※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき 改変版   作:もっち~!

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ローレライ

 

朝目覚めると、宮野医院の処置室で寝ていた。あれ?なんでだ?

 

「おはよう。よく眠れたかな?」

 

志保が入院食を持って来た。

 

「その顔は、記憶に無いのかな?一弥、検査入院したでしょ?探偵の娘には連絡しておいたわ」

 

俺に俺のスマホを渡してきた。

 

「サンク」

 

「ほら、喰え」

 

「志保の口移し?」

 

バキ!

 

志保が俺の頭を叩き、無言で部屋を出て行った。怒らせたかな?味の無いおかゆを、梅干しをオカズに食べて行く。

 

 

 

---土御門元春---

 

ねーちんが、心を折られて以来、心ここにあらずの状態である。どんな言葉責めを受けたんだ?

 

「そうだ。私から逢いに行けば良いのだ」

 

どこへ行くんだ?

 

「アイツがどこに住んで居るのか、知っているのか?」

 

「心が感じるまま、進めば、いつか逢えるだろう」

 

ダメだ。これが聖人といわれた女か?見る影も無い。

 

「分かったにゃ。五和に住所を訊いて、連れて行ってやるよ」

 

「そうか…頼む」

 

ねーちんは部屋の隅に行き、体育館座りをして、俯いた。あぁ~、ダメなやつの定番だ。はぁ~、五和に連絡を取るか。

 

翌日、ねーちんを車にのせ、米花町へと向かった。そこに、五和、レールガン、ラストオーダーにシスターズ、そしてインデックスが、シェアハウスしていると言う。なんか、終わった感があるメンバーが集まっている。

 

ここか?7階建てのマンション…五和に連絡をすると、エントランスまで来てくれた。

 

「プリエステスは大丈夫ですか?」

 

「これが大丈夫なように見えるか?」

 

目が死んでいる。視線は虚空を見つめているようで、視点が定まっていない。

 

五和の先導で、6階で降り、五和の部屋?に入った。入った途端、ねーちんは走り出し、その部屋にいた男に抱きついた。コイツが原因なのか?

 

「相変わらず、エロい服装だな」

 

男の指が、ねーちんの股間に空いたジーンズの裂け目から入り、何かをしていた。

 

「あぁぁぁぁ~」

 

ねーちんは喘ぎ声を発し、男に抵抗せず、刺激を受け入れているように見えた。

 

「きょうは、ダッチワイフプレイをするか。お前は、今からダッチワイフだ。勝手に動くな、勝手に声を上げるなよ」

 

男の宣言…ねーちんはその指示に従ったのか、喘ぎ声が止まった。

 

 

 

---神崎火織---

 

「きょうは、ダッチワイフプレイをするか。お前は、今からダッチワイフだ。勝手に動くな、勝手に声を上げるなよ」

 

彼の宣言…身体の自由を奪われた。なのに、感じる。感じ捲っている。いやらしい身体。彼からの刺激で、思考が止まる。感じさせるだけで、きっと放置プレイなのか。欲しい…とっても、欲しい…

 

「昔聖人、今は肉便器か?」

 

言葉責めだ。肉便器にもなれないのか。太ももを流れ落ちるナマ温かなモノ。濡れまくっている、火照っている、これでもかとばかり立ちまくっているのに…何もしてくれないのか?

 

私の目の前で五和を全裸にし、激しいキスをして、五和に入って行く。私も欲しいです。

 

「性処理人は、そこで見ていろよ。出そうになったら、便器として使ってやるから」

 

入れてくれないで、出すだけなのか?欲しいのに…

 

 

 

---土御門元春---

 

「おい!お前は神崎火織をどうしたいんだ?」

 

ねーちん相手ではなく、五和相手で始めた男。それは、鬼だろう。

 

「その聖人か?飼うかな」

 

ねーちんを全裸にしていき、首には鎖を巻き付けた男。

 

「おい!それはあんまりじゃないか?」

 

「で、お前は何の用だ?」

 

「彼女を元に戻せ」

 

「元の姿なんか、覚えていない。じゃ、帰れ」

「お前の組織は、何を目的にしているんだ?」

 

「日出ずる国の夜明けだ」

 

この国の夜明け??昔の偉人の誰かが言ったような…

 

「この国中心の世界の秩序の構築、格差社会、一部の無能な者達によって、政が決められている。憂う事態だと思わぬか?」

 

何を言っているんだ、コイツ…

 

「俺はこの国を中心として、国家を築く。築いた後は、有能なプレーン達に任せて、俺は君臨だけする」

 

正気で言っているのか?

 

「実行出来ると思っているのか?」

 

この国だけでも、様々な勢力が国のトップを取ろうと暗躍している。世界規模で考えると、無数の組織がこの世界を統べようと躍起になっているのだ。

 

「やってみなはれ…有名な経営者の言葉だ。やってみないと分からない。なんで、何もせずに諦めるんだ?」

 

やる?戦力、資金、人材が必要である。こいつにはあるのか?

 

「お前は資金、戦力、人材があるのか?」

 

「どうだろうな。まぁ、無ければ作れば良いだろ?違うか?」

 

それはそうだが…実際問題として…

 

「では、手始めにどこを潰せば、信じてくれる?」

 

コイツ…マジなのか?

 

 

 

---九島烈---

 

学園都市の統括理事達に呼び出された。つまらない覇権争いに、九島家を巻き込むつもりなのだろう。

 

「老師、ようこそ。では、早速、レベル10の者の概要を教えてくれませんか?」

 

コイツらの目的は、第二第三の一弥を造ることだ。

 

「概要?レベル10?何のことですかな?」

 

「惚けないで下さい。我々がレベル6に到達していないのに、レベル10を一人で独占ですか?この国の財産ですよ。一人占めは良くないですな」

 

「「そうだ、そうだ!」」

 

「私は科学勢力では無い。君達とは一線を画す勢力ですよ。何を勘違いされています?」

 

「魔法師って言っても、我々科学勢力の延長でしょ?レベル10の彼だけでなく、数名の魔法師も提出して貰いますよ」

 

米国と同じで、魔法師も道具だと考えているのか?愚かな…

 

「数名の魔法師ですか?」

 

「えぇ、司波深雪、司波達也、一条将輝、十文字克人、渡辺摩利辺りを、速やかに提出してもらえませんかね?」

 

魔法師の若い芽を摘むつもりか?

 

「断ります。彼らをあの少女の様に実験に使うのでしょ?忌まわしき、クローン実験に?」

 

「わかっておいでじゃないですか。2万人ずつ造り、各国へ沈黙をプレゼントするんですよ」

 

私を呼び出しておいて、コイツらは全員、テレビ電話で参加とは…とんだチキン達である。

 

「そうそう、あなた方に報告があります。三種の神器が揃いました。勿論、あなた方の手には渡しません」

 

「なんだと…おい!ジジィ!渡せよ」

 

「そうだ、我々に託せ!」

 

「無理ですよ。私ですら、手元には無いんですからね」

 

「誰が持っているのだ?」

 

「おい!暗部を集めろ!」

 

「彼らは彼らの意思で行動します。魔法勢力の作り出した最強の魔法使い、我々魔法師勢力の作り上げた最強の魔法師、そして、あなた方科学勢力の作り出した最強の能力者。この3名は既に意識レベルでリンクしている」

 

ザワつく統括理事達。

 

「ならば、そのリンクを断ち切れば良いのだな」

 

何?

 

 

 

---近藤一弥---

 

今日も元気に帰宅部をしていると、よからぬ集団に囲まれた。

 

「おい!一緒に付いて来い」

 

手には銃を握っている集団。

 

「断る」

 

「なら、力尽くだな」

 

街中で躊躇無く乱射される銃弾。マジか?通行人に被弾しても怯まない一団。コイツら、何者だ?路地裏に逃げ込む。大通りだと、関係無い者達が巻き込まれるから。

 

ガッチャン!

 

何かが当たった音がした。

 

「お前、フルカウンター持ちか?」

 

仮面を被った少女が俺の背後にいた。その手には鉄釘が握られている。彼女の手から大量の鉄釘が、俺へと撃ち込まれて来た。なんだ、コイツは…飛んで来た鉄釘は俺に当たる前に戻っていく。フルカウンターである。

 

「飛び道具は効かないってことか?ならば…」

 

仮面の少女が近接攻撃を仕掛けて来た。重い攻撃であるが、受け流せない速度では無い。

 

「いたぞ!」

 

背後から男の声、ヤツラの撃った流れ弾が、彼女の仮面を砕いた。仮面の下にあったのは、知った顔に似ている。それは…つまり…まだ、造っていたのか。湧き上がる怒りで、俺の中の何かが覚醒していく。

 

『ミサカ・ワーストです。御坂がお知らせします。ラストオーダーの後に生まれた戦闘特化タイプです』

 

10032号の声が、脳裏で聞こえた。コイツ、20002体目のクローンなのか?何故、美琴より胸があるんだ?スタイルも良いのが謎である。

 

『ニブルヘイム』と脳裏で誰かが叫んだ!目の前の少女が凍っていく。俺を中心に凍っていく世界…今のうちに、目の前の少女を拉致して、この場からトンズラをした。

 

◇

 

阿笠博士の家に運び込み、彼女からヤバそうな物を撤去して、隠れ家にお持ち帰り。今、冷え切った身体をお風呂で温めてあげている。

 

「うん…ここは?あっ!貴様…はぁぅ…」

 

俺のアレが、良い角度で刺さったようだ。女性を無力化するには、これが一番だな。彼女の胸に手を置き、乳房と乳首の感触を味わう。

 

「やめろ…辱めるのは、やめろ…」

 

刺さっているので、何かを諦めているのか、声が弱々しい。

 

「おい!離れろ…爆発するぞ!」

 

「あぁ、自爆装置か?解除したよ」

 

「何?」

 

不思議そうな顔をしている少女。

 

「だって、美琴の関係者だろ?20002体目のさぁ」

 

「それは…」

 

「君の心の闇も、解除したよ。ここで妹達を護ってくれないか?戦闘特化タイプなんだろ?」

 

「護る?妹達…を…いいの?」

 

「あぁ、君をあんな目に遭わせたヤツラはしばくよ」

 

ミサカ・ワーストを妹達に託し、俺は学園都市へと向かう。許せない…美琴のクローン達を使い捨てにしやがって…ミサカに頼んで、味方になる人物、美琴の友人達を選別し、土御門の組織に拉致してもらってある。なので、ここにはクズしかいない。その日、学園都市は地図から消え、学園都市跡と地図に載るようになった。

 

 

 

---佐藤美和子---

 

ボスである林田リンの指示で、クラブ『ローレライ』に潜入している。ここは、ライブハウスを持ったクラブである。地下にライブ会場があり、1階はダンスフロア兼バー、2階はダンスフロア部分が吹き抜けになっていて、その吹き抜けを囲む様に、フードコートが展開されている。

 

ここのライブハウスは、女性限定の会場で、男性は入れない。店側が純粋に音楽を楽しんで欲しいということで、定めたルールだそうで、純粋で無いヤツラは1階のダンスフロアとバー周辺にいるようだ。ライブ会場に入るには前売り券か、当日券を買う必要があるのだが、この建物に入るためには、入場料が別に設定されていた。

 

「マルサに確認しましたが、経理上でおかしな点はないようです」

 

高木君から調べた情報を聞いている。

 

「悪さをしたバカは、店の黒服が速やかに排除していたわ」

 

私とボスは客として潜入している。由美と苗子は店員として潜入中である。

 

「お尻を触る客はいるけど、それ以上の事は、黒服が排除してくれているわよ」

 

と、由美。店員は肌の露出の少ない制服で身を包んでいた。客が主役なので、店員は目立たないようにが、この店のコンセプトだと言う。

 

「問題は排除されたヤツラがどうなるか、なんだよね~」

 

ボスの興味はそこだった。店で悪さを働いた者達は行方不明になっているらしい。

 

「黒服に捕まると、黒服の部屋に連れ込まれて…その後はわかりません」

 

「オーケーよ。無理はしないでいいから。高木君と千葉君はダンスフロアを張って、私と美和子さんでライブ会場に行くから」

 

今夜の予定を話すボス。

 

夕方、ボスに連れられて、ローレライに入店した。入場料は1000円。ワンドリンク付きだそうだ。で、ライブ会場への入場料は、参加アーティストと相談で決まるそうで、今夜は2000円だった。

 

「今日はラス、RAISE A SUILENが出るそうよ」

 

今、人気のあるガールズバンドである。入り口では女性かどうかを身分証でチェックしていた。私とボスは偽装した身分証でチェックを通り抜けた。ライブ会場は立ち見である。椅子席は中2階に若干あるそうだが、別料金になるようだ。

 

「ここにしましょうか?」

 

中2階の立ち見席に陣取るボス。その隣立った。

 

 

 

 

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