幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。 作:EMO
幽霊
『はぁはぁっ!
んっっっっ!』
夢の中で、何かが俺の肉棒を舐めている……気持ちいい……。
『んっっ!』
夢の中の俺が果てた……。
朝、目覚めるとパンツがベトベトしている……。
「マジか…。
まさか夢精するなんて……」
朝からヘコむ事ばかりだ……。
昨日の事を思い出して更に落ち込んだ。
昨日の土曜日、俺はいそいそと待ち合わせ場所に向かっていた。
何の待ち合わせかって?
デートだよ、デートっ!
相手はウチの会社の受付嬢の篠塚春香(24才)、し……しかも篠塚嬢から告白してきて今日のデートになったんだ。
営業職で入って数年…こんなにテンションが上がったのは初めてだった。
いや、産まれて初めてだ……。
俺は、この歳25才になるまで一度も女性とお付き合いをした事が無い。
もちろん、女性には興味はあり過ぎるくらいにある。
だが、壊滅的にモテない。
何度か、いや数知れず告白したが全て断られた……。
理由は分からない……。
ブ男だからとか臭いとかなんらかの理由があれば納得して改善する努力も出来るのだが、理由も無くフラれる……。
男友達からも不思議がられるくらいにだ。
だから俺は25才になっても女の子と手も握ったことが無い。
思春期を過ぎてからは、俺の恋人は右手の
そんな悲惨な青春時代を過ごした俺にもやっと春がやってきたんだ……。
待ち合わせ場所の駅の改札の前に彼女はいた。
「待ちました?」
「ううんっ、今来たところよ」
篠塚さんは薄いピンクのブラウスに紺色のキュロットスカートだ。
清楚な篠塚さんにピッタリな服装だ。
俺は感動した……。
恋人達が必ずする待ち合わせイベントの一つをクリアー出来た事と篠塚さんの私服を見れた事に。
デートコースは篠塚さんに任せっきりだった。
なんせ、俺はデートなんてした事も無いから……。
あっ、涙が出そう……。
本で読んだ通りのデートに感動した。
恋愛系の映画の後はちょっとお洒落なフレンチレストランで食事をしてからデパート巡り……篠塚さんが欲しそうにしてた指輪をこっそりチェックしたり。
次回のデートの時にサプライズでプレゼントしたりして……。
一緒に歩いていると、指先が篠塚さんの手に触れた……。
篠塚さんがビクッとして慌てて手を引っ込めた。
篠塚さんを見ると顔が真っ赤になっていた。
あ……あれか?
手を繋ごうとして恥ずかしくなって手を引っ込めたとか言う初イベントかっ?
ヒャッホーウっ!
第二ステージクリアーだっ!
夕方になりデート最大のイベント……公園でのキ……と思っていたら門限があるからと今日はお開きになってしまった。
社会人になってからも門限を守る篠塚さんを可愛いと思った。
篠塚さんを駅まで送ってから俺はデート途中に寄ったデパートに戻る事にした。
へへっ、あの指輪を買うんだ……。
次のデートで贈ろうと思ってるから…そしたらそのままホテルへ……なんて……。
でへへっ!
下半身をパンパンにしながら近道のホテル街を横切って角を曲がったら信じられない光景を見た。
えっ?
さっき別れたよね?
門限って言って帰ったよね?
目の前には、男に腕組みしてしなだれかかっている篠塚さんがいた……。
ホテルの入り口に……。
男の方と目が合った。
「ちっ!
もうバレたのかっ!
つまらんっ!」
俺はこの悪態を吐く男を知っている。
営業1課のエースの下條亮太だ。
常に営業成績がトップの超モテ男で、俺より2才年上だ。
「えっ?
どう言う事ですか?
さっきまで篠塚さんとデートしてたのに……」
その篠塚さんは恍惚とした表情で下條の腕にしなだれかかったままだ。
「プレイだよ、プ・レ・イ。
今日一日、お前とデートするって言う羞恥プレイ……しかも、ローターを中に入れたままでな。
はははっ!
傑作だったなっ!
映画館の中で俺が後ろから春香の胸を揉んでるのにも気づかないんだからな。
お前、春香の手を握ろうとしただろう?
あの時にな、ローターのリモコンを強にしてやったんだ。
こうやってな!」
下條が小さなリモコンの様な物のボタンを押した。
「あんっ!
はぁぁんっ!」
篠塚さんが腰をくねらせて喘いだ。
「あの時の春香の顔……赤かったろ。
ぎゃははははっ!
いやー、童貞くんには楽しませてもらったよ」
ふいに下條の顔がキツくなった。
「お前、この事は黙っていろよ……。
もし、バラしたら分かってるな?
まぁ、童貞にはそんな度胸はないだろうがな。
今からはおれが楽しむ番だから……どけっ!」
下條が、篠塚さんの豊満な胸を揉みながら薄ら笑いをうかべて、俺を突き飛ばして下條と篠塚さんはホテルへ入っていった。