※この作品はR-18です。

異世界から帰ってきた勇者とやって来た魔王!   作:EMO

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二十五話

 梅田先生と依知川が四階を見て廻っている時、橘花と円城寺ペアと石丸と伊集院のペアは二階を手分けして見廻っていた。

 

 三年生のフロアは受験もあるので生徒が残っている教室はほとんど無いが、その分テロリストと遭遇する危険性が増すので緊張感が半端ない。

 

 橘花、円城寺ペアが慎重に一室づつドアを開けて照明を点けて教室の中を確認する。

「ほっ、ここは大丈夫ね」

「そ、そうね……」

「次行くわよ」

 基本的に橘花が円城寺を引っ張っていくスタイルのようだ。

 

「ねえ、幸菜……あなた畔上の事どう思う?」

 橘花が円城寺に聞く。

「あ、畔上君の事? 

 うーん、イケメンだとは思うわよ?」

「違うわよ、好きかって事よ」

「す、す、好きかって……うん……私の初めての人だし……好き……」

「でも、あのスケコマシの恋人は雨宮さんよ。それに楓山さんとも付き合ってそうだし」

「本当凄いよねぇ、私たち全員を相手してから更に自分の恋人達とやるんだから私たちの常識が間違ってるかとおもっちゃった」

 そうなのだ、いくら非常事態とはいえ八人の女性とセックスした後に更に自分の恋人と情事にふける。精力も去る事ながら精神力も並外れている。

 

「紗香はどうなのよ?」

「ん〜分からない。

 好きか嫌いかで言えば好きかな? 

 でも、ハーレムの一員になる勇気は無いかな。

 私は私一人を愛してくれる人と付き合いたいし」

「普通はそうだよね。

 私もっ!」

 なんだかスッキした二人だった。

 

 

 二階は異状無く一階に降りて来た二人は元の視聴覚室に戻り中に入った。

 が、中には見知らぬ、いや怪しさ満点の五人の女がいた。

 

「な、なんなのよあんた達っ!」

 橘花が真っ黒な格好の五人を指差し叫ぶ。

「眠れっ!」

 真っ黒な格好の真ん中な女が手を差し出し呪文を唱えるが橘花と円城寺には何故か効かない。

 

「なっ、私の魔法を弾いた?」

 全身黒タイツの女が狼狽る隙に、

「キャーッ! 畔上君っ助けてっ!」

 円城寺が叫ぶ。

 

 ガチャ

 直ぐに駆けつけたユウが現れる。

 

「な、なんだお前たちはっ! 

 橘花っ、円城寺っ! 

 無事かっ!」

 言うが早いかユウが五人の前に瞬時に移動し、ほとんど同時に五人の腹部に掌底を喰らわせ気絶させる。

 見た瞬間に女と分かる格好だった為手加減をしたのだ。

 

 少し遅れてやって来たマオに気絶する全身黒タイツ姿の女達を見せる。

「マオ……」

「うん、コイツらね。魅了の元凶は」

「しかし……」

 ユウがしげしげと気絶する五人を見て、

「はぁ……」

 ため息を吐く。

 

 そう、五人は見事に同じ格好で黒色の全身タイツ姿だった。

 しかも裸の上に直接着ているのか乳首から食い込んだワレメまではっきり分かってしまう格好をしている。

 頭から被っているマスクを取ると、全員が日本人のようだ。十代後半から二十代半ばまでの年齢層で皆綺麗な顔をしている。

 

 

 

 ****sideユウ****

 

 俺は五人全員をそれぞれ視聴覚室の机に仰向けに寝かせ、手足を机の脚に括り付けた。口には猿轡をして魔法の詠唱をさせないようにする。

 

 パチンパチン

 

 一人の女を起こす。

「……ん……んぐ……んっ……」

 起きた女は現状が理解出来ていないようで顔だけを左右に振り横に自分と同じように四肢を縛られ自由を奪われた仲間を見つけた。

「……んぐ……んーんー」

 抵抗するように首を振る女。

 

「なあ、あんた達がこの状態を作ったんだろ? 

 知ってるか? 

 やる覚悟があるならやられる覚悟もいるって……」

 ビリビリ

 そう言ってから黒タイツをひん剥く。

「んーんー……んー」

 下からは白い肌が現れて胸が露わになる。

 両足は机の脚にそれぞれ固定されていて足を開け広げる格好になり膣口がハッキリと見える。

 

 そして他の四人も起こす。

 

 四人それぞれが抵抗する様に首を振るがそれを無視して話す。

 

「今からコイツを外に放置する。

 どうなると思う? 

 外には性欲を持て余した男達がウヨウヨいるからな。

 じゃあ頑張れよ」

 そう言うと裸にひん剥いた女を四肢を固定した机のまま抱えて廊下に出ると職員室の前に置き職員室のドアを開け放つ。

 すると気付いた男の先生がギラついた目をしながら女に近づき己の肉棒を抵抗出来ない女の膣口へ無理矢理挿入しだした。

「……んーんーっ! 

 んっんぐ……」

 抵抗出来ない女が泣きながら首を振るが暫くすると猿轡も取られその口まで犯される。

 

「さてと」

 直ぐに視聴覚室に戻ると残った四人は絶望的な顔をしながら涙を流していた。

 

「あ、畔上君……ここまでしなくても……」

 梅田先生が同情したのか遠慮がちに言ってくるが、

「先生も同じ事をされたんですよ? 

 やり返して何がわるいんですか。

 大体コイツらがこの状態を作った原因なんですから」

 そう言いながら手前にいる女の黒タイツをひん剥き裸にする。

 シャァー

 女が失禁して小便が噴水のように吹き上がる。

「汚いなぁ。

 仕方ないからコイツも外だな」

 有無を言わさず机ごと抱えて外に出し、職員室の前に置く。

 さっきの奴は既に気絶しながらも数人の男に犯されている状態だった。

 新たな女を確認した男達が欲望塗れの肉棒を破裂しそうなくらい勃たせて迫り来る。

「……んーんーんー……」

 泣きながら首を振る女を放置してその場を去った。

 

 

「さて……次は誰にするかな……」

 視聴覚室に戻り残りの女達を見廻す。

 全員泣きながら首を振る。

 一番胸のデカい女の前に来て、

「次はお前にしよう。

 でもなんでも話すと約束するなら勘弁してやってもいい」

 ブンブンと首を縦に振る女。

「まずは誰に頼まれてこんな事をやった?」

 俺は女の猿轡を取り話しやすいようにしてやった瞬間。

「燃えろっ!」

 女が俺に短縮詠唱の魔法をぶつけてきた。

 

「ふんっ!」

 その火魔法を腕の一振りで消滅させる。

 女はポカンとしていた。

 再度女に猿轡をしてから、

「ね、梅田先生。

 コイツらには同情は無用なんです」

 火魔法に驚いていた梅田先生の方を向いて言う。

「そ、そうね……少しは反省してくれたらと思ったんだけど……」

 

 

 俺はまた女の机を抱えて職員室の前に放置した。ちゃんと黒タイツを破る事は忘れずに。

 

 

 残りの女は二人。

 どちらかが素直に話せば助かるんだが。

 

「どっちから話す? 

 それともどっちから外に出たい?」

 究極の選択を迫る。

 

 二人共に首をブンブン振るので二人共に猿轡を取ってやると、

「「死ねっ! 風塵っ!」」

 二人から同時に魔法が放たれた。

 

 予想はしていたので、

「ふんっ!」

 二つのカマイタチは腕の一振りで消滅させた。

 

 二人に再度猿轡をしてから裸にひん剥き職員室前に放置する為に机ごと担ぎ出した。

 

 職員室前は凄い事になっていて十数人の男達が三人の女達を犯し続けて穴と言う穴に肉棒を突っ込んでいる。

 新たに二人の机を側に置くとゾンビの如く男が群がり始めた。

 

 

 

 ピンポンパンポーン

 

 〈ユウ……? 私よ、リリーヌよ〉

 いきなりスピーカーから校内放送が流れた。

 声はどこか作ったような変声機でも通してあるかの様な声だ。

 〈安心して、私は世界の理に操られてる訳ではないから。

 でも今は訳あって貴方の前に出られないの。

 私はね、貴方の魂を解放してあの世界に連れ戻すのが目的なの。

 だから今の貴方を殺さなきゃならないの。

 でも今の私の力じゃ貴方に敵わない。

 今から八ヶ月後にこの世界とあの世界が繋がる。

 その直前になったら私の力は万全になるわ。

 そうしたら心置きなく殺し合いしましょ。

 それまで逃げないでね? 

 ここに居る人達はその為の人質。

 魅了は完成してるわ。

 でもねこの人たちは操れるけど何もしないわ、約束する。

 それまでユウも退屈でしょうからゲームをしましょうか。

 八ヶ月後に私が力を取り戻す迄に私を見つけられたらユウの勝ち。

 ヒントをあげるわ。

 私はこの学園の関係者よ。

 じゃあ、結界を解除するわね。

 頑張って探し出してね〉

 

 リリーヌからの一方的な放送が切られた。

 

 

 勝手なものだ、この自分勝手さは確かにリリーヌだ。

 

 ユウは怒りと共に懐かしさも感じていた。

 

「あの放送は確かに聖女リリーヌね。

 全盛期の聖女の力なら魔法の補助が無いユウの事を殺すのは可能だわ。

 ユウはどうするの?」

「俺が逃げたらこの中にいる奴らに何をさせるのかは想像したくない。

 リリーヌの手の平で踊らされるのは腹が立つが仕方ない。

 頑張ってリリーヌを探し出そう。

 黙って殺されるのを待つのは性に合わない」

「でもユウ大丈夫なの? 

 あなたは女を殺す事が出来ない。

 あんな五人でも殺す事が出来なかったのよ。リリーヌはそんなあなたの性格は熟知しているから囮にあの五人の女を使ったのよ。

 もしかしたら本当に女を殺す事が出来るかを確認する為だったかもしれないわ。

 あの聖女は怖い女よ。

 気をつけて」

「ああ、分かってる。

 なるべくなら殺さずに説得したいと思うんだけどな」

 ユウも憂鬱だった。

 リリーヌとは殺し合いをしなければならない。

 しかし、これだけ酷い事をされてもまだリリーヌを憎みきれていない自分がいる。

 

 

 分からない事だらけだが、当面の目標は出来た。

 リリーヌを探し出し殺す。

 

 二つの世界が融合する事に関しては全く興味が無い。

 世界がどうなろうとマオやカエデを守りながら生活する事くらい簡単な事だ。

 

 その為にはまずは自分が殺されたら洒落にならない。

 頑張ってリリーヌを探し出そう。

 




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