※この作品はR-18です。

淫姫絶頂チンポギア   作:タロタロ芋

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闇に沈み行く

 

 

 

 私、立花響がチンポギア装者となってから、2週間もの時間が過ぎた。

 愚かにもパヴァリア光明結社残党の皆さんに逆らい、組織を崩壊させた罪を償うべく、誠心誠意のおちんぽ奉仕を続ける日々……肉体の全てを差し出して、心の底からの服従を誓い、彼らへの性奉仕を行う私は、そんな人生に確かな幸福感を見出している。

 

 男の人の大きな手でおっぱいを揉まれるとすっごく安心する。

 むにゅり、と形が変わるくらいに強く力を込められ、何度も何度も繰り返してやわっこくなった胸を成形するみたいに揉み解され、今では私のおっぱいは前よりも一回り大きく、そしてかなり敏感に仕上がってしまっていた。

 

 全身を抱き締められ、ちっぽけな躰を包みこまれることにゾクゾクとした興奮を感じてしまう。

 お前なんかこんなに小さくて、弱い存在なんだぞ。そんな当然のことを改めて教えてもらえると、自分がいかにちっぽけな小娘なのかってことを自覚して、強くて大きい男の人たちに屈服するのは当たり前なんだって思えた。

 

 そして、おちんぽでおまんこを征服されることに圧倒的な幸福、悦び、快楽を味わってしまう。一度経験したら、あんな素晴らしいことからを忘れられる訳がない。

 愚かで、馬鹿で、思い上がっていた私のおまんこを割り裂いて挿入される立派なおちんぽ。それが1cm、1mm進む度に、私は自分自身がどれだけ思い上がっていたかを思い知らされるのだ。

 

 所詮、男と女では肉体の作りに差がある。大きく強く体が作り上げられる男性と柔らかく小さく体が作り上げられる女性。両者が正面切って戦えば、どちらが強いのかなんて考えるまでもない。シンフォギア装者になって、大きな力を手に入れた私は、そんな簡単なことを忘れるくらいに思い上がっていたのだ。

 女が男に勝てるわけがない。力の差にものを言わせて自由を奪い、おっぱいを揉んで、お尻を叩いて、そうやって無理矢理にも主導権を握られてしまえば最後、女の股座はしっとりと濡れて、雄のシンボルを受け入れる準備を整えてしまうのだから。

 そうだ、最初からわかりきっていたことだった。なにせ、女性の体にはおちんぽを迎え入れて気持ち良くしてもらうための器官がある。そこを差し出して、蹂躙されることで、私たち雌は最高の幸せを味わうことが出来る。

 私たち女の体は、男の人たちに負けて気持ち良くなれる作りになっているんだ。だから、抗わずに全てを差し出して幸せになれば良い。余計な力なんか持たず、最初からおちんぽに屈服することが私たちに定められた人生なのだ。

 

 『S.O.N.G.』の皆は、そんなことを教えてくれなかった。もっと早くこのことを知っていれば、もしかしたら他の人生があったのかもしれない。あの組織の男たちが、パヴァリア光明結社の人たちみたいな男らしい男の人たちだったのなら、私たちは彼らに迷惑をかけることもなかったのだろう。ちんぽには絶対に勝てないことを知れば、男の人たちに逆らうことなんて絶対にありえないのだから。

 

 でも、もうそんなことはどうだって良い。私たちは自分たちの真の使命を理解したのだ。

 パヴァリア光明結社の皆に全て……身も心も、かつて身に纏っていたシンフォギアすらも差し出し、彼らのために人生を捧げる。それが、私たちチンポギア装者の使命、新たな人生の悦びなのだ。

 

 そうして、私たちは何も迷いなく日々を送っていた。新たな人生を謳歌していた。だが……そんな私たちの考え方は、言葉に表せないほど甘かったということを、私たちはある日、唐突に理解することとなる……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前たちは、何か勘違いしているみたいだな」

 

 そう言って、険しい表情を浮かべているのはリーダーさん……私たちに身の程を教え、チンポギア装者としての人生を示してくれた最大の恩人だ。その彼は今、明らかに私たちへの怒りを募らせ、怒気を強めて軽蔑の言葉を吐き捨てている。

 

「毎日毎日、ちんぽの相手して、イって、アヘって、アクメして……随分とまあ幸せな日々を送っているじゃねえか」

「は、はい……皆さんのお陰で、私たちはとても幸せな毎日を――」

「そう、そこだ。お前たちは大事なことを忘れてる。とんでもない勘違いをしたまま、毎日を過ごしているんだよ」

 

 鋭く、私たちの胸を射抜くようなリーダーさんの視線に私もクリスさんも声を詰まらせた。彼の怒りは本物で、演技などでは無いことは明々白々だ。一体、私たちの何が彼をここまで怒らせているのだろうか? 私たちは、何を勘違いしているというのだろうか?

 

「……チンポギア装者としての使命、大いに結構だ。俺たちに輪姦されて、ちんぽ奉仕を続ける人生はさぞや幸福だろうよ。しかし……今さら、俺たちに忠誠を誓ったところで、お前たちのしでかしたことが無しになる訳じゃねえんだぞ?」

 

 怒られる理由がわからない愚かな私たちのために、リーダーさんは言い聞かせるようにして言葉を発している。私たちもまた、彼の言葉の意味を理解すべく、その言葉を聞き逃さぬように必死に耳を傾けた。

 

 リーダーさんは、一度言葉を区切り、怒りの籠った眼差しで私たちを見つめた後、手を叩いて合図を出し、何者かをこの部屋へと招き入れる。

 

 がちゃり、とドアの開く音に振り返った私とクリスちゃんの目に映ったのは、2人組の子供だった。まだ10歳かそこらの、年端も行かない少年たち……だが、私たちは彼らの瞳を見て、身震いするほどの恐怖を感じてしまう。

 彼らの目には、リーダーさんよりも強い私たちへの憎しみと怒りの炎が燃え上がっていた。

 その瞳に映っている私たちを焼き尽くしてしまうほどの激しさで燃え上がる、ドス黒い炎。まだまだ子供であるはずの彼らが、それほどまでに強い憎しみを抱いていることに驚く私たちに向け、リーダーさんが話の続きを口にする。

 

「こいつらの名前はパズとルイ。家族を亡くし、死ぬ寸前だった所を俺たちが保護した孤児だ。お前たちは、こいつらに詫びなきゃならねえ」

「私たちが、この子たちに……? それって、どういう――」

「お前たちのせいで、俺たちの家族が死んだからだよ!」

 

 未だに状況を理解出来ない私がとぼけた質問を口にした瞬間、子供たちの1人が悲痛な叫びを口にした。あまりにも苦しそうなその声に息を飲んだ私は、発していた言葉を途中で口ごもってしまう。

 家族が、私たちのせいで死んだ……彼は確かにそう言った。それは、どういうことだろうか? あの子の親はパヴァリア光明結社の構成員で、私たちとの戦いの最中で命を落としたということなんだろうか?

 そんな、貧弱な思考でしか物事を考えられない私は、まだ知る由もなかった。私たちシンフォギア装者が、『S.O.N.G.』が、どれだけ罪深い存在なのかを……。

 

「……こいつらの家族は何処にでもいる普通の家族だった。パヴァリア光明結社とも何の関係もない、一般人たちさ」

「え……?」

 

 リーダーさんの言葉に驚きを隠せない私たちは、目を見開いて交互に彼と子供たちを見比べた。リーダーさんが嘘をついているとは思えないが、パヴァリア光明結社とまるで関係のない生活を送っていた家族が、何故私たちのせいで命を落とすことになるのだろうか?

 じりじり、じりじりと心が追い詰められていくような感じを覚えながら、私とクリスちゃんはリーダーさんの言葉に耳を傾ける。あの子供たちが、どうして私たちへの憎しみを募らせるようになったのかを知るために……。

 

「パヴァリア光明結社は、かつてから歴史の裏で暗躍し、世界を操って来た。その中で悪事に手を染めたこともあっただろう。しかし、俺たちのお陰で動きを制限されている奴ら……ただ純粋に略奪や破壊を楽しむ奴らが好き勝手出来なかったことも確かだったんだ。つまり、パヴァリア光明結社は必要悪としての役割を果たし、裏社会のバランスを絶妙に管理してた。だが――」

 

 リーダーさんの言わんとしていることは予想出来る。そのパヴァリア光明結社を私たちが打倒し、ほぼ壊滅状態と呼べるまでに追い込んでしまった。その結果、彼らが築き上げていた絶妙なバランスが崩壊してしまったということなのだろう。

 それが、どんな末路を引き起こしてしまったのか。恐らくは私たちでは想像がつかないほどの悲惨な事件が幾つも起きてしまったのだろう。私のその予想が正しいと言わんばかりに、リーダーさんは苦虫を嚙み潰したような表情で憎々し気に言葉を吐き捨てる。

 

「……全てを語るには時間が足りない。これは、お前たちが引き起こした悲劇の一部だ。そのことを頭の片隅に留めておけ」

 

 リーダーさんが、一歩下がる。代わりに前に足を進めたパズくんとルイくんは、憎悪を滾らせた視線を私たちに向けながら、自らの身に起きた悲劇を騙り始めた。

 

「俺たちの住んでいた村の近くには、凶悪なテロ組織の本拠地があった。でも、そいつらはパヴァリア光明結社が怖くって、まともに動くことが出来なかったんだ」

「パヴァリア光明結社が健在だったころ、そいつらに出来たのは酒場で酔っぱらってくだを巻くことくらいだった……妙な事をすれば目を付けられて、自分たちが潰されることがわかってたからだ。パヴァリア光明結社のお陰で、僕たちの村は平和だった。なのに、なのにっ!!」

 

 がん、とハンマーで頭を殴られたような衝撃を感じた。口の中がからからになって、喉の奥から吐き気がこみ上げてくる。

 パヴァリア光明結社は、彼らにとって必要な存在だった。善悪を併せ呑む裏社会の重鎮として、世界のバランスを取ってくれていた。なのに、私たちは……そんな彼らを滅ぼし、築き上げていた平和のバランスを崩壊させてしまったのだ。

 

 その結果、何が起きた? そんなこと、馬鹿な私でもすぐに想像がつく。

 聞きたくない、だけど聞かなきゃいけない……心臓が早鐘を打ち、呼吸が苦しくなる中で、私とクリスちゃんは子供たちの純粋無垢な憎しみの叫びを耳にする。

 

「パヴァリア光明結社が崩壊したその日から、テロ組織の奴らは好き勝手やるようになった! 略奪や殺人は当たり前、歯止めが利かなくなった悪意は日に日に膨れ上がっていったんだ!」

「そして……僕たちの村は、テロ組織に潰された。村全体に火を放たれて、男は皆殺しにされて……女たちは奴隷商人に売るために連れ去られた。村の生き残りは、僕たちだけだった……!」

 

 じわり、じわりと現実が私の心を蝕む。目には涙が浮かび、震えで歯がかちかちと音を鳴らしている。

 この2人の子供たちの平和な日常は、ある日唐突に崩壊した。私たちが手を下した訳じゃないことはわかってる。でも、完全に無関係ではないこともまた確かだ。

 なによりもショックなのは、私たちのせいで苦しんでいる人間がいるということを私たち自身がまるで知らなかったということだ。いや、そうじゃない。私たちは知ろうとしなかった。想像すらしていなかった。私たちは正義で、私たちの行動は世界の皆に賞賛されるものであると信じて、まるで疑っていなかったのだ。

 でも……それは違った。今、目の前にいるこの少年たちは、私たちのせいで幸せを奪われた。そんな彼らの存在を、私たちは今の今まで知る事もなかった。

 最低だ、最悪だ……自己嫌悪と共にどんどん冷えていく体の温度を感じる私たちに向け、パズくんとルイくんの罵声が投げかけられる。

 

「返せよ! 俺たちの家族や友達を返してくれよ! お前たちがパヴァリア光明結社を潰さなければ、俺たちは普通に生きていられたんだ!」

「2人きりになって、泥水や雑草を口にして必死に生き延びて! その間、お前たちが何をしてくれた? 僕たちを助けてくれたのはパヴァリア光明結社だ! 僕たちを守ってくれてたのもパヴァリア光明結社だ! シンファギア装者は、S.O.N.G.は、僕たちの幸せを潰して、ずっと知らんぷりしてきたじゃないか!」

 

 子供たちの悲痛な叫びが、私とクリスちゃんの心を抉った。何も反論出来ず、弁明すら出来ないまま、私はただわなわなと唇を震わせて後悔の涙を流し続ける。

 ドサリと、隣で音がした。顔面を蒼白にしたクリスちゃんがその場で崩れ落ちたのだ。

 無理もない。クリスちゃんも子供の頃にテロに襲われてご両親を亡くした。その時の苦しみを思い出し、自分自身の手でその苦しみを味わう子供たちを作り出してしまったことに絶望しているのだろう。

 

 絶望……そう、絶望だ。私たちは、絶望した。自らの過ちの大きさを知り、取り返しのつかない悲劇を幾度となく引き起こしていたことに気が付き、その愚かさを自覚した。私たちは、正真正銘の屑だ。

 

 なにがシンファギア装者だ。力を得て、頼りにされて、褒められて、調子に乗っただけじゃないか。自分たちは正しいことをしていると思い込んで、私たちのせいで生まれた被害者たちに眼を向けることすらしなかった。知ろうともしなかった。

 なにがチンポギア装者だ。こんな悲劇と苦しみを生み出し続けた私たちが、幸せにおちんぽ様にご奉仕すること自体が間違っている。私たちは今すぐに八つ裂きにされて、滅多刺しにされて、この世のありとあらゆる苦しみを味わった後に死ぬべきなんだ。

 

 そうだ、私たちは勘違いしていた。パヴァリア光明結社の皆にチンポギア装者にしてもらって、毎日を幸せに過ごしている内に大事なことを忘れ去ってしまっていた。

 チンポギア装者になったからって、シンファギア装者としての私たちの罪が消えてなくなった訳じゃない。私たちは、贖罪のために生きてる。そのことを忘れて、おちんぽにむしゃぶりつくことしか頭になくなってしまっていたなんて、本当に私たちは救い様の無い大馬鹿だ。

 

「ご、ごめんなさい……ごめんなさいっっ!!」

「許してくれだなんて、口が裂けても言えねえ……本当に悪かった! あたしたちのせいで、お前たちをどれだけ苦しめたか――」

 

 自分たちの罪深さと愚かさを自覚した瞬間、私は地面に頭を擦り付けて2人の少年に謝罪の言葉を口にしていた。それはクリスちゃんも一緒で、彼女の声もまた絶望と後悔に染まり切っている。

 全裸で、泣き顔になって、土下座して……人間として最低で最悪の無様な格好を晒して、私たちはパズくんとルイくんに許しを請う。でも、本当はわかっていた。こんなことで私たちが許されることはないんだってことは……。

 

「……ふざけるな! 今更そんなことされたって、なんにもならないんだよ!」

「土下座なんてしても俺たちの家族は生き返らない! お前たち、なんか……お前たちなんかっ!!」

「「あっっ!!」」

 

 憎しみと怒りが入り混じった叫びを上げた2人は、私たちの首に鉄製の首輪を取り付けた。ひんやりと冷たく、肌に密着するそれは引っ張っても外すことは出来ない。

 そのままガンッ、と蹴飛ばされ、仰向けに寝転がる形になった私たちは、憤怒の感情を滾らせる少年たちの裁きをその身に受けることとなる。

 

「くらえっ! シンファギア装者っ!」

「これが僕たちの復讐だっっ!!」

「ああぁっ♡♡♡」

「んひぃいっ♡♡♡」

 

 即座に私たちの体に覆い被さるようにして圧し掛かってきたパズくんとルイくんは、そのまま自らのおちんぽを私たちのおまんこにぶち込む。挿入の瞬間、私もクリスちゃんも甘い声を漏らして快楽に喘いでしまった。

 信じられないことに、2人のおちんぽは大人にも負けないくらいの大きさを誇っていた。大きさだけではない、硬さも熱量も子供とは思えない立派なもので、亀頭は楽々と私たちの子宮口に届いてしまっている。

 そのまま、ドスンドスンと激しく腰を振り、おまんこの中を掻き回す少年たちの動きに、私たちは何の抵抗も出来ないでいる。舌を放り出し、ただ喘ぎ、支配される雌としての姿を曝け出すことしか出来なかった。

 

「おうっ♡♡♡ オッッ♡♡♡ ほぉおッッ♡♡♡」

「何がシンファギア装者だっ! こんな子供に犯されて感じてる変態女じゃないかっ!!」

 

 勝てない……こんな子供にすら、私は負けてしまう。雄の象徴であるおちんぽを雌の弱点であるおまんこに叩き込まれれば最期、後はただ屈服するしかないのだと強く実感させられてしまう。

 私は、素直に敗北を認め、無様に喘いだ。下品で情けない哀れな雌豚のように呻き、嬌声を上げ、少しでもルイくんの溜飲を下げようと必死に努力する。そんな私の隣では、クリスちゃんがパズくんに犯され、私と同じ様な醜態を晒していた。

 

「ほひぃいいっ♡♡♡ はっひいぃいいぃっ♡♡♡」

「死ねっ! ちんぽで死ねっ!! 俺のちんぽでイキ死んじゃえっ!!」

「あひぃいいいぃいいいっっっ♡♡♡」

 

 クリスちゃんは私よりも激しく乱れ、イキ顔を晒している。子供のものとは思えないサイズのおちんぽにおまんこをガンガン穿られて、もう体が言うことを聞かないって感じだ。

 

 2人揃って子供たちに犯され、成すが儘に喘がされる。支配される者と支配する者、雌と雄の間には年齢なんか関係なく、ただおちんぽを突っ込まれれば私たちは負けるのだと、こんな子供にすらも勝てないのだということを心の奥深くにまで刻み込まれてしまう。

 子宮口を乱暴に叩かれ続けた私は腰を浮かせ、クリスちゃんも全身を痙攣させてアクメを迎えようとしていた。がっしりと腰を掴まれ、パズくんとルイくんの渾身の一突きを受けた私たちは、その衝撃と共に絶頂を迎え――

 

「あ、れ……?」

「う、あぁ……!?」

 

 ――られなかった。来ると思った絶頂が、いつまでたっても訪れない。快感の限界ギリギリ、100%中の99,99999%くらいの所で、絶頂感が不意に押し留められた感覚が私とクリスちゃんを襲う。

 最初は、戸惑いだけで済んだ。何が起こっているか理解出来ず、ただ困惑するだけだった。でも……2回目、3回目とその極限の寸止めを味わう度、私たちの心は型に嵌められたかのように追い詰められていった。

 

「ひ、ぎいぃいいぃっっ♡♡♡ い、イケ、にゃいぃいいっっ♡♡♡ きもひいいのにっ♡♡♡ いけにゃいいぃいいぃいんっ♡♡♡」

「あぁああぁあぁぁぁあっっ♡♡♡ イかせてくれよぉおおっっ♡♡♡ もう、げんか……いひぃいいいぃっっ♡♡♡」

 

 心はもうイクつもりで、その準備を完璧に整えちゃってる。でも、体の方は薄皮一枚程度の壁を乗り越えられずに絶頂の時を迎えられずにいた。

 イキたい。イかせて欲しい。常にギリギリの状態でお預けをされる私たちは、精神の限界を迎えて大声で叫ぶ。このままでは私たちの理性が崩壊してしまうという確信があって、抗えぬ快楽を前に飲み込まれてしまっている私たちは、目の前の小さな子供たちに向けて恥も外聞もなく泣き叫びながら懇願する。

 だが……彼らは、そんな私たちの様子を見てニヤリと笑うと、不意に挿入していたおちんぽを引き抜いて私たちから距離を取ってしまった。絶望的な気分になる私とクリスちゃんの表情を見たパズくんとルイくんは、憎悪を込めた眼差しを向けながら私たちを襲うこの違和感の理由を説明し始める。

 

「お前たちに装着した首輪は、特殊な電磁波を放っている。これを着けてる限り、お前たちは絶対にイけないぜ」

「そ、そんな……!? こんな、ギリギリの状態で放置されるの……?」

「……んなわけないだろ。その程度で、許されるはずがないだろ! お前たちには首輪の真の力を味わってもらうよ!」

「あひぃいいいっっっ♡♡♡」

 

 子供の小さな手が私たちの乳首をぎゅっと抓る。びんびんに勃起しているそこを潰され、引っ張られ、伸ばされると、痺れにも似た快感が生まれ、私もクリスちゃんも大きく背筋を伸ばしながら失禁までしてしまった。

 それでも、私たちはイクことが出来ない。限界まで膨らんだ快感の風船は破裂することなく、むしろ限界を超える勢いでその大きさを増させている。今の私たちは、何をされてもイク程の快感を感じているのに、決して絶頂を迎えることが出来ない状態にされてしまっていた。

 

「くらえっ! 変態シンフォギア装者っ!!」

「お、おぉおおっ♡♡♡ ほひぃいいぃいっ♡♡♡」

 

 パズくんにお尻の穴を穿られたクリスちゃんが無様なトロ顔を晒して喘ぐ。2本の指をがっちりと咥え込み、とろとろに蕩けたケツ穴を穿り回される彼女のおまんこからは、ぶしゅぶしゅと激しく潮が噴いている。

 むっちりとしたお尻の肉も丁寧に嬲られ、スパンキングされ、クリスちゃんはぶんぶんと首を振り、涙目になって肛門から与えられる快感による寸止め地獄を味わい続けていた。

 

「お前はこうだっ! 狂っちまえっっ!」

「あへぇぇぇっっ♡♡♡ ひいぃいいぃんっっ♡♡♡」

 

 私の方はというと、ルイくんにぐちょ濡れおまんことそそり立つクリトリスを執拗なまでに弄られ、連続潮噴きを決めさせられてしまっていた。既に敏感を通り越して即アクメ状態になっているおまんこを掻き回されながら存在を主張しているクリを指で潰されると、頭の中が真っ白になる快感が私を襲う。

 でも、絶対にイクことは出来ない。私もクリスちゃんも体を一番もどかしい瞬間で固定されて、そこから昇ることも降りることも出来ないのだ。

 その苦しみといったら、今までの戦いで味わった苦痛を全て足したとしても足りないと思えるくらいのもので、たった数分の責めだけで私たちは心を折られ、必死になって懇願することしか出来ない哀れな雌奴隷へと堕ち切ってしまったほどだ。

 

「もうっ、ゆるひてぇっっ♡♡♡ イ、イかせてくださいぃいぃっ♡♡♡ くりゅうっ♡♡♡ こ、こわれちゃうぅううっっ♡♡♡」

「な、なにされてもイクくらいにきもちいいのにっ♡♡♡ なにされても、イけないぃいいぃっ♡♡♡ あぁあぁっ♡♡♡ おかしく、なっちまうぅっ♡♡♡ たすけて、たしゅけてくれぇぇっっ♡♡♡」

 

 水揚げされたばかりの魚みたいに床でのたうち回る私たちは、もう体のどこも愛撫されてはいない。でも、体中に残る快感の残滓が消え去ることはなく、延々とイク寸前のもどかしい感覚を与えてくるのだ。

 もはや、私たちは何もされてなくても感じる状態にまで追い詰められていた。1度でもイクことが出来れば、この地獄から抜け出すことが出来るのだろう。しかし、復讐鬼と化した少年たちがそんな慈悲を与えてくれるはずもなく、私とクリスちゃんの体を無慈悲に踏みつけると、憎々し気な声で吐き捨てる様にして言葉を投げかけてきた。

 

「こんなことで許されると思うなよ……! 俺たちが味わった苦しみをお前たちにもたっぷり与えてやるからな!」

「お前たちシンフォギア装者が自分たちの罪を理解するまで、ずっとそのままにしてやる! お前たちをぶっ壊せると思うと、最高にスカッとするよ!」

「あ、あぁあぁぁあ……♡♡♡」

「ひぐ、うぅぅぅ……っ♡♡♡」

 

 高らかに笑う少年たちの声に背筋を震わせ、一生抜け出せる事のないと思わせるほどの絶望の海に叩き込まれた私たちは、ただ恐怖に失禁し、無様な姿を晒すことしか出来なかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから、パズくんとルイくんによる苛烈な責めが私たちに行われた。私たちを憎み、壊すことを望む彼らは、一切の手加減もなく快感の暴力を与え続ける。

 どうやら私たちに装着された首輪には、彼らの命令に絶対服従させる機能もついていたようだ。たとえどんなに寸止め快感地獄を味わい、体の自由が利かなくとも、2人に命令された瞬間に私たちの体は即座にその命令を実行に移す。

 どんな体勢だって取るし、どんな言葉だって大声で叫ぶ、そんな風に追い詰められていく私たちの心は、着実に崩壊へと向かっていた。

 

「おおぉおおぉおんっ♡♡♡ ゆるしてぇっ♡♡♡ おっぱいもまないでぇぇっっ♡♡♡」

「ちくびぃっ♡♡♡ ぐりぐり、やめてくれぇっ♡♡♡ い、イク……っ♡♡♡ い、いけなひぃいいぃっ♡♡♡ あぁあぁぁっっ♡♡♡」

 

 じっくりとマッサージするようにおっぱいを揉まれ、勃起した乳首をこねくり回される。ふっくら膨らんだ乳輪をなぞるように指や舌で擦られてお預けされるのも、敏感な部位をこれでもかとばかりに責められるのもどちらも辛い。前者は寸止めされている快感をじわじわと高められ、後者は絶対にイけない状態で与えられる快感に脳が沸騰するのではないかと思えるほどの衝撃を味合わされるからだ。

 挙句の果てに、少年たちはだらしなく育った私とクリスちゃんのおっぱいにビンタを食らわせて、これでもかとばかりに弄ぶ。衝撃と痛みがおっぱいを襲い、じんじんと痺れる痛みが徐々に快楽に変わっていく様を実感する私たちは、10数発目のビンタの時には潮を噴いてしまう程の快感を味わうマゾに調教されてしまった。

 そんな私たちを嘲り、豚のようだと嗤う2人がその遊びに飽きた頃には、私とクリスちゃんのおっぱいは延々と愛撫されていた時の感覚が残る代物に仕上がっており、今まで与えられた快感を同時に延々と味合わされる私たちはその快感によって淫らに泣き叫びながら次の責めを享受することとなる。

 

「おほひいぃいいぃっ♡♡♡ お、おしりっ♡♡♡ おならで、イクっっ♡♡♡ おぉおっ♡♡♡ んおぉおおっっ♡♡♡ はずかしいおとでちゃううぅうっ♡♡♡」

「お~~っ♡♡♡ おほっ♡♡♡ おほぉおっっ♡♡♡ んほひっ♡♡♡ ほふっ♡♡♡ ぶひっ♡♡♡ ぶひぃいいぃいいっっ♡♡♡」

 

 2人が次に愛撫の対象として選んだのはお尻だった。地面にひれ伏し、お尻を高く突き出した格好になった私たちのことを、パズくんとルイくんは容赦なく快楽によって責め立てる。

 細長い器具によってアヌスを貫かれ、腸壁を引っ掻きながらぐちゅぐちゅと奥まで掻き混ぜられる。慣れ親しんだケツアクメによる快感は決して襲って来ず、されどそれに近しい暴力的な快感が私たちのけつまんこの中で響き続け、それもまた掻き混ぜられてぐちゃぐちゃにされるのだ。

 今までの人生の中で、おならしただけでイクようになるなんてことをこれっぽっちでも考えたことがあるだろうか? 私もこうして直面するまで、決してあり得ないことだと思っていた。だが、そんな常識を覆す程の快感を与えられ、腸の振動と共にアナルから空気が噴き出すだけで、今の私はお尻を痙攣させてだらしないアヘ顔を晒すようになってしまっている。

 勿論、植え付けられたマゾ性を更に開発することも忘れない。おっぱいビンタと同じく、お尻も何度も叩かれては呪詛のように憎しみの言葉をぶつけられた。私たちシンフォギア装者が如何に愚かで罪深い存在かを懇々と説教されながらスパンキングされれば、お尻ぺんぺんとはおしおきであることを理解している私はこれもその罪を贖うための行為の一環であるのだと心の中に刻み込まれてしまう。

 そんな行為を続けられた結果、気が付けば、私もクリスちゃんも謝罪の言葉を繰り返し、ただただ無様に喘ぐだけのマゾ雌豚へと堕ち切ってしまっていた。

 

 その他にもたくさん、色んな快楽拷問が私たちに行われた。その全てが気が狂う程に気持ち良く、そして決してイけない状態で味わうが故の苦しみを与えてくる。私も、クリスちゃんも、パズくんとルイくんの恨みの深さをその身を以って味わうこととなった。

 

 大きく股を広げた私とクリスちゃんのおまんこを合わせ、その状態で激しく腰を動かしてお互いのおまんこを擦り合わせることを強要された時は本当に酷かった。所謂レズセックスプレイの1つなのだろうが、絶対にイけない私たちにはそれはもう地獄の一言で、お互いに腰を止めるように相手にお願いしても命令を遵守する体は決して思い通りになることはない。

 私もクリスちゃんも、最終的には相手に向けて酷い言葉を吐き続けていたと思う。今まで築いてきた絆をあっさりと崩壊させ、自分のことだけを考える私たちの姿を見て、パズくんとルイくんは大笑いしていた。

 

 お尻に大量の浣腸液を入れられ、それを噴き出すと同時におもらしと潮噴きをする『3点同時潮噴き』の練習をさせられた時には自分たちが如何に無様な存在であるかをじっくりと教え込まれた。小さな子供に浣腸をされるだけで情けないのに、それを噴き出しながらおしっこと愛液を激しく噴射することも命令されるのだから、その羞恥も想像に難くないだろう。

 だが、私たちはそんな無様な行為でも気持ち良くなってしまう。イクことが出来ない故に、延々とその快楽を溜め続けている私たちの体は、どれほど無下に扱われようとも快感を貪ってしまうのだ。

 

 そうして敏感になった体を使い、2人はとあるゲームを楽しむ。それは、私たちをどれほど少ない労力で感じさせることが出来るかというものだった。

 鳥の羽の先でこちょこちょと乳首をくすぐられ、クリスちゃんが潮を噴いた。ほんの少し、先っぽで軽く弄られただけなのに、彼女は体を仰け反らせて盛大にアヘってしまっていた。

 広げられたお尻の穴に息を吹きかけられ、私はおもらしした。勢いもなにもない、ただふぅと軽く吹き掛けられた息が肛門に触れた瞬間、私の体はなすすべなくそれを快楽として受け取って小便を漏らすほどに感じてしまったのだ。

 最終的に2人が会話する時に発せられる空気の振動だけで喘ぐようになった私たちを見て、パズくんとルイくんはどれだけの声量で、どの位置からでなら私たちが感じるのかという実験を始めた。おっぱい、まんこ、そしてけつまんこに沢山話しかけられて感じさせられる私たちは、自分たちの体がおかしくなってしまったことを強く実感することとなる。

 

 そして今……私たちは、床に設置されたディルドーに跨り、必死になって腰を振っている。これもまたイクことは出来ず、パズくんとルイくんの命令が下るまではずっとこのまま腰を振ってオナニーを続けなければならない。その2人は今、休憩と称してこの場から離れていた。

 

「あぁあぁああぁあぁあぁっっ♡♡♡ ひぎぃいいぃいいぃいぃいぃいぃっっ♡♡♡」

「おぉおおぉおおぉおおおんんっっ♡♡♡ おごほぉおおおぉおぉおおおおぉおおおっっ♡♡♡」

 

 精神の、体力の限界が来ても、腰を止められない。激しく床にお尻をぶつけ、ぐちょぐちょになったおまんこにディルドーを咥え続け、獣のように狂った声を上げて泣き叫ぶしかない。

 理性を崩壊させつつある私たちであったが、少年たちはそんな私たちに向けて1つの命令を下していた。そのお陰か、私とクリスちゃんは最後のギリギリの所で人間性を失わずに済んでいたのだ。

 

「わっ♡ わたしたち、シンフォギア装者はぁっ♡♡♡ つみぶかく、とてもおろかなそんざいでしゅぅぅっ♡ なにもできないちんぽどれいのくせにちょうしにのって、パヴァリア光明結社をはじめとするたくさんのひとたちにごめいわくをおかけしてしまって、すいませんでひたぁあぁっっ♡♡♡」

「あたしたちのっ♡ つみはぁっ♡ いっしょうかかってもっ♡ きえないっっ♡ でもっ、どんなことしてでもっ♡ つぐないつづけるぅっ♡ せかいのためにっ♡ あたしたちのできることをしつづけるよぉっ♡ シンフォギア装者なんかになって、ごめんなさいぃぃっっ♡♡♡」

 

 私たちは、パズくんとルイくんへの、パヴァリア光明結社のみんなへの、そして世界中の人々への謝罪の言葉を叫ぶ。一定時間ごとに命令された謝罪の言葉を口にすることで、なんとか私たちは理性を保てていた。そして、自分たちがどれほど馬鹿な人間だったのかを痛いほどに理解させられていた。

 

 世界の秩序を保っていた組織を崩壊させ、多くの人々の人生を狂わせたうえ、その際に生まれた悲劇のことを知りもしないでのうのうと生きていた……自分たちは正義の味方だと思い込み、正しいことを成していると信じ、何も疑わずに世界を混乱させ続けていたのだ。

 調子に乗った女の、人間以下の雌たちの集まり……それが、シンフォギア装者だ。私もクリスちゃんも自分たちの力を過信し、それを誤った方向に向けて使っていた。私たちは本当に愚かだ。信じるべきはパヴァリア光明結社の方だったというのに、世界を守り続けていた組織を自分たちの手で破壊して、悦に浸っていたのだから……。

 

「……おう、そろそろいいぞ。一旦休め」

「おうんっ♡♡♡ おぉ……っ♡♡♡」

「あ、はぁ……♡♡♡ は~っ……♡♡♡」

 

 そうして、私たちの精神が限界を迎えようとした時、不意に部屋を訪れたリーダーさんの声によってようやくこの自慰行為が終わりを迎える。ドサリ、と力なく床に這いつくばった私たちは、近づいて来るリーダーの気配に視線を上にあげて彼の顔を見つめた。

 

「どうだ? 何か思うところはあるか? 言いたいことはあるか?」

「あ、あ……! ごめん、なさい……私たち、何もわかってませんでした……パヴァリア光明結社の皆さんにチンポギア装者にしてもらったからって、私たちの罪が消える訳じゃない。それなのに、そんなことも忘れて毎日セックスすることしか考えないで、罪滅ぼしの方法すらも考えないでのうのうの生きて……本当にごめんなさいっ! すいませんでしたっ!!」

「アンタの言う通りだ。アタシたちはずっと勘違いしてた……ここのみんなのちんぽに奉仕して、それを罪滅ぼしだとかほざいてたけど、そのことを一番楽しんでたのは他ならぬあたしたち自身だったんだ! 本気で罪を償うことも、その方法を考えることもしないで、毎日毎日ただ楽しくセックスするだけで……自分の馬鹿らしさが嫌になるぜ……!」

 

 両手を、額を、地に擦り付け、私たちは言う。心の底からの謝罪の言葉、自らの愚かさを思い知った故の言葉を、リーダーさんに向けて口にした。

 彼は、私たちの言葉に大きく頷くと、わざわざしゃがみ込んで私たちの頭を引っ張って持ち上げてくれた。そして、涙で濡れたままの顔を見せる私たちに向け、静かな声で語り掛ける。

 

「ようやく……理解してくれたみたいだな。そうだ、お前たちはまだ何も償えちゃいない。その方法を見つけ出してもいないんだ」

「そう、です……! リーダーさんや皆が導いてくれたままにこうしてきたけど、それじゃ何の意味もないんです!」

「あたしたちが、自分の考えで贖罪の方法を考えなきゃ……そうしなきゃダメなんだ! 言われるがままに戦ってたら、シンフォギア装者やってた時となんも変わらねえから!」

 

 ズクン、ドクン……私たちの胸の中で、何かが芽生えようとしていた。それは熱く、激しく、そして強い鼓動と共に膨れ上がり、私たちに明確なビジョンを与えてくれる。

 

 今まで犯した罪を償うために、私たちを変えてくれたパヴァリア光明結社のために、今も苦しむパズくんやルイくんのような人々を救うために、私たちは何が出来るだろう? ここでおちんぽ奉仕をしていても、何も変えられない。世界を救うために、私たちに出来ることはなんだろうか?

 そんなもの、決まっている。私たちのかつての武器であり、私たちを調子に乗った雌にしてしまった原因、シンフォギア……私の『ガングニール』とクリスちゃんの『イチイバル』は、粉々に分解されて私たちの体と融合している。戦う力はないけれど、この体を研究し尽くせば、何か新しい発見があるかもしれない。

 そうだ、思い出した。私たちはここに連れて来られる時、パヴァリア光明結社が研究している疑似ギアの開発に協力すると言ったんだった。それさえ開発出来れば、パヴァリア光明結社にも力が戻る。世界を守るために必要な力が手に入る!

 

「……なあ、答えてくれ。お前たちの真の目標は何だ? お前たちは、何を成すために俺たちに協力する? そのために何をするんだ?」

 

 リーダーさんの言葉を受け、私は足りない脳みそを一生懸命に働かせてその答えを導き出す。それは至極簡単で、本当ならば考える必要なんて欠片もない答え。私たちがもっと早くからすべきだった、当然の行動。

 

 シンフォギアを手に入れて、私たちは変わってしまった。力があるからと図に乗って、何も考えず命令に従って正義を成していたつもりになっていた。

 だが……それは違った。パヴァリア光明結社にも正義はあった。私たちはそれを理解せず、何も知らないまま彼らを崩壊させてしまった。そして、世界に混沌を撒き散らし、平和を脅かしている。これこそが悪であり、今までの私たちは間違った行動をしていたのだ。

 

 私たちは知るべきだ、パヴァリア光明結社の正義を。シンフォギア装者の皆にも自らの身の程と愚かさを知ってもらえば、きっと私たちに協力してくれる。翼さんもマリアさんも切歌ちゃんも調ちゃんも、みんなが知るべきなんだ。自分がどれだけ罪深い行いをしているかを、そして男の人に屈服する悦びを教えてもらうべきなのだ。

 あともう1つ……私たちに何も知らせず、教えず、正義の味方のふりをしている組織……『S.O.N.G』も滅ぼさなければいけない。パヴァリア光明結社に逆らう者は、全て消え去るべきだ。私たちは、そのために戦うべきなのだ。

 

「……私たちのすべきこと……それは、シンフォギア装者たちの捕獲とS.O.N.Gの壊滅。そのために必要な疑似ギアの開発に協力し、データ提供をすることです!」

「あたしたちの細胞の1つ、血の1滴まで、全部自由に使ってくれ! 世界の平和のため、パヴァリア光明結社の繁栄のためなら、どんなことだって喜んでやらせてもらう! やっとわかったんだ、チンポギア装者としてのすべきこと! あたしたちの生きる意味が!」

 

 クリスちゃんも私と同じ結論に達したようだ。自らのすべきこと、行くべき正しい道を見つけ出した私たちは、真っすぐにリーダーさんの目を見つめて胸の内の想いを吐露する。そうやって覚醒の時を迎える私たちの肩に、小さな手がそっと乗せられた。

 

「……やっと気が付いてくれたんだね、お姉ちゃん」

「僕たちの苦しみや悲しみが、お姉ちゃんやパヴァリア光明結社の人たちの未来を切り開くことになるなら、それで本望だよ」

「「あ……っ!」」

 

 そこにいたのは、泣きそうになっているパズくんとルイくんだった。先ほどまでの怒りと憎しみに塗れた表情は消え、まるで憑き物が落ちたかのような清々しい笑みを浮かべている。

 

「ごめんね、クリスお姉ちゃん。沢山酷いことして、本当にごめん」

「響お姉ちゃんも、辛かったよね? ……苦しめてごめんなさい」

「そんな! 2人が謝る必要なんてないんだよ! 悪いのは、全部私たちなんだから……!」

「そうだ! あたしたちの方こそ本当に悪かった! でも、お前たちのお陰でやっと目が覚めたんだ! 心の底から……感謝を伝えさせてくれ!」

 

 ぽろぽろと涙を流す少年たちを強く抱き締め、胸の内側へと誘う。きっと彼らも辛かったのだろう。だが、馬鹿な私たちを目覚めさせるために心を鬼にしてあんな真似をしてくれたのだ。

 

 私は、心の底から思った。今日、この瞬間から、今までの私とは完全にお別れするのだと。今までの愚かな自分と決別し、諸悪の根源であるS.O.N.Gを倒し、世界をパヴァリア光明結社の支配の下に置く。その日が来るまで、誰が相手であろうと、どんなに苦しい目に遭おうとも、戦い続けることを固く誓う。

 少年たちを抱き締め、新たな決意を胸にする私は、クリスちゃんと共にリーダーさんの顔を見つめ、彼に向かってこう言った。

 

「私たち、生まれ変わります。世界を混乱させるシンフォギア装者から、世界を守るためにパヴァリア光明結社と共に戦うチンポギア装者に! 何も知らなかった無知で愚かな私と決別したいんですっ!」

「あたしもだ! 自分みたいな子供を作りたく無いって思っておきながら、それとは真逆の行動をしてた。こんなんじゃ、昔となんら変わらねえ……! 今度こそ、あたしは生まれ変わる! 正真正銘、絶対に、世界を守るチンポギア装者になってみせる!」

「……ああ、いい目をしているな。その決意が聞きたかった。……今のお前たちなら、きっと生まれ変われる。そのために必要な儀式を今から行うぞ」

「「はいっ!!」」

 

 リーダーさんの言葉に大きな声で返事をしてから、私とクリスちゃんは彼の背を追って歩き出した。全身に残る快感は辛いけど、そんなことすら忘れてしまえる崇高な使命が今の私たちにはある。

 今度こそ、生まれ変わる。世界を守るために戦う、立派なチンポギア装者になってみせる。そう決意する私たちは、一歩歩むごとにおまんこから激しく潮を噴いて基地の廊下を汚しながら、『儀式』が行われる場所へと向かって行ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……く、ははは! ホント、あいつらって馬鹿だよな!」

「だな! まさか、あんな作り話を信じちゃうなんてね!」

 

 リーダーに引き連れられて響とクリスが去った後、先ほどまで彼女たちが居た部屋の中には邪悪な笑い声が響いていた。子供とは思えないほどのドス黒い笑みを浮かべているパズとルイは、ケタケタと笑いながら自分たちを抱き締めて涙ぐんでいた元シンフォギア装者たちを嘲笑う。

 

「お前たちのせいで村が滅んだ~、なんて嘘に決まってるじゃん! あんなにあっさり騙されるなんて、やっぱりあいつらの頭の中ってちんぽの事しかないんじゃないの?」

「はははっ! そうだね! 僕たちのちんぽを咥え込んでる時も随分と気持ち良さそうだったし……あの首輪が無ければ、イキまくって僕たちのペットにでもなってたんじゃないの?」

「間違いない! ……でもさ、アニキのお陰でそんなことよりももっと面白いことが起きそうじゃん。そうしたら、またあの2人を抱いて好き勝手すればいいって!」

 

 ニタニタと笑みを浮かべ、自分たちの話を信じた響たちを嗤う2人の少年たちは、子供にしては規格外の肉棒をギンギンに勃起させながらこの後のことについて話し合っている。この作戦が成功した暁には、自分たちにも美味しい汁が回って来ることを確信している彼らは、作戦予定に従って基地の大集会場へと向かって歩き出した。

 

「……さ、見せてもらおうよ。最高のショー、シンフォギア装者たちの堕落の宴をね……!」

「まぁ、あいつらも生まれ変わることが出来て幸せでしょ。お望み通り、立派な雌奴隷(チンポギア)に仕上げてあげるんだからさ」

 

 意味深に微笑み、最後まで響とクリスを嘲笑う少年たちは、多くの仲間たちが待つ集会場へと続く扉を開け、そしてその中央でスポットライトに照らされる全裸の少女たちの姿を見つけて、顔に浮かべている邪悪な笑みをなお深いものに変化させたのであった。

 

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