夏休みになった。
あの日、マオが襲われた日から半月近く経った。 あれからマオと俺の関係は周りになるべく隠すようにして学生生活を営んだ。
虐めも鳴りを潜め今のところ平和に見えた、孝己は何かを感じていたようだが、まだ仲間には引き入れてない。 いずれマオの事を話す事はあるだろう。
そして夏休みに入った直後、俺は兼ねてからの計画を実行に移した。
〈"魔王"芸能界デビュー計画〉だ。
今の世の中では芸能界にデビューするのはさほど難しくない。
多少の金を積んで芸能事務所からねじ込んで貰うとか色々あるが、それらは必ずと言っていい程直ぐに消える。 下積みなどを経験して地力を付けた本物の実力者には敵わないから。
俺たちの目的は打つ事が敵わないほど高い杭だ。 だったらポイ捨てされる立場にはなりたく無い。
だったらまず何からしたらいいか?
俺はまず、マオの声に注目した。 透き通るような綺麗な声だ。
この声で歌ったら必ず注目を集める筈だ。
そして、マオに簡単な歌謡曲を歌ってもらった。 ……かなり……ヘタだった……。
でも、音痴ではない。 ただ、この世界に来てから歌を歌った事がないだけだ。
マオの声は捨てがたいのでなるべくなら歌手でのデビューを目指したい。
翌日からはカラオケボックスで歌の特訓を始める。
最初から飛ばした。 初日はぶっ続けで五時間歌わせた。 意外とマオの喉は耐えた。
次第に歌に慣れたのもありかなり上手くなっている。
それから一週間は毎日五時間のカラオケと発声練習と言うスパルタで過ごした。
食事はマオの綺麗な声にスパイスなどの辛い料理はどうかと思い、味も内容も優しい料理にしてもてなしたら大変不評ですぐにスパイス料理に戻った。
「どう?」
「うん、まあいいな。
これなら第一弾を出せそうだ」
マオの歌はかなり上達していて、カラオケレベルなら誰にも引けは取らないだろう。
「やったぁ〜っ!
約束守ってよっ!」
約束……一週間で歌えるようになったら一日中買い物に付き合うってやつ……。
近場でのカラオケボックス通いなら抵抗無いが、女の子の買い物に付き合うなんて初めてなのに……なんてハードルの高い条件を出したんだ……俺。
今日のマオはとても綺麗だ。
前髪は横に分けて深紫の瞳がキラリとして整った目鼻立ちが際立つ。
背中の中程まである黒い髪は清潔に後ろで纏めてある。
ぷっくりした可愛い唇には薄っすらと紅が引かれ色っぽい。
服装は夏らしく涼しげな水色のタンクトップの上に同色系のサマーセーター。 ジーンズ地のホットパンツからスラリと伸びた綺麗な脚が眩しい。
マオは俺と買い物をするのが嬉しいようで俺の左腕にしがみ付いて離さない。
左腕にさっきからムニュッとした感触が伝わり俺を絶えず刺激する。
帰ったら存分に抱いてやる。
「ユウっ!
次はあれっ!」
マオが指差す店は下着専門店だ。
待てっ!
俺も入るのかっ?
無理無理無理無理無理無理!
流石に下着は……。
「ユウっ!
これはどうっ?」
カップル向けの試着室でマオが下着を披露する。
「う……ん……いいと思うよ……」
目のやり場どころではなくマオが真っ赤な下着姿を目の前に晒す。
多分マオからしたら水着を見せている感覚だろう。
確かに異世界の魔王はこの下着より過激な格好をしていたからな。
しかも最近は素っ裸を何度も味わっているが。
普段着の下着の上から下着を付けてる状態だけれども……チラ見えしている本来の白いショーツとかブラとかが余計にエロさを増してるし……。
現役女子高生の下着姿な訳で……俺の理性が危ない。この場でおっぱじめるところだった。下半身は常に臨戦態勢だっけど。
衣類の買い物だけでもかなりの店を廻った。
前髪を上げたマオは解放的で明るくて可愛い。
こっちが本来のマオなんだろう。 虐めがこの姿を隠してしまってたのだ。
夕食を外で食べようとしたが、マオが俺の手作りが食べたいと言うので家で作る事にした。
二人とも部屋着に着替えてから料理に取り掛かった。
今日はガパオライスにしよう。
まずは、ニンニク、パプリカとピーマンと玉ねぎを粗みじん切りにしてから鶏ひき肉を油で炒めみじん切りにした野菜を投入し、みじん切りにした鷹の爪、ナンプラーやオイスターソース、塩胡椒で味付けをして完成だ。
鷹の爪で辛さを調整するが、俺は辛いのが好きなのでいつも鷹の爪は二本入れる。
さっと出来るお手軽料理なので疲れて帰って来た時には丁度いい。
「はいよっ!
お待たせっ!」
待ち切れずにヨダレを垂らしながら待つマオの前にガパオライスを置く。
「た、食べても?」
「ああ」
「いただきますっ!」
スプーンを手にした瞬間、目にも止まらない速度で食べ始める。
「んっ!
美味しぃぃっ!」
気に入ってくれて何よりです。
夕食後に俺はある部屋を見せた。
元々は二部屋あるうちの一つは寝室に使い、もう一部屋は物置にしていたのだが、その物置を片付けた。
「うわぁー、何これ。
綺麗だねー」
明るい照明やスポットライトを付け、壁紙を白くして舞台の様にした撮影部屋。 防音設備も完璧だ。 このマンション自体防音がかなり良く窓も二重窓になっていて音漏れの心配は少ない。
だから音楽関係者の方が少なからず住んでいる。
この部屋でマオを撮影する。 別にやらしい事をするのでは無く、マオの歌を撮影するのだ。
そして、それを動画配信サイトで公開する。
最初はもちろん有名歌謡曲のコピーだ。
所謂"歌ってみよう"や"踊ってみよう"みたいなものを。
とりあえず毎日十曲づつ配信する予定で、まずは誰でもいいから声を聞いて貰う。
そしていつかはオリジナル曲を作って配信したいと思っている。 まあ、オリジナル曲はハードルが高すぎるのでまだ先になるが。
「ねえ、私ここで歌うの?」
「そうだ。
歌うにあたってコレを付けてくれ」
部屋の隅に置いてある金髪のカツラと目元を隠すマスクを渡す。
「えっ?
コレをつけるの?」
ちょっと嫌そうなマオ。
「ああ、そうだ。
最初から顔出しするんじゃなくてマスクの歌手として神秘性を演出するんだ」
「ふーん。
ユウが言うならいいか」
一応納得してくれた。
「分かったわ。
衣装はどうするの?」
「今日買った奴から適当な物でいいだろう?」
「じゃあ、あの真っ赤な下着は?」
「アホかっ!
速攻で削除されるわっ!」
思わずマオのボケに高速突っ込みをしてしまった。
座って撮影機材の調整をする俺に、
「……ねえ……買い物の時……私の下着見て興奮してたでしょう……大っきくしてたよね?
今は?」
魔王が濡れた目をしながら俺の前に立ちスカートを捲り白いショーツを見せる。
「……もちろん興奮してる……」
コトッ
手に持った撮影機材を横に置き、立ったままのマオを引き寄せ太ももを少し開かせ、スカートの中に潜り込む。
「……はぁんっ♡……」
白いショーツのステッチ部を舌で縦に舐めるとじんわりと内側から湿り出すのが分かった。
「……はぁはぁ♡……♡あぁぁぁ♡……」
そのままショーツを引きずり下ろし、可愛い恥丘を露わにする。ピクピクするクリトリスを舌先で転がす。
マオの脚がガクガクしだしたので俺の前にゆっくりと寝かせ、俺もズボンを脱ぐ。
「……マオ、我慢出来ないから入れる……」
……コクッ……。
……頰をピンクに染めたマオが頷く。
スカートを履いたままのマオの両脚を広げて膣口に肉棒を充がい徐に挿入する。
「……はぁぁぁぁんっっ♡……あん♡……」
亀頭まで入ると一旦挿入を止め中を掻き回す様に腰を回す。
この辺りにもマオが気持ちいいスポットがあるのだ。
「……あぁぁぁ♡……ふぅぅんっ♡……あっ♡あっ♡あっ♡……いぃぃぃぃっ!」
ニュチャニュチャニュチャニュチャ
もう少し奥まで挿入して肉棒を出し入れするとマオの中が締め付けてくる。
ギュッと締められ肉棒への快感が昂まり一気に奥まで突っ込んで、
「はぁんっ♡!
あんっ♡あんっ♡あんっ♡……すごっ♡……はんっ♡はんっ♡はんっ♡……」
子宮に向けて何度も肉棒を叩き付ける。
「……はぁはぁ……マオ……そろそろいくっ……」
「……はぁはぁはぁはぁ♡……わ、私もぉぉ♡……♡いくぅぅぅぅ……♡」
ドピュルルドピュルルドピュルルドピュルルドピュルル
同時にイキ、大量の精液をマオの子宮目掛けて出しつくした。
「……はぁはぁはぁ♡……暖かい……♡ユウ♡……♡大好き……♡」
マオが首に抱きつき唇を合わせてくる。
「……んっ……んんっっっ!
……俺もだ……」
クチュクチュクチュ
舌を絡めながらお互いの唾液を貪り飲む。
「……んっ♡……んっ♡……プファッ……また大きくなった……♡」
マオと繋がったままの肉棒が復活した。
「……んもぅ♡……今いったばかりだから♡……♡ちょっとまっ……あんっ♡……♡まっ……はぁんっ♡……」
もう遅い、自然と腰が動き出しマオの最奥と入り口を交互に攻める。
ヌチュヌチュヌチュ……パチュンパチュンパチュン……ヌチュヌチュヌチュ
「……はぁんっ♡……はっはっはっ♡……あっ♡あっ……♡い、いっくーっっ♡!」
マオの喘ぎが撮影部屋にこだました。
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