婚約破棄された私を会社の上司である常務が溺愛してくるんですけど、 作:EMO
「だから、俺が君の恋人になれば一石二鳥だろう?
君は辞めなくても済むし俺も君を失わなくて済む。
所謂winwinの関係だ」
「い、いえ……言っている事の意味が分かりません。
何故私が常務の恋人にならなければならないんでしょか?
大体常務には恋人が沢山いらっしゃるじゃないですか、今更私如きが恋人なんて……」
本当に何を考えているんだこの人は、私なんかが常務の恋人なんて務まる筈が無いし、数いる恋人の一人なんて嫌だ。
どうせなら私一人を愛して欲しい。
私はそんな人を探す為に秘書課を辞める決心をしたのだから。
「君は何か勘違いしているが、俺には恋人は一人も居ない」
「でも、ラウンジのママさん達とは……」
「あの人達はただの飲み友達だ。
身体の関係は無い。
それに、前の彼女も数年前に別れてから会っても無い。
なんだ俺では不服か?」
「い、いえ……ただ、私では常務に釣り合わないと……」
「確かに君は美人だし仕事も出来るから俺程度では釣り合わないかもしれないがこれでも努力はしてる方だが……」
何故か常務が落ち込んでるし……。
「ち、違いますっ!
私程度が常務に釣り合わないって言ってるんです。
私なんか大学を卒業して就職してからはなんの向上心も持たずに秘書課の仕事をしてきていつか寿退社する事ばかり考えてるダメ社員なんです。
それが唯一の頼りにしてた彼に婚約破棄されて……おまけに最後の言葉が"お前みたいなマグロ女はもう要らない"ですよ……たった半年エッチしなかっただけで……確かに私はマグロかもしれませけど……経験も彼しか知らないし……でも……でも……いきなり婚約破棄は酷過ぎませんか……私だって彼の為に努力はしてたんですよ……。
……はっ!
い、今のは忘れて下さいっ!
私ったら……」
し、しまった……気持ちが昂ぶってしまってとんでもない事を言ってしまった……。
恐る恐る常務を見ると今まで見た事も無いような複雑そうな表情をしていた。
「君は元彼に未練があるんだな」
「無いと言えば嘘になります。
付き合ってから四年になりましたから……必ず結婚するって思ってました」
「なら、どうすれば元彼を忘れる事が出来るんだ?」
「分かりません。
ですから新しい恋人を作ったらって思ったんです」
「だったらその恋人は俺でもいいんだよな?」
「ですから……」
話が堂々巡りになってきた。
「なら賭けをしよう……」
「賭け……ですか……?」
「君は元彼を忘れられない。
俺は君が欲しい。
なら、元彼が君に対して言ったマグロ女を俺がいかせてやる。
そしたら君は俺の恋人になれ。
もし君がいかなければ君の自由にしてもいい」
「は?
私をいかせる?
い、いや……何をおっしゃってるのか……私はそんなに軽い女ではありません……そんな賭けにはのりません」
「なら、ハンデをやろう……俺は背後からしか君を責めない。
もちろん本番はなしだ。指だけしか使わない。キスもしない」
「はぁ?
そんなので私をいかせる?
無理ですよ……彼とのセックスは気持ち良かったけどいったのは数回しかなかったかですし……」
って私ったら何性癖を暴露してるのよっ!
恥ずかしい……顔が赤くなるのが分かるわ……。
「なら余計に賭けをしよう……俺はなんとしても君が欲しいんだ。
君は元彼との付き合いは四年と言ったが俺との付き合いは五年なんだぞ。
仕事上の付き合いだとしても元彼より長い間一緒にいたんだ。
君が婚約して元彼と結婚すると知った時は落ち込んだが素直に祝福するつもりだった。
だが、最近婚約破棄されたと知った。
君の微妙な変化には気付いていたがプライベートにはなるべく立ち入らないようにらしていたから黙っていたんだ。
だが、君が私の元を去るのならば話は別だ。
重ねて言う。
俺は君が欲しい。恋人になって欲しい。
だから君の気持ちが納得する為の賭けだ。
どうだ?」
常務の目が真っ直ぐに私の目を見る。
こんなに情熱的な目を向けられたのは生まれて初めてかもしれない……。
「は、はい……」
思わず返事をしてしまった……。
「よし……なら……」
ニヤリとした常務が私の隣に来て……私を背後から抱きしめた。
瞬間に私の身体がビクッとした。
「そう強張るな……別にとって喰うわけじゃない……」
常務の低く張りのある声が耳元で優しく囁やく。
「は……い……」
そうは言っても無理……常務の太い男の腕が私の腰に回るのを意識してしまうし、髪の毛を分けて常務の唇が私のうなじに近づくのもわかる。
……はぁはぁ……常務の吐息が私のうなじに掛かり舌が優しく這う。
「……ん……」
「だからそんなにガチガチになるな……余計に興奮するだろ……」
常務の声に余裕を感じて少しだけ悔しくなった。
「……ふ……ふんっ……だ、だったら……感じさせてみて下さい……」
「望むところだ」
……チュッ……チュッ……
うなじへの軽いキス……気持ちいい……
「……はぁ……ん……」
常務の左手がブラウスの上から私の胸を優しく揉む。
背後から抱きしめられているので背中全体に常務の体温を感じて身体が熱くなる。
右手が私の下腹部に添わされタイトスカートを掴み捲る。
「少し腰を上げてくれ」
「…………」
少し腰を浮かせると一気にタイトスカートが捲り上げられ下着が露わになる。
「……っ!」
15デニールの黒のパンストの下の水色のショーツまでもが丸見えになった。
思わずキュッと両膝を閉じて太ももを密着させる。
「ふふふっ……可愛いな……恥じらう姿がいい……」
「……っ!」
常務のその声にゾクゾクして背中に電気が流れた。
常務の両手が優しく太ももを撫でながらゆっくりと両脚が開かれる。
右手が優しく私の下腹部へ添わされ恥丘を撫でた。
「……はぁん……」
「君のココは柔らかいな……」
そう言いながら指先を微かに分かる割れ目に這わす。
「……あん……ふぅん……」
気持ちいい……男の人の愛撫が気持ちいいと感じるのは久しぶりの様な気がする……。
最近のと言うか半年以上前だけど、元彼とのセックスは私が下になって彼が私の胸を揉みながら胸を吸ってから直ぐに挿入するとても淡白なものだった。
私もそれが当たり前になっていたのか自ら感じるのは恥ずかしく思ってたのでそれ以上は求め無かった。
元彼にはそれがマグロに写っていたようだ。
ピーピリピリ
「っ!」
常務の両手がパンストの股間部を破く。
ビックリして太ももを閉じようとしたが両手に阻まれて閉じられない。
水色のショーツが露わになりステッチ部に常務の指先が触れた。
「少し濡れてきたようだな……」
「…………!」
恥ずかしくてこれ以上声にならない。
確かに濡れているのは自分でも分かってるけど男の人に指摘されると恥ずかしさが倍増される。
そして一旦下腹部から手が離された。
ホッとする気持ちと残念な気持ちが混じったような変な気分になってる……。
常務の両手がブラウスに添わされボタンを一つづつ丁寧に外していきショーツとお揃いの水色のブラも露わになった。
「きゃっ!」
ブラの上から胸を揉むと思っていたらいきなりブラが下から上へずらされ胸が露わにされた。
いきなりだったので両腕を交差するように胸を隠した。
「何故隠す……綺麗な胸なのに……」
そう言いながら私の両腕を優しく掴みゆっくりと下に下される。
「……はぁん……ん……」
そして下から拯うように揉み初め乳首を軽く摘む。
「……ふぅん……はぁ……」
そしていつの間にかうなじを舐めていた唇が私の耳たぶを優しく挟み舌先が耳の中を舐めていた。
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