ドクツ総統官邸にて
「あの~……ゲッベルス宣伝相が『今度の試合はエラードマンとプロレス』よと言っていたんですが…」
「いやああああああああ!?またやるのか!?しかもエラードマンって…ベンキマンか!?」
「え、ええはい…ですが奴とは別人のようです…さらに衆人環視で行われます…」
「またカンチョーをされるのは嫌だぞっ!!国民の眼の前でされるのは嫌だ!!」
「多分大丈夫ですよ…ただ生配信されますが…」
ドクツ第三帝国軍のエルミー・デーニッツ提督からエラードマンと試合するようにと告げられた
ドクツ第三帝国総統兼アイドルのレーティア・アドルフは驚愕するが無観客である事を告げられて少しだけ安堵する。
そして
―ドクツの地下特設プロレスリング。
地下プロレスリングでは一人の少女と一人の超人が正対していた。
「う、うぅ…ゲッベルスめまたこんな格好で試合させやがって…」
「しかもベンキマンとは違うと言ったが、どうみても何度も私にカンチョーしたベンキマンじゃないかぁっ…」
誰もが見ても素人の構えだとわかるなんちゃってファイティングポーズをしているが
眩い光さえ放つ腰までの見事なストレートの金髪、空の色をした碧眼
そして幼さが残るが整った人形を思わせる顔立ち、小柄で胸はないがその全身からオーラが放たれている。
少女の名前はレーティア・アドルフ。ドクツ第三帝国の総統兼アイドルの少女だ。
身長は164cmとエラードマンに比べれば小さい身長だった。
着用している白いマイクロビキニは彼女の肢体とお尻、胸を引き立たせている。
その上マイクロビキニは彼女のおしりと股間に食い込んでおりピチピチのようだ
さらにビキニショーツはレーティアのお尻に食い込んでおり
股間に食い込む黒いマイクロビキニショーツは水着の生地が引き延ばされて彼女の下腹部に張り付いて
その裏にあるまんこの形をくっきりと浮かび上がらせていた。
彼女の履いている黒のロングブーツも彼女の色っぽさを更に引き立てているようだ。
両手にはドクツ国旗柄のフィンガーグローブがされている。
「まさか、今日の相手はドクツ第三帝国のレーティア・アドルフとは…」
レーティアと正対するのは泥レスでカンチョーしたベンキマンではなく…エラードマンだ。
メタリックな質感の白銀の肌。服すら纏っておらず、胴体はタイルで覆われた和式便座で構成されている。
そして彼の頭頂部にはまるでチョコレート味のソフトクリームのような、茶色のとぐろを巻いたオブジェが絶大な存在感を放っていた。
エラードマンはドクツ第三帝国、総統兼アイドルのレーティア・アドルフを前にして呟く。
今日はエラードマンとレーティア・アドルフと
ペルーとドクツ第三帝国が国交を結んだ記念として、このドクツ地下特設リングを貸し切った上で執り行われる。
「(ベンキマン?ベンキマンとは誰だ…?まさか、私の偽者があの少女にプロレスラーとしてあるまじきことをしたのか…?)」
ドクツ中のテレビのCMに新聞、街中を行き交う宣伝車までもを動員した
エラードマンの祖国。ペルーのの命運を左右する一大イベントだ。
ドクツ第三帝国の宣伝相。グレシア・ゲッベルスの盤石の宣伝体制の甲斐もあって、ドクツに住む往年のプロレスファンは勿論
その手の話にあまり詳しくない新参者から家族連れまでがこの試合を見るという。
この親善試合は、プロレス団体にいるエラードマンとしては
何としても成功に終わらせて観客の脳裏に焼き付かせたい興行であるとともに、
エラードマンにとっても成功させたい親善試合である。
だが、このような少女と対戦するのは予想外だった。
『お聞きくださいこの大歓声!本日、我らが総統。レーティア・アドルフ総統閣下とエラードマンの親善試合が始まろうとしています!』
ドクツ第三帝国の地下特設リング。
高音質のスピーカーからはBGMにはレーティアのアイドルソング「恋の電撃戦(ブリッツクリーク)」が流れていた。
そして試合が始まるのは今か今かと待ちわびるように会場を彷徨うスポットライト。
そしてリングはアリーナ席からスタンド席までドクツ人の観客で埋まっており
彼らの送る声援が熱気となって会場の温度を引き上げる。
レーティアVSエラードマンの親善試合は、試合開始前からボルテージが最高潮に達していた。
『観客の皆様!待ちに待った、選手紹介を行います!…赤コーナー!エラードマン!!』
実況がマイク越しに抑揚を利かせ、勿体ぶったようにエラードマンの名前を呼ぶ。
しかし、エラードマンへの客からの反応も散々だった。
「おいエラードマン!閣下に変な真似するなよ!!」
「寝技とか絶対にするんじゃねえぞ!!」
「総統閣下を汚すことなんかしてみろ!ただじゃおかないからな!」
観客席からは容赦ない罵声とブーイングの波が浴びせかけられるも
エラードマンはどこ吹く風というように無表情だ。
「(やはりと言うべきか、あの少女はこの国の象徴。リーダーか…どう戦うべきか)」
エラードマンは無表情とはいえ、思考の中では
『目の前の少女。レーティア・アドルフに対しどう戦うべきか?』と悩んでいた。
「(下手にケガでもさせてはまずい。)」
エラードマンにとってはドクツ第三帝国の国家元首だが超人ではないただの人間の少女だ。
本気で戦えばレーティアに圧倒的勝利を収める事が出来るだろう。
だがそうすれば彼女の国民はエラードマンを許さないだろう。レーティアは圧倒的な支持率を持っているのだから。
エラードマンがレーティアに勝つことは容易だが、それはフェアじゃない。
そしてレーティアを敗北させればドクツ第三帝国の民衆はエラードマンを許さなくなる。
この場でリンチを受けてもおかしくない。
だがしかし、ドクツ宣伝相のグレシア・ゲッベルスから
「レーティアには恐怖のベンキ流しで勝利してね♪」と厳命されているのだ。
とはいえ、手加減して戦えば彼女の国民から
『レーティア閣下への侮辱だ』とみられかねない。
エラードマンに出来る事はレーティアを無傷のままに勝利させる…
すなわち自分があえてわざと負けるか、レーティアを平和的にギブアップさせるかだった。
『青コーナー!レーティア・アドルフ総統閣下!!総統閣下ーっ!!!』
青コーナーにいるレーティアにスポットライトがあたると観客は、スポットライトがあたった瞬間に歓喜の雄叫びをあげた。
「「「「「総統閣下ぁっ!!!」」」」」
「「「「「アドルフ閣下っ!!」」」」」
レーティアの白いマイクロビキニ姿に観客は熱狂し、レーティアコールが沸き起こった。
レーティアはその歓声に応えるかのように笑顔で手を振る。
とはいえ、衆人環視の中で白いマイクロビキニ姿のみだから当然顔を赤面させている。
「「「「「総統閣下ぁあああっ!!!」」」」」
レーティアコールは一向にやむ気配がない。
レーティアは観客の声援に赤面しながら手を振って応えている。
そして大歓声の中で、エラードマンに正対すると
「お前が誰か知らないがっ!そんなふざけた格好でドクツ第三帝国の総統の私に勝てると思うなっ!!」
「そして、あの時はよくも私にカンチョーをしてくれたな!!おかげでお尻がヒリヒリしたぞっ!!」
レーティアはエラードマンにびしっと指をさしながら発言する。
なお、最後のはエラードマンにしか聞こえない声で言った。
エラードマンは腕を組みながらレーティアを凝視。
さらにレーティアはエラードマンの全身を舐め回すように見回した。
「ふん。こんな奴がペルーを代表するレスラーだとは。所詮は田舎者。ドクツ第三帝国の総統の私に敵うはずもない!」
レーティアはエラードマンを挑発するように言う。
エラードマンは相変わらず無表情だ。
とはいえ内心。レーティアの言った事を推理していた。
「(完全に私をベンキマンとかいうのと間違えている…あのような少女にカンチョーなどと、正義超人としてできるわけがない…)」
「(となれば、ベンキマンというのは私の偽者なのか!?)
「(そうとなったら、この試合が終わったら私の偽者を探さねばならん…!!私に成りすます偽者をだ…!)」
『お聞きください!総統閣下のこの尊いお言葉!まさにドクツ第三帝国総統にふさわしいお言葉であります!』
レーティアの言葉を聞いた実況が、レーティアを称えつつエラードマンの悪口を叫ぶ。
「そうだ!その通りだ!」
「エラードマン!この大馬鹿野郎が!」
「お前みたいなふざけた格好したレスラーが総統閣下と試合するとは片腹痛い!閣下に秒殺されるがいい!」
レーティアのファンからも罵倒が飛ぶが、エラードマンはどこ吹く風だ。
「(どうやって負けようか…)」
エラードマンは自分の敗北について考えていた。
会場の凄まじいボルテージと熱気、雰囲気。
そして自分より年下で、しかも人間の少女であるレーティアに勝ったりする事は許されないと察知していたからだ。
この場では自分。エラードマンはヒールであり、レーティアは正義のヒロインなのだから。
『それでは、試合を開始します!両者、構えて!!』
実況が二人に試合開始の合図をする。
レーティアはエラードマンを睨みつけ、エラードマンは無表情のまま。
『試合開始ッ!!』
試合開始のゴングが鳴ると同時に、レーティアは動き出す。
「先手必勝!くらえっ!!」
試合開始とともにレーティアは素早いタックルでエラードマンに抱きつきに行くがエラードマンは避ける事もなく、逆にレーティアを抱きしめる。
「きゃっ!」
いきなりエラードマンに抱かれた事で、レーティアは驚きの声を上げる。
だがエラードマンは構わずレーティアを持ち上げ、そのままバックドロップの姿勢を取る。
「は、離せ!このっ!」
レーティアはエラードマンの腕を振りほどこうとするもエラードマンはレーティアを放さない。
エラードマンがレーティアを持ち上げた瞬間。観客席からはブーイングが飛び交う。
「おいこらエラードマン!!何やってんだ!!」
「総統閣下になんてことを!!」
観客席からのブーイングも気にせず、エラードマンはそのままレーティアを頭上高く掲げる。
「総統閣下を放せ!!」
「このクソ変態が!!」
レーティアのファン達もエラードマンに罵声を浴びせる。
エラードマンがレーティアを高く掲げたところでレーティアは暴れる。
エラードマンも抵抗されて少しよろめくも、レーティアの体を掴んで離そうとしない。
「くっ……!このっ!は、離れろっ!このっ!」
レーティアはエラードマンから離れようと必死にもがく。
レーティアは焦るがエラードマンはレーティアをしっかりとホールドしている。
そのままエラードマンはゆっくりと、レーティアが痛くないようにスローモーションのバックドロップを仕掛けた。
レーティアが痛くないようにゆっくりと、優しくしたので彼女には大したダメージはない。
だが別の問題が彼女を襲っていた。
試合会場には観客全員に見えるように
ドクツ宣伝相のグレシア・ゲッベルスが設置した巨大なスクリーンが何個も配置されており
そこにはバックドロップによってまんぐり返しにされてしまったあられもないレーティアの股間が公開されていた。
さらにもう一つのスクリーンには別アングルからの視点が写されており
こちらは彼女の背中やお尻が写されていた。
エラードマンが掛けているバックドロップのせいで
彼女の下半身を保護している黒いマイクロビキニが恥ずかし固めよりもさらに食い込んでいたため
彼女のドクツおまんことお尻の穴が一部だが丸見えになっていたのである。
もちろん。ビキニのクロッチも鮮明に映し出されていた。レーティアは悲鳴を上げ、顔は真っ赤に染め上げられている。
『なんという事でしょうか!エラードマン選手の必殺技!バックドロップが決まったぁー!』
実況は大興奮で実況し、観客達はエラードマンに罵声を浴びせ続ける。
「総統閣下の大事なところを公開するな!」
「この大馬鹿野郎!」
「卑怯者め!」
「総統閣下に謝れ!」
観客席からエラードマンに対するブーイングが飛んでくる中
バックドロップから解放されたレーティアは顔を赤くして涙目でエラードマンを睨みつけると
「うぅ…お前なんか消えてなくなれっ!!」
と猛ダッシュしてハイキックを食らわせようと
しかし、その攻撃はあっさりと避けられてしまい逆にロメロドラゴンスリーパーの体勢にされてしまう。
「ぐああっ……!うう……!く、苦しい……!」
エラードマンはレーティアをロメロドラゴンスリーパーに捕らえるが、すぐに解放すると
カベルナリアの体勢になりレーティアを固定しにかかる。
「きゃあああ!は、放せぇ!」
レーティアはなんとか逃れようとするがエラードマンの腕はビクともしなかった。
『エラードマン選手!総統閣下の動きを完全に封じ込めたぞぉ!』
実況はレーティアが完全に捕らえられた事に歓喜しながら言う。
レーティアは必死に逃れようとしてもがいているがエラードマンは微動だにしていない。
レーティアはカベルナリアにされた体勢で両腕をブンブンと振りまわして暴れているが
エラードマンはまるで意に介さずレーティアの体をカベルナリアで極めていく。
「くっ……!こいつ……!いい加減にしろっ……!このっ!」
レーティアは腕を振り回すがエラードマンはびくともしない。
レーティアがいくら暴れてもエラードマンは涼しい表情を浮かべたままだった。
そして、レーティアにベンキマンとは別人と伝える。
「お嬢さん。私はベンキマンじゃない…エラードマンなんだ…」
「嘘をつけっ!!」
レーティアはカベルナリアにされた状態で叫ぶ。エラードマンの表情は変わらない。
「本当なんだ。私は君ともあった覚えはないしカンチョーした覚えはない…ただ、この試合は全力でいかせてもらおう…(とはいえ、手加減はするが…)」
そう言ってエラードマンはレーティアの体を極めていく。
『なんという事でしょうか!エラードマンのカベルナリアによってアドルフ閣下が完全に極められてしまいました!負けないでくれ総統閣下!』
実況は悲痛な声をあげながら言う。
「くっ…この後に国民の前でもカンチョーするつもりかお前っ…!?」
「だから私は違うんだ。本当だお嬢さん…」
「うるさい黙れ!!絶対許さないからな!!」
レーティアはエラードマンを罵倒する。
だがエラードマンは全く気にせず、申し訳なさそうに技を掛け続ける。
「うっ……くっ……このっ……!」
エラードマンに体を極められているレーティアは何とか抜け出そうともがくがエラードマンは一切気にせず技を続ける。
エラードマンが極め続けているうちにレーティアの顔色はだんだん悪くなっていく。
「くっ………やめろっ……」
レーティアは弱々しく呟くがエラードマンは止めようとしない。
カベルナリアの体勢のまま、エラードマンはレーティアの体に次々とダメージを与えていく。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
レーティアは呼吸が荒くなっていき、汗をかき始めた。
「そろそろ解放しなければ…」
エラードマンも流石にこれ以上はまずいと思ったのか、技を解いた。
レーティアはやっと解放されたが、ダメージが大きくまともに立つ事も出来ない状態だった。
『エラードマンの必殺技カベルナリアが炸裂!総統閣下立ち上がれない!!』
実況がレーティアの状態について説明をする。
レーティアはフラつきながらも立ち上がりエラードマンを睨みつける。
「お嬢さん。本当に私はベンキマンとは違うんだ…」
エラードマンが聞くがレーティアは答えず、ゆっくりと構える。
レーティアはバグベアの体勢を取るとエラードマンに向かって突進していく。
レーティアはエラードマンに飛び掛かるが、エラードマンはレーティアの攻撃を避ける。
レーティアはエラードマンに蹴りを叩き込もうとするがこれも避けられてしまう。
「少し落ち着こうお嬢さん」
エラードマンがそう言った瞬間、レーティアの視界が急に変わった。
レーティアは自分が仰向けに倒れている事に気付く。エラードマンは彼女の両足を掴み逆エビ固めにしていた。
「うわああああっ!」
レーティアは叫び声を上げるがエラードマンは彼女を離そうとしない。
「落ち着いてくれ……私は君にカンチョーしたベンキマンではない……」
エラードマンは優しく語りかけるが、逆エビ固めにされたレーティアはエラードマンを睨みつける。
「くっ……!放せ!」
レーティアは暴れるがエラードマンはびくともしない。
逆エビ固めにされたレーティアの股間に白いマイクロビキニショーツが食い込み、クロッチ部分が丸見えになっていた。
「くっ……!この変態野郎!放せ!」
レーティアは顔を赤くして怒鳴るがエラードマンは落ち着いた表情で言う。
「私は変態野郎ではなくエラードマンなんだ……とにかく、私の話を聞いて欲しい……」
「嫌だ!絶対に信じないぞ!」
レーティアは叫ぶがエラードマンは静かに話し出す。
「総統閣下……君は何故私をここまで敵視する?」
エラードマンはレーティアに尋ねる。
「何を言ってるんだ!お前が私にカンチョーしたベンキマンだろうがエラードマンとかいう奴だろうが関係ない!」
レーティアはエラードマンに叫ぶがエラードマンは表情を変えずに話す。
「私がそのベンキマンなら、とっくにお嬢さんにカンチョーしているではないか?なぜ私は君にカンチョーしていないのにベンキマンだと信じ込む?」
エラードマンはそう言いながらレーティアに話しかける。
「うるさい!そんな事は知らない!私は貴様を許さないだけだ!!」
レーティアは叫ぶがエラードマンは冷静に返す。
「総統閣下。まずは私との試合に全力を注いでほしい。ベンキマンの話題は試合後にしてほしい……」
エラードマンはそう言うがレーティアはまだ納得していなかった。
「うるさい!誰がお前なんかにカンチョーされてたまるかっ!!私は絶対にお前を信じるもんかっ!!」
「なら仕方ない…少し手荒な真似をさせてもらうお嬢さん」
レーティアは必死で抵抗するがエラードマンは全く動じない。
エラードマンはレーティアを解放すると正対する。
「お前なんかに負けてたまるかっ!!」
怒りのレーティアはエラードマンにパンチやキックの猛攻を加えていくが
少女相応の力のため、大してダメージは行っていない。
レーティアの攻撃をある程度受けたエラードマンはレーティアの体をこねくり回していく。
ドクツ第三帝国総統兼アイドルのレーティア・アドルフの肉体はエラードマンが話しているうちに団子状に丸められていき、やがて綺麗な球体となってしまった。
「お嬢さんの疑いを全て洗い流す!」
そしてレーティア・アドルフが変化した球体の団子を自身の便器にはめ込み、レバーを押す。
エラードマンの便器を怒涛の水流が流れ、球体化したドクツ第三帝国総統兼アイドルレーティア・アドルフは便器の奥底へ消え去っていった。
しばらくして、便器の奥にあったレーティアの気配は完全に消えた。
レーティアが消えた事を確認してからエラードマンはレーティアに謝った。
「すまないお嬢さん……だが、私は君を傷つけたかった訳ではない……」
同時に実況は
『あ――っと、総統閣下、エラードマンによって団子状に丸められ、流されてしまったー!!』
『総統閣下、善戦するも惜しくもエラードマンに敗北!!』
『観客の皆様、総統閣下に見事勝利を収めたエラードマンに惜しみない拍手を!!』
レーティア・アドルフの敗北を述べられた観客は一斉にエラードマンにブーイングを投げかけた。
しかし、エラードマンはそのまま退出したのだった…
この後、レーティア・アドルフの試合は銀河中で再生されたようだ。
------ドクツ総統官邸。
「うぅ~…ゲッベルスゥ~!!!なんであんなのと試合を組ませたんだぁ~!!!」
「安心してレーティア。この試合は大成功に終わったわ!」
「そういう問題じゃないだろ~!!!」
~ロッカールームにて~
レーティア・アドルフ「ううっ…本当にベンキマンじゃないんだろうなっ…?」
エラードマン「本当だ。あんな真似したのはすまなかったが私はベンキマンではない」
~レーティアによる説明後~
エラードマン「お嬢さんのような人にそのような真似をした輩がいるのか!正義超人として、見つけたら私が懲らしめてやる!!」
~夜道にて~
グレシア・ゲッベルス「よくやってくれたわ。いい宣伝になったわよ」
エラードマン「いいのかあんな真似をしてしまって…」
ゲッベルス「大丈夫よ。ああ見えてレーティアの敗北っぷりをみんな保存しているから」