を逃さず、アルトは肘打ちを加える。
「ぶふっ!」
蹲る幼女神に対して容赦なく鼻っ柱を蹴り付け、打ち上げられたところに全力の右フックをこめかみに見舞う。
それを食らった幼女神は大きく吹っ飛び、動かなくなる。
「ああぁぁぁぁぁ~疲れた~」
幼女神が完全に意識を失っていることを確認したアルトは大の字になって倒れる。
アルトにしてみれば、ここまで本気で戦ったのは初めての経験だ。
アドレナリンも切れ、全身が悲鳴を上げるが、アルトは目の前に倒れ伏せる生意気な娘をどうするか考えていた。
ここまでの事をしてくれたのだから、無罪放免と言うわけにも行かないだろう。
「取り敢えず、犯しておくか」
割りと好みの顔つきをしていたので、アルトは幼女神が女であることを利用した辱しめを加えることにした。