※この作品はR-18です。

私のヒーローアカデミア インモラルなヒーローインターン編! ⭐︎各話読み切り⭐︎   作:みなぽん

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ゴブリンウォーズ編、完結です。
前回に話を入れすぎて今回はバトル中心の内容になってしまいました。
それでもぜひ最後までお付き合い下さいませ。


勝気なバニー ミルコ ゴブリンウォーズ後編 ヒーロー訓練校卒業。

ミルコ達が国立競技場にオスプレイで着陸し地下の選手控えスペースに突入する数分前のこと、、

「ゴブリンすごい数です!正門前!私が行くです!Zeios igalima raizen tron(ゼイオス イガリマ ライゼン トロン)」暁 切歌はオスプレイが高度1000メートルの段階で元気いっぱいに飛び降りた!

金髪の癖っ毛に緑の瞳、ボーイッシュな話し方に似合わないグラマラスな肉体で健康な色気を放っている。声のトーンは陽気な春風のようだ、イガリマはザババ神の魂を切り刻む翠の大鎌、緑を基調としたギアが彼女の身体を覆う。上空からのダイブなど通常のヒーローではできない相談だ。

「すげぇ!やっぱシンフォギア 奏者はチートだよなぁ!」ミルコが切歌の豪胆さに驚いた。

「ミルコ、みやこ、両訓練生は国立競技場の内部に避難している人たちの救出!SONGのプレラーティ隊員が敵の進行に対して遅延行動をとっているはずです!私は競技場周辺と千駄ヶ谷駅に散開つつある

ゴブリンを刈り取ります。」

「Various shul shagana tron(ヴァリアス シュルシャガナ トロン)」

空中で詠唱!鈴のなるような冷たい感じの美声がこだました。

切り揃えた前髪に美しい黒髪をピンクのリボンで結んでいる。足から肩先までしなやかな妖精のような少女、シュルシャガナのシンフォギア奏者の月読 調だ。シュメール神話における戦いの神ザババの武器「赤の刃」。 切歌の緑の刃「イガリマ」とは対を成し肉体を伐り刻む紅き鋸を武器とする。

頭部に装着した丸い大きなノコギリをヘリコプターのように使って彼女は降下した。

「すげえぜ!みゃー姉さん!切歌教官も調教官も!敵の群の真っ只中に切り込むのに怯えひとつ見せないぜ!クールだ!最高にクールだ!俺たちより年下なのにさ!踏んだ修羅場の数が段違いなんだろうな!俺たちも最初の修羅場に挑戦しようぜ!」

 

国立競技場正門前ではバリケード前面に押して押し寄せた300匹を超えるゴブリンがまさにバリケードを破ろうとしていた。門扉はすでに半壊、バリケードを守る武術経験者たちも負傷者が相次いでいる。

援護射撃を担当する弓道部の女子たちも矢を使い果たし、ゴブリンの短矢をひろって射返している。

「もう限界だ!」男たちが叫ぶ!「見て!空に飛行機が救援かもしれない!」

上空を飛ぶオスプレイから小さな人影が飛び降りた!パラシュートを開くことなく落下してくる。

バリケードを守る者たちから悲鳴が上がった。

しかし落下してきた人影は地面に叩きつけられることなくバーニアを吹かしてふ正門の門扉の前に降り立った!

身長の3倍はあろうかと言う巨大な鎌を持つ少女!300匹のゴブリンを前に涼しい顔で立っている。

「シンフォギア のイガリマ!」男たちから歓声が上がる。絶望的状況の中で国民的ヒーローが降臨したのだ。その喜びは凄まじいものだった。

「おまたせ!わたしが来たのデース!」

「ぐぎゃ?ぎゃーーーーーーー!」突然、現れた切歌にむかって無数のゴブリンが突撃をしてきた

「封伐・PィNo奇ぉ!(ふうばつ・ぴのきお)」伸ばしたアームに保持した4つの鎌の刃を展開して

相手を切り刻む!手にした鎌と合わせて五連撃!勢いに乗って攻めかかってきたゴブリン達が肉片と化す。

切歌は涼しい顔をして門扉の前のゴブリンたちを片っ端から切り刻む。ゴブリンは動物的恐怖に駆られて逃げ惑った。

「ここは通行止めだ他を当たれ!なのデース!」鎌を抱えて見得を切る切歌!

「うぉおおおおおおおおおお!切歌!切ちゃーん!切調サイコー!」男たちの雄叫びが飛び交った。

 

「切歌やってるね、、私も負けてられない!非常Σ式・禁月輪!」

調は脚部、頭部から体の周囲に円形のブレードを縦向きに展開し、回転しながら突撃した。

競技場や千駄ヶ谷駅周辺に展開するゴブリンたちを次々と刈り取っていく!

千駄ヶ谷駅構内に巨大なホブゴブリンを見つけた調はホームに突入した。

男性の死骸、あちこちで展開されているゴブリンの輪姦行為、調はクールな瞳に怒りの炎をやどらせながら

1匹1匹を潰していった。そしてホームの1番奥にホブゴブリンはいた。ホブゴブリンの足元では長い黒髪の女子高生が多数のゴブリンに蹂躙されうつろな目で横たわっていた。

「穢らわしい化け物!」人形のように美しい少女がホブゴブリンを睨み付ける!

その美しい姿に欲情に駆られたたホブゴブリンが棍棒振り上げて襲いかかる。

「Δ式・艶殺アクセル!」スカート部分が鋸に変形し、体を回転させながら周囲の敵を切り刻んだ。

ホブゴブリンは真っ二つに裂けた!

「ふう、ホームの上はひどい状態ね。与謝野晶子先生のもとに運ばなきゃ。」

周囲を見回しため息をつく調。

すると突如、ホームの上にある通信ボックスの扉が開く、ゴブリンかと思って警戒したがそこから現れたのは黒髪の気の弱そうな少女だった。

「ヤヤちゃん!ヤヤちゃん!」少女はホブゴブリンの足元でぼろ雑巾のように犯されていた少女に抱きついて泣いた。

「大丈夫、、落ち着きなさい、この子、死んではいないわ」調はナルに声をかけた。

ショック状態にあるヤヤにカンフル剤を打つ。死んだ目で横たわっていた少女が少し生気を取り戻した。

ヤヤは自分の顔の上に暖かい雨が降っていることに気づいた、瞳を開けるとナルが自分を見つめて大泣きしていた。久しぶりに見るにナルの号泣、泣いていてもこの子はかわいいと思った。

「もう泣き虫ナル!私は大丈夫だから、泣くんじゃないの、、」ヤヤはナルの涙を拭いた。

ここで調は重要な情報を知ることができた。それはゴブリンを呼び出した者の情報と所在だ。

一部始終を目撃していた関谷なるが語ったのだ。

「発生源を潰さないとね!切歌!ミルコ!みやこ!私はゴブリンに発生源に行き術者を潰します。」

冷静な声で伝える調、しかし心の中は怒りで煮えたぎっている。

そのためいつも冷静な彼女らしからぬミスを犯していた。敵の戦力も把握することなく単独で突入する

愚を犯してしまったのだ。

 

千駄ヶ谷駅側の公園

「怠惰な人間どもが逃げ惑い、、ああ、あのお方の贄となる!あああ!脳が震えるぅ!しかしゴブリンは実に勤勉に殺戮と恥辱をばらまいてくれますねぇ、祈らぬ者のくせに勤勉なことです。」

ベテルギウス ロマネコンティが歓喜の声を上げた。

「はは、しかしこのゴブリン召喚って本当にステキよねぇ、悪趣味でゾクゾクしちゃう。」

エルザグランヒルデは性的興奮に身をよじった。

術者である彼らには 何らかの加護があるのか、ゴブリンは彼らを襲わない。

小さな醜悪なゴブリンの像の前に空いた穴からは今でもゴブリンが這い出してきている。

しかし満足げにその姿を見る彼らの前で這い出してきたゴブリンとゴブリンの像が真っ二つに寸断された!

無数の丸いノコギリがどこからともなく飛来したのだ。

「おぉ!なんと怠惰な」「ちっ!誰?」ゴブリンの召喚を阻止されペテルギウスとエルザが周囲をみる

その彼らの目の前に月読 調は立ち塞がった。

「SONGの月読 調です。ゴブリンはもう呼べません!魔術儀式の首謀者ですね!武器を捨てて投降しなさい!」調は月のように冷たく透き通った声で告げた。

女性の方がおそらくはアサシン、男の方は召喚の術者、生身の人間でシンフォギア をまとった彼女に勝てるはずはないだろう。

「あら、可愛らしいお嬢さんが私に投降しろですって?」とエルザはナイフを構える

「闘わずして投降?それは怠惰です。」ペテルギウスは笑う

テロリストたちは投降するそぶりを見せなかった。

「それでは力ずくででも投降してもらいます!Δ式・艶殺アクセル!」

彼女は最初にベテルギウスを狙った。術師は近接攻撃に弱い!しかも脆弱だ。彼を倒して、後は上空からの間接攻撃で確実にエルザを仕留めようと考えたのだ。

ベテルギウスに向かって距離を詰める調!瞬時のことでエルザも反応できていないこれは勝ったと思った。

しかし彼女の体はベテルギウスの10メートル手前で見えざる手に掴まれた。

ペテルギウスは不可視の魔手を操り、攻撃する。 膂力は凄まじいものであり人体を触れただけで容易く抉るほどの威力を持つ。 調のシュルシャガナ は耐久限界を超えて消失した。

調の裸身があらわになる。細身の四肢を魔手に掴まれてまるで分娩台にさらされるように足を開かされた。

「シンフォギア 奏者のお嬢さん、ワタシは魔女教、大罪司教『怠惰』担当、ペテルギウス・ロマネコンティ……デス!」 強い狂気を宿した瞳が調を見た、そしてその奥に淫靡な欲望が燃え盛って。

「ふふふ、まるでお人形さんみたいな綺麗な子、殺しちゃう前にお人形さん遊びしましょうよ」

四肢を見えざる手で抑えられた調の背後にエルザが回り込む。

彼女の可憐な乳房にエルザの指が食い込み、巧みに彼女の乳首を刺激した。

「やめ、、殺すなら殺しなさい!、やだ、、こんなのやだ、、切ちゃん助けて、、。」

「嫌がったって私のテクニックから逃げられないわよ、エッチ大好きな女の子にしてあげる。ふふ」

「ほほぉ、敵におっぱいを触られて桜色の乳首を固くして、、怠惰!怠惰ですねぇ、、私はあなたの蜜の味を確かめてあげましょう。」

ベテルギウスが割れ目を舌で舐め、クリトリスを指先で小刻みに刺激した。見えざる手で固く閉じた調の菊座も刺激する。

「やだ!やだ!切ちゃん、ああ、あ゛あ゛!いやぁ、、そこ、だめ、ひぅ!」

必死に身をよじるが魔手に捕らえられ足をとじることができない。

「ふふふ、この子ったら、お人形さんみたいな顔してるくせに、おまんこの濡らしちゃってるわよ!

淫らな子!いけない子はもっとおっぱいを虐めてあげる。あなたほんとに可愛いわ!キスしましょう」

エルザが調の唇を奪った。

「ああ、いや、、見ないで、、お願い私を殺して、、こんなのやだ!やだ!こんなの私じゃない、、あああ!ひぃいい、、いい、、ああ、、」涙を流し懸命に首を振る調。

「怠惰なおまんこからこんなにうれし涙を流しておきながら、もはや拒否などできませんよ、お嬢ちゃん。

今から私の肉棒で福音を授けて差し上げましょう!」

調のぴったりと閉じた水蜜桃のような割れ目にペテルギウスのペニスが押し当てられる。

「あら、うらやましいわ、私はこの子の後の穴をいただこうかしら、マジックアイテム「偽りの肉槍」!

くぅううう、滾るわ!」エルザは自らの女陰の中に怪しげな宝珠をいれる。すると彼女のデルタから

そそり立つに肉のディルドーが現れた!

「やだ、やめて!ごめんなさい、何でもします!それだけは許して!やだ!やだ!」

「快楽と恐怖ですっかり心も折れて、戦士としての覚悟も吹き飛んじゃったわね!今からあなたの中に入れてあげる。あなたのお尻の穴の中とってもあったかいわ。きゅうきゅう締め付けて私のおちんちんを気持ちよくさせて頂戴!」アナルに感じる排泄感に似たやるせない感覚、そして強い圧迫感の後に最奥にある快楽の泉を突き上げられた。

「ひぎぃ!いやぁーーーーーーー!」

調の小さな体が仕留められたウサギのように硬直した。

「こんなにびっちょり濡らして、幼いおまんこ穴をヒクヒクさせて、私の福音を授けて差し上げます!

ああああ、熱く滑り蕩けるような蜜壷!脳が震える!これぞ恩寵ぉぉ!」

「ああ、やだ、、そこは切ちゃん、、ああ!やだ、そんなの無理!痛い!はいってくる、、奥まで、、

きちゃう、、ふーーーふーーーーーああひぃいいぎいいいい!」

汚らわしいペニスが彼女のGスポットを激しく擦り上げる。

ペテルギウスは調の乳房を鷲掴みにしながらえぐるようにピストンした。

調の小さな体をサンドウィッチするように、ベテルギウスとエルザは彼女を犯した。

もはや魔手からは解放されたが、ベテルギウスとエルザの両名によって、彼女の純潔の割れ目も

小さな菊座も可憐な唇もすべてふさがれており抵抗することはできなかった。

調の思考が混濁してくる。エルサのキスはとろけるように甘く、乳首に与えられる刺激は心地よく。

アナルを貫かれる羞恥心が後暗い快楽へと変換されていく!そして、彼女の膣穴の中に挿入された男性の熱いペニスが突き上げられるたびに彼女に脳まで届くような快楽を与えていた。

快楽の暗い渦が彼女の前にあった。戦闘にも破れ、体の自由も奪われ!敵に慰み者として使われている現状!元より真面目すぎる彼女の理性は現実逃避し快楽堕ちした。

「ああ、やめ、、あああ、、いい、、SEXやらぁ、、変になっちゃう、、調、、悪い子になっちゃ、、ああs、、いい、突いて、、おひんほ、、くるの!ちゅいて、しらへを突き殺して、あああ、。やぁ、、イク

いっじゃううう!」

彼女の鈴のなるような可憐な声が、耳を塞ぎたくなるようないやらしい言葉を紡ぎ出す。

「ふうううう、あなたのおまんこはとっても勤勉ですね。私のおちんちんを締め付けしゃぶりこみ、

射精をおねだりし!こんな幼い体で子宮まで降りて、、いいでしょう、、中に出しますよ、、、

あああ、少女の肉壁を掻き分けて再奥に射精るぅううう!」どっぴゅうううう!

「ああああ、、中に熱いのきてりゅ、、いく、、いぐ、、あああ、、いっじゃう!」

肉体の奥で精液を射精されるマーキング行為!完全に服従させられる調

「ふふふ、上品な顔してたこの子がとんでもないアヘ顔を晒して!あああ、私もイク!」どぶうううう!

エルザのディルドが彼女のアナルの奥を突き上げて大量の疑似精液を吐き出した!

胃液が逆流して口から吐き出るほどの一撃!

快楽の波に漂う彼女にもう一つの強烈な刺激が与えられ、今まで経験したことのない強烈なアクメ体験へと追い込まれた!

「おじり、やらぁ、どびゅどびゅしないれ、、あああ、、、いぐぅうう!いぐぅ!」

調は細い足をぴんと空に伸ばし、つま先をヒクヒクさせた。そして彼女の小さな尻は自分を犯す者達のピストンに合わせて自らも怪しくくねった。

彼女のぴったりとした割れ目がだらしなく開いてベテルギウスの白濁した液を吐き出していた。

そして菊座からも欲望の汚液を垂らした。

「今度は私があなたの大事なところ犯してあげる!」エルザは調を四つん這いにさせて後ろから貫いた。

「さあ、我らのペニスに服従を誓うのです!」ペテルギウスはいきり立った肉棒を彼女の可憐な顔に押し付けてフェラチオを強要した。

「あああ、おちんぽ、、私もう、どうなっても、、、いい」

彼女の桜色の唇がベテルギウスの汚らしいペニスをしゃぶりこんだ。

 

しかし、調への陰惨な凌辱の宴は途中で阻まれた!

「そこまでデース!調をいじめたあなた達はDeathのみデス!」

イガリマの奏者、切歌が鎌を奮って踊りかかり、ペテルギウスとエルザを蹴散らし調を奪還したのだ。

「うーん怠惰ですねぇ最初の一撃で私たちを倒さなかったことを後悔するのですよ」

「あらあらかわいい女の子が来たわね、お持ち帰りして一緒に可愛がってあげる。」

「私は調以外に興味ないのデース!」イガリマでエルザに斬りかかる!

「切ちゃん!男の見えない手に気をつけて!」

エルザとの攻防に夢中の切歌に迫るペテルギウスの見えざる手!

「切歌教官!あぶねぇ!」脱兎の低空タックルでミルコが切歌を突き飛ばす!

ミルコはうさぎの超感覚で大気の流れを読みベテルギウスの攻撃をかわしたのだ。

さっきまで切歌のいた位置に見えない衝撃波が走る。

「うう、危ねぇ、見えない手なんて、初見じゃまずアウトだぜ!月読教官に感謝だな」

「うぅ、ありがとう、ミルコ、、ナイフ使いのおばさんは私が!見えない手のキモいのはミルコとみやこで願い!」切歌は手早く指示した。刃物の扱いであれば風鳴 翼にだって遅れをとらない自信がある!

キーンキーンパキーンビキィン!エルザと切歌の激しい切り結びあい!切歌の5つ刄をナイフで躱すエルザ

かなり人間離れした戦士と言っていいだろう。

 

ミルコはベテルギウスと向かい合った。長い耳をぴんと立てて毛を逆だたせ、ペテルギウスの見えざる手の

気配を探る。赤い瞳がらんらんと光る。迂闊につっ込んで捕まったら手足のの1つくらいうばわれるかもしれない。しかし見る子には勝算があった。切歌とミルコの俊足について来れなかった星野みやこが

まもなく参戦するはずだ。耳に仕込んだマイクロホンでこちらの状況は彼女もつかんでいるはず。

果たしてみやこはペテルギウスに気づかれぬように背後に回っていた。

「なぁみゃー姉さん、小麦粉をだせるか?」

「うん、有機物だから簡単に出せるよぉ でもそんなもんでどうにかなるの?」

「私が合図をしたら、小麦粉袋を後ろからを投げつけてくれ!」

半信半疑でみやこはポコポコと小麦粉入りの袋をつくる。

ミルコがペテルギウスに接近を試み、同時に叫ぶ!

「みゃー姉さん、いまだ爆弾を投げつけろ!」

「ふん、後ろにいるのは気づいてますよ。そんなもの私の力で叩き落としてやりましょう!」

ペテルギウスに向かって投げつけられた小麦粉の袋を見えざる手が叩く、脆い紙袋は砕け散り

白い粉煙が広がった。

粉煙の中をミルコが間合いを詰める!見えない手が彼女の褐色の体を捉えようと伸ばされるが

粉煙の中で蠢くそれは軌道がまるみえだ。

「手の内が見えるぜ!変態司教!思いっきり蹴っ飛ばしてやる!!」

ミルコが野生的な身のこなしで距離を詰める!そして零距離からの踵蹴りを落とす。

「くらえ!月堕蹴(ルナフォール)」大罪司教の頭部をしたたかに打ち据えた!

「ぐぎゃあああああああ、、脳がふるえるぅううう!、、私は勤勉であらねば、、恩寵におこたえーしなくてはぁぁぁ!」よろめきながらも見えざる手を伸ばす。

しかし、みやこが粉煙を追加してペテルギウスの攻め手を封じた。

ミルコは華麗に跳躍し、大胆に開脚、開いた足の間にペテルギウスの頭部を挟んだ。

「いい加減にくたばれ!月頭挟!(ルナへティラ)」本来であれば頭部を断裁できたが手加減して

気絶に追い込んだ。

「サンキューみゃー姉さん!念のため動けない程度に、こいつに毒を仕込んでおいてくれ」

ミルコがみやこにVサインをおくった。

「えへへ、りょーかいだよ」みやこも照れてVサインを返した。

「怖いおじさんにはいっぱい注射しないとね、、、。」みやこがにやりとわらった。

彼女のクリエイトの力は応用すればあらゆる毒物が精製できる。

とりあえず痺れと眠りかなぁ、、モルヒネ、、それとフグ毒、、。痺れ茸のエキス、、笑い茸、、

まさに死なない程度に毒物バイキング状態で注入された!

ペテルギウスの手から福音書が落ちる。

「なんだこれ?邪教の教典か?これはやばいやつだ、まぁ、蹴ればわかるよな!」

軽く中空に蹴り上げてサッカーボールのように蹴り飛ばした、福音書はチリのようにバラバラに裂けた。

 

その頃、切歌とエルザは激しく切り結んでいた。

間合いに近い近接戦闘ではククリナイフのエルザは厄介な相手だった。

切歌の白い肌に切り傷が刻まれ鮮血が溢れる。

エルザも切られているが、傷口が瞬く間に塞がっていく、バンパイヤの血でも引いているのだろうか?

「ふふふ接近戦で私にここまでついてこられた事は褒めてあげる!でもそろそろ本気でいくわね!」

エルザは腰の後ろからもう一本のククリナイフを抜き二刀で構えた。

勝利を確信したエルザの肉食獣の笑み、、。

しかし切歌は猛獣を罠にかけた狩人の笑みで答えた。

「ふふふ、こっちも奥の手を見せるデス、、、いくですよ、調!」振り向く切歌

切歌の後方には昏倒していた筈の調が立っている。

「オッケー切ちゃん、、」

切歌と調によるコンビネーションアーツ。ザババ神の両刀という対になるギアだけにできる技!

エルザは物理法則み無視して現れた巨大なヤイバに絶句した。

「え、、、、何よ、、これ、、ゾクゾクしちゃう、、、」蒼ざめるエルザ。

イガリマのワイヤーアンカーが飛び出し躱そうとするエルザを固定!

「ちぃ!ふざけないで、、ひぃいいいいいいいい!」

そこに調の非常Σ式・禁月輪と切歌の断殺・邪刃ウォttKKKによって対象を確実に裁断する必殺に技だ!

2人は声を合わせ叫んだ!

「禁殺邪輪 Zあ破刃エクLィプssSS(きんさつじゃりん ザババエクリプス)」

エルザのククリナイフの十字受けごと断裁し彼女の身体を八つ裂きにした。

 

ゴブリンの残党は練馬駐屯地から駆けつけた自衛隊と、旗色や良しと判断し後からくわわった

ヒーロー達により、殲滅された。

与謝野晶子は負傷者の治療に追いまくられ、星野みやこも再生医療の個性で与謝野晶子を助けた。

切歌と調、ミルコは負傷者の搬送に汗を流した。

激戦の傷も疲労もものともせずに負傷者たちを担架に乗せ切歌と調が運ぶ。

この年端もいかぬ少女たちがこの危機的なテロ現場を救ったとは誰も気づいていない

マスコミも今日の戦いの英雄は誰であるか知らない。

正義の意味は自分が正義である事を誇ることにあるのではない。

たとえ語られずとも自身の奥底に宿し、迷わず、行動することにある。

「切調コンビ、最高にクールだぜ!」

激戦をこえて負傷者の救護に専心する切歌と調の小さな背中にミルコは真の誇りをみた。

 

エピローグ

ゴブリン事件、与謝野晶子と星野みやこによる救急治療により男性の重傷者が多く救われた。また、女性の多くはレイプを受けたがその命を取り留めた。

そして彼女達はメンタルヘルスのプロヒーローによる、記憶の修正や消去を受けた。

ゴブリンの時間帯の記憶に「電車の遅延でずっと車内にいた」などの偽のありふれた記憶を埋め込むのだ。

これからの人生、恐怖とトラウマのフラッシュバックに悩むことのないためだ

しかし、関谷ナルはその治療を拒んだ。笹目ヤヤが自らの命を投げ出して自分を救おうとしてくれたこと

をわすれないためだ。ゴブリンの輪姦を受けた笹目ヤヤは記憶治療を受ける。千駄ヶ谷での関谷ナルへ告白は消えてしまう。

そこで彼女は改めてヤヤに彼女の側から愛を告白した。内気なナルの告白、勝気なヤヤが涙を浮かべてナルを抱きしめた。

そして2人でスマホ動画を撮りお互いの愛の宣誓をした。それから激しくお互いを求め合った。

これであの時の記憶がヤヤから消えても愛は消えない。

 

白咲花はあの日の星野みやこの姿を反芻している。現場に駆けつけた彼女、与謝野晶子とともに治療現場で奮闘していた彼女、コミュ障で弱気な普段の彼女とは全く違ってかっこよく見えた。

普段の優し過ぎて、ヘタレな彼女も好きだが、その奥にあの日見たような強い心があることを知ったこと

は彼女への印象を大きく高めた。最近はみやこの姿を思い出すと胸が高なり、彼女と愛を交わす自分を想像してしまう花だった。

 

プレラーティは病室のベットで退屈そうに本を読んでいる。

かなりの重症で一時期は命も危なかったが、傷口が完治し静養中という所だ。

「やぁプレラーティ!マンガかってきたよ」長身でグラマラスな美女が部屋に入ってくる

カリオストロが彼女のリクエストした本や漫画、食べ物を買ってきてくれたのだ。

カリオストロはほぼ毎日のように彼女の病室に通った。

「寝転がっているだけの病人を見に毎日来るとは、よくも飽きないわけだ」

「可愛いあなたが無茶しないように見張っておかないとね❤️」

カリオストロが優しく唇を奪う。カリオストロはベッドで添い寝した。

意中のひとに毎日のように世話を焼かれる日々はなんとも甘美で蕩けてしまいそうだ。

「キスだけじゃイヤなわけだ。」「お望みのままにプリンセス」2人の間で甘い空気が流れる。

そしてカリオストロは彼女の小さな体を壊れ物でも扱うように優しく犯してくれるのだ。

プレラーティは自分の身を犠牲にした行為が等価交換の法則でもって今、報酬として支払われているに違いないと頭の固い錬金術師である彼女は考えてしまう。

カリオストロは重症のプレラーティを見たときに自分にとってかけがえのないものが何であるかを知った。

そしていつものように明るい冗談で言うのではなく本気の顔で告白したのだ。

長い年月を生きた2人の錬金術師は今になってやっと人の幸せと言うものへのたどり着き方を知ったのだ。

 

SONGヒーロー要請過程は卒業式を迎えた。数ヶ月前に門をくぐったメンバーは

10分の1に減ってわずか10名ほどの卒業生だ。

各指導教官より修了証が授与される。

「訓練生!星野みやこ!前へ」みやこが緊張の面持ちで前に出る

「みやこさん、あなたはこの数ヶ月で神様があなたに与えてくれた素晴らしいギフトとあなたの心の中に眠る勇気に気づいたのじゃないかしら?大学に卒業したら、ぜひ私たちと一緒にプロヒーローやりましょうね」小日向美来はひだまりのような笑顔で修了証書を手渡した。

「ありがとぅございますぅううう、、えぐえぐ」涙で顔をくしゃくしゃにして受け取るみやこ

 

「訓練生!戸山ルミ前へ!」ミルコが背筋とうさ耳をピシャリと伸ばして前に出る。

数ヶ月前までただの女子高生であった彼女、しかし厳しい訓練を超え今では彼女の赤い瞳に強い意志の力が

宿り、鍛え上げられた肉体はヒーローとしての彼女の可能性を示していた。

「ミルコ!私は未来みたいに気の利いたこと言えないけど、今のあなたならどんなことがあったって

「平気、へっちゃら」だよ、あなたの信じた道に向かって頑張って!」

「立花教官!ご指導ありがとうございました!」勝気なバニーが珍しく深く頭をさげた。

響とミルコはかたく手を握り合った。この日、彼女と握りあった手の温もりをミルコは生涯忘れないだろう。

こうして2人は数ヶ月を過ごした訓練校を後にした。 夏の始めに入校した彼女たち、外はすでに落ち葉の舞う季節だ。練馬駐屯所の門をでる。

訓練校の伝統では一旦、門の外に出たらばお互いに声をかけることなく歩み出すことが良いとされている。

みやことミルコは門までの数十メートルを万感の思いを込めて手を繋いで歩いた。

外に出たら2人は全く別の道を歩き出すだろう。

しかしどこかでまた出会うこともあるのだろう。2人の間に芽生えた女の友情を温めながら彼女たちはいつか来るその日を楽しみにしている。

 

 

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