※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき 改変版   作:もっち~!

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転機

 

---ラム---

 

藤林響子の裸体に重低音ビートが襲い掛かる。ビートに合わせて、裸体が蠢く。

 

「これって、どんな状態なんだ?」

 

達也に訊かれた。

 

「自らの意思で身体の制御が出来ない。だけど、感覚は生きているし、思考は出来る。性的な刺激がダイレクトに脳に刺さるんだろうな」

 

響子が置かれた現状を説明した。真っ暗であるが、赤外線カメラにより、響子の醜態は録画され、九島烈に見せている。

 

「烈に見せても、なんとも思わないんだろうな。アイツにとって、孫なんか他人だろうから」

 

「一弥は大丈夫なのか?」

 

「あぁ、俺が一弥の身体を管理している。傷つくようなことはしない。兎に角、一弥が安心して生きられる世界にはしたい」

 

一弥の裏人格である俺の望みである。

 

 

 

---アンジェリーナ・クドウ・シールズ----

 

九島烈の孫では無いが、九島烈の弟である九島健の孫である。九島家の犯した大罪を背負えと、組織に協力してのだが、工藤新一に逃亡され、工藤優作に、レベル5の秘密が暴露され、私の任務は失敗したらしい。

 

目の前で藤林響子が私と同じ罰を受けていた。もう、日の目をみることは出来ないのだろうか?

 

「なぁ、工藤新一、優作親子を米国から出すなって指示したよな?」

 

目の前で悪魔が喚いている。

 

「なぁ、YYの精子とXXの卵子が交配するとどうなるかな?」

 

ダメ!ダメだって…声が出ない上、抵抗すら出来ない。出来るのは考えること、快楽に溺れることかぁ。

 

人ならざる物が私の両脚を開いていく。既にビショビショの股間に、何かを振りかけていく。意識が保てそうもない、そんな感覚である。

 

そして、アイツが侵入して、意識が飛んだ。

 

 

 

---近藤一弥---

 

目覚めると知らない部屋にいた。畳の香りが立ちこめる和室。日光の香りがする布団で寝ていたよだ。

 

「若様、お目覚めですか?」

 

老執事が俺に一礼をした。ここどこだ?

 

「一弥、おはよう」

 

老執事の後ろから女性が声を掛けてきた。

 

「おはようございます。って、ここはどこだ?」

 

「ふふふ、ここは四葉家の本邸よ。坂本家、七草家と協議した結果、当分ここで療養をしてもらいます」

 

四葉家って、近藤商会のスポンサーの一つだったっけ。

 

「愚か者の害虫が、今は無き長作さんの名誉を踏みにじったのよ」

 

長作って、俺の実の父親だな。

 

「おかげでマスコミという羽虫がそこら中を飛んでいてね。都会では正常な暮らしが望めないのよ」

 

俺の実の父親が過去に何かをしたのか。それで、その過去を誰かがマスコミにリークしたのか。

 

「頭の弱い日本政府が、あなたを死んだことにしたの。本当に愚かだわ。だから、あなたは今から四葉一弥になります」

 

近藤姓が名乗れないので、四葉姓になるのか。

 

「今度はどうなるんだ?」

 

「あなたは、四葉家の跡取りになってもらいます。そして四葉一弥として生きて下さい」

 

女性は俺に優しげな笑顔を見せた。

 

 

 

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