※この作品はR-18です。

自分で書いてみたシリーズ   作:両津

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終末のハーレム
クロエ・マンスフィールドの敗北記者会見


姫カットの金髪ロングヘアや、左乳房の上方に何かしらの紋章とうかがえるタトゥーを常に露出させた巨乳が特徴のクロエ・マンスフィールドは記者会見場にいた。

カメラやレコーダー・メモを手にした男女の記者・マスコミ達を前にして。

 

「………」

クロエは記者とマスコミたちに怒りの表情を見せる。

だが全員が恐れる事なく彼女を注視していた。

 

「皆さまお待たせしました。 これよりUW平和維持活動局局長クロエ・マンスフィールドの記者会見を始めたいと思います」

「それではお手元の資料を参考に質問をどうぞ。」

 

「クロエさん、一つよろしいでしょうか!」

「答えていただきたいのですが!」

「こちらも!」

「私も!」

「俺の質問に答えてほしいです!」

 

司会の一声で男女マスコミと記者たちは一斉に口を開き、雪崩のようにクロエに対してドッと声が投げ掛けられる。

クロエはそのあまりの勢いに気圧され、思わず椅子に姿勢よく座る。

 

「申し訳ありません。一人ずつ順番に質問をお願いします」

 

司会をする金髪白人女性の指示に記者達は素直に従い、ピタッと質問が止まる。

一時の静寂にホッとするクロエ。

 

しかし記者とマスコミたちは順番を即座に決め、最前列の右端にいる男性から質問は始まった。

 

「では私から質問します」

「はい、なんでしょうか……?」

 

クロエは不機嫌そうに。質疑応答に対応する姿勢を見せる。

 

だが、そんな彼女に対し、優しい質問は投げ掛けられなかった。

 

「頂いたこちらの資料によりますと、先週あなたは身長143cmほどの重桜のKAN-SENの少女。長門を散々煽った上に何もできず試合に敗れたとの事ですが、間違いはないでしょうか?」

「えっ……」

 

あまりにも失礼な内容だった。

クロエにとって最も触れられたくない部分であったからだ。身長が143cmほどしかない長門に一方的に敗北を喫したからだ。

しかもそれをわざわざ本人の前で言い放つとは、一体どういう神経をしているのか?

 

「どうなんですか?」

 

最初から飛ばしていく質問にクロエは声を詰まらせた。

彼の質問は事実である。クロエは知らなかったがあの会員制地下リングにおける長門との試合がネットやマスコミに流出したからだ。

そして、その情報を元に記事を書いた雑誌が発売された。

その結果として、この男はこのような質問を投げ掛けたのだ。

 

「そ、それは………」

 

「どうなんですか?はぐらかさないでください」

「はっきりと答えてくれませんか?」

「すぐに答えてくれよ!」

「本当なんですか?」

 

羞恥により一切の返答が出来なかった。

そんなクロエの口を割らせるため、司会は一枚のカンペを彼女だけに見せた。

 

『正直に答えないとアナタ。UW平和維持活動局局長をクビになるわよ』

 

無理矢理にクロエの口から長門に負けた記憶を暴露させようとする。

 

「もう一度伺います、その少女に何もできないまま一方的にされるがままで無様に敗れ、小便を漏らしたんですか?」

「…………はい……私は長門に負けて…小便を漏らしました…」

 

名前も知らない他人に向けて告げるという恥辱に、クロエは両手の拳を怒りのまま握りしめた。

こんな侮辱的な質問ではなく、もっとまともな問答を期待するクロエだったが、マスコミの問い掛けは容赦のないものが続く。

 

「ではその時の様子を我々に詳しく教えて下さい」

「えっ……?」

「長門に、どうやって負けたんですか?」

「それは……」

「さぁ早く!詳細に語ってください!」

 

「う、うるさいわね!!どうしてそこまで言わなきゃならないのよ!!」

 

クロエは顔を真っ赤にして怒鳴り散らすが

それでもマスコミの追及は止まらない。

 

「我々の求めているのは正確な情報です」

「ですから何があったのか正確に話して下さい」

 

口々に懇願されるも、彼女はどうしても口を開く事ができなかった。

なぜならば、負けた後全裸にされ、地下リングの男性客全員に犯されてしまったからだ。

そして、その一部始終を撮影した動画や写真を撮られてしまったのだから。

 

「言ってくれれば、それなりの報酬を用意しますから」

「お金の問題じゃないのよ!絶対に嫌だわ!」

「なら仕方ありませんね」

「そうですね。では司会さん。映像を流してもらえますか?」

 

ひとりの記者が言ったと同時にスクリーンが降りてくる。

そのまま映像が流されると。クロエが長門に何もできずに締め落とされる場面が映された。

 

「うぅ……」

 

悔しさに涙を流すクロエ。そんな彼女の前で記者たちは映像を観ながら会話を始める。

 

「この少女が先日話題になった重桜のKAN-SENですよね?」

「名前は確か……長門といったはず」

「可愛い子だなあ…」

「お前あんな子供が好きなのかよw」

 

好き勝手なことを言い始める記者とマスコミたち。

だが、クロエにとってはどうでもよかった。

それよりも気になったのは、なぜ彼らがこの映像を見ているのかという事だった。

 

「こ、これは……」

「えぇ、この映像はインターネットを通じて全世界に配信されているんですよ」

「……!?」

「今から20分後に、世界中のテレビとネットがこの映像を一斉放送します」

「な、何を言っているのよ……」

「あなたの醜態を世界中が見る事になるというわけです」

「ふざけないでよ!!!」

 

怒号を上げるクロエ。

だが、そんな彼女を嘲笑うかのように、司会が口を開いた。

 

「ちなみにこの映像は編集されていません。ありのままの映像が流れています」

「はい?意味がわかんないんだけど」

「つまりこの映像は本物なんです」

「ふーん…………はぁあああっ!!!?」

 

衝撃の事実にクロエは驚愕した。

 

「じゃあ……本当に……」

「そうです。あなたはこの場で全世界に痴態を晒すことになります」

「そんな……」

 

絶句するクロエ。

当然と言うべきか、この後クロエはUW平和維持活動局局長をクビになった

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