本当に魅力的だ、だから分かってほしい 作:ああああ
人里に住んでいて良かった、と思うことはいくつかある。そして、その思いが一番強くなるのはおそらくこれだろう。
「はい、今回の人形劇はおしまい。楽しかった人~?」
沢山の小さい手が挙がる。もちろん僕も手を挙げる。
「うふふ、良かった~」
アリスさんが本当に嬉しそうに微笑む。その笑顔を見ると、胸が高鳴る。
―僕はアリスさんが大好きだ。初めて会ったときには綺麗な人だな、ぐらいにしか思ってなかったのに、今は考えるだけで心臓が早くなってしまう。
いつ頃からだったかは覚えていないけど、そんなふうになってしまった。
子供が散っていき、後に残ったのは僕とアリスさん、それと浮いている人形さんだけだ。
「いつも来てくれてありがとね。君ぐらいの子になると、あんまり面白くないかもしれないけど...」
「いえ、とっても面白いです!」
「ふふ、ありがとう」
そう言って頭を撫でてくれた。僕はこの日のことを一生忘れないだろう。
アリスさんがいなくなっても、僕は少しの間そこに留まっていた。すると、何か落ちているのに気付く。
拾うと、それはハンカチだった。真っ白で、レースが付いていて可愛らしい。
「アリスさんのだ...」
届けるために、アリスさんを追った。
「ありがとうねぇ。助かったわ」
お礼としてお菓子をもらうことになった。アリスさんの家の中でお茶が沸くのを待つ。やかんから音が鳴り、水蒸気があがる。アリスさんが火を止めに行った。
「......」
のんびりとやかんまで向かうアリスさんの脚を見つめる。ブーツの上から黒い靴下が出ていた。
「はい、おまたせ。ってどうしたの?」
声を掛けられ、びくっとしてしまう。僕の前に、紅茶とお菓子が置かれる。
「い、いえ。いただきます」
とってもおいしくて、すぐに食べ終わってしまった。
ソファの背もたれに体を倒し、目の前にいるアリスさんをちらっと見る。
―僕は今、アリスさんのお家に来ているのだ。
そのことを実感する。そしていったん意識してしまうと、そのことで頭が一杯になってしまった。
「ねぇ」
「はっ、はい!」
「ふふ、いい返事。何考えてたの?」
「えっ、えぇっと...」
アリスさんのことを考えてた、なんて言えない。いや、いっそここで...
そんなこと出来ない、と頭の中で否定する。返事をする前に、アリスさんが立ち上がる。そして、僕の横に座った。
「あ、アリスさん...?」
「なにか、私に言いたいことがあるんじゃない?」
アリスさんが僕の目を覗き込んで言う。もしかしてアリスさんは、僕が好きなことを...
「好き、です...」
僕は、自分の気持ちを素直に口に出した。言おうと思わなかったのに、体が勝手に言ってしまった。アリスさんが微笑む。
「ようやく言ってくれたね」
そして、アリスさんは唇を重ねてきた。
ただのキスじゃなかった。入ってきた舌が、口内と脳を犯してくる。
「ん、んん...」
僕の中の空気が、アリスさんの中にあった空気と入れ替わる。そして、僕の唾液がアリスさんの喉を通る。
「ぷあっ。ふふっ...」
唇が離れる。アリスさんは、すごくえっちな顔をしていた。
「ふふ、勃っちゃった」
アリスさんが大きくなったモノを見て言う。そして、僕の肩にまわされていた右手が、下着の中に入っていく。
「くっ、うぅっ」
アリスさんの白くて細い指が絡みついてくる。ちょっとひんやりしていて、僕のモノから熱が奪われていくようだった。
「熱いわね...」
ぎゅっ、と握る力が強くなる。そして弱まり、また強く握られる。
「あっ、あぁ...」
リズミカルに揉みこまれ、声を出してしまう。すると、口を塞ぐようにまた唇を重ねてきた。恍惚に浸っていると、服の上から左の乳首が触られる。目だけを動かして見てみると、人形が無感情に僕の左乳首を弄っていた。
「んんん...」
もう達しそうなことを悟ったのか、アリスさんの手の動きが止まる。
「このままだと、下着が汚れちゃう」
そう言って僕の下半身を裸にした。すでに亀頭は膨らんでいる。
「ほら、横になって楽にして...」
ソファに寝転がる。モノを晒しているようで恥ずかしい。
「ん...」
アリスさんが涎を垂らす。我慢汁と唾で、ぬるぬるになってしまった。
「いつでもイっていいから...」
そして再度触ってきた。上から右手で覆うようにモノが持たれる。右の掌で亀頭を揉みこまれ、指でカリを引っかいてくる。左手はリズミカルに竿を握っていた。相変わらず人形は乳首を弄り続けている。
「もっ、もう...」
限界を告げる。動きが激しくなる。
「いいよ、イって♥️」
「あっ、ああぁ...」
我慢を放棄し、快楽に身を任せる。射精中も亀頭を揉まれ、足ががくがくと震えた。
「ふふっ、いっぱい出たね」
どろりと右手に絡みついた精液を舐めとるアリスさん。あまりにもいやらしかった。
「これからよろしくお願いいたします、彼氏さん♥️」
「うっ、うん!」
僕が考えていた"恋人の関係"とは違ったが、どうでもいいことだった。
なんとも、って感じですね。えっちぃ文章を書くのは初めてだから、大目に見てほしい。