※この作品はR-18です。

憧憬が憧憬でなくなった日   作:サリエリキキ

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田中次郎三郎四郎さん、評価付けありがとうございます。


 ダンメモ、ラウルとアキ二人の、推しカップル二人のストーリで最高でした。
 やるときはやるラウルと。
 アキのような才色兼備で何でもできる人でありながら、何かをするための原動力となる理由が『ラウル』の一言な娘のカップルって良いです。
 あまりの良さに、危うくラウルとアキのエロを書きそうになり、こっち書いている途中だと思いだしたりしていました。



 ベルがアイズが疲れていても性交しようと欲望のままに動いているのは、初めてがレイプという思い出を薄めたいという想いもあります。自分もですが、特にアイズの思い出を薄めてあげたい想いが。


 それはそれとして、兎と言えば後背位なのに、ベルが地面に直にアイズをうつ伏せにさせるなんて酷いことする構図が浮かびませんでした(苦悩


結⑦

 対面座位の姿勢で強く抱き締めたアイズの身体は、脱力して柔らかく芯が無く、しかしどこまでも肌を熱く火照らせていた。

 火照るアイズの身体に昂り、ベルの逸物がさらに硬く大きくなる。

 だが、直ぐに動くことはせずに、性交後の気だるい快楽を味わうアイズを優しく愛する。

 対面座位の姿勢で向かい合っているため、少し目線をさげた所にあるアイズの乳房。

 アイズの弾力のある乳房を優しく揉みながら、その先端のしこりきったピンク色の乳首をコリコリと優しく指の腹で擦る。

 

「ひゃんっ!?」

 

 それだけでアイズは嬌声を上げて背を反らして小刻みに震える。

 逃げるような反応。なのに、もっと触って欲しいとばかりにアイズの乳房はプルンとベルの目の前で揺れる。

 躊躇わず、ベルはアイズの乳房を揉みながら指で乳首を挟んで擦る様に弄る。すぐに色を濃くして硬く大きく尖りきった乳首にさらに滾る。

 

「アイズ」

「ひうっ!」

「今、どんな風に感じてるか教えて」

「べ、ベルっ……んっ……ひゃぁんっ!? ……しびれて、じんじんしてっ……ベル……ひぅぅんっ!?」

 

 たまらないと身悶えしながら喘ぐアイズ。先ほどまでと違い、すっかり未発達な性感が目覚め始めている。

 快感が混ざり蕩けるようなその声に、ベルの理性は溶け欲望と興奮のままに動こうとする。

 だが、性交後の気だるい時間にそんなことはしてはならない、未だ膣の痙攣が収まっていない女性にそんなことをしてはならないと、祖父に教育(洗脳)されているベルは、何処までも優しく愛することができた。

 優しく、けれど逃さないように、アイズのなめらかな腰を掴むようにして抱きしめる。

 

「ベル……あぅ……あぁっ……ベル……っ」

 

 ベルに抱きしめられ暖められ嬉しくなり、きゅうぅぅっと締めてくるアイズの膣。

 アイズはベルの逸物の感触で、ベルは自分の逸物を締めるアイズの膣の感触で、お互いにそれを感じ取って視線を彷徨かせ、どちらともなく正面から向き合う。

 

「あ……その……ね」

「うん……そう、だね」

 

 かぁぁっ。と赤面して初々しく恥ずかしがるアイズ。

 ベルも思わず恥ずかしいというか、こそばゆい気持ちになる。

 自分の性器の過度の反応もあるが、さっきまで無我夢中で貪るように交わっていた二人。その二人が情愛や欲望に染まり切ってない中で急に見つめ合うと、こそばゆく恥ずかしく照れくさくなり。胸の奥から愛情が溢れてくる。

 だから、ベルは見つめ合うだけではなくアイズの唇を自分の唇で塞いだ。

 

「アイズ……」

「んっ、ベル……んん……ベルっ」

 

 プルンとした柔らかな唇に押し当てると、待ち構えていたようにアイズも唇を押し当ててくる。

 いや、待ち構えていたのだろう。積極的に吸い付いてくる。

 柔らかな唇を割り、舌を絡めて熱情を交歓する。

 ベルが舌に唾液をためれば、アイズはそれを吸う。

 アイズが舌を差し込めば、ベルはそれを唇で挟みながら強く吸い、アイズの歯茎を愛撫する。

 ぴちゃぴちゃと水音を立てて行われる、未だ拙い恋人たちの想いの交歓。

 そんな拙い交歓が、たまらずに愛おしく興奮させ互いの顔を紅潮させ火照らせる。

 くたりと、力が入らないアイズの身体を優しく支えながら、ベルは自分の口の中に溜まった互いの唾液をアイズの喉に押し込む。

 

「──ぇ? んん……んっ……んぁっ、こくこく……ん……ベル、おっぱい……んあっ」

 

 驚いたようなアイズの声。だが、それも一瞬、目を閉じると、アイズはこくこくとベルの唾液を飲み干す。

 コクコクとアイズの艶やかな白い喉が蠢く様に、愛しい思いが募るベルはアイズの乳房を揉みたてる。ベルの指を埋め込ませるほど柔らかでありながら、強く揉みこもうとすれば反発するような弾力が芯に残る青い乳房。

 そんな、魅惑的な乳房を優しく丁寧に情熱を込めて手のひら一杯で揉みしだく。

 

「んっ……ぴちゃ、おっぱい、やわらかい」

「はぁ……んあっ……んんっ……」

 

 敏感になっている性感帯を刺激され、瞳を潤ませてベルの愛撫を受け入れるアイズの唇は一層熱くなる。

 アイズの唇の裏に口内に差し込んだ舌を押し当て、ベルはアイズの唇を押し潰すように愛撫する。

 アイズの熱さに感応するように熱くなったベルの唇、ぐにぐにと何度も愛撫するたびにアイズの鼻息が荒くなる。

 頭がどうにかなりそうな興奮のまま、アイズの乳房を優しくプルンプルンと弾くように撫でると、ベルはアイズを強く抱きしめ唇を離す。

 

「はぁ~~っ……あぅ……」

 

 唇と唇の間に架かった唾液の橋が、アイズの熱い吐息で途切れアイズの顔に絡まる。どこまでも情欲に染まり切った頬に唾液の橋が雫となりアイズの頬を冷やす。

 自分がどれほど火照っているのか。自分の秘所がどれほど濡れてベルを締め付けているのか。今日になるまで知らなかった自分の雌の部分に、アイズは恥ずかしく愛おしくなった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

 恥ずかしさと愛おしさに瞳を閉じたアイズは、熱い吐息を吐き続けながらベルの胸に寄りかかる。

 そうしなければ崩れてしまいそうなほど力の入らない体。そんな自分の体が、誰よりも愛しい男に寄りかかり、その腕に抱かれ、胸の中にしまい込まれるように抱き留められる。

 腫れたように張って驚くほど熱くなった乳房に対する愛撫は、撫でるような愛撫に変わった。

 自分を抱きしめるベルの手が乳房を撫でるたびに、ピクリピクリと震えながら熱い吐息を吐く。

 

「はぁ……あつい、からだ、あつい、んぁっ、んぅぅっ、あせでてぇ、きゃ、汚い」

「アイズの身体に汚い所なんてないよ」

「……も、う……やめて、ふぁぁぁっ」

 

 優しく全身を撫でつけられるだけで、全身がゆでられたように熱くなるなんて知らなかった。こんな風に蕩けるような声が自分の喉から出るなんて知らなかった。汗を舐められているのに、体が火照るなんて知らなかった。

 そんな自分の有り様が、アイズには恥ずかしく、とてつもなく愛おしく、嬉しかった。

 剣姫とは程遠い自分を、ベルに委ねることが嬉しかった。ただの少女と成れて嬉しかった。

 女として力強い腕と胸に抱きしめられる悦び。居るべき場所に居る、女として愛される悦び。

 

「はぁぁぁっ、あ、う、あつ、ふぁぁっ」

 

 胸の奥から沸き起こって止まらない女の悦びに浸りながら、アイズはベルの胸の中で熱い吐息を吐いて性交の気だるい喜びを味わう。

 撫でられるままの乳房の向きを変えて、ベルの胸板と擦り合わせると、全身を暖かい充足感が包む。

 

「んぅぅ、ベルって、あったかぃ……」

「アイズもあったかいよ」

「そう、ふふ、んっ」

 

 もう一度大きな吐息を吐きながら唇を突き出すと、ベルは当たり前のように唇を重ねてくれる。

 自分のものと比べて厚いベルの唇。舌を差し込むことはせずにただ重ね合わせる。

 正直、アイズは舌を絡め合わせるよりもこちらの方が好きだった。舌を絡めると、どう動かすのかに夢中になり過ぎて他のことが何も出来なくなるから。ベルの顔を見れなくなるから。

 唇を重ね合わせるだけのキスなら、まだ、意識を他に向けることが出来るから好きだ。

 ほら、こんな風に

 

「やぁ……だぁめ……」

「駄目なの?」

「うん、だぁめ」

「なら、これは?」

「え……あ、んっ、うぅ……」

 

 キスをしているのに乳房を揉もうとするベルの手をするりとかわして、幼い子供の口調で一層胸板に乳房を押し付ける。

 今はキスをしながら体温だけを感じていたい。そんなアイズの想いに合わせて、ベルはアイズを強く抱き締め、艶やかな頬に吸い付いて痕を残す。

 

「うん……これ、いいぅ……んっ、うぅぅっ」

 

 ちゅうちゅうと音を立てて頬を吸われるたびに乳房越しに聞こえるベルの鼓動。その温かいリズムにアイズは大きな満足の吐息を吐く。

 ベルの頬に自分の頬を擦り合わせながら荒い吐息を吐きながら熱を冷ます。

 幸せな、本当に幸せな時間。

 

「はぁぁっ……ベル……う、あ、大きくなって……あぁ……」

 

 抱きしめられている内に熱が収まり揺蕩いから覚めたアイズは、ベルの逸物が自分の胎内で大きいままだということを、痺れが取れた膣が感じる逸物のはっきりとした存在感で思い出す。

 優しくしてくれるならいいと言った自分の言葉や、幼子のような言葉を使ったことも同時に。

 あまりのはしたなさに恥ずかしくなり、ポッと頬を染める。

 

「うぅ……」

 

 恥じらいながらベルの熱を感じることで、自分の身体が一層熱くなってしまう。熱せられる体。流れ落ちる汗。汗が流れ落ちる感覚で、自分の身体が酷く汗にまみれているのを自覚する。

 力を入れようとしても力が入らず、ピクンピクンとしか動いてくれない身体が汗まみれ。

 恥ずかしい。

 生まれたままの姿をベルに見られているというだけで、身体が小刻みに震えてしまうほど恥ずかしいのに、その上、汗まみれ。

 さっき舐められたから、汗臭くないか、気になって恐い。

 そんな裸を見られていることが恥ずかしすぎる。体の隅々まで火照る。

 裸でベルにしがみついて汗まみれの匂いを嗅がれているのが、泣きたくなるくらい恐くて恥ずかしくて愛しい。

 

(はずかしい、はずかしい、顔を隠したい、裸を隠したい……けど、だめ)

 

 そっとベルの目を見る。

 自分の男の目を見る。

 女性の最も心地良い時間、性交後の火照り切った気だるい時を、どこまでも優しく愛し合ってくれた男を見る。

 心身ともに辛かった時に、逸物をずっと大きくするほど興奮していても情欲のまま律動せずに欲望を抑え愛してくれたベルを見る。

 

「ベル……」

「どうしたの? アイズ」

 

 胸の奥から沸き立つ愛しさのままアイズは声に出す。

 恥じらったまま呼びかける。

 力が入らないアイズではベルを能動的に気持ち良くすることは出来ない。だから、せめて自分の身体を好きにしてもらおう。

 そんな思いを込めて、優しい笑みを浮かべたベルに呼び掛ける。

 

「おちついたから、いいよ……んぁぁぁぁっ!!??」

 

 肯定と同時に、抑圧していた欲望を開放したベルに突き上げられる。

 正常位とは全く違う、自分の体重の重みが混じった胎内深く差し貫かれる性交。凹凸のある形状をした敏感な膣壁が、律動されて動く逸物のカリ首に引っ掛かり勢いよく擦られる衝撃に、目を見開いたアイズは艶めかしい背中と滑らかな喉を反らせて天を仰ぐ。

 たらたらと桜色の唇から零れて弾け飛ぶ涎が、光に照らされて煌めく。

 穴の奥底を硬い亀頭でこじられ衝撃にこわばる膣。突っ張る太もも。

 脳天にまで響く衝撃と痛みを受けながらも、ベルを自分の胎内の奥底で感じられたことにアイズは、全身が総毛だつほどの喜悦を覚えた。

 ああ、ベルを此処まで胎内で感じられたのは自分が始めてなのだと。

 

「くぅ……あぅ……す、すってぇ……あぁ……」

 

 女の喜悦に震えるアイズの涎ごと吸い込むように、ベルがちょうど目の前にある喉に吸い付く。ちゅうちゅうと音を立てて吸い付かれても、アイズにできることは真っ赤になって恥じらい喜ぶこと以外無く、ベルの体に力の入らない体でしがみ付く。

 コクコクと喉を鳴らしながらベルは、アイズの首筋にキスマークを刻んでいく。

 白くなめらかなアイズの肌に、赤い刻印をつけていく雄としての悦び。

 

「んぁ……ぅぅっ……あぅぅ……」

 

 ちゅぱちゅぱと吸い付かれる音に恥じらっていてもアイズは抵抗しない。抵抗する力も気力も、心身共に残っていないのもあるが。

 するつもりが毛頭ない。

 ベルがアイズの肌に痕を刻み込んでいく。それは、好きな人に征服されたい性癖を持つアイズにとって、むしろもっと刻み込んで欲しいと強請りたくなるほど素敵なことだ。

 あまりにも恥ずかしい考えのため決して表には出さないが、身体は嬉しさにベルの逸物をきゅうきゅうと締め付けてしまう。

 ベルを胎内で感じながら、肌に痕を刻み込まれる。その事実に、アイズの膣は多くの愛液を分泌することで応えた。

 嬉しい。すごく嬉しい。でも……出来れば、優しく、ゆっくりして欲しいな。

 

 

「アイズ」

「う、うん……」

 

 ベルを締め付けた時に名を呼ばれ、思考がばれたかと内心慌てるアイズ。そんなアイズの髪の根元から先端まで、一度ゆっくりとベルは撫でる。

 心地良さに目を細めるアイズ。その耳たぶを甘噛みしてベルは囁く。

 

「ひゃん」

「動くよ」

「う、うん……んあっ……あぁっ……あぅ……」




 祖父の教育が染み込んでいるベルでした。
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