※この作品はR-18です。

自分で書いてみたシリーズ   作:両津

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なんと帝ちゃんがまたボクシングの親善試合に参加してしまった!
しかも相手はガメリカ人とほぼ同じ体格と力を持つエイリス人ボクサーだ!

果たして、帝ちゃんは勝てるのか?!

※この帝ちゃんはありとあらゆる格闘技の訓練と特別な訓練を入念に受けています。
※帝ちゃんの身長は166センチぐらいと推定しています。


帝ちゃんVSエイリス人ボクサー!

―日本帝国、特設ボクシングリング。

このボクシングリング上では日本帝国対エイリスのボクシングでの親善試合が行われようとしていた。

本来なら日本帝国のボクサーがこの試合に出場するはずだったのだが、以前勝てたことにより味を占めた国家元首の帝ちゃんが女官と柴神を無理矢理『これで終わりにしますから♪』という理由で説得してまたもや強引に参加したのである。

 

「では、日本帝国対エイリス帝国の親善試合を始めます!まず青コーナー、166センチ、日本帝国元首、帝ちゃん~!!」

 

アナウンスの紹介により白のグローブに赤のボクシングシューズを履き、白い三角ビキニを着用した帝が観客に向け拳を上げ、観客席に向かって手をふる。

 

短めの黒髪の下で観客席を見渡す瞳は清流の滝のように綺麗であり、この少女の穏やかな心と性格を表しているようだった。

また着用している白の三角ビキニとボクシングシューズは帝の少女らしい体を引き立たせている。

彼女の体と腕をよく凝視してみると、以前よりも更に猛トレーニングしたのか腹筋が男性までとはいかないが割れており、腕は以前ガメリカ人ボクサーと対戦したよりも少し太くなっていた。

しかし少女らしい胸とお尻はそのままであった。

 

「帝ちゃーん!俺だ!結婚してくれー!」

「負けないでください帝さまー!」

「帝さまなら絶対に勝てます!最後まで気を抜かないでください!」

 

帝ちゃんの愛くるしい三角ビキニ姿に対し観客は応援の声援を上げる。

観客からの声援に対し帝は笑顔で返す。

 

「続きまして、赤コーナー、183センチ。エイリス帝国、ミドル級ボクサー。リチャード~!」

帝と対面するコーナーには赤いグローブに同じくエイリスの国旗柄がプリントされたボクシングパンツを着用し、青のボクシングシューズを履いたリチャードが両手を上げる。

身長は帝よりも大きく、以前に対戦したガメリカ人ボクサーには劣るが183センチという大柄は観客に不安を抱かせるのには充分だった。

 

「お、おいいくらなんでもやばいんじゃないか?」

「なあに、帝さまなら絶対に奇跡を起こして勝つさ。」

「もし帝さまが負けたら大ブーイングしてやろうぜ」

 

アナウンスによる選手紹介がおわり二人はリング中央に向かい、レフェリーから試合の注意事項を聞くはずだったが、リチャードが試合前に

 

「エイリスの誇りにかけて数分でKOしてやる。」と挑発したが

「逆に数分でKOされるのは貴方かもしれませんよ?」と挑発し返された。

 

なんとか二人の間にレフェリーが割って入り、帝とリチャードの二人をコーナーへ返した。

二人がコーナーに帰された数十秒後に第1ラウンドのゴングが鳴った。

 

 

ゴングが鳴ると同時に二人はリング中央に飛び出し。両者ともお互いに顔面にパンチを放ち相打ちになる。

そこから、激しい殴り合いが始まった。帝の右ストレートがリチャードの顔面を捕らえると、すぐにリチャードの左ストレートが帝の顔面を捕らえた。

帝とリチャードのストレートが互いの顔にあたるたび、汗や唾液が飛ぶ。

「うっ!あうっ!!きゃ!?」

「うお!ぐう!!」

帝とリチャードの序盤の打ち合いは、

最初は互角の勝負だったが、体格で勝るリチャードが押し始めた。

「どうやら俺のパンチが効いているようだな?」

「っ!まだまだ!」

逆に帝が放つパンチは次々と交わされ。虚しく空を切るばかりであった

「そら!これで終わりだ!」

そして体格も力も帝より上なリチャードのパンチが遂に帝を捕らえた。

「きゃっ!?うあぁっ!!あうっ!」

帝の顎や頬、腹に次々と容赦の無い正確なストレートやジャブ、アッパーを叩き込んでいく。

的確なリチャードの攻撃に帝は反撃もままならない。

スクリーン上にはリチャードのパンチを受けてよろめいている帝の姿が映し出されている。

 

「これでフィニッシュだ!!」

「いやあああああんっ!!」

 

リチャードのストレートは帝の右顎を正確に捕らえた!

右顎にストレートを受けた帝は勢いよく吹っ飛ばされ。リングに大の字で倒れた。

 

「はぁっ…はぁっ…」

 

倒れた帝はストレートが効いたのか苦しそうに呻いている。

苦しそうに呻いている帝を尻目にリチャードはレフェリーにカウントを取るように指示した

 

「あの時勝ったのはどうやらまぐれのようだな。レフェリー。カウントを。」

「1・2・3・4」←レフェリー

「ま、まだです!まだ私は負けたわけではありませんよっ……。」

 

帝はなんとか立ち上がると白のグローブを叩き合わせる。そしてリチャードに対し反撃しようと歩もうとするが

 

カァーーーン!と第一ラウンドの終了のゴングがなった

帝ちゃんに対する手加減なしの攻撃に両国の観客達は当然のようにブーイングを飛ばした。

 

「おいおいやりすぎじゃないのか!?」

「エイリスの恥め!!女王陛下の顔に泥を塗る気か!?」

「前のガメリカ人といいエイリス人といい少しは手加減しろよ!!!」

「あの馬鹿め!!!エイリスと日本の国際問題に発展したらどうするんだ!!」

 

観客席の日本人、エイリス人からブーイングや罵声が飛び交うが気にもとめずに

帝にだけ聞こえる声で

 

「このままKOにしないでリング上に恥を晒し続けてやるよ。」

 

そして、ゴングが鳴り終えた直後に帝は這々の体で自分のコーナーのイスの方によろよろと行った。

「楽勝だな。こんな日本の小娘如きにエイリスのボクサーである俺が負けるはずがない」

 

二人はコーナーで休憩し始めた。

リチャードは帝の様子を見て『こいつは楽勝だ』と余裕の笑みを浮かべている。

だが、帝ちゃんもリチャードと同じような笑みを浮かべて休憩していた。

なぜなら1Rで彼のパンチの軌道、パターン、狙ってくる部位を全て覚えたからである。

それに自分は日本帝国の帝である以上。リング上で1Rのように無様に倒れて敗北を喫するワケにはいかないからだ。

 

それに親善試合とは言えここで敗北を喫してしまったら全銀河に恥を晒すこととなってしまう。

 

だからこそ絶対に負けられないのだ。

彼女がコスチュームとして着用している白い三角ビキニのブラとショーツを見て見ると、疲れと興奮からなのか、汗によりグッショリと濡れていた。

 

そして、第2ラウンドのゴングが鳴った。

開始早々ものすごい勢いで間合いを詰めてリチャードは強烈な左ストレートを帝の可憐な顔面に撃ち込もうとした。

 

「おらよ!たっぷり俺のパンチをくらいな!!!」

声を獣のように張り上げて帝に襲い掛かるリチャード。

 

しかし第1ラウンドでリチャードのストレートとアッパーの軌道とパターンを完璧覚えた帝は

タイミング良く後ろ足と上半身を揺らしてストレートを上手く躱すと

余裕の笑みを口元に浮かべて、素早く腰を落としてリチャードの顎に強烈なアッパーを撃ち込んだ。

 

「ぬあっ!?」

「私のアッパーはどうですかリチャードさん♪」

 

リチャードはさらに強めのアッパーを顎に受けて思わず勢いが止まってしまう。

更に帝はスムーズな腰使いでリチャードの左顎に強烈な左ストレートを放った!

 

「て、てめぇ!!この程度で調子に乗ってんじゃねえぞ小娘!」

「おっと。そう簡単には当たりませんよ♪」

 

自分より体格の劣る上に少女である帝に思いがけない反撃を喰らったリチャードは1Rの冷静さが失われ怒りを隠さずに帝にストレートを放った。

しかし帝は軽いフットワークで上半身を揺らしながらリチャードのストレートを次々と当たる前に見切りながら躱していく。

 

「何であたらねえんだ!?」

「やみくもに打つだけでは駄目ですよ?」

 

リチャードは何としても帝を捕らえるべくパンチを放つが、次々と躱されてしまい逆に帝に顔面に強めのジャブとストレートを叩き込まれていった。

ふとスクリーン上を見たら自分の攻撃が全く当たらずに、逆に帝ちゃんのジャブとストレートが自身に綺麗に決まっていくの映し出されているのを見たリチャードは次第に冷静沈着さがなくなっていった。

 

「どうなってやがんだ!!1Rと違って動きが違って見えるぞ!!」

「ねえねえ♪蔑んでいた小娘にジャブやストレートを打ち込まれてどんな気持ちですか♪」

「何だと!!!!」

 

自身の全力を巧みに躱しながら次々とジャブとストレートを放ってくる帝の煽りに、大激怒しながらの全力右ストレートを放ったが

怒りによって冷静さを失っている右ストレートは

『分かっていた』と言わんばかり素早く足の構えを広く腰を落とした帝にあっさりと避けられ、虚しく空を切ってしまった。

これをチャンスとみた帝は距離を一気につめて渾身のフックをリチャードの体に放った。

 

「があああああっ!!」

「はい♪これでフィニッシュです♪」

「ぶっ!?!!??」

 

更に追撃で左フックをリチャードの左顎に撃ち込んだ!

これがクリティカルヒットになったのかリチャードの口からは沢山のよだれが勢いよく吹き出した上にマウスピースがリング上へとこぼれ落ちた。

帝の左を受けてしまったはフラフラしながら立っていたが

 

「…うぇっ………ぐ、…ぐえっ。」

帝ちゃんの放った腹へのフックと左フックのダメージが強烈すぎたのか。

リング上に突っ伏すように倒れてしまった。

 

「レフェリーさん。カウントをお願いしますね。」

レフェリーにカウントをするように指示した帝は勝ち誇った笑顔で観客席に目を向ける。

 

「やったやったー!さすが帝さまー!!」

「ざまあみろ!帝さまにあんなパンチばっかりするから負けたんだ!医務室で反省しろよ!フハハハハハ」

 

観客席は帝の鮮やかな大逆転に沸き立っているようだ。

そしてレフェリーによるカウントが始まった。

 

「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10!」

 

帝は倒れたリチャードに対し目を向けながら構えるが

ボディと顎へのフックが決定打となったのか、ピクリとも動かずにカウント中に立ち上がることはなかった。

 

「勝者。日本帝国元首、帝~!」

 

K.O.

 

MIKADO WIN !

 

○帝VSリチャード×

2ラウンド 6分50秒 KO

 




ただいまの戦績

レーティア・アドルフ 1勝
帝 2勝
エリザ・ブリテン 2敗
セーラ・ブリテン 1敗
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