幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。 作:EMO
オカルト課1
例の会長さんの件から数週間は平和に過ごした。
もちろん、チヒロとも毎日やってる。
色々なテクニックを学びました……。
でへへっ!
そういえば、チヒロは俺が触っていなくても物に触れる様になっていた。
だから俺が買った服もたまに着る事もある。
ユ◯クロの服を着るチヒロも可愛いかったな……。
「おい、新庄。
今晩空いてるか?」
岡本課長が昼休みに俺のデスクまで来た。
「はい、空いてるって言えば空いてますが……」
正直、早く帰ってチヒロとイチャイチャしたい。
「なんだ、歯切れが悪いな。
生首がそんなにいいのか?」
「いえ、そう言う訳では……」
その通りなのだが……。
「まあいい。
実は先日の例の会長の件で先方がお前に礼をしたいそうだ。
だから付き合え」
完全に命令ですがな。
「はい、分かりました」
俺は遅くなる旨をチヒロにラインした。
ふふふっ!
実はチヒロは電子機器を使うことが出来るのだ。
この事が分かってからすぐにスマホを買ってチヒロに持たせてある。
買い物なんかもチヒロからラインで必要なものが来るし……。
なんか新婚さんみたいだ……。
ピロン
[あまり飲み過ぎないようにね。
今日の格好はバニーちゃんだよ。]
添付されてた写メには可愛い尻尾を付けたお尻が写っていた。
ゾクリッ
やっぱり断って早く帰ろうかな……。
悲しいかな、只のサラリーマンは上司の命令に逆らう事も出来ずに待ち合わせ場所に着いた。
連れて行かれたのは、都会の中では珍しく静かな場所にある超高級料亭だった。
ドラマなんかで政治家とか高級官僚が密談する様な感じの……。
普通なら一生足を踏み入れる事の無い場所だ。
緊張しながら部屋に案内され、入室を促されて入ると既に会長さんと社長さんが待っていた。
なんと、俺が上座に座らされたのだ。
いやいや、やめてー。
心臓に悪いから、大企業の会長社長を差し置いて平のサラリーマンが上座なんて……。
泣きそうになってる俺を優しく部屋の隅から見守る課長がいた。
早く助けろよっ!
何寛いでるんだよっ!
課長の態度を見て開き直る事にした。
後で覚えてろよー。
「まずは、先日はありがとう。
父の命を救ってくれた事に感謝する」
社長と会長が土下座したよ……。
もう、やめて……。
俺の心臓が止まりそうです……。
「いえいえ、はいっ。
もう……そのくらいで……」
会長さんと社長さんがやっと顔を上げて座り直してくれた。
本当に心臓に悪い……。
この後は普通に雑談しながら料理を食べた。
全く味がしなかったが……。
「ちょっとすまん。
シン君と二人っきりにしてくれんかの」
食事が終わり酒を飲んでいると会長さんが言った。
社長さんとウチの課長が別室に行った。
何の話だ?
「別に緊張せんでもよい。
単刀直入に言う。
お前さん、幽霊とセックス出来るんだな」
ぶっ!
ちびちび飲んでた日本酒を吹き出してしまった。
「な……な……なんの事でしょう?」
「隠さんでもよい。
あの日なワシはベッドに寝ながらお前さんとおばあちゃんとの情事を見ておったんじゃ。
しかし、お前さんは絶倫じゃな。
抜かずに三発もするとは……。
しかも、会社に帰ってから会長室でもやったそうじゃないか。
おばあちゃんも満足してたぞ。
わははははっ!」
バレてたのね……。
「はい、正直に言います。
でも、この事は内緒に願いますよ……。
……………………」
俺はチヒロの事を含めて正直に全て話した。
「なるほどの……。
では、秘密の共有と言う意味でワシの話もしよかの。
ワシの筆下ろしはおばあちゃんなんだ。
あの人は性欲が人一倍強い人だったんだ。
しかも、死んでから幽霊になって会長室に化けて出てからもワシと情事を繰り返しておったんじゃ。
おばあちゃんを見るのも触るのもワシだけじゃったから誤魔化すのに苦労したがの。
そう言う意味ではお前さんとは仲間じゃな。
わははははっ!」
良かった、幽霊とやってる変態が俺だけじゃなくって……。
「そこでじゃ、ワシはお前さんが欲しい」
「えっ?」
お尻を咄嗟に隠した。
会長が真面目な目になって言った言葉に反応してしまったのだ。
「違うわいっ!
ワシはノーマルじゃ!」
良かった、童貞捨てたばかりでお尻の処女を捨てるハメにならないで……。
「ワシの会社を含めて、大部分の企業が霊的なものを信じておる。
政治の中枢もじゃ。
霊的なものを無視して成長した企業は無いはずじゃ。
そこで、お前さんじゃ。
ワシを助ける為に幽霊とのセックスを忌避せずに行う勇気。
そして、さっき聞いたチヒロと言う幽霊から霊的なアドバイスをもらう事が出来る。
ワシにとって願ったりの人材なのじゃ。
実は既にお前さんの会社の社長には話を通してある。
もうすぐ出向扱いでワシの会社に来る事になるはずじゃ。
悪い様にはせんから、しばらくワシのものになってくれ」
だから、その物言いが危ないんですって……。
「はい、しがないサラリーマンは会社の命令ならば何でもしますから辞令が降りたらよろしくお願いします」
「よしっ!
良かったっ!
今夜は飲むぞっ!」
80才とは思えないほど元気な爺さんだな。
本当にこの間まで死にかけてたのか?
この後に何件か店をハシゴした……。
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