※この作品はR-18です。

本当に魅力的だ、だから分かってほしい   作:ああああ

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妖怪:2

「綺麗な月だね」

私のとなりで盃を傾けている奴が言う。

「...聞かなかったことにした方がいいかい?」

「僕としては違う返事が聞きたかったな」

鬼にあの言葉を言わせようというのか。なんとも妙というか、皮肉というか。

「...このまま死んでもいいね」

あいつの想いを受け取る。こいつの満足そうな顔を見てなんとなく癪だが、決して悪い気分ではなかった。

 

「...はぁ」

「おや、あんたが溜息をつくなんてね」

耳ざとく私の溜息を聞き、勇儀が言う。

「なんかあったのかい?」

「...なにも」

「つき慣れない嘘を言ったら舌を噛むよ。いいから言ってみな」

「...」

私は人間と付き合い始めたことを言った。と言っても、昨日からなのだけれど。

「おお、そりゃめでたい。ていうか、会って最初に言うべきことじゃないかい?」

「落ち着いたら言おうと思ってたんだよ」

「で、なんで溜息なんてつくのさ」

「...いろいろ思うところあってね」

「そうかい」

それでその話題は終わりになった。

私が悩んでいたことは、いつか来る終わりのことだった。間違いなく、私は彼の死を看取ることになるだろう。

そのときの悲しみがどれほどのものか、考えたくもない。

彼を妖怪にする、という考えが頭に浮かぶ。馬鹿な考えだ、と切り捨てることが出来ない。それどころか、日に日にその考えへの憧れが強くなる。

 

「あんまり興味が無いかなぁ」

妖怪になり長い時を生きる、という考えを彼は拒絶した。

「僕は人間だから、そんなに長い時間は要らないんだ」

それに、と付け加える。

「永遠に変わらないなんて、燃えないゴミと一緒じゃないか」

蓬莱人でさえ変わっていくのに、と。

その言葉を聞いて、私は決めた。彼との時間を忘れないようにしよう、と。

 

私たちは契ることにした。だが、まだ交わりはしない。

私の方が、まだ心の準備が出来てないから。

「んっ」

彼のモノを先っちょだけ口に入れる。

モノを唾液に泳がせ、唇をカリに引っ掛ける。舌でべろべろと、亀頭を縦横無尽に舐め回す。

「あっ、うっ!」

尿道口を舐めるたびに彼が声をあげる。口の端から出て行った唾液が、陰毛を濡らした。

「も、もう...」

イきそうになった彼を見て、刺激を弱める。

「もっと我慢しろ...」

ちゅるちゅる、と弱く吸いながら舌を回すように亀頭を舐める。

そして口から舌を出し、根元から裏筋まで舐め上げた。

それを繰り返し、モノはすっかりヌメヌメになってしまった。

「びくびくしてる...もうイく?」

「あぁっ、もう...!」

口の中で発射されている精液を飲みながら吸引する。

「じゅるじゅる...」

そして、尿道に一切の精液が残らないほどに吸い上げた。

「気持ちよかった?」

「うん...」

射精の疲労が残っているようだ。

「ちょっと休みな」

彼の頭を私の腿の上に乗せる。彼はすぐ眠ってしまった。

彼の髪を撫でながら、私は次の行為のことを考えていた。




鬼とえっちを結びつけるのは難しいなぁ
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