※この作品はR-18です。

幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。   作:EMO

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百鬼夜行3

「コレで何度目よ」

 ドサッと机の上に荷物が置かれた。

 開梱しなくても中身は分かる。

 重さ等を考えて動物の死骸だろう。

 

 最初はクール便で会社の俺宛に届いた。

 中身は猫の死骸だった。

 開けた途端に女性陣始め全員が悲鳴を上げた……。

 送り元は実在する取引先からだったが、確認するともちろん送った記録が無い。

 

 俺はアイツら、こんな陰湿な事するんだ……なんて冷静に考えてた。

 

 

 会長に頼んで俺宛に来る荷物は必ずチェックして貰う様にしたら次からレイジさんになる。

 同じくアカリさんになり、マキさん宛に来たのが今日だ。

 

 俺たちも警戒してるので民間のSPを頼んで外出時の護衛をしてもらっている。

 

 みんなの家にも少しずつ嫌がらせがあるそうだ。

 

 俺のところには全く無い。

 まあ、殆ど幽霊屋敷化した俺の部屋にちょっかい掛けるやつは居ないと思う。

 可愛い幽霊や妖怪しか居ないのに……。

 

 

 

 そんな時に、変化があった……悪い方に……。

 

「悪い、しばらく休みを取らなくてはならなくなった」

 レイジさんの奥さんと娘さんがひき逃げにあったのだ。

 幸いに命には別状は無かったが、入院が必要になりその世話をレイジさんがする事になった。

 本音は世話というより護衛だ。

 

 更にはアカリさんやマキさんまでが被害に遭った。

 二人共にかすり傷だったが大事を見た会長がしばらく休みをくれた。

 

 不思議と俺には被害が無かった。

 

 だが、俺の中には怒りがふつふつと湧き上がっていた。

 俺は身内に何かあると落ち着かないんだ。

 しかも、こんな俺を仲間として受け入れてくれた大事な仲間を……。

 

 俺は、非合法組織と言うモノを軽く考えていた。

 何かしらの嫌がらせをして来てから話し合いをする、程度に考えていたから……。

 全く馬鹿だった。

 会長は俺のする事には殆ど口を突っ込まない。

 俺の知らないところでフォローしてくれてるのだ。

 今回も、俺には何も言わない。

 逆に心配してくれてる。

 軽々しく奴らに喧嘩を売った俺を……。

 

 

 

 帰宅しても悶々としていた。

『シン、怒りたい時は怒ってもいいんだよ?

 私にシンの怒りをぶつけて……』

 

 その夜は、チヒロを乱暴に抱いてしまった。

 バチッバチッ

 チヒロの白い尻を何度も手で叩いた……真っ赤になるほど……。

 そして、バックから何度も攻めた。

『はぁぁぁんっっ!

 あっあっあっんっ!

 いっくぅぅぅんっ!

 シンの怒りが入ってくるぅぅぅんっっ!』

 ドクッドクッドクッドクッドクッ!

 今までで一番多く射精した。

 と、同時にチヒロが光り輝いたがいつもと色が違い、赤く輝いていた。

 

 

 翌日、俺は一人でリゾート島に来た。

 

「これはこれは新庄様如何されましたか?」

 ニヤついたオオシマがやって来た。

 

「そろそろ嫌がらせを辞めて頂きたくて来ました」

「はい?

 何のことでしょうか?」

 あくまでも、とぼけるつもりだ。

 当たり前だ、認めたら意味が無いからだ。

 だから、俺も実力行使をする事にしたんだ。

 

「あまり霊障を騙ると本当になりますよ。

 こんな風に……」

 俺はスマホを翳した。

 すると中から子狐が二匹ピョンッと飛び出てきた。

 

「ははっ、可愛らしい手品ですな。

 コレが何か?」

 オオシマは油断してたのだろう。

 いきなり子狐たちが2メートルを超える大きさになりキバと角が生えた化けものになった。

 その化けものにオオシマが踏み付けられた。

「ぎゃーっ!

 ば……化けものーっ!」

 

 騒ぎを聞きつけた奴らが待機室から大挙して現れた。

 

「あっ、あいつだっ!

 あいつ、いくら襲おうとしても変な動物に邪魔されるんだっ!

 やっぱり人間じゃないんだっ!」

 失礼な事を言うやつだ。

 だが、あいつが俺の仲間を襲ったんだな。

 怒りがふつふつと湧き上がる。

 

 狐の霊獣を見て逃げる奴や向かってくる奴がいる。

 

 霊獣たちは片っ端から奴らに襲い掛かって怪我をさせている。

 決して殺さない様に言い聞かせてあるので大丈夫だろう。

 

 

 パンッ

 

 不意に乾いた音がした……。

 

 俺のお腹がいきなり熱くなってきた……。

 

 腹を見ると血が流れる……。

 

 腹を押さえてた手にも血がいっぱい付いてるし……。

 

 前を見るとオオシマが鉄砲を持っていた……。

「ば……化けものめっ!

 なめんじゃねえぞっ!」

 

 

 オオシマが再度引き金を引く前に俺は倒れてしまった。

 

 倒れた俺の手から溢れ落ちたスマホが光り輝き、中からチヒロが現れた。

『シンシンシンシンッ!』

 チヒロが倒れた俺に抱きついてきた。

 

 チヒロが泣いてる……。

 俺はチヒロの頭を撫でて抱きしめようとしたが手に力が入らない。

 

 泣かないでチヒロ……。

 

 俺は大丈夫だから……。

 

 死んだらチヒロといつまでも一緒にいられるから……。

 

 だから死ぬのは怖くないよ。

 

 死ぬのが楽しみだな。

 

 死んだらいっぱい愛し合おうね……。

 

 ………………………………。

 




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