「結構いい部屋取れたなぁ……」
「そうね。部屋の広さも十分だし……ほら、先生。窓からの景色もなかなかのモノよ」
ちょいちょいと手招きをされたので、大人しく彼女の下に歩み寄る。
暗い夜を彷彿とさせるような漆黒の髪。サラサラと風で揺れ、シャンプーの匂いと彼女の甘いミルクのような匂いが漂ってくる。
夜叉神天衣。新しい若き棋士の到来伝える風で新世代の卵として様々なメディアから注目を集めている才女だ。才能に溢れている彼女は現役の棋士であり、彼女の一つ前の世代のプロとして名を馳せている俺に師事をしている。
元はただの師弟関係だったのに、彼女の年不相応な色気に骨抜きにされ、年齢差や倫理観を無視して交際に踏み切った。
今日は互いに暇があったので、一泊二日の旅行に来ている。
チェックインする前に旅館の周りにある温泉街を回って来たからか、外は既に暗い。夜でも店は開いており、その明かりが窓から見えるので幻想的だ。
ただ、街の景色よりもキラキラと瞳を輝かせている天衣に俺は目を奪われていたが。
「ん? どうしたのよ先生? もしかして疲れちゃったの? ほら、こっちに来なさい。特別に膝枕してあげるわ♪」
旅行に来ているからか、いつもよりもテンションが高めの様子で、声が弾んでいる。
素直に彼女の言葉に従い、まだ成長期で肉付きの薄い、しかし確かな柔らかさやハリのある太腿に頭を乗せる。
「よしよし……ここの所先生は少し頑張りすぎよ。私たちの戦う世界は辛いばかりで楽な事はないわ。でも、少しは私を頼りなさいな。こうして膝を貸してあげる事は出来るんだから」
スッと頭の中に入ってくる天衣の言葉。
旅行の為の時間を手にするまで、俺は精力的に行動していた。
解説の為に駆り出されたり、自身の対局に出たりと休む暇は皆無に近かった。内弟子に近い天衣との会話も少なく、朝は俺が出掛けるのが早いので寝ている天衣に声を掛ける訳にもいかず、夜は夜で帰宅が深夜なので学校のある天衣と顔を合わせる事も少なかった。
ただ、それでも彼女は彼女なりに動き、夜食代わりの夕飯や、後は温めるだけで完成する朝御飯を用意してくれたりと助かった。彼女が居なければ俺はコンビニなどで食事を済ませていただけに本当に感謝の念しかでない。
「眠いの? いいわ、このまま私の膝の上で眠りなさい。夕飯の前には起こしてあげるから」
自然と重たくなった瞼を開けようと抵抗していたのだが、天衣の言葉で抵抗を失い、意識が闇に落ちた。
☆
「部屋のお風呂もなかなかなモノね。外の風景も見えるし、悪くはないわ♪」
「はぁぁぁぁ、暖まるなぁ……」
人が多いであろう浴場ではなく、部屋にあった露天風呂に二人で浸かる。
俺の広げた足の隙間に天衣が腰を下ろし、俺の胸を背もたれにしている。
天衣は言葉通り、夕食の声が中居さんから掛けられる前に起こしてくれた。海の幸を使った夕食に舌鼓を打ち、一休みした後に風呂にやってきた。
湯から出ている上半身が少し肌寒いが、下半身から温まる熱と天衣の身体のおかげで中和されている。
「ちょっと……お風呂で大きくしないでくれる? お尻に固いのが当たっているのだけど」
「あはは……天衣と裸でこんなに密着してると思うと、ね? いや、俺だってまだまだ若い訳ですよ。男としての自然現象なんで許してくれ」
「……仕方ないわね。まぁ、私は先生の弟子で彼女だし? 彼女としてスッキリさせてあげるのは吝かでもないわ♡」
グリグリと柔尻で固くなってきた肉棒を刺激される。
まだまだ女としては発展途上だが、歴とした女だと伝えるかのような適度な弾力がある。後少しで成人する俺の手のひらですっぽりと覆い隠せるぐらいのサイズ。
彼女と交際する事を彼女の保護者である爺さんに言った時に彼女の母親はかなりのグラマーだったと言われた。彼女の将来は有望だ。
「本当に先生は私がいないとダメなんだから♪ ほら、キスもしてあげる」
天衣の小さな手が肉棒を掴み、ゆっくりと丁寧に上下に動き出す。やんわりとした快楽が下半身から回り始め、気分が高揚していく。
くるりと湯の中で身体を反転させた天衣が俺に顔を近づけると、俺の言葉を待たずに唇が塞がれる。
「ちゅっ……んっ……ふんっ……はぁ……ちゅっ…………んんっ♡」
重ねては離し、重ねては離しを繰り返す。
舌を絡ませあうディープなキスも良いが、彼女の啄むようなソフトキスも心地が良い。彼女が俺に尽くしている感じが凄い強いのだ。
勝ち気な瞳を閉じ、キスに集中出来るようにと目を瞑っている。キスの合間に漏れる声も可愛らしく、聞いているだけで股間に血液が集中してしまう。
「先生のおちんちん、キスしてるとすごく震えてるわ♡ もっとキス、しましょ♡」
年不相応な色気を醸し出しながら唇を重ねてくる。
俺のモノよりも遥かに小さな潤いたっぷりな唇がプニプニと押し当てられ、今度は舌が唇を割って入ってきた。
「んちゅ……んっ……れろ……れろれろっ……ちゅっ……♡」
小さな舌が歯茎を舐めたり、柔らかな頬肉をプニプニとつついてみたりと口内で暴れ回る。
舌を動かしながらも彼女の何故か甘い唾液がトロトロと流れてくるので、喉を鳴らして飲み込む。彼女の体液はどれもが甘美で、飲むだけで幸せになれる。唾液だけでなく愛液や汗であってもだ。
じゅるじゅると舌をフェラのように吸われ、唾液を根こそぎ持って行かれる。
「ちゅぅぅぅぅ……っはぁ♡ んふふ、先生ったらキスだけでお顔が蕩けちゃってるわよ♡ まだまだ気持ち良くしてあげるんだから、我慢しなさいな♡」
肉棒の先端、亀頭だけを手のひらで覆うとそのまま手のひらの腹でグリグリと擦り潰すかのように愛撫される。痛みと快楽の混じった刺激は強く、油断すれば射精してしまう。ぱちゃぱちゃと湯が波を打ち、外へと溢れていく。
「次はぁ……先生の乳首、舐めてあげるわ♡ 前に触った時に思ったのだけど、先生って乳首も弱いわよね? ふふっ♡ 私の唇と指でもっとヨガらせてあ・げ・る♡」
ちゅぅぅぅと赤子が母親の乳首を吸うかのように俺の乳首に吸い付く。
男であり、適度に運動をしているからか俺の身体はインドアの人間には見えない。不必要な脂肪が少なく、真っ平らな胸のぽっちだけが卑猥に膨らみ、彼女の唇が吸い付いている。
タコのように頬を凹ませ、強く吸い付いてみたり、チロチロと舌で乳首を嬲ってみたりと多彩な技で翻弄される。
「いつのまに、こんなのを……っ」
「先生の部屋に隠してあったエッチな本を読んだのよ♡ こういうのが好きなのかと思って勉強した甲斐があったわ♡」
「気付いてたのか!?」
「家の掃除をしているのは私よ? 先生よりももう家の中の事知ってるんじゃないかしら」
色々と大きな家で育った少女とは思えないぐらいに彼女は家庭的な女の子だ。
炊事洗濯は勿論のこと、掃除すらも完璧にこなす。おかげで俺も安心して家を留守に出来るのだが。
彼女とは師弟であり、恋仲だが、家に帰ると誰かがいる今の生活は俺に安らぎを与えてくれる。早く帰れば家の中に明かりがあり、帰ってきた俺を優しく出迎えてくれるのだ。まるで結婚生活のように思えてしまう。
「あむ……れろぉぉぉ♡ んちゅ……んっ……れろれろっ♡ ちゅるるるっ♡」
口で乳首を責めるだけでなく、ビクビクと震えている肉棒をシコシコと扱かれ続けている。
浸かっている湯の中にぴゅるぴゅると先走りを漏らし、止めどなく出続ける。腰が震え、頭の中が真っ白に染まっていく。
俺の様子から射精の瞬間が近付いてきたのを悟ったのか、責める手が早くなる。
シコシコがチュコチュコと湯を波打たせながら激しくなり、亀頭だけでなくカリ首の肉をゾリゾリと擦られる。ビリビリとした電流に近い快楽が身体を支配し、射精したいという欲求で頭の中がいっぱいになる。
肉棒のように勃起した乳首を吸うだけでなく、歯を立てて刺激したりカリカリと指で触られるとつい声が漏れてしまう。
「天衣っ……出るからちょっと待って。このままだとお湯の中に出ちゃうから……っ」
「それもそうね。お湯の中にザーメンが入ると洗う人も大変だろうし……そこに腰掛けてちょうだい♡ 後はお口でしてあげるから♡」
露天風呂の縁に腰を掛け、足を開かされる。股間に顔を埋め、肉棒が熱い口粘膜に包まれる。
「あむっ……ちゅる……れぇぇ……んっ……はむ、はむっ……れろれろ……ちゅるるるっ♡」
先走りを吸い出すかのように鈴口に吸い付かれると、一度止められた我慢が解かれてしまう。
「天衣……っ!」
―――ぶびゅるるるるっ♡びゅるるるるるるっ♡
反射的に天衣の頭を押さえつけて射精してしまう。
喉に勢い良く精液を叩きつけられ、天衣の喉からは苦しそうな声が漏れている。申し訳ない気持ちになるが、本能には勝てず、長い時間彼女の頭を押さえてしまった。
「んぶっ……んんんんっ……んく……んく……♡」
一気に出された精液全てを飲み込む事は出来ず、天衣の小さな口から溢れ出てしまう。それでも喉を動かし、少しでも多く飲もうとしてくれている。
目尻に涙を浮かべ、顔を真っ赤にして息苦しいだろうに彼女の献身っぷりには驚かされるばかりだ。人は追い詰められれば本性を露わにすると言うが、天衣は常に自然体で俺に接してくれているのだろう。
呼吸を満足に行えず、酸欠で苦しい筈なのに今の彼女は普段の様子と変わらない。
「んく……んく……っぷぁ♡ 出し過ぎよぉ……喉が壊れるかと思っちゃったじゃない!」
「ごめん。天衣の口が気持ち良すぎて」
「……仕方ないわね。そんな事を言われたら、怒るに怒れないじゃないの……出してスッキリしたようだし、もう少し一緒にお風呂に浸かりましょ?」
「あぁ。今度は景色を楽しもうな」
ざぶんと湯に身体を沈め、股の間に腰を下ろした天衣を後ろから抱き締めて二人の時間を楽しんだ。
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「布団は一つで良かったのか?」
「えぇ。先生と毎日寝てるんだし、今更よ」
「いや、そうじゃなくて周りからの目だよ」
「あー、そっちね。大丈夫だと思うわ。私と先生の関係って外から見れば兄妹みたいなものだもの。妹を旅行に連れて来た年の離れた兄って感じよ。本当は恋人として見て欲しいのだけれど、未来に取っておくわ」
部屋に備え付けられていた露天風呂から上がった二人を待っていたのは一つの敷き布団だった。
畳の部屋の真ん中に陣取り、さぁ此処へ来るのですと高らかに言っているかのようだった。
幼い天衣だが、既に見た目は美しく、可愛さと美しさが同居している。しかし、やはり彼女が言うように俺とは年齢差があるので、どうしても兄妹に見られてしまう。中居さんが気を聞かせてくれたのだろう。
恋人に見られてなかったと頭で分かっていても少しぷりぷりと態度に表しながら先に天衣が布団に潜り込んだ。
にょきっと布団から顔を出し、俺に入れと口ではなく、目で伝えてきた。
彼女とは日常的に一緒に寝ているので、今更恥ずかしがるようなものではない。
小さな天衣の身体を抱きしめ、体温を感じながら匂いを堪能する。露天風呂にあった椿の匂いのするシャンプーの香りに負けない甘い匂い。嗅ぎ慣れたそれを肺いっぱいに堪能し、そのまま頭を撫でる。
「髪が乱れるからゆっくりとしてちょうだい。明日も二人で出掛けるんだから」
「分かってるさ。ほら、明日も早いから寝るぞ」
「……うん。おやすみなさい先生」
「あぁ、おやすみ天衣」
暫くして彼女の寝息が先に聞こえ、そのまま俺も後を追うかのように眠りについた。
黒髪でツンツンしながらも、デレを見せてくれる天衣ちゃんがNo,1よ!
姉弟子のようなクーデレや、愛が重いけどストレートに気持ちを伝えてくるあいちゃんも嫌いではないけど、天衣ちゃんの魅力の前では紙くずも同然よ。姉弟子やあいちゃん好きの方がいれば申し訳ありません。でも、これが私の本心なんです!!!