僕のヒーローアカデミア 手マン抹殺RTA こぼれ話(R18) 作:槍持
夕日の差し込む部屋、誰も居ない教室に一組の男女が佇んでいた。橙色の髪をサイドにまとめた少女が濃緑色のもじゃもじゃ頭の少年に甘えるようにしなだれかかり、唇を啄むように何度も重ねる。
「あーあ。なんであたしこんなやつ好きになっちゃったんだろ」
「こんなやつって、酷いよ一佳ちゃん」
「んっ、ちゅ♥ っはぁ。女誑しなんてこんなやつで十分でしょ。ぁんっ」
言葉では少年を詰っているがその声音を聞けば内心が違うことはすぐに分かるだろう。甘えるように、媚びるように。少女に目を向けさせようといういじましいアピール。穏やかな大樹のように構える少年に少女の柔らかな体が押し付けられる。少年の左手は制服のスカートに潜り込み純白の下着ごとわしづかみにし、右手はシャツの上からその豊満な胸を揉みしだく。
いつしか口づけは深くなり、互いの耳を塞ぐように両手を頭に回している。少女はその拳を個性で大きくし、その握力で体を支えながら足を絡ませ腰を揺らす。互いが互いの音しか聞こえずに沈み込んでいく。
「んっ♥ んぁっ♥ ぢゅるっ♪ んんっ! んっ♥ んぅ~~~~っ♥♥♥」
びくびくと小刻みに少女が震え硬直し、弛緩。荒い息を吐きながら絶頂の余韻に浸る。熱に浮かされ蕩けた瞳は少年だけを映している。二人を繋ぐ銀糸が吐息に煽られ、ぷつりと切れた。
「はーっ♥ はぁっ♥ そろそろ行かないと」
「B組は秘密特訓だっけ?」
「そうよ。物間が煩くて」
「雄英体育祭だもんね。みんな必死だ」
「出久が、A組が襲われたって聞いた時は心臓が止まるかと思った」
「……でもみんな無事だった」
「それでも命の危機だったんだよ。それなのに物間のバカはッ」
離れようと口では言うが巨大化させた手は少年を離そうとせず、首筋に吸い付き、垂れた唾液を舐めとりながら少女は憤る。少年はそんな少女を微笑まし気に眺め、頤を指で上げさせ少し長めに唇を合わせるだけのキスをする。
「――ありがとう一佳ちゃん。僕は大丈夫だから」
「はぁ♪ ……うん。もう行くね。じゃあまた」
名残惜し気に元に戻した手を少年のそれと絡め、きゅっと一握りしてから去っていく。
そんな少女を見届けてから、少年はウェットティッシュで汚れを拭き取り帰宅の途に就いた。
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すっかり日が暮れてしまい、居並ぶ街灯の光を頼りに家路を急ぐ。どこか気もそぞろでその動きにはキレがない。常時弱めに発動している個性:ワン・フォー・オールによって強化された視力が自宅を捉え微かに気が抜けた瞬間――
「ッ!?」
彼、緑谷出久は街灯の光が絶妙に届かない路地に引きずり込まれた。いくら彼が個性で身体強化できるとはいえ、油断していた瞬間に宙に浮かされては即座の対応など困難である。口元と両手両足を拘束された上ではなおさらだ。
とはいえそれでも完全に制圧される前に手足の拘束を解けたのは日々の鍛練故か。しかし彼は自らを拉致しようと企んだ者に抵抗できなかった。なぜならば。
「出久さん」
(この声、百ちゃん!? いきなりなんでこんな)
「さぞお辛いことでしょう。拳藤さんには呆れたものですわ。自分だけ満足して終わりだなんて……ねぇ?」
そう、出久を暗がりに引きずり込んだのは八百万百である。背後から腕を回し、中途半端に刺激され欲求を溜めた半勃ちの肉棒を制服のスラックス上からまさぐり、出久を昂らせていく。
突然のことで困惑し、体勢を入れ替えた百に促されるまま出久はよろよろと石塀に背中を預けてしまう。これ幸いと百は出久の前に蹲ると手早くベルトを外し、出久のスラックスごとパンツをずり下ろした。
そして再び硬さを増しつつあるペニスの亀頭に口付けし、頬ずりするように顔全体を使いながら竿を、カリを、裏筋を舐めていく。一方で睾丸をやわやわとマッサージし、たまらず出久は呻き声を漏らす。
その様に鼻から吐息を漏らすように忍び笑いをし、一気に剛直を唇から口蓋、舌で刺激しながら喉まで飲みこみ、吸い付く。いささか滑稽にも見える状態で百は出久の眼を真っ直ぐ見上げる。その間も喉をリズミカルに締め付け、舌は豊富な唾液による潤滑のままに絡みつくように竿を舐めしゃぶる。そのテクニックに出久の腰が引けそうになるが百はそれを許さず塀に押し付け、顔を前後させてペニスをしゃぶる。
出久が逃げようとしないことを確認し、百はブラウスのボタンをちぎる勢いで外し、出久と二人で育て上げたHカップに迫る豊かな乳房を解放した。
「ヒョウ柄……!?」
豊かな乳房を支えるブラジャーはいかにもギャルが着ていそうなアニマルプリント、挑発的なヒョウ柄であった。出久の視線を惹きつけるように自らの腕で乳房をこね回し、そして出久の手を導き乳房の吸い付くような張りのある柔らかさを堪能させる。先端のしこりを掌が押しつぶすと百の体は更に熱く、淫らに燃える。口内の唾液は熱く粘りを増し肉棒への刺激を加速させる。
百は蹲踞のような恰好となり、片手で出久の睾丸を刺激しながらもう片手では自らの陰部をぐちゅぐちゅと音が鳴る勢いで刺激している。
その様は出久の獣欲を掻き立て、気付けば百の頭を抑え喉奥に押し込むように腰を激しく前後させていた。百も抵抗せず出入するペニスを歓迎するように、また追い縋るようにしゃぶり、射精に導いていく。
「ぐぅぅぅッ、射精すよ百ちゃん!」
「んッ♥ ひへふははひまひ♪ んぶッ! ~~~~っ♥」
ついに出久は鈴口を喉の最奥に押し付けドクン、ドクン、ドクンと情欲の律動を吐き出した。引き抜かれる肉棒を百は強く吸い上げ、尿道に残された精液を一滴残らず搾り取っていく。
荒い息を吐く二人。しかし女の方は少し不満気だ。
「せっかくのお精液ですのに、ほとんど味わえませんでしたわ……」
「ほとんど毎朝味わってるじゃないか」
「そうですけれど、学校終わりで臭いおちんぽから出たお精液ですのよ? 違った味わいがありますわ」
唇に残った汁を何気なく舐めとりそう嘯く百を横目に出久はあらためて周囲を見やる。街灯の明かりこそ届かないが目立ったゴミの落ちていない、清掃の行き届いた路地。まさか日暮れに清掃してはいなかろうといえどいつ人が通るか不安になる程度には普段使われている空気がある。
「ふぅ。とりあえず人心地ついた。ありがとう百ちゃん。だからいったん家に帰ろうか。……百ちゃん?」
「うふふふふ。私はまだ満足しておりませんわよ? だからもう一回お射精しくださいな。今度は出久さんの大好きな百のおっぱいを使いますわ。存分にお愉しみくださいまし♪」
肉食獣が獲物を喰らう笑みが少年に向けられていた。