※この作品はR-18です。

婚約破棄された私を会社の上司である常務が溺愛してくるんですけど、   作:EMO

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三話

 頭がポーってしてきて身体が熱くなってきた。

 

「……ひゃんっ……」

 常務の指がショーツのステッチの敏感なところを撫でる。

 じんわり染みつく様にショーツが濡れた。

 

 そして常務の指がショーツの股間部を横にずらしてアソコを露わにする。

 は、恥ずかしい……でも……。

 一応は毎日整えていた陰毛も剥き出しにされて指先が敏感な突起に触れた。

 

「ひっ……いたっ……あっ……」

「痛かったか、スマン……」

 直ぐに指先を離して陰毛をさわさわと触りだす。

 

「……はぁぁ……ふぅん……はぁはぁはぁ……」

 そしてさっきより優しく触れるか触れないかくらいで突起を撫でる。

 

「……あっ……」

 その突起から指先か離れヒダを器用に分けながら充分に濡れたアソコへ指先が触れた。

 

 ヌチュヌチュ

「……はぁん……あぁぁ……ダメ……」

 太い指がアソコの中へ入ってきた……。

「……あぁぁん……ん……」

 右手の指が私の中に入り左手が胸を揉みながら唇が耳たぶを甘噛みする。

 それぞれが別の生物の様に動きながら私を蹂躙していく……。

 お尻から頭までを絶え間なく電気が走り身体がビクビクする。

 

「……あ……ん……だ、ダメ……そこは……」

 ……クチュ……クチュ……

 背後にいる彼から回された太い指が股間に這わされアソコに入り掻き回しいやらしい音を立て、その度に頭に痺れが走る……。

 

「はぁはぁ……だめ……はぁん……」

 ……チュッチュッ……チュッ……

 指の動きとは別に唇が私のうなじに吸い付き左手の指先が乳首を優しく摘み指先で転がす。

 

 

「何がダメなんだ……君ががこんなにいやらしいのが悪いんだろ……」

 彼の指が更に中に入り指先が感じる部分を刺激してから、一旦抜いた指先を私の目の前に掲げて指先に付いた愛液が糸を引くのを見せつけてくる。

 

 ヌチュヌチュヌチャ

 今度は中指と人差し指の二本の指が中に入ってきて私の中をかき混ぜるように指先を折り曲げ特に感じる部分を刺激する。

「……はぁはぁはぁ……はぁぁぁ……だめだめっ……いっちゃぅぅぅ……」

 

 お尻から頭の中まで電撃が走り身体全体を痺れが襲い力が抜けていく。

 

「なんだ、もういったのか……なら俺の勝ちだな……今から君は……香奈美は俺の恋人だからな……」

「……はぁはぁはぁ……そ、そんな……」

 彼が背後から抱きしめる力を強めうなじに力強くキスする。あたかも自分の物であるとマーキングするように強く吸う。

 

 そして私は意識を手放した。

 

 

 

「はっ!」

 どれだけ寝ていたのだろうか私はまだ常務に背中を預けた格好のまま半裸でいた。

「あ、あの……」

「うん?

 ああ……五分くらかな君が……香奈美が気を失ってたのは……その間に俺は君にずっとマーキングしてたけど」

 はっとして首筋を触るとちょっと熱くなっていた。

「明日は休みだからあまり外に出ない方がいいかもな。

 あからさまなキスマークだから君が恥ずかしくなければ構わないが」

 くくくっと常務が面白そうに笑う。

 

 そうして今になって気が付いた、私の腰に当たる常務の腰の辺りが異様に盛り上がっている事に。

 ズボンの上からも分かるくらいに……。

 

 

 常務の膨らみに気付かない振りをして常務から離れて衣服を整える事にした。

 部屋の隅に行き常務に背を向けて外されたブラを元に戻す為に一旦ブラウスを脱ぐ。

 常務の前でやるにはかなり恥ずかしいけど、部屋を出てトイレまで行く時に誰かに見られるのもって考えたら恥ずかしくてもこの部屋の中で整えた方がいいかもって……っ!

 ここって離れだった……呼ばない限り誰も来ないじゃないっ!

 失敗した……チラッと常務の方を振り返ると常務と目が合ってしまい、

「香奈美すまないっ!

 我慢が出来ないっ!」

「きゃぁっ!」

 常務が立ち上がり私を抱きしめてから押し倒された。

 

 常務が畳の上に寝かされた私の上に覆い被さり顔を近づけてきてキスをした。

「……ん……んっ……」

 強引に舌が私の口中にねじ込まれ舌が絡まる。

 そして唇から離れてから胸まで下がり胸を揉みながら乳首を唇が吸う。

 

 その瞬間にスゥーッと頭が冷めて来た。

 

 バチンッ

 なんだか腹が立ってきて思わず胸元にいる常務の頭を叩いた。

 

「イテッ!

 何するんだっ!」

 常務が怒り顔で頭上げる。

 

「はあ?

 怒りたいのはこっちなんですけど?

 大体勝手な賭けを持ち出してきたのは常務の方ですよね。

 それで賭けに勝ったから今から恋人になれって勝手過ぎないですか?

 私の気持ちを無視してますよね。

 ましてや、着替える私を見て獣(けだもの)のように欲情して私を犯すんですか?

 それで恋人って言えるんですか?

 私はそんな恋人は嫌です」

 さっきまでの仕返しとばかりに思いっきり思ってた事を吐き出した。

 

「す、すまない……調子に乗っていた……この通りだ、謝る」

 私の上から飛び退いた常務が私に土下座して謝ってきた。

 

「い、いえ……別に土下座までしなくても……反省してくれたら……」

 常務の土下座を見てしまったら怒りが霧散してしまった。

 

 しかし、今の私達を誰かが見たらどう思うだろう。

 上半身裸で胸を晒しながら男を説教する女と土下座する中年男性。

 そう思ったら笑えてきた。

「ふふふっ」

「ははははっ」

 常務も同じ事を考えてたのだろう一緒になって笑ってしまった。

 

 

 

 しばらくしてから本当に衣服を整えた。

 破かれたパンストは予備を持っていなかったので脱いで生足になった。

 この年で生足はキツいものがあるけど帰るまでだから我慢しよう。

 

 帰りは常務がハイヤーで送ってくれ、私のマンションの前で別れ際に、

「恋人の件は真剣なんだ。

 前向きに考えて欲しい」

 って言って去って行った。

 

 

 

「はぁ……恋人か……何故私なんだろ……」

 マンションに帰りソファーに身を投げだして人心地つくと頭の中には常務とのやり取りが繰り返された。

 

『俺の恋人になれ』今までここまで強引で情熱的に言われた事は無い。

 元彼とは自然に付き合うようになってたので告白された記憶がないし、っ!プロポーズの言葉ってなんだっけ?

 思い出せない……。

 

 常務の腕……太かったな……あの大きな手が私の胸を揉んだんだ……そしてあの指が私の中に入って……はぁん……気持ち良かったなぁ……あぁぁぁ……んっ……。

 

 気付いたらいつの間にか下着姿になってショーツの中に手を入れてアソコを弄ってた……。

 

 

 

 週が開けた月曜日。

 出社するのが億劫だった。

 もちろん常務に顔を合わせるのがだ。

 

「おはようございます」

 秘書課に入ると既に数人の同僚が自分の席に着いて下準備をしていた。

 私も今日のスケジュールの再確認と新聞各紙を読み世界情勢と株式の確認をする。

 午前八時に出社してから常務が出社されるまでの一時間が私の時間になる。

 その僅かな時間に出来るだけの情報を仕入れるのだ。

 

「ねえ、土居さん。

 週末の常務とのデートどうだった?」

「ブーッ!」

 いきなり同僚の細川さんが聞いてきたので飲みかけのコーヒーを吹き出してしまった。

 

「な、な……」

「んもぅ、汚くいなぁ……もうみんな知ってるわよ。

 あなた達が料亭デートした事なんて」

 へっ?

 寝耳に水ってこの事を言うんだって頭の隅で考えてしまった。

 

「えっ?

 なんで……」

「知らないなはあなただけ……。

 常務のあなたを見る目って凄く優しいのよ。

 あの常務ってね、あなたがいない時には鬼みたいな顔をして仕事をしてるんだから。

 その常務が仕事を離れてあなたを呼び出したんだから告白以外考えられないわよ。

 んでどうだったのよ。

 付き合うの?」

 この人、洞察力ありすぎ。

 週末の出来事を見てたかのように……。

 

「う、うん……まだ考え中……よく分からないの……」

 そうなのよね、休みの間ずっと考えてたけど分からない。

 ぱっと見は優良物件な常務なんだけど私には勿体なくて……だけど……。

 

 プープー

 ガチャッ

「はい、秘書課」

『権藤常務が出社されました』

 一階エントランスの受付嬢から内線がはいった。

 

 そして私は重い足を引き摺りながら常務の執務室へ向かった。

 




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