※この作品はR-18です。

幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。   作:EMO

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SS 花子とデート

『今日は楽しみですね』

 今日のデートは花子とだ。

 

 期間限定のディスコイベントがあるのでそれに誘った。

 もちろん、花子はすぐに食いつく。

 ワンレンボディコンの花子には涙が出るほど嬉しかったみたいだ。

 

 俺も、ディスコは初めてで全て花子任せになると思う。

 最近の回顧ブームで往年の方々が踊り狂ってるのをネットで見たくらいだから。

 

 

 

「どうぞ、こちらです」

 会場に着くと直ぐに黒服の男性に案内されて席についた。

 会長のコネを使いまくってVIP席を予約していたのだ。

 

 席にはウェルカムドリンクにドンペリなんかが運ばれてくるし……。

 なんちゅうバブル感。

 でも、それら全てがこのディスコの演出なのだろう。

 

 既にエントランスは人でいっぱいだ。

 女性はボディコン、男性はスーツが基本でダンディな中年男性が多い。

 女性の年齢層も幅広く20代から60代くらいまでいるが、皆綺麗に着飾りパワフルだ。

 

 DJボックスで今日のDJの紹介が始まりエントランスが盛り上がっている。

 

『シンさま、私たちも行きましょう』

 テンションマックスの花子に手を引っ張られてエントランスにきた。

 もう、熱気ムンムンで曲が始まるとフワフワが付いた扇子を広げて踊りまくる女性たち。

 ハードロックやアニソンのロックバージョンなど様々な音楽に合わせて踊りまくった。

 気づくと花子が一段高いステージに登って踊っている。

 よかった、楽しそうだ。

 

 曲がローバラードになると男女で抱き合いながらダンス調に踊るカップルもいた。

 花子もステージから降りてきて俺と抱き合い踊った。

 

 

 

『ふぅー。

 楽しいですね』

 席にもどり、ドンペリを流し込む。

「ああっ、疲れたぁ」

 気づくと一時間程踊っていたようだ。

『何言ってるんですか? 

 まだまだこれからですよっ!』

 元気な花子が踊り足りないとせっつく。

「花子行ってきな。

 俺はここから観てるから」

『もう、仕方ないですね。

 後から来て下さいよ』

 そう言いながら花子はエントランスに向かった。

 

 

 エントランスでは踊り狂う男女とその隅で抱き合いながら濃厚なキスをするカップルなど様々だ。

 

 ステージ上の花子は相変わらず踊り狂っている。

 

 しばらく見ているとステージから降りた花子をナンパするチャラ男が現れた。

 

 20代半ばくらいの男で異様に花子に纏わり付いていた。

 

 ヤバイっ! 

 花子が怒ってるっ! 

 

 俺は慌てて花子の元に駆け寄った。

「おいっ! 

 その娘は俺の……」

 ドゴンッ! 

 花子がチャラ男に向かってかかと落としをした。

 辛うじてチャラ男からは逸れたが、床には大穴が開いている。

『私に触れていいのはっシンさまだけだっ! 

 軽々しく触るなっ! 

 ゲスがっ!』

 チャラ男はお漏らししてその場に水溜りを作っている。

 

 かなり切れてる花子を抱きしめて落ち着かせてその場から去った。

 

 

『シンさまぁ、怖かったぁ』

 席に戻って座る花子が俺にしな垂れ掛かってくる。

 

 俺は君の踵落としの方が怖いわっ! 

 

 エントランスでは花子が開けた大穴周辺にパーテーションを設けていた。

 

 花子には全くお咎め無しだ。

 当たり前だ、か(・)弱(・)い(・)女(・)性(・)である花子の一撃で穴が開く訳が無い。

 建築ミスか老朽化してたんだろう。

 

 逆にチャラ男は追い出された。

 過度なナンパが花子を怒らせたから、この会場ではスマートにナンパしなければならないのだ。

 スタッフからあのような輩がいた事を謝られた。

 

 

 夜も更けもうすぐ日が変わる頃にラストダンスになり、花子と一緒にチークダンスを踊り会場を後にした。

 

 会場で幾人かの知己が出来、この後の二次会にも誘われたが今日は花子だけを愛する為のデートなので断った。

 

 

『ふうぅんっ! 

 シンさまぁぁ……』

 予約してあったホテルのスイートルームのトイレで花子にキスをする。

 

「初めて花子と出会ったのもトイレだったよな? 

 そして、花子を愛したのも……」

『シンさまぁぁっ! 

 愛してますっ!』

 

 花子を便座に座る俺に跨らせ、抱きしめながら舌を絡ませ……。

 

 そして…………。

 




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