ブレーキが無いって恐ろしい。
指で包み込むように優しく肉棒を包み込むと、ベルがピクリと跳ねる。
「はぁ、んっ……あっ……伸びるんだ」
そのまま玉袋に手を伸ばして、ゆっくりと皮を伸ばす。
伸ばし切るとプルンと中の玉が揺れた。
「わぁっ……ひゃんっ」
玩具のように、皮を伸ばして中の玉を軽くゆすっていたら、ベルに乳首を甘噛みされて手を離してしまった。
そのまま舌で強弱をつけて乳首を愛撫してくる。あまりに巧みなベルの愛撫に、ブランブランと揺れる玉袋を視線で追う余裕もない。
ちょっとざらざらしながらヌメついたなんとも独特の感触の舌に舐められながら、硬い歯で甘噛みされる。その度に、アイズの中で爆発的な愉悦が生まれて体を突き抜け、瞳にチカチカとした光が光り、汗が垂れていく。
「はぁ、はぁ、はぁ、あ……」
ぼやける視界の中で、火照った体から発汗した汗が顎の先から乳房を経て乳首まで垂れていきベルの口に入のを見た。
「やっ……」
汗を飲ませてしまった。汚れた体の自分の汗。汚い汗。汚いものを飲ませてしまった。アイズの火照った心地良い気持ちが落下して血に潜る。
どうなるのか、吐き出されるに決まっている。
汚いものを飲ませたとベルに知られればどうなるか。
「き、嫌われちゃう」
ベルに嫌われる。嫌われてしまう。あの優しく温かい笑みを向けられなくなる。ひたむきな眼差しで見られなくなる。
悪夢だった。絶望だった。
内心の幼女が卒倒したように、一気に青ざめたアイズの意識も遠くなる。
そんなアイズを余所に、こくりとベルの喉が鳴る。
「っ!」
漆黒の闇に閉ざされつつあったアイズの視界に雷霆のように光が差した。
アイズの汗をベルが飲んだ。
乳首を経て飲んだ。飲んでくれた。乳首を吸いながら飲んでくれた。まるでおっぱいみたいに飲んでくれた!
ベルは自分の汗を、体液を飲んでも、嫌わないっ!!
言葉に出来ない想いがアイズを包む。内心の幼女が手を組み満面の笑みで天を仰ぎ感謝の祈りをささげる。
「だ、駄目だよ……ベル、汚いよ」
口ではそんなことを言いながら、アイズは確認のために垂れる汗がベルの口にいくように姿勢を崩す。
ぽたり、こくっ、ぽたり、こくっ
「~~~~っ!!??」
こくこくと自分の汗を飲むベルに、ほっこりと呼ぶには粘ついた想いを抱く。
知らない感情。自分の思いのままにならない感情。戸惑いを隠せないのに、心地良い感情。
感情に溺れたまま、理性の欠片もない行動を取る。
「汗だけじゃ、しょっぱいよね」
れろっ
アイズの口から垂らされた唾液が、ベルの口に行き自然と飲み込まれる。
こくこくと飲むベル。
ちゅうちゅうと乳首を吸いながら飲むベル。
表情をリラックスさせて(アイズ視点)アイズの体液を乳首を吸いながら飲むベル。
目頭が熱くなる。心臓が痛いほど激しい鼓動を刻む。
「そうなんだ……ベルは私を飲んでくれるんだ」
アイズは自然と両腕でベルの体を強く抱いた。
体のあちこちでベルの温もりと感触を味わう。暖かくて安心できる優しい感触。その持ち主が、アイズの汚い体液さえ飲んでくれる、受け入れてくれる現実。
「んっ……ふふっ」
体の奥底から沸き出る熱気に、無意識にアイズは微笑みを浮かべる。
モンスターを倒して得られる達成感とも、力量が上がって得られる充実感とも違う熱気。
女として好ましい男に受け入れられた熱気。
「ふふふっ」
アイズは笑う。体と心の奥底から沸き出る熱気のままの表情で、今まで浮かべたことさえない表情で笑う。
その表情を知らないものが見れば、ようやく相応しい表情になったと納得するだろう。
普段の彼女を知る者のほとんどは驚愕するだろう。
唯一人、育ての母親だけはやっていることを叱りつけはしても、僅かな寂寥を感じながらその変化には喜び歓迎するだろう。
「ふふふっ」
それほどまでに、今アイズが浮かべている表情は、性的快楽に火照った裸体に相応しい『女』の笑みだった。
「ふふっ」
足りない水量を湧き水で補いながらベルに飲ませ続け、艶めかしい笑みを浮かべるアイズの手は、アイズの太腿の下にあるベルの逸物に自然と伸びる。
さわり、と優しく静かに触れると、刺激を待ちかねていたようにピクンと逸物が蠢く。
初めてその身で味わう『男性』の動きにもアイズには驚きはない。
「……ベルも触って欲しかったんだね」
全てを理解したように呟くと、半勃起状態の逸物を握ろうとして止まる。
(私の手……剣ダコだらけで硬いよね)
女の子として当たり前の、今までは気にも止めたことがない心配をアイズはした。ずぅぅんと重い石が頭に有るように頭が重くなる。手が硬いと思われるなんて、女の子として耐え難い。
(でも……ベルは私の汗も唾液も受け入れてくれた)
ベルを信じてそっと握りしめる。
「ベル……」
握るだけの物足りない刺激にも関わらず、アイズの繊手の感触を待っていたように、ムクムクと肥大していく。
それを、無垢な信頼を返してくれたと受け取ったアイズが笑みを深くする。
「硬くて……熱くなってきた……」
性知識のないアイズは、自分の手では包めないほどに肥大した逸物をどうすれば良いのか分からない。でも、何かしてあげたい。
じろじろと眺めながら、あーでもないこーでもないと考えて一つの答えに行き着いた。内心の幼女が優しく優しくと呪文をかけてくる。
「……擦ってみようか」
自分の乳首と同じくそうすれば気持ちいいのではないかと、ゆっくりと優しく上下にしごき始める。
すると、ベルが再び乳首を愛撫し始めてきた。まるで、体液が尽きたから舐めさせろと言わんばかりの姿をアイズは可愛らしく思いながら唾液を垂らして乳房を突き出す。乳房の刺激に夢中になって手を止めて突き出した。
そして、手を止められたベルが乳首を舌で愛撫しながら乳輪に噛みついた。
「ひんっ」
間髪入れずアイズの口から艶めかしい声が熱い息とともに吐きだされる。
ぴちゃ、ぴちゅ、じゅるゅりゅっ
わざとらしくイヤらしい音を立てながら、ベルは激しい愛撫をアイズに与える。
「はぁっ、ああっ……いやっ、あんっ! だ、ダメっ……」
音をたてられたことで、自分がどれだけ恥ずかしいことをしているか思い知り、僅かとはいえ理性を取り戻したアイズは羞恥に真っ赤になる。
その上、ベルの舌が潰すようにアイズの乳首を舐め、その唇が乳房を歯形ができるほど強く咥えてきている。今までの優しくくすぐるような愛撫と違って、体の芯に叩き込むような愛撫による快楽。
「ああぁぁ…………んっ、ん──っ!! ……わ、私、今っ」
引きつるような声とともに理性を飛ばされたアイズの体が仰け反る。
絶頂とは呼べなくとも、訪れた一際強い快楽に呆けたように視線を回すアイズ。
ぐったりとベルの上に崩れ落ち、荒い息を吐きながらあまりの羞恥と快楽に体をくねらせる。手を止めたアイズの手の中で、ベルの逸物がぴくりぴくりと跳ねて刺激を要求してくる。
それだけでなく、また激しい愛撫をしながら要求してくる。手を動かせと。
「……あっ、あ、ああぅっ! ご、ごめっ、ごめんんんっ!」
乳房を食らい尽くすような愛撫に、未だ無垢の純白そのままのアイズには耐えることが出来ない。
ぐちゃぐちゃになった思考で甲高く喘ぐアイズは、謝りながらベルの逸物を擦り出す。
「わ……お、大きく……んんっ、こ、これで、良いかな……ふあんっ」
そうだと言うように、激しく責めていたベルは一転して音を止めて優しく乳首を愛撫してくる。
「んんっ、あっ……こっ、これならっ、だ、大丈夫……っ……んぁぁっ!」
優しく乳首と乳房を刺激する、何とか思考が出来る絶妙な愛撫。
乳首を舐められる快楽に荒い息を吐きながら、ぎこちない手つきでベルの逸物をアイズはしごく。力を強めたり緩めたりもせず、早くも遅くもしないただただ上下に擦るだけの手コキ。しごけばしごくほど大きくなっていくベルの逸物に今の自分が正しいと確信する。
「……中だけじゃなく……んんっ、表面も硬くなってきた」
こんな拙い愛撫とは言えない動作では意識のないベルが勃起することさえなかっただろう。
だが、ベルの年頃がヤリたい盛りの猿であること、生命の危機により子孫を残そうとする本能がベルを反応させる。
「うぅっ」
逸物をしごかれる刺激に、ベルの口からうめき声が上がり手がピクリと動いた。ベルの意識が戻ろうとしている。温めて刺激したからだ。私と同じように気持ちよくなってるんだ。私は何一つ間違っていない。
「ベルっ」
確信に至ったアイズは、ベルの声を淫気のこもった声で呼びかける。動いたばかりのベルの手を握りたい。でも、右手はベルの逸物を握りしめてしごくので忙しい。だから、空いた左手の指をベルの手に置いた。
きゅっと、力強く握られるアイズの手。
確かな力感とベルの温もりがたまらない。
はわわぁーと、昇天した至福の表情で内面の幼女は天を仰ぐ。
「もっと、だね」
ぴくぴく動き始めたベルの逸物を優しく上下にしごく。
「生きてる……みたい、んんっ」
手の中で魚のように跳ねて暴れる逸物に、アイズは気恥ずかしくなり頬を染めた。
視線をあちこちに向ける恥ずかし気な仕草で、そっと先の方、カリ首をなぞるように撫でてしまう。
「うぅっ、くっ」
ベルの口から、喜びの混じったうめき声が漏れる。精悍になった顔立ちから漏れる喜悦の混じった声、それをアイズは可愛いと思い。自分と同じような悦びの声に、ベルが気持ち良くなっていてくれているのだと認識した。
もっとしなければ。控えめに、ゆっくりと、手の平と指で幹を擦る。
ぴちゃぴちゃこすこすぴちゃぴちゃこすこす
「うぅ、うっ、くっ、くっ」
「ああっ、うぁんっ、ダメっ、ベルっ、かじっちゃ、いいっ!? うぁぁんっ、ダメっ」
アイズは自分が何を口走っているのかもわからないまま、ベルの逸物を優しく擦りながら、ベルの舌による乳首の愛撫に敏感に反応して喘ぐ。
気持ちいい、気持ちよくてたまらない。乳首を舐められている時も気持ちよかったが、ベルを気持ちよくしている今は一段上の気持ち良さになっている。体ばかり先行していた気持ち良さに心が追い付いた。そう言って良い気持ち良さ。
もっともっと、口からはしたないおねだりをしようとしたところで、アイズの耳に水音が響いた。
「あれ……」
自分の股間と自分の手、ベルの逸物を擦っていた手からした音にアイズはベルの逸物を離してしまう。
ぺチーンと勢いよくベルの下腹に当たって跳ね返っていく逸物。だが、アイズの意識はそこに集中しない。
ベルの逸物の先端から跳ねるように飛んで行った液体に気は取られる。
「これ、何かな……」
ベルの逸物は完全に勃起しているから、ベルの腹にぴたりと寄り添っている。
アイズはゆっくりとベルの逸物を握り、ベルの逸物の先端の割れ目から流れ出た白みがかった液に掬う。粘性の高いカウパー液が指と指と間で橋をかける。
「……っ」
青臭く生臭い雄臭い匂い、と言えばいいのだろうか。鼻の奥にツンと響く刺激臭は、間違いなく臭い。嫌悪感を抱いてもおかしくはないのに、アイズにとってはたまらない匂いだった。自然と顔が手に付いた液体に近づいていく。そのまま蜜に誘われるように舐めた。
「……ちょっと……苦い……」
苦くて、酸っぱくて、雄臭くて、お世話でも美味しいとは言えない。なのに、舐め取る舌が止まらない。
「でも……ベルの味」
アイズの股間がさらに熱を持ち、むず痒い疼きが強くなる。ベルに乳首を刺激されるたびに疼いていた下半身の疼きは、乙女の本能で目を逸らしていたアイズにさえ無視できなくなった。
(どうしよう……)
肥大化していく疼きは、アイズをおかしくしそうなレベルの性欲になっていた。ドクンドクンと脈打つベルの熱い逸物を握りながらアイズは戸惑い。戸惑いのまま、手からベルの先走り液が無くなるまで手を嘗める。
理性はこれ以上舐めたらいけないと叫ぶが、体は一向に聞こうとしない。
いや、心もベルの味を舌で味わい飲み込む度に、あまりの心地良さで堕ちていく。
止まらない。ベルの味を飲み込む度に発熱していく体が。
止めたくない。ベルの味を飲みこむ度に白い雷霆に照らされ染められていく心が。
「……あれ?」
気になる異性の性の根源──天然の媚薬を舐めたアイズは更に性的興奮を高められる。
「あれ……んくっ……私……」
ベルの先走り液を舐めるたびに高まる性欲に戸惑いの声を上げるアイズ。
危機的状況から安全なところに逃れると、人は子孫を残すために昂るという。
無垢なアイズも例外ではなく、子を持つのに十分に育った体は雄の味と香りを感知して淫らな気持ちになり、性交する為の準備を始めた。
「ん?」
口の中でベルの味を味わっていると、また太股の所でクチリと音がした。
「何だろ、これ」
閉じたままの秘所から溢れだし、自分の太股に筋を作る股から漏れた熱い液体。それが愛液だと知らないアイズは、手に取りまじまじと見つめる。
少しぬめっているような感じがする白みかかった液体。匂いを嗅ぎ味わってみる。
「汗……にしては……薄い……」
美味しくはない。美味しくないのはベルのと同じだが、アイズにとって決定的な違いがある。
その違いに、舐めていると腹の底から吐き出したくなる想いになる。いや、横を向いて吐き出した。
「……ぅそ、ベルが……薄くなった……」
口の中からベルの味が薄くなってしまった。私の味でベルの味が薄くなった。アイズをあんなに心地好くしてくれたベル分が。
「…………そんな……っ」
大泣きする内心の幼女に謝りながら、ベルの亀頭を優しく何度も撫でてピクリと逸物を踊らせる。
さっきは上手くいったんだから、きっと。
「出たっ……んくんくっ……」
望み通り出てきた先走り液をすくって口にいれ、ベル分を補充して目を細める。
危うく私の味でベルの味を台無しにするところだった。もう二度とこんなことは──
「……私の、味……?」
ピタリとアイズの体が止まる。
スススとベルの唇に視界を移す。
股に流れている生温い透明な液体をすくう。
ベルの唇とすくった液体を交互にみる。
「私の味を、ベルに……ベルに私を味わってもらう……」
ゴクリと喉がなった。
いや、ダメだよ。そんなことをしちゃ。
股の所の液なんて信じられない。汚すぎるし、恥を知らない行為だ。止めないと。
そんな風に自己暗示をしながら、ベルの唇に視線を固定したままのアイズに内心の幼女の声が聞こえた。
──でも、ベルは、汗を、私の汚いのを飲んでくれた。受け入れてくれたよ。
……よし、やってみよう。
一応、アイズはベルの意識を取り戻すために一生懸命です。何の知識もないせいで、斜め上やらかしていますが。
リヴェリアママが見たら、やっていることの是非を叱っても、アイズの変化自体は歓迎するくらいには一生懸命な女の子です。他のファミリアとの恋愛だろうと、アイズの応援をするくらいに女の子してます。
やっていることの是非についてトラウマレベルには叱りますが。