本当に魅力的だ、だから分かってほしい 作:ああああ
夜の人里近くを、列をなして行進する妖怪共がいるらしい。
そんな噂が流れ出すと、子供はこぞってそれを遊び道具にし始める。
そしてこの様な怖い話-外の世界では都市伝説か-となると、度胸試しとして扱われるのはもはや必然であり、そして大概グループの中で最も力を持たない者が被害を受けるのだ。
「うぅ、怖い...」
一人の少年が宵闇に触れ、その圧倒的な冷たさに身を竦める。
夜に自分の家から抜け出してきたこの少年は、此所に来る筈の仲間達を待っているのだが、一向に来る気配がない。
少年は何と無く知っていた。仲間達は来ないことを。
彼らは協同して、自分だけを此所に置いてけぼりにしているのだ。
そしてその目論見が確信に変わった今、少年は自分が此所に居ることに無性に腹が立った。
帰るべき家まで足を向けたその時、目の端に地を這う光があることに気づく。
「ん...?」
それはすぐ傍にある門を出た場所に居て、他の光と一緒に一つの方向に向かって動く。
「これ、もしかして...」
少年の予感は当たっている。その光こそ噂の元となった小さな付喪神であった。
そして少年は、恐れながらも光についていくことにした。
「はぁー...」
少年が目に映る光景に息を吐く。
そこでは茶碗や湯呑みが焚き火を囲み狸の囃子に合わせて踊っている。
もう少しだけ近くで見ようと一歩踏み出したとき、パキリと音が鳴る。
その音に気づいた妖怪共は、焚き火も消さずにあっという間に消えてしまった。
「まったく、餓鬼が...」
焚き火から声がする。それは瞬く間に人の形へと成っていき、此方を見据える。
「こんな夜に何をしておる」
「ひっ...」
怒気を孕んだその声に怯えてしまい、うまく答えることが出来ない。
「ん...?お主、人里で...」
マミゾウが少年を観察していると、不意に思い出した。その少年は人里で見かけたことがある。
見かけただけなのに顔まで覚えているのには理由があった。
この少年は人里の子供グループの中でからかわれていた。
その中身は子供であるが故に容赦がないものであり、少年が傷つきながらも笑っていることに気づく者など居なかった。
その事を知っている仲間の狸もまたこの少年を気にかけていた。
「...まぁ、そう怯えずともよい。此方へ来い」
だが、少年は縮こまって動こうとしない。もしくは動けないのか。
「ならば此方から行こうかの」
少年の目前まで飛んでいく。一瞬で目の前まで来た狸の頭領に、少年はとうとう泣き出してしまった。
「ごめんなさい、ごめんなさいぃ...」
顔を覆いながらうわ言のように謝り続ける少年に、マミゾウは手を伸ばす。
右手を頭の後ろまで回し、左手で背中を抑え、抱き寄せた。
「...辛かったのう」
少年は胸の合間に顔をうずめ、一度泣き止み、そしてまた泣き始めた。
泣き止むまで背中をぽんぽんと叩き、抱きしめる。
「落ち着いたか?」
「...うん」
「胸、気持ちいいか?」
「...うん」
「そうかそうか。素直な愛い子じゃて」
より強く抱きしめられ、少年もまた胸の香りを肺一杯に吸い込んだ。
「ほれ、子供らしく甘えてよいぞ。婆の胸じゃがの」
少年は柔らかさに脱力し、体を預ける。顔を沈みこませたそのままの姿勢で動かなくなってしまった。
「おうおう、元気があるのぅ」
「あ、ぅ...」
大きくなっていたモノが温かく濡れすぼったなにかに包まれた。
それは蜂蜜よりも胸の香りよりも甘く、心の中までを蕩けさせる。
「お主の一物、どうなってしまったか判るか?」
「わ、わかんない...」
「...なら、見てみよ」
マミゾウが自らの服を捲り上げると、二人の結合部が見えた。
少年は自分のモノがこの狸のヴァギナに包まれていることを知った。
「だ、駄目だよ、抜いてぇ...」
「ほう、抜いてほしいか」
尻尾が少年の腰に当たる。そして少年は後ろに退くことが出来なくなった。
「ほれ、腰を振ってやるぞ。喘いでみよ」
「ぐっ、ぐ...」
柔らかい肉が絡みつき、締めつける。ぬちゃりとした愛液と襞もまたモノを弄んだ。
少年は唇を噛み声を出さぬよう努める。
しかし快楽は少年の我慢など呑み込んでしまうかのように、刻一刻と増していく。我慢していた声も、情けなく漏れ出てしまった。
「はぁぁ...」
「ふぉっふぉ、夢心地か。恍惚のまま、出してしまうがいい」
緩やかだった締めつけが強くなり、快楽が理性を吹き飛ばす。
白濁液がヴァギナを満たしていく。
一滴も残さず出しきり、体に力がまるで入らない。
「情けない顔じゃのう、なぁおい?」
押し倒され、少年は顔を覗きこまれた。
唇が重ねられる。その感触に酔い、少年は恥もなく欲望を晒け出す。
「も、もっとしてぇ...」
「...よかろう。満足するまでしてやるわい」
マミゾウは少年の上で腰を上下に激しく動かす。
水音が混じった性交音が鳴り、そして絶頂の嬌声が響いた。
それからというもの、少年は依然としてグループの中で孤立し、からかわれる。
そして傷を癒してもらうためという名目で、狸と肌を重ねるのだった。
鈴奈庵だとマミゾウさん控え目ですよね。
でも神秘録の立ち絵けっこうありますよね。
結局どっちなんでしょうね。
僕は立ち絵重視ということで。