---御坂美琴---
立川の学園都市に戻って来た。既に学園都市では無くなり、既に近藤商会の私有地になったそうだ。
「ここなら、シスターズを保護できるでしょ?」
一弥と仲間達で、統括理事達や、暗部を駆逐してくれたらしい。あの窓無いビルなど、統括理事関係の建物が消えていた。
「無理していない?」
「財閥のいくつかが協力してくれたんっだよ」
一弥は財閥と関係があるのだろうか?近藤商会の跡継ぎで無いのか?
「元々のエリアを囲う壁はそのままで、正門以外から出入りは不可能だったけど、立川駅からのモノレールで乗り入れ可能にしてある。改札口には悪意持ちを排除する結界を設置しいてあるから、問題が少なくなると思うんだよ」
魔術サイドと関係性もあるようだ。
「それに資金がショートしないよう、友好関係企業から家賃を取って、研究施設を有効活用して貰う計画だよ」
取り敢えず常盤台中学の跡地を妹達の宿舎にし、とある高校の先生だった小萌先生に教育などをまかせるそうだ。妹達はミサカネットでリンクしている為、最低1名でも受講していれば、全員の知識になるらしい。便利であるが、本体である私だけにはリンクしていない。理不尽である。私も一緒に勉強しないといけない。
「小萌先生は化学と義務教育の範囲だけが教えられるそうだ。高校は事情を精通している八王子の国立第一高校になりそうだ」
---工藤新一--
飲酒してからの現場急行により、自室謹慎になった。納得いかない。勤務時間後に、呼び出されたんだ。飲んだ後だから、事故である。
「証拠品の上で嘔吐って、ダメだろ?鑑識さん達が涙目だぞ」
確かに、臭かった。すまん…
「反省もなく、問題行動ばかりだな」
リーナの上司により延々と絞られている。
翌日、いつもの安酒のバーへ向かうと、そこで意気投合した男と、その男の馴染みのクラブへ行き、思う存分に愉しんだのだが…目が醒めると、死体と添い寝していた。一気に酔いが醒め…どうなっているんだ?俺がその場にいた証拠を消して行った。
---工藤優作---
新一は何をしているんだ?酔っ払った勢いで死体安置所で、死体とヤッテ、翌朝、その痕跡を消していた。そういう性癖になったのか?一部始終が監視カメラに記録されていた。
「新一、お前は何をしているんだ?」
「え?えん罪だよ、目覚めら横に、死体があったんだ!」
記録映像には新一が一人でモルグに入って来たことが記録されていた。えん罪にもならない。証拠がバッチリ残っているんだから。
「なぁ、父さん。俺はいつ日本に帰国できるんだ?」
何を言っているんだ?忖度された結果、罪をいくつか揉み消され、今更裁けない身の上なのに
「お前と服部君は帰国出来ない」
「なんでさぁ?蘭が待っているんだ、早く帰国しないと」
蘭くんは待っていない。接近禁止令が出ているって、理解できていないのか?ここまでバカでは無かったはずだ。翌日、精神鑑定の為に入院させてみた。
新一を入院させた上、新一がおかしくなった原因のVDを調べることにした。しかし、新一がおかしくなったのは日本に居た頃からであるが、VDはまだ日本に上陸していないようだった。新一の住んでいる部屋を調べることにした。独身寮であるし、廊下には監視カメラが設置され、連れ込み予防はされているが、酒、薬物の類いの持ち込みは制限されていないようだ。
新一の部屋には、VDを解析した形跡とメモが残されていた。
『このOSはどこかで、見た覚えあり』
と、メモに書かれていた。散らかった部屋からOSのリストを探しだし、目を通していく。
「これは以前協力した…VR-MMOを作った日本のメーカーのOSのようだ」
既に日本に上陸していたのか?いや、まさか、日本で開発されたのか?