幽霊との甘い生活!幽霊や妖怪、カッパにトイレの花子さんや雪女、更には人魚、座敷童子までみんなまとめて面倒みちゃう。だってみんな可愛い女の子だから。 作:EMO
俺たちは、菅原道真さんに礼を言ってから栃木県へ向かった。
那須の、ある廃寺にきた。
檀家が無くなり、維持できなくなり廃れた寺だ。
道真さんから伺った寺で、中に入ると意外と綺麗だった。
『あら、いらっしゃい。
お客様なんて珍しいわね』
寺の境内を箒で履いていた女性が挨拶した。
歳の頃は二十代半ばの明るい紺色の着物を着て長い髪を一括りにした綺麗な女性だ。
「突然の訪問で申し訳ございません。
どうしても玉藻前様にお会いしたくて参りました」
『ふふっ、殿方からそのようにおっしゃって頂くなんて何百年振りかしら。
どうぞ中へ』
やはり、女性は玉藻前様だったようだ。
『ちょっとまってね。
お茶を用意するから』
寺の内部は予想より綺麗だ。
玉藻前様の性格が伺える。
通された和室で待っているとお盆に人数分のお茶を乗せてやってきた。
『お待たせ。
寛いでね。
あっ、これはお茶請けね』
お皿に一杯のたくあんがあった。
なんかおばあちゃんみた……
『なんか失礼な事考えてない?』
いきなり玉藻前様から殺気が飛んで来た。
「い……いいえ。
美味しそうなたくあんだなあ〜って」
『そうなのよ、これね梅酢で漬けてるの。
さっ、食べてみて』
あ、危なかった……。
『おばあちゃんが作って悪いけど……』
「ブッー!」
お茶を吹いてしまった。
『ふふっ。
面白い人ね。
名前は?』
「は……はい。
シンと申します」
『んもぅ、堅苦しいわね。
それに、私の事はタマモでいいわよ』
俺は早速チヒロの事、将門や道真さんの事を玉藻さんに説明した。
そして、崇徳院を説得して欲しいと。
『ごめんなさい。
それは無理よ。
あの子にはあの子なりの矜持があるのよ。
怨霊と呼ばれても自分の本分は忘れてないわ。
大丈夫よ、直接行ってみなさい。
なんとかなるはずよ』
薄々は感じていた。断られるんじゃ無いかと。
「はい。
直接お願いしてみます。
お邪魔しました」
『そうそう、崇徳院に会うならこれを持って行ってね。
崇徳院へのお土産よ』
玉藻さんから渡されたのはさっきのたくあんだった。
「はい、ちゃんと渡します」
『んもぅ、そんな大した物じゃ無いんだから適当に渡しといて』
「シン、何を焦っているの?
チヒロさんが心配なのは分かるけど、この強行軍は無茶よ。
今すぐ四国に向かおうとしてるでしょ」
玉藻さんの前を辞してからレンタカーの中でアカリに言われた。
確かに、このまま四国へ向かうつもりだった。
アカリに言われてから気付いた。
俺一人でやってるんじゃ無い、みんなが協力してくれてチヒロを心配してくれてるんだ。
「そうだよな。
焦り過ぎてた……。
みんなごめん。
今日は、那須塩原の温泉にでも泊まって作戦会議でもしようか」
「『『『「やったぁー!」』』』」
そうだよな、みんながいるから俺があるんだ。
焦り過ぎて、みんなのことを忘れてた。
みんな大事な俺の恋人だ。
那須塩原の温泉にやって来た。
ちょっと贅沢して個室の中に露天風呂がある部屋を取った。
ここは、各個室が独立して特にこのデラックスルームには庭がある。
その庭を見渡す様な風呂があり、かなり贅沢な作りだ。
豪華な夕食をとってから、館内の内風呂を貸し切りにしてみんなでお風呂にした。
が、先に俺が入って待っていたが誰も入って来ない。
ガラッ
浴室のドアが開かれ誰かが入って来た。
アカリやマキや桜では無い……。
誰だ……。
湯けむりの向こうには誰かがいる。
花子や雪花、リリーでも無い……。
貸し切りにしたと言っても雪花が結界を張っているはずだ。
雪女の強力な結界には定評がある。
その結界を破る事の出来る何者かがいる。
緊張しながら湯船の端にあとずさりながら湯けむりの向こうを警戒した。
『ふふっ。
そんなに警戒しなくてもとって食わないわよ。
ちょっとした味見程度よ』
湯けむりの向こうから現れたのは玉藻さんだった。
全裸の……。
「た……玉藻さん……。
な……なぜここに?」
『んふっ、あなたが帰ってあの子の元へ行くか気配を追ってたらここへ泊まるみたいだったから様子見に来たの。
あなたがちょっと追い詰められた様な顔をしてたから……。
でも、大丈夫そうね。
良い娘たちね、大事にしなさいよ』
「はい」
玉藻さんは全てを見透かしていたようだ。
そして、そんな俺を心配して来てくれたのだ。
「あの、アカリたちは……」
『あの娘たちは、脱衣所で寝て貰ってるわ。
あなたとお話ししたかったから』
そう言うと、しゃがみ込んで湯船からお湯を掬い全身に掛け湯をした。
『ねえ、あなたシンだったわね。
私の背中を洗ってくれない?』
「えっ?
は……はい」
言われるままに湯船から上がり玉藻さんの背後に回る。
髪の毛をアップに纏めてあり、うなじが色っぽく白くて綺麗な背中だ。
腰も細くて滑らかなお尻に続く。
タオルにボディーソープを付けてから背中を洗い始めた。
『ダメよ、タオルなんか使っちゃ。
ちゃんと手で洗って』
「は……はい」
手にボディーソープを塗り、うなじから下に向けて手を添わした。
背中全体を洗い、肩から腕、脇の下、更に指先まで丁寧に洗った。
両腕を洗い終わると玉藻さんが俺の手を取り自らの胸に手を当てた。
『ここを忘れないでね』
後ろから抱きしめるように胸を弄った。
手の平に収まりきらない大きく柔らかな胸全体に石鹸を擦り込むように、乳首は指先で優しく摘み少し引っ張る。
『はぁんっ!
いいわよ……』
玉藻さんの吐息が甘くなる。
胸の谷間まで丁寧に洗い、細い腰からお腹迄優しく洗った。
『ふふっ。
さっきから背中に硬いものが当たってるわよ』
当たり前だ、さっきから俺の肉棒は限界まで膨張している。
「玉藻さんがいけないんですよ。
こんなに柔らかくて魅力的な身体をしてるんですから」
『ありがとう。
でも、ちゃんと
背中から全身に増えてる……。
お言葉に甘えて……。
次は……。
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