※この作品はR-18です。

ラブコメブレイカー〜彼女達は俺のセフレだから〜   作:クロアブースト

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久し振りに投稿。本当は「覗き見オナニー発覚ルート」の後に投稿予定だったけど、そちらが未完の状態だったままお蔵入りするの勿体無かったのでこちらを先に投稿しました。
ぶっちゃけエロ要素じゃなくて日常回っぽいです。

時系列的には「覗き見オナニー発覚ルート」後にせフレになったって認識だけあれば大丈夫です。



レンタル彼氏(小野寺春①)

「お願いします先輩!一日だけ、一日だけ私の恋人の振りをしてください!」

「んんっ!?」

 

春から両手を合わせてお願いをされる詩音。まさかの恋人の振りを頼まれるとは思わなかったからである。

しかも今は二人っきりではなく、小咲と春と詩音による3Pでの事後であった。

 

「春、駄目だよ。私達のセックスを頻繁に覗くオナニー常習犯からセフレにしてもらったのに彼氏だなんて……」

「お姉ちゃん……でも……」

「オナニーをしてたことが悪いんじゃないよ?だって春も思春期だし、気持ち良いことは好きだもんね」

「うん……」

 

顔を真っ赤にして頷く春。

何せ全寮制の女子校から実家へ帰る度に、小咲と詩音のセックス現場を覗いてオナニーを頻繁にしていたのだ。

一回目は偶然だったし、二回目も意図的にお母さんが不在日のあるタイミングが重なる連休を選んで帰宅したとしてもまだ偶然と言い張ることは出来た。

だが三度目の正直とばかりにもう一度セックス現場を覗いてオナニーをしたならばそれは誤射では許されない。

誤射の覗き見オナニーが偶然で許されるのは二回目までだ(※本作談の勝手な話です)

三回目のオナニーは最早確信犯であり、楽しんでるなと見越した小咲と詩音は春が絶頂するタイミングで扉を開いて、脱力していた春を現行犯で寝室へ連行したのだ。

 

「春からセフレになりたいって言った時に約束したよね?満たされる為にデートもするし、エッチなことだって好きにする。だけどお互い束縛だけはしないって……」

「そ、それは……」

 

小咲が言った通り、詩音とセフレになる際に交わした条件は満たされる為にセックス以外にもデートなどの恋人と同じ行為だってする。

身体の快楽だけでなく心の快楽を満たすならばセックス以外に恋人らしい行為も重要だからだ。

唯一禁止していたのは相手を束縛するのだけは禁止していたのである。

束縛とは行動への阻害を示すので今回の恋人の振りもある意味束縛とも言えるのだ。

 

だが小咲が春の恋人の振りを引き止めるのは嫌がらせとは真逆で心配があるからだ。

 

「私も詩音君とお試しで恋人プレイでやったことあるの」

「え?お姉ちゃんが!?」

「そうだよ。でも今の私がセフレのままで良いと思ってるのは恋人プレイが凄すぎたから……」

「凄い……一体何が違うの?」

「春もきっと何が凄いのかは体験してみれば分かるよ……本当は経験しない方が良いんだけどね」

 

小咲は詩音に抱き付きながら答える。今でも充分イチャラブしているのだが、一体何が変わるのか春は分からないのだ。

そして肝心の詩音は……

 

「まあ一日なら大丈夫だろうし……良いよ。じゃあどんな感じが良いか決めようか」

「えぇ!?良いんですか!?」

「春の頼みだから構わないさ。小咲も心配し過ぎだと思うよ」

「でも詩音君……セフレと恋人は違うんだよ?」

「そうだね。でも春なら大丈夫さ」

 

小咲を撫でながら答える。

そうして春に切欠を尋ねていくのだった。

 

 

 

切欠は中学校の女子校で友達の女子達が会話していたのが聞こえたことだった。

 

「ファーストキスってどんな味なのかなぁ?」

 

恋すらしたことない女の子達にとっては夢が膨らむ恋の話である。

内容というより想像するのが楽しいのか、クラスメイト達はキャーキャー叫ぶ位には盛り上がっていた。

 

「ねぇ春。ファーストキスってどんな味なんだろうね?」

 

親友の風ちゃんも興味があるのか尋ねて来たのだが……

 

「え〜と…先輩が和菓子食べてたからあんこの味だったけど、本当は味ってあんまりしないんだよねぇ…」

「え?」

「そもそもキスするのって気持ち良くなる為とか、愛を確かめることで胸がキュンキュンするのが目的だから……悔しいけど、先輩そういう雰囲気作りが上手いからキス一つで満たされちゃうんだよね」

 

シーン

 

教室が一気に静かになる。

 

「え、どうしたの皆?」

「春……ファーストキスしたことあるの?」

「え、うん。あるけど」

「「「!?」」」

 

その言葉に教室中が騒然とする。

何せ女子校では男子と触れ合う機会が圧倒的に少ない。何せ学内においてクラスメイトは同性ばかりで異性と触れ合う機会は教師以外にはほぼ存在しない。

休日などで自ら積極的に交友関係を広げるか、幼馴染や許嫁など女子校入学以前から異性との交友関係があるなどの例外位だ。

 

「春ちゃんって大人なんだ……」

「ファーストキスを済ませてるなんて……」

「え、私……まだ殿方と手も繋いだことないのに……春さん早すぎません?」

 

クラスメイト達は春の経験談に思わず呟いてしまう。

本来ならばこれで終われば、「春って大人なんだね……」で済んだ。

だがこの時点で春はあれ、皆はまだなのと実践経験の差を理解出来ていなかった。

だから彼女達の質問にもあっさり答えてしまう。

 

「壁ドンって良いよね!」

「そうだよね。前に先輩にされた時は演技だって分かってるのにドキドキしちゃったし」

「顎クイって興奮しない?」

「確かにされるとドキドキしちゃうけど、やっぱり好きって思ってないと駄目だなぁって思うよ。先輩に最初された時と最近された時でドキドキ感が全然違ったもん」

「初体験って痛いのかな?」

「確かにちょっと痛かったかも……まあ先輩上手だったから痛みもすぐ気持ち良くなっちゃったけど」

 

クラスメイト達が聞けば、ポロポロと簡単に実体験と感想を話してくる春。

シチュエーションプレイだけでなく、とある女生徒が冗談半分で言った初体験すらも経験者として語られた際には他人事なのに顔を真っ赤にしてしまう女生徒が続出した程だ。

キスもまだな女生徒達にとって春の経験談は劇薬でしかないのである。

そして風ちゃんは皆が思う疑問を春へと尋ねる。

 

「春って彼氏いるの?」

「うぇ!?」

 

親友からの言葉に春はびっくりする。

彼女は無自覚だったのだが、女子生徒達の恋愛事に関する疑問をサラッと答えられることから彼氏と経験済みと思われても仕方なかった。

 

「だって春、先輩って言う人と色んなことをしてるんでしょ?」

「そ、それは……」

 

言えない。

実は姉のセフレ相手に自分もセフレにしてもらったから、休日にデートをして恋人らしいことをしていただけだなんて……

もし真実を言えば春は恋人でもない男に身体を許した女ビッチ呼ばわりされてしまうからだ。

 

(うぅ〜言えないよぉ。だってさっきまで話したこと全部セフレとしてただなんて恥ずかしすぎるよぉ。一体どうすれば……)

 

春は内心葛藤していたのだが、誤魔化すには難易度が高すぎた。

 

「う、うん。実は一つ年上の先輩と付き合ってるんだ……」

「「「キャー♪」」」

 

目を逸しながら春は現実逃避気味に嘘を言ってクラスメイト達は歓喜の悲鳴を上げた。

だがその嘘は自身の社会的地位を守れる大人になる為に必要な嘘である。

 

この日、春は大人の階段を一つ登った喜ばしい日になっただけだ。

次のステップはどうやってこの問題を乗り越えるべきかだ。

頑張れ春!

常識的な次女なら乗り越えられるが、変態プレイに目覚めた長女では乗り越えられないだろうから……

 

 

そして数日後……

 

「初めまして、白亜詩音です。春ちゃんとお付き合いさせてもらってます」

「「「うわぁ!?格好良い!!」」」

 

とあるファミレスで春の友達達に笑顔で挨拶する詩音。

詩音は日本人だが白髪赤眼であり、きちんとしていれば美少年である。

まあラブコメ世界線ではラブコメ主人公やラブコメヒロインなど美少年と美少女は結構いたりするのだが……

 

「馴れ初めは何ですか?」

「一目惚れですね。出会って即告白して一度目は振られちゃいましたけど」

「えぇ!?春ちゃん、こんなに格好良いのに振っちゃったの!?」

「そ、そうなんだよ。全然知らなかったから断ったんだけど、その後に何度も情熱的にアプローチされて……それで…」

「春からお試しという条件付きで付き合わせてもらいました」

「「きゃー!!」」

 

嘘である。

春が詩音からアプローチした設定にして欲しいと頼んで、猛烈アプローチして根負けした設定にしたのだ。

この設定なら春よりも詩音の方が相手に惚れてるので質問誘導しやすいという点もある。

因みに実際は姉との情事を覗いて何度もオナニーしていたところを連行されて、セフレ堕ちしたというラブストーリーではない恥部というべき淫らな関係である。

 

「白亜先輩は春ちゃんのどんなところが一番好きなんですか?」

「全部って言いたいけど…強気な物言いだけど根が優しいから相手を思いやるところとか、照れ屋で頑張り上手なところとか気の許した相手の前だと結構無防備なところとか……」

「わー!先輩、恥ずかしいからヤメてください!」

 

顔を真っ赤にして詩音の口を塞ぎにかかる春。

因みに春を褒めるところは完全なアドリブかつ本心なのが春にも分かってしまったが故の照れ隠しである。

 

「一番ってところだと……彼女の手が美しかったんだ」

「手、ですか?」

「うん。『人の手にはその人のこれまでの頑張りが宿る』、小さい頃に母から聞いた教訓なんだけど俺もそう思っている

 

肌が綺麗だとかネイルアートが綺麗とかそういうのじゃないよ。」

 

道具の扱い方や手順の一つ一つが洗練されてて和菓子作りが凄い好きなのが伝わってきた。

だからこそ外見や内面を知るより先に一目惚れしたのだと春の友達達に語る詩音。

 

「俺は好きなことの為に全力で頑張れる子だから惹かれて付き合うことでより春ちゃんを知って好きになったってことかな」

「へぇ~でも他にも全力で頑張る子っているのに他に目移りしなかったんですか?」

「もし春ちゃんが外見も性格も悪かったら目移りしてたかもね。けど可愛くて頑張る子だから愛でるのが楽しい。不満どころか満足してるのに目移りなんてしないさ」

「うわぁ…春ちゃん、完全に先輩をべた惚れさせてるよぉ」

「本当に純粋って感じだね」

「うん……」

 

友達達の言葉に春は頷く。こうして春の彼氏紹介は一段落したのであった。

 

帰り道、詩音のシャツをちょこんと摘む春が呟く。

 

「ズルイ…」

「ん?」

「ズルイ、ズルイ、ズルイ、ズルイ、優しくて格好良くて私の良いところも理解していて……こんなの、好きになっちゃうじゃないですか!」

 

ポロポロと涙を流しながら叫ぶ春。

 

「王子様じゃないのに……私とお姉ちゃんだけじゃなくて他にもセフレが沢山いるのに……きっと独り占め出来るわけないのに……惚れさせるなんて最低です!」

 

事実、詩音には姉である小咲以外にもセフレは沢山いた。

この学校だけでも千棘、るり、鶫、万里花と春がセフレになる前の時点で5人もいる。

恋人だったならば5股している状態であり、お世辞にも誠実とは言えなかった。

だがそれでもセフレならば良かった。

だって気持ち良くなる為だけの都合の良い友達である。

嫌ならば肉体関係をすぐ解消すれば良い。

それにセックス以外にもデートしてみたいと思った時には普通の異性よりも恥ずかしいところを見られているセフレの方が誘うのにハードルが低かったのも幸いしていっぱい楽しめた。

 

(王子様なら優しくて格好良くて強いのに……

でも詩音先輩は王子様じゃないけど、優しくて格好良くて強くて、しかもエッチも上手だからいっぱい夜も可愛がってくれるし、私の良いところも理解してくれている。

思っちゃったんだもん……どうして王子様なんかに固執してたのって)

 

姉である小咲が言っていた心配を春は理解してしまった。

詩音との恋人プレイは異性への価値観を上書きしに来る。

理想よりも素敵なセフレと恋人プレイなんて使用ものならときめいてしまうのも無理ないのだ。

 

「責任!責任取ってください!セフレとの関係を断ってとかは言いません!お姉ちゃんだって先輩のこと好きだし、先輩絶倫だから一人じゃきっと満足させられないし。詩音先輩に我慢させるのは私だって嫌だから……

でも私のことをセフレじゃなくて何番目でも構わないので恋人にしてください!」

「おいおい春ちゃん、それ平然と二股してくれと言ってるようだよ」

「構いません!何番目でもきっと先輩は私を満足させてくれるから、だったら他の人が何と言おうが関係ありません!でもセフレじゃ先輩のものになれない!きっと心の何処かで逃げ道作って言い訳して先輩を利用しちゃうから!」

 

春は恋人と言いながらも二股やセフレを公認し、詩音のものになりたいと公言してきた。どちらかと言えば春は詩音の女にされたいという気持ちの方が強いのだろう。

 

「分かったよ春ちゃん」

「じゃあ!」

「俺は許そう」

 

詩音の言葉に春は笑顔が浮かぶ。因みに詩音が許そうなどと上から目線なのは理由がある。春の後ろに鬼が待ち構えてるから……

 

ガシッ

 

「但し私が許さないかな」

「え……」

 

春の肩を掴むのは彼女の姉にして、今回の騒動を知っている小野寺小咲である。

 

「やっぱりセフレじゃなくて恋人になろうと抜け駆けしちゃったね。お仕置きが必要かなぁ」

「あ、あぁ……」

 

春はガクガクと震える。

あの穏やかな筈の小咲が笑顔とはいえ黒いオーラを出しており怒っているのは明白だからである。

確かに小野寺小咲は原作でも片想いだった一条楽と千棘を祝福する位には良い子である。

しかし本世界線では楽のニセ恋人騒動で寝取られ経験を学んだ小咲は詩音とのセフレ関係の維持に執着しているのである。

寝取られで興奮するのは事実だが、フィクションだから許されるのであってリアルで自分にやられるのは嫌という層は存在しており小咲はそのタイプである。

妹とはいえ姉の情事を覗き見オナニーして混ざるだけで飽き足らず自分のセフレを恋人にして奪おうとするふてぶてしさにプッツンと来たのだ。

なお春的には恋人関係でもセフレを継続しても良いと言って奪うつもりなど最初から無かったのだが、小咲にとってはセフレよりマウント取れる恋人ポジションを狙う妹としてギルティされてるのは余談である。

 

「詩音君も協力してくれるよね」

「どうする気だ小咲?」

「春にはセフレ堕ちのビデオレターを撮ってもらうことにするから」

 

こうして春のセフレ堕ちビデオレターの撮影が決定したのであった。




小野寺春
…この話で彼女はセフレから恋人に志願した。
この話時点だと既に恋人としての覚悟決まってるのは橘家を実質壊滅させてまで救われた万里花や愛人志願した鶫の二人。
千棘や小咲は家族への愛情も強いので高校卒業までは保留中。
少なくとも詩音と関係を断つつもりはないらしいので高校卒業までにケリがつかなければ詩音に嫁ぐつもりらしい。ビーバイブや和菓子屋が廃業しようが決行する位には肝が座っている。
るりは本人が恋愛感情のないセフレと言ってるので恋人になる予定はなし。
あるとしたら他の男じゃ欲求不満が満たされないので恋人になる位ならオナホ嫁とか専用娼婦とかで飼われるのを望む予定。
ボツ案としてるりが集から告白されて、だったら身体の相性で試しましょうと言ってゴムありセックス。
初めてとかガン無視で集から命乞いされようが無理矢理10回位搾り取った後に「ぺろっ、駄目ね。精液もサラサラに薄まったし、チンポの長さも太さも物足りなくて全然イケなかった。こんな粗チンと恋人だなんて死んでもごめんだわ」
と言って痙攣している集に使用済みゴムを頬に軽く投げ捨てて立ち去るシーンがあったが、これやられたら絶対トラウマになるわと思いボツにした。

小野寺春ルートはどちらから先に入るべきか?

  • 覗き見オナニー発覚ルート
  • レンタル彼氏ルート
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