僕のヒーローアカデミア 手マン抹殺RTA こぼれ話(R18) 作:槍持
「なんで塩崎さんが?」
一佳ちゃんの大拳で声を出すことも腕で抵抗することも許されず、個性であるツルの髪も大きく伸ばさないと拘束を解くほどの力にはならない。そんな状態の塩崎茨さんが僕たちを批難するような目で睨んでくる。
それをどこ吹く風といなして一佳ちゃんが種明かしをする。
「いやー、切奈から通報があってさ。茨がなんか企んでるって」
それでシャワー上がりに部屋のドアを開けて問答無用で捕まえて連行してきたらしい。塩崎さんは僕の女性関係を爛れていると度々注意してくれるのだが、僕たちは全員同意の上で現在の関係を築いている。アイドル系ヒーローを目指す希乃子ちゃんとスパイヒーローを目指す切奈ちゃんは高校卒業後は関係を解消すると言っているが……、半年もたないで戻ってくるだろうと百ちゃんたちは言っている。ヒーロー活動の邪魔をしたくはないのでその辺は彼女たちの自主性に任せるつもりではあるが、一緒に居てくれるならその方が嬉しいな。
ちなみに切奈ちゃんの個性:『トカゲのしっぽ切り』だが、なんと自切した部位から再生を利用して自分の分身を作るという新技を開発している。今はまだ並列操作は一人分が限界だが、卒業するころにはもっと増やしてみせると豪語していた。訓練のためという名目で、僕の寝室には切奈ちゃんの分身が置かれている。頭と胸、腰だけで他の部分を耳や目にして暇さえあれば色々な情報を探っているようだ。
「ま、茨のことはもういいよね。適当に縛って置いとけば。次は私の番なんだから、出久のちんちんおまんこに挿入れさせてもらうよ」
「前戯はしなくていいの?」
「焦らさないでよ。出久とえっちするって思ったらそれだけで濡れるんだから」
一佳ちゃんはさばさばしているようで割とがっつく女の子だ。処女をもらってしばらくはセックスよりキスが好きで僕が勃起したら仕方なくという感じで手と口で作業的に抜いてくれていた。そのせいか技術だけなら当時一番上手くて百ちゃんが対抗心を燃やしていたっけ。
それが変わったのは林間合宿以降だ。夏休みもそろそろ終わろうかというある日、唐突に彼女の家に招かれた。そして土下座する勢いで謝られたのだ。途中から泣きながらになって何を言っているのか良く分からなかったが、察するに自分本位過ぎたことを謝罪していたようだ。
自分のしたいことばかり押し付けて、それでいて僕のしたいことは事務的に済ませて終わり。そのせいで嫌われたのだと、合宿で混浴に誘ってもらえなかったのだと思ったらしい。
確かに一佳ちゃんはあまり本番までさせてくれなかったし、デートではツーリング(といっても僕は一佳ちゃんのバイクの荷物になっていただけだ)と称して振り回されもしたが、別に嫌ではなかったのだ。
以前から百ちゃんに「あなたからは出久さんへの愛が感じられません」と苦言を呈されていたらしく、信乃さんを犯す映像を見せられて衝撃を受けたのだという。
一佳ちゃんは初日の森林踏破後、B組の中では体力が残っていたほうだ。あの時点で恋人と言える仲だった女子で唯一あの場に呼べたのに呼ばなかったのは事実。一佳ちゃんは呼んでも喜ばないだろうと思った。僕の中にも一種の壁があったのかもしれない。複数の女性と関係を持ち続けていることに無意識のうしろめたさがあったというのは言い訳だ。きちんと話し合って清算すべきだった。それを怠った僕が悪いのだから、彼女が謝るべきことじゃない。
そう伝えるともっと泣かれた。よくよく考えれば別れ話と勘違いさせるような言い回しで、これまた僕が全面的に悪い。正直どうすればいいのか分からなかった。なので強引に抱いた。嫌ってなんかいない、別れたいなんて欠片も思わない。それを伝えるために一佳ちゃんを愛し抜いた。その結果が――
「茨、見てる? あんっ すっごい気持ちいいんだよ! 出久のちんちんいいっ! 愛が伝わってくる! 私も愛してる! 愛してるよ出久ぅ! ふあっ♥ 一度イくね♥ 私の愛を感じて! イっ、くぅぅぅぅぅっ!♥♥♥ はーっ、はーっ。茨もどう? 出久に愛されたくない? すっごい気持ちいいんだよ。あっ あっ 茨も仲間になろう? 心が寄り添ってるって幸せなんだよ。出久、出久! 締めるよ♥ 出久の好きな十面埋伏締めだよ♥ 精子たくさん出してね♥ 全部飲んだげるから!」
――これだ。レイ子ちゃんと唯ちゃんが僕と関係を持ったのも一佳ちゃんが勧誘したのが大きい。クリスマス前の頃までは手を握れば照れ、デートの締めもハグだったのだ。おっぱいは触っていたけど。それがいつの間にかバレンタインにはおっぱいチョコを振る舞ってくれるまでになっていたのだから、何がどうしてそうなったのか自分でも良く分からない。ファーストキスのときにキスだけで軽くイかせたけれどそれは関係ないだろうし。
話を聞くに、どうも一佳ちゃんが色々吹き込んでいたらしいのだ。自身のハメ撮り動画を見せていたと聞いた時には思わず頭を抱えた。そのせいか僕がなかなか手を出そうとしないことに逆にやきもきしていたらしい。まあそのおかげで性欲だけで女性を扱っているのではなく、愛の表現なのだということを理解してもらえたのだが。
さておき問題は塩崎さんだ。さすがにこの饗宴に参加させるわけにもいかないし、先生達に正面から通報されると少々面倒だ。どうすれば黙っていてくれるのだろう?
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私はいったい何を見せられているのでしょうか。いえ、分かっています。分かっているのですが。それでも目の前の光景を理解したくないと思ってしまうのです。
髪を強化布で包まれ椅子に口元を塞がれて縛り付けられている私をよそに、拳藤さんがその大きな胸を揺らして緑谷さんの上で躍動しています。女陰に緑谷さんの男性自身が飲みこまれ、よだれを垂らすように舐めしゃぶっているのがわかります。拳藤さんは普段の気丈な声とは似ても似つかぬ甲高い嬌声を上げ、背後にいる緑谷さんと口付けを、いえもっと下品な何かを交わしています。
柳さんと小大さんは夜着を着てクスクスと笑いあっているのです。この異常な光景を前にして、何やら論評するように。
音を認識してしまうと駄目でした。拳藤さんが私を誘っています。虚ろな目をして、ひらすらにその快楽を伝えてくるのです。そして私もそれを味わえと、堕ちてしまえと語りかけてきます。悔しいのは私自身が体の熱さを自覚してしまったことでしょうか。淫らで汚らわしい行為のはずなのに、どこか神聖な雰囲気を感じてしまっている。
私とて年頃の女子ですから、こういった生殖行為に興味がないと言えば嘘になります。ですがこんな、男一人に女複数が群がるようなことは間違っているはずなのです。子を宿すための行為は綺麗で、愛し合う二人が望み合ってするべき行為のはずです。こんな淫靡であって良いはずがないのです。はず、なのです。
なぜ私は息を荒げ、動かぬ体を必死に動かし腿をすり合わせているのでしょうか?
緑谷さんと目が合うと優しく微笑みかけて来て、心臓が跳ねるのは何故?
拳藤さんがひときわ大きな痙攣をし、喉が限界を迎えたのか絶叫したいだろうに音を伴いません。それに応えて緑谷さんは拳藤さんの胎内に種を吐いたようです。気持ちよさそう。ヒーローを目指す私達は薬物で抑圧され、その種が芽吹くことはないというのに。頬を涙が伝いました。
拳藤さんを優しく寝かせていた緑谷さんが私を見てギョッとしたあと慌て始めました。それに気付いて私を見た柳さんと小大さんも慌てています。
どうも恐怖か何かで泣いたと思われたようです。可笑しくて笑いがこみ上げてきます。確かに拘束されて目の前で痴態を繰り広げられれば、世を儚んで涙するのは通常の反応でしょう。それに思い至っていなかったのかと、彼らの狂った認識が可笑しくて可笑しくて。
私は拘束を無理矢理解くように個性を発動させました。一気に大量のツルを伸ばして布を突き破り、手足の拘束を引きちぎって口を塞ぐものを放り捨てました。そしてそのままツルを操り、四人を縛り上げ一人の分を除いて切り離しました。
切り離さなかった一人を連れ、私は自室に帰りました。そして軽く湯浴みをし、汚れを落としてから彼と向き合いました。
「これは練習です。主は仰いました。汝の隣人を愛せよ。産めよ増やせよ。愛こそ正義。正義は勝つと」
「むぐもが!? むぐぐぐ!」
「あなたは練習台です緑谷さん。愛を知るために多くの愛をお持ちのあなたにご教授願おうというのです。よろしい?」
ツルを動かし彼の体勢を変えました。茨で少し血が出てしまっていますが……私もこれから血を流すのですからお相子ということで。彼の流す血をぺろりと舐めました。するとゾクゾクと胎から立ち上るような不思議な感覚が脳に走りました。
彼を寝かせ、私は跨ります。正式な作法を守るならば私は空気穴を空けた麻袋を被るべきなのでしょうが、これは練習。作法に悖るのは主もお許しくださるでしょう。
いざ、というところで私の動きが止まりました。やり方は分かっています。先程散々見せつけられましたから。なので自分の意思で止まったわけではないのです。良く見ると、暗くて分かりにくかったですが黒い紐状のエネルギー体が私に巻きついています。緑谷さんの個性。きっと私と子を生せば素晴らしい個性になるはず。それがなぜ止めるのでしょう?
一瞬前まで思わず緩んでいた頬を引き締め、彼の目を見ます。強い意志が籠められた眼。ああ、この眼。美しい。胸がときめきます。この眼。この眼に見てほしかったのです。私を見てほしかった。他の女ばかりを見るこの眼を、私に向けてほしかった。それが今叶っている。瞳が潤む。彼の口を解放しました。
「これは好きでもない人としていいことじゃないよ塩崎さん! 練習なんかで軽々しくすることじゃないんだ!」
「うるさいですね……」
「んむっ!?」
必死に何かを言おうとする緑谷さんをツルで引き寄せ、その唇を塞ぎました。独特の弾力ある感触。唇が火傷したように熱い。驚きに揺れる彼の目が愛おしい。再び唇を重ね、しかし今度はさらに口内へと唇を、舌を伸ばし唾液を啜ります。他の人の味なんて知りませんが、直感が囁きます。他の女の味がすると。悔しくて彼の口内を舌で蹂躙しました。私の唾液を彼に流しいれ、無理矢理飲ませる。そうしてようやく彼の純粋な味が感じられるようになりました。甘露。
「どうして……」
「あなたは覚えていないでしょうね。私はあなたを見ていました。体育祭の時、男性の視線を厭わしく思っていた私を気遣ってさりげなく逃げ場を示してくださいました。林間合宿の時、個性の使い過ぎで枯れそうだった私にお水をくださって日陰に運んでいただきました。廊下ですれ違う度、今日も綺麗だと褒めてくれました。少し沈んでいた時は昼食に誘って気晴らしを図ってくださいました。孤児院の子供達への寄付集めにも協力してくださいました。入試準備の時も立て込んで混乱していた私を優しく導いてくださいました。あなたはいつも優しく、残酷でした。私は見ているだけ。あなたはすぐに他の女のところへ行ってしまう。幸せそうに笑って。羨ましかった。……嫉妬しました。あなたの傍にいる女に。軽蔑しました。あなたを批難して目を逸らす私自身を。私は、わたし、わたしッ」
恥知らずにも湧き出る感情を吐露しました。こんな醜い自分が嫌いです。殻に閉じこもっているくせに自由に飛ぶ鳥を羨むだけで。そんな私なのに彼が真剣に見つめてくれているのを喜ぶ自分がいる。なんと汚らわしいことか。女陰が乾くどころか潤いを増しているのが浅ましさを証明しているのです。泣きながら笑うという歪な表情。こんな女が愛されるなど望めないでしょう。
「ごめんね」
ほら。
「僕は茨だけを見ることはできない」
聞きたくない。
「僕は誰かだけの僕じゃない。僕を愛してくれるみんなの僕なんだ。それなのにみんなを独占するずるい人間だ」
分かっています。ずっと見てきたから。
「だから僕は、君も欲しい」
びくりと震えました。
「君が僕を愛してくれるなら僕も君を愛す。君を僕の女にするよ。いいね」
黒い紐が解かれていきます。固定されていた体がゆっくりと重力に従って落ちていきます。私の漏らした恥ずかしい液に塗れた緑谷さんの男性自身が、私の膣口に密着しずるずるとめり込んでいきます。断るなら今のうち。大勢のうちの一人など嫌。そう思う頭とは裏腹に体はむしろ彼を逃さぬように慎重に位置を定めています。そして――
「あぐッ! ふーッ、ふーッ、ふーッ! 挿入った……ああッ♥ 繋がってしまいました♥ いけないのにッ♥」
ぷつんという何かが軽く破れる感覚とそれを塗りつぶす圧倒的な充足感。お腹の奥が埋められて理屈ではない心が満たされた感覚。痛さなど微塵もない。全身を包む万能感。ぴたりとはまって私という存在が完成された気がします。産道が彼を締め付け彼の形に急速に適応していくのが分かります。それだけでは足りずツルで腹を締め付けてわずかな空気すら追い出すように、私の中に彼だけを収めるようにします。
「あれだけ濡れてたんだ、すんなり奥まで挿入ったね。じゃあ動くよ」
「う? んあっ♥ やんっ 抜いちゃやですっ おぐっ♥ ひぃっ おほっ♥ 子宮、ささるっ♥」
「すごい、吸い付きだ! 茨ちゃんのおまんこが全身で僕のチンコにキスしてるよ!」
こんな、こんな……。膣内の肉襞がひとつ残らず緑谷さんにしなだれかかり、甘え、抽挿によって擦られる一掻き一掻きが天上の調べの如く。突き上げる男性器の穂先が私の子宮を叩き、これまでの私を突き崩す重い痺れを残していきます。全てが輝き、何も、考え、られ、なく
「ああ! あああ! あああああああ!! しゅきぃ! しゅきなのぉ! いじゅくしゃま! あいしてましゅう! しゅきっ しゅきぃ! いいの! あなたさまいがいいらない! いじゅくしゃま、いじゅくしゃまぁ! ふぁあああああああ♥♥♥」
☆☆☆
あの後出久様は私の中に2回射精されました。2回目が終わった後は拳藤さんと柳さんと小大さんがやってきて出久様を掃除していました。私はその間胎を撫でて放心していたと思います。気付けばお三方にぬるま湯をかけられて全身の汚れを洗われていました。
「出久ハーレムにようこそ」
拳藤さんがにやりと笑ってそう言っていましたが、すとんと腑に落ちたのが自分の心の変質を感じさせました。
今胎内にある種が芽吹かないことが残念でなりません。社会に出て糧を得られるようになったら、その時は――
――地に満たしましょう
どうしてこうなった