幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。 作:EMO
「どうしましょう?」
「どうもこうもないわよ。
幽霊たちをなんとか説得して出て行って貰うしかないわ」
「だが、あれだけ強力に成長した幽霊も珍しいぞ。
簡単に説得出来んと思うがな」
「除霊するにしても一筋縄には行かなさそうね」
『私が全員を一纏めにしましょうか?』
「うーん、それは最終手段として。
出来れば話し合いで何とかしたいんだよな」
シズヨさんにレイコさんの報告をすると、大変喜んでいた。
ただ、仕事として見るとかなり難しい案件である事も伝えた。
シズヨさんも分かっていて、最終的には俺たちに任せると言ってくれた。
俺はふと、廃病院の図面とショッピングセンターの完成図面を見比べた。
このショッピングセンターの中に彼女たちの居場所が有ればいいんだけどな……。
ん?
ショッピングセンターの完成図面の八階にあるアミューズメントスペースに目がいった。
うーん、もしかして……。
ショッピングセンターの店舗は七階までで、八階はゲームセンターなどのアミューズメント施設が入る予定だ。
九階と十階は事務所と従業員の社員食堂兼休憩スペースになっている。
「なあ、この八階って使えないかなあ?
例えば幽霊屋敷にしたり……」
「うん?
幽霊屋敷?
本物の幽霊で?」
「それっ!
面白そうっ!」
『完成したら私も行きます』
全員が乗ってくれたので、それぞれが案を出し合い企画書を作成するまでになった。
「ほう、本物の幽霊を使った幽霊屋敷か……。
面白そうじゃな。
良しっ進めてみろ。
先方にはワシからも話を通しておく」
翌日、会長に草案を見せてお伺いした。
まあ、会長ならすぐにのるとは思っていたが。
「はい、伊福部会長さんから聞きましたが本当に出来るんですか?
本物の幽霊屋敷なんて?」
この案件の依頼者である安永氐だ。
ショッピングセンターの大元締でもある。
「はい、幽霊たちの説得は任せて下さい」
「安全性はどうですか?
遊びに来て、憑依されて帰るなんてシャレになりませんよ」
「大丈夫です。
まず、霊たちは館内からは出られない様に結界を何重にも張ります。
逆に余計な霊も入り込めません」
「幽霊たちは人間に危害を与える事はしません。
一応ですが、霊から守護される御守りを入場券代わりにする予定です」
「なるほど、分かりました。
では、その企画を進めて下さい。
我々は改築作業に入らせてもらいます」
『本当にここに残れるのねぇ?
八階に移ればいいのぉ?』
「はい、そちらを終の住処にして頂けたら助かります」
俺たちはレイコさんたちに幽霊屋敷の件を説明して、幽霊屋敷の従業員になって貰う事を了承してもらった。
強力な幽霊は28人いて、全員がレイコさんのレズ仲間でみんな仲良しだ。
ザコ幽霊は申し訳ないが成仏させた。
改築工事中は幽霊たちには姿を消してもらい、なるべく人を脅かさない様にしてもらった。
建物にはレイジさんのお札による結界と雪花の結界で囲んで余計な霊が入らない様にした。
半年後……。
「はあ~、やっと明日がプレオープンかぁ。
疲れた。
お姉さまたちも張り切ってるし、私も頑張らないと」
幽霊屋敷の受け付けとしてこのショッピングセンターに就職したユミカだ。
そして、いそいそとある部屋に向かった。
『はぁんっ!
いっちゃうぅぅっ!』
『はぁはぁ。
いいわよぉ~あなた可愛いわぁ。
いきなさいぃ』
全裸の美人幽霊の蜜壷をレイコの指がかき混ぜる。
内側の敏感な箇所を攻め続ける。
背中側から抱きしめ、股を大きく広げさせてみんなから見える様に……。
ガチャ
「遅くなりました。
あっ、もう始まってるぅ。
私も混ぜて下さいよぉ」
ユミカが早速制服を脱ぎ捨てて近くの美女幽霊にキスする。
この部屋はレイコたち霊が休憩する為の部屋だ。
要はヤリ部屋なわけで、連日乱交レズプレイが行われている。
男子禁制の
プレオープン当日、沢山のマスコミが詰め掛ける中で"本物の幽霊屋敷"がオープンした。
八階フロアー全部を使った幽霊屋敷だ。
中は病院を模した部屋が迷路状になっている。
どの部屋にどんな幽霊がいるかはわからない、レイコたちが自由に決めているから。
そして、このアトラクションの人気企画が数十人に一人の割合で幽霊憑依体験がある事だ。
まあ、憑依といっても身体の自由が効かなくなり、自分では無い誰かが身体を動かすだけなのだが、それが当たった。
しかも、女性限定。
その憑依がレイコたちの霊力の補充でもあるのだ。
そして、カップルで来た男の方は地獄を見ることになる。
ほとんど男は敵と認識している女幽霊たちは男に対しては容赦なく脅かし失禁者が続出した。
本物の幽霊たちは腐った死体役をやったり、男たちだけに見える様に脅かしたりいきなり床から生首が生えている様に見せたりあらゆる嫌がらせをされるのだ。
そして幽霊屋敷を出る頃には男に幻滅した女から振られる。
中には美人局よろしく男を誘惑する美人幽霊もいるが、それが罠だったりする。
それらが更なる人気に火をつける。
男は女に男気を見せるため。
女は男からの愛を確かめる為に。
かなり傍迷惑な流行だったが、全国からお客様が集まってきてショッピングセンター共々大成功した。
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