幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。 作:EMO
失意の俺は気付くと風俗街にいた。
こうなったらソープに再チャレンジだっ!
童貞の俺は、初めては恋人と……なんてこだわりはないのでソープにはよく行った。
しかし、童貞の卒業は未だに出来ていない。
それは、嬢が俺を見た瞬間に嫌がるからだ。
いくら非モテ体質でもプロの嬢にまで断られるとは思ってもなかった。
それは、どんな風俗でも同じ事だった。
で、今日は再チャレンジだ……。
と、思ってたらどのソープでも入り口で拒否された。
もしかして、俺って出禁になる程有名なの?
落ち込んで家に着いたのを覚えている。
さっきの二人は今頃ホテルでセックスしてるんだ……いいなぁ。
羨ましかったり、憎かったり、欲情したり、可笑しかったり、色々な感情が溢れては消えた。
悶々として右代にお世話になったが中々いかない……仕方なく久々に左子にも頼んだが今日の出来事を思い出す度に萎んでしまいそのまま寝てしまったんだ。
洗濯機にベトベトパンツを放り込んでから、買い物に出る。
今日は、気分を変えるために昼飲みする事にする。
近所のスーパーで刺身と豆腐と薬味などと、ちょっとお高めの日本酒を一升瓶で買った。
このスーパーでもレジは男の人のところに並ぶんですけどね。
女の人のレジだと女の人が震えながらレジをするもんだから俺が何か悪いことしてる様な気分になるから……。
なんか、泣けてきた……。
非モテじゃなくて女性から嫌われ体質なんじゃないのか?
でも、母親や妹からは全くそんなそぶりなかったしな?
両手一杯の荷物を持ってマンションに帰って来た。
このマンションは所謂タワーマンションで、住人のほとんどが家族持ちだ。
しかし、俺に都合がいいのは俺の住む201号室以外は2階に他の住人が居ない事だ。
女性に嫌われる体質の俺がいると常に女性から疎まれる視線が来るから。
女性にはエントランスでたまにすれ違う程度なのと、階段を使うのが俺だけなので意外と居心地がいい。
鳴り物入りで売り出された物件だったが、なぜか2階だけがいわくつき物件になったそうだ。
で、安さに飛び付いた俺が住む事になった。
他の部屋にもたまに入居者が来るが、遅くても1ヶ月以内には引越しして出て行ってしまう。
俺はそんなマンションに2年住んでいるが、何も無い。
元々幽霊とか、妖怪なんで信じて無い上に霊感なんて物は持ち合わせていないのでこの部屋は快適でしかない。
『んっっ!
はぁぁっ!』
夢の中でまた何かに俺の肉棒が舐められてる感じがする……。
ハッ!
いつの間にか寝てたみたいだ。
窓の外を見るともう夕方。
クチュクチュッ!
いやらしい音に気がついて足元を見ると、俺の股ぐらに女性の顔が埋まり俺の肉棒を舐めていた……。
「んっっ!」
ドクッドクッドクッ!
ビックリした拍子にその女性の口の中に精液をブチまけてしまった。
女性が顔を上げて俺の精液を飲み干している……。
なんてエロいんだ……。
女の人の口って気持ちいいんだ……。
その女性の顔が俺を見る……顔だけが……。
「ぎゃーっ!」
チュンチュン
朝だ……。
「ふう~、変な夢を見た……。
生首が俺の肉棒を舐めてるなんてエロ漫画でもあまり無いシュチュエーションだぞ……。
シャワー浴びてから仕事に行くか……」
ふと、俺の肉棒を見た……。
生暖かい感触があったから……。
また、生首が俺の肉棒を咥えてるし……。
「ぎゃーっ!」
ジリリリッジリリリッ
スマホの呼び出し音で目が覚めた。
表示を見ると上司の岡本課長からだった。
「は……はい……」
『おいっ!新庄っ大丈夫かっ!
何度電話しても出んし、今家の前だ入れてくれ。』
ハッとして時計を見ると12時を過ぎていた。
慌てて岡本課長を部屋に招き入れた。
「よかった、無事だったんだな。
思い詰めて自殺でもしてるんじゃ無いかって心配したんだぞ」
課長は一昨日の事を言ってるんだよな?
「えっ?
なんで?」
「下條の奴がな、自慢気に土曜の事をベラベラ喋ってたんだ……」
課長が溜め息をついた。
「アイツ仕事は出来るんだがな……こういう事で敵を作るんだ……。
本当に最低なヤツだろ?」
アイツ、自分から喋るななんて言ってた癖によっぽど自慢したかったのかな。
課長の一言で救われた様な気がして、一昨日の事と昨日と今朝経験した事を一気にまくし立てた。