幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。 作:EMO
妖怪たち1
今や、俺たちオカルト課は引っ張りだこだ。
各地での霊障案件に引っ張りだされて皆それぞれが別々に出張したりする。
やっぱり人気はアカリとマキだ。
綺麗処が霊障に対応するとクライアントも喜ぶそうだ。
そして、俺は営業2課の
「どう?
いる?」
俺の目の前には着物を着た童女の幽霊がちょこんと座って俺をジッと見ている。
「はい、目の前に……」
今回は、ある大きな屋敷を売り出したい家人と買おうか迷っている旅館経営者の仲介だ。
この屋敷は昔から座敷わらしが住み着いていると噂があり、それを旅館経営者が利用したいと……。
思いっきり邪な考えだが、それで価値が上がり高値で買い取ってくれればいいと家人からの依頼で俺が呼ばれて来た。
「可愛い童女が座っていますよ」
「そうですか、良かった。
では、早速契約を交わしましょう」
旅館経営者は、俺の言葉を鵜呑みして直ぐに書類をテーブルの上に並べだした。
「あの、そんなに急がなくても……」
「いえっ!
居ると確信出来たなら直ぐに契約しないと、他社にバレたら横取りされますから」
流石経営者、決断が早い。
控えて貰っていた弁護士を交えて契約が進んでるのを横目に、俺は座敷わらしと遊んだ。
「ありがとう、助かったわ」
商談がまとまり、滞在先のホテル近くの居酒屋で天野課長と乾杯した。
この営業2課の天野課長は40代半ばくらいの艶のある女性だ。
やり手で今迄数々の商談を成功させている。
「いえ、俺は座敷わらしと遊んだだけですよ」
「違うわ。
それが良かったの。
あの、経営者も少し疑っていたのよ。
そしたら、あなたがいきなり鞠投げしたでしょ。
不思議な事に鞠が何も無い所から投げ返される度に信頼度が上がったのよ。
もう、決定的よっ!」
課長が興奮気味に語った……。
多少飲み過ぎた俺はホテルの部屋に戻り直ぐに寝た。
その夜、変な夢を見た……。
寝ている俺自身を天井付近から俯瞰している俺がいる。
その寝ている俺に裸の女が近づく。
女の顔は見えないが、若い女の様だ。
女は寝ている俺の服を脱がして裸にしてから、俺の肉棒を舐め始める。
この時点でも俺は目覚めない。
女が俺に跨り大きくなった俺の肉棒を掴み、自分の蜜壷へ挿入していく。
窓から入る町の灯りに照らされ腰を振りながら喘ぐ女が上を向いた……。
女の顔は天野課長に似ている……。
しかし、若すぎる。
どう見ても20代半ばだ……。
そこで、俺は目が覚めた。
ベッドの上で全裸、さらに朝立ち全開の姿で……。
夢精はしてないようだった。
あんなにリアルな夢は初めてだ……。
しかし、昨夜は服を着て寝たはずだったが?
朝のレストランに降りていった。
普通のバイキングの朝食だ。
先に降りて来ていた天野課長は普通に朝食を食べていた。
課長は関係ないか……。
ふと、課長が指に付いたジャムを舐める仕草が目に付いた。
そっくりだ……。
昨夜の夢の女に……。
だが、聞ける筈も無く普通に会話して朝食を取った。
あの出張からしばらくして、また天野課長から同行依頼が来た。
今回は日帰りだ。
課長の自家用車であるピンクのミニバンで現地に向かった。
ピンクのミニバンって可愛いのか実用的なのか不思議な車だ。
ある自然公園の敷地にカッパが出るのでそれをなんとかして欲しいとの事だ。
その自然公園の隣にリゾートマンションを建設する予定で、その地鎮祭に現れたそうだ。
結果的にカッパが守る桜の木を切らずに保護する条件で何とかなった。
しかし、最初は警戒するカッパに攻撃され俺たちは頭から水浸しにされてしまったのだった。
現れたカッパが何も無い空間から水を掛けてくるものだから避けようが無い。
しかも妙に色っぽいカッパでオッパイをプルンプルンしながら攻撃するものだから魅入ってしまう。
全身が緑色で甲羅を背負い頭上には皿があるので辛うじてカッパと判断したが、そうでなければ只の裸の痴女だった。
「ごめんね。
ちょっと我慢してね、ここからだとウチが近いから来てね。
服を乾かさないといけないわ」
「は、はい。
すみません」
「クチンッ!」
課長が可愛いくしゃみをした。
「何笑ってるのよ」
「すみません、あまりに可愛いくしゃみだったので」
「フンッ!」
課長が真っ赤になって前を向いて運転に戻った。
「ここよ」
課長の家は田舎にある一軒家だ。
周りは田んぼがあり隣の家まではかなり遠い。
「随分田舎でしょ。
都会の喧騒がない分落ち着くのよ。
さっ、入って」
「お邪魔します」
中は綺麗に整頓されて、几帳面な性格を表しているようだった。
「これに着替えて。
服を洗濯してから乾かすから。
前の旦那の服だからサイズが合わないかもしれないけど我慢してね」
「はい、ありがとうございます」
部屋から出て手渡されたスウェットに着替え、服を課長に渡した。
課長って結婚してたんだ。
キャリアウーマンって感じで独身のイメージだったが。
「お風呂沸かしたから、入って体を温めてね」
「はい、ありがとうございます」
こうやっていると、甲斐甲斐しい奥さんに見えるのは不思議だ。
風呂から上がり、ソファで寛いでいたらいつの間にか寝てしまったようだ。
そして、また俯瞰した俺が天井から見下ろしていた。
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