※この作品はR-18です。

幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。   作:EMO

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鬱展開します。
苦手な方は飛ばして下さい。


復讐の鬼3

 このマンションのエントランスから地下に伸びる階段があり、その先には機械室があった。

 中には巨大な発電システムと変圧器などがありかなりの圧迫感がある。

 

 更にその先に関係上以外立ち入り禁止と書いてあるドアがありシンさんが無造作にそのドアを開けた。

 

 そのドアの中は真っ暗な空間があり、シンさんに手を繋いで貰ってなかったら絶対に入りたく無い雰囲気だ。

 

 私の隣にはシンさんがいて、手を繋いでくれている。

「行くよ」

「は、はい……」

 怖い……でも……ううんっ、茉理の為よっ! 

 

 暗闇の中に足を踏み入れると瞬間に景色が現れた。

 

 目の前には大きな門構えがありその上には閻魔庁と書いてある看板があった。

 シンさんはスタスタと中に入って行くし。

 呆けてる暇なくシンさんに付いていった。

 

 

「こんにちは。

 お邪魔します」

 シンさんが挨拶してるのは……もしかして……閻魔大王さまじゃあ……

 はは……まさかね……

 なんか立派な髭を生やして身体もすっごく大きくて偉そうな雰囲気を醸し出してるけど……まさかよね……。

 

「お久しぶりです閻魔様」

 キャーッ……本物かいっ! 

『おお……シンか……待っておったぞ。

 その者か……』

 閻魔大王様が私を見る。

 

「はい、少しだけお邪魔します」

『まあいい。

 本来なら人は生きてここへは来られんのだがな、チヒロちゃんの願いだから聞いてやったんだ。

 手早く頼むぞ』

「はい、ありがとうございます。

 さあ行こうか」

 シンさん……閻魔大王様に対して怖くないのかな……それにチヒロさんの事をチヒロちゃんって……閻魔大王様とチヒロさんは親しいの? 

 

 いつの間にか私とシンさんは地獄の中にいた。

 何故地獄ってわかるのかって? 

 周りに金棒を持った鬼やそれらに追い立てられる半分腐った亡者がウヨウヨいるから……。

 

 この中から茉理を探す。そして、死んだ真相を聞く。

 これがシンさんが私を地獄に連れてきてくれた目的。

 

 

 

 衆合地獄にやって来た。

 ここに茉理がいるらしい。

 何故茉理が地獄に堕ちなければならないのか理不尽に思うけど私には分からない次元の問題なのだろう。

 

「やあ、牛頭(ごず)さん。

 お久しぶりです。

 茉理さんを連れて来てくれますか?」

『はいっ! 

 ただいまっ!』

 牛の頭をした人が直立不動で敬礼してから走り去った。

 このシンさんも只者じゃないわ……。

 

 しばらくしてから茉理が現れた。

 元気で生きていた時のままの茉理が。

 

「ま、茉理〜会いたかったよ〜」

『お、お姉ちゃん? 

 もしかしてお姉ちゃんも死んだのっ!』

 茉理を抱きしめてる私よりビックリしている茉理にここまで来た理由を説明した。

 

 そして、落ち着いてから茉理に話しを聞いた。

 

 茉理が語ったのは女にとっての地獄以上に地獄のような体験談だった。

 

 春に大学生になって充実した日々を送っていたある日、友人から合コンに誘われた。

 他の大学の政治経済学のサークルで政治家の御子息が主宰している真面目サークルだとの話しだったので試しに参加してみた。

 そこには本当に真面目を絵に描いたような男性が十人来ていて、コッチも誘ってくれた子を含めて十人だ。

 私はその中で一番かっこいいリーダーの峨門 リュウジ(がもん りゅうじ)と仲良くなり、普通に盛り上がって終電が無くなる前に解散した。

 リュウジは最初から最後まで紳士で信用出来る男性だと思った。当然、リュウジとSNSの交換をして別れた。

 

 後日、リュウジと仲良くなった私はリュウジに初めてを捧げる。

 心身共に恋人になれたと思っていた矢先にリュウジが豹変した。

 普通のデートだと思ってリュウジが主宰するサークルの部屋に連れて行かれ、中に入った途端にサークルの男達から犯された。それをニヤニヤしながら眺めるリュウジに助けを求めてもニヤニヤしながらカメラで撮影しているだけだった。

 このサークルはこうして女を喰いものにする悪徳サークルだったの。

 餌食になったのは私だけじゃ無かった……私より早くに輪姦された女の子が沢山いたわ。

 代わる代わる男達から犯されながらクスリを打たれ自分の意思が無くなるのを感じた。

 気付いた時は知らない部屋で知らない男に抱かれていて、帰りに男が金を置いていった。

 私はいつの間にか売春をさせられていたの。しかも政治家や官僚、企業の長など一般的に上流階級と呼ばれる人達専用の。

 クスリで自意識が無くなった私は男達のおもちゃにされどんな酷いプレイも受けさせられた。お尻の穴なんかはまだ生温いくらいに変態プレイを受けたわ。

 

 そして、普段は普通の生活をするの。

 多分暗示がかけられていたと思うわ。リュウジからの呼び出しの電話が掛かると私は娼婦に変身した。

 

 その日も官僚の変態プレーに付き合った後にリュウジに逢いに行きクスリを貰う。

 

 

「はぁはぁ……リュウジさまぁ……」

 ペチャペチャペチャ

 椅子に座るリュウジの前に四つん這いになり肉棒に付いたクスリを丹念に舐めとる。

 リュウジは私にクスリを与える時は必ず自らの肉棒にクスリを塗り舐めさせるの。

 

 パチュンパチュンパチュンパチュン

「今日はどんな変態プレーをしたんだ?」

 パチュンパチュンパチュンパチュン

「はぁはぁ……あぁぁぁ……は……い……」

 バックで犯されながらその日のプレイ内容を喋らされる。

 毎回の行事だった。

 

 そんな最低の日々を過ごしていたらお姉ちゃんから連絡があったの。

 嬉しかった……お姉ちゃんと話してるとあの楽しかった毎日に戻れるような気がしたわ。

 でも……汚れた私は元には戻れない……何度も死のうと思ったけど死にきれなかった。

 

 だけど、お姉ちゃんからの電話で勇気を貰った私は翌日に警察署に駆け込んだの。

 最初は生活課の人が親身になって話しを聞いてくれたわ。

 でも話しが進む内に対応する人と部屋が変わって……そこに現れたのはいつも私を抱いていた男だった。

 警察官だとは聞いていたけどこの警察署の署長だとは知らなかった。

 署長から連絡がいって、私は直ぐにリュウジに連れ戻され酷い体罰を受けてクスリ漬けにされた。

 そして……そのまま死んでしまったの……。

 

 

「ま、茉理……うわぁぁぁん……茉理茉理茉理茉理……痛かったね……辛かったね……ごめんね……お姉ちゃん分かってやれなくて……ごめんね……ごめんね……」

『お姉ちゃん……違うよ……私はお姉ちゃんに勇気を貰ったんだよ。

 死んじゃったのは私の運が悪かっただけ。

 だから気にしないで』

 茉理の話しを聞いたら想像以上に酷かった。

 信じられない、同じ人間がこんな酷いことを平気で出来るんだ。

 だったら同じ事をやり返しても構わないよね? 

 茉理がされた事を十倍返しいや百倍返しにしてやる……。

 

 ふと隣にいるシンさんを見ると鬼より怖い形相をしていて正直私も怖かった。

 

 




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