※この作品はR-18です。

淫姫絶頂チンポギア   作:タロタロ芋

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奈落の行方は

 

 脚を肩幅に開いた気を付けの姿勢から、前傾姿勢へと移行。そのまま両手で自分の足首を掴み、足の間から上半身を覗かせるような格好になった私は、逆さまに見えるパヴァリア光明結社の男性たちの顔を見ながら声を出す。

 

「立花響、準備完了しましたっ!! 今日もよろしくお願いしますっ!」

「おう! 気合入れろよっ!」

 

 私の両脇に膝を付き、お尻のお肉にそれぞれ片手を当てる2人の男性たち。マーカスさんとダレルさんという名のこの男性たちが、私に向けて叫び声をあげた。

 私の倍はあるんじゃないかって思えるくらいに大きな掌を広げ、丸太のように太い腕の筋肉をいからせ、軽い素振りの後で振りかぶったマーカスさんたちは、思い切り私のお尻に向けて張り手を繰り出す。

 

――バッシィイイィインッ♡♡♡ バッシィイイイィイインッ♡♡♡

 

「あぁっ♡♡♡ あんっ♡♡♡ んあぁああぁあっっ♡♡♡」

 

 部屋の中に響く、とても大きな音。私のお尻がスパンキングされることによって生み出される打撃音と、それによる快感を貪る私の嬌声。

 筋骨隆々とした男性たちの本気の張り手を何度も受け、痛々しくも淫らな音色を奏でる私のお尻は、まるでお猿さんのように赤く染まってしまっている。だが、その衝撃と痛みすらも快感として受け取ってしまう私にとっては、そんなことは問題とも呼べないものであった。

 

「どうだ、響!? ケツをぶっ叩かれるのは気持ち良いか!?」

「はいっ♡ 凄く気持ち良いですっ♡ ぶってくれてありがとうございますっ♡ 気持ち良くしてくれてありがとうございますっ♡」

「スパンキングされて感じてやがるのか? お前はとんでもないマゾの変態だな、響!!」

「はいっ♡ 私はっ♡ チンポギア1号、立花響はっ♡ 男の人に思い切りお尻を打たれて感じるドMの淫乱ちんぽ狂いですっ♡♡♡ 私のエロケツは、皆さんにぶっ叩いてもらう太鼓♡ ケツドラムですっ♡♡♡ 皆さんの気が済むまで、私のお尻をスパンキングして――っっ♡♡♡ んあぁあっっ♡♡♡」

 

 言葉責めされて、自分の状態を自覚して、自分が何であるかを再認識して……そうやって興奮する私の中で、何かがせり上がってきた。

 いや、何かではない。確かに形容できるものだ。興奮と共に肛門を膨れさせ、発射の瞬間を今か今かと待ち侘びるそれの存在を感知した私は、同じくそれを感じ取っているであろう男性たちに向け、出来る限り卑猥な言葉で表現する。

 

「出ますっ♡♡♡ スパンキングされて感じてる響のケツ穴からっ♡ 下品なおならがぶっこかれますっ♡♡♡ 見て、聞いてくださいっ♡ 女の子として最低最悪♡ でもチンポギアとして生まれ変わった私にとっては当たり前の、立花響の放屁姿を見てくださいっっ♡♡♡」

 

 ぐっ、とお腹とお尻に力を籠める。腸内に溜まっているガスを一気に噴射するイメージを頭の中に思い浮かべたら、あとは一生懸命に踏ん張るだけだ。

 拡張されて、柔らかくなっちゃった私のけつまんこは、あっさりと大口を開いて腸内に溜まったそれを噴き出す。まあ、そもそも我慢する気なんてかけらもなかったわけだから、こうなって当たり前なんだけどね。

 

――ぶおぉおおおぉおんっっ♡♡♡ ぶぴぃいいいぃいいいぃいっっ♡♡♡

 

「んあぁっ♡♡♡ んんぅうぅううぅううぅうううんんっっ♡♡♡」

 

 すかしっ屁だとか、可愛い音色だとか、そんな感じの放屁なんてするつもりはない。全力で、全開で、恥も外聞も女の子としてのプライドさえもかなぐり捨てて、私はおならをする。

 その甲斐あってか、私のおならは非常に下品で、下手をしたらうんちまで漏らしたんじゃないかって思えるくらいに汚い音色を奏でてくれた。

 こんな音を学校の友達や恋人に聞かれたら間違いなく幻滅されるって言えちゃうほど酷い音だったけど、パヴァリア光明結社の皆さんは大喜びしてくれてるみたいだ。

 

「いいぞ、響! 順調に頭のねじをぶっ飛ばしてるみたいだな!」

「スパンキングの音! 屁の音! どちらもサイッコーに下品で卑猥だぜ!」

「この調子なら、クリスよりも早くチンポギアのリビルドが出来るんじゃないか?」

「はぁ、はぁ……♡ 皆さんの、お陰ですよ……♡ 私も、クリスちゃんみたいに皆さんの役に立ちたいんです。だから――っ!」

 

 もう一度、高く掲げたお尻を突き出す。何度だって打って、叩いて、虐めて欲しいと強請るように腰を振り、スパンキングを促す。

 研究開始から3日目、今日まで本当に順調に成果が挙がっている。感度と肉付きが良くなり、叩かれるととても大きな音が鳴るようになった自身のお尻をむちむちと揺さぶりながら、私は仲間たちに頼んだ。

 

「私を……立花響を……一人前の尻太鼓(ケツドラム)ギアに仕上げてくださいっ♡♡♡」

 

 

 

 

 

 

 

 1週間前のチンポギアリビルド計画は、クリスちゃんの雌牛(ミルク)ギア・イチイバル乳の発現によって上々の成果を得た。

 私たちチンポギアの心象風景変化によって生まれる新たなギアは、疑似ギアの開発に大きく貢献するだけでなく、その性能の強化にも一役買ってくれるはずだ。

 なによりこの結果は、チンポギアにはシンフォギアと同等かそれ以上の進化の可能性があることを示唆していた。

 まだまだ、私たちの体は研究すべき点が幾つもある。チンポギアである私たちがその真価を発揮すればするほどにパヴァリア光明結社の役に立てることを理解すれば、感激に涙が溢れそうになってしまう。

 なにより、私は新たなるギアを入手したクリスちゃんのことが羨ましくて仕方がなかった。いや、正確にいえば、彼女の新たな力に感激していたのだ。

 

 雌牛ギアの名の通りに大きく肥大化した乳房と乳首。されどその形は整っていて、いやらしさと美しさが同居している実に絶妙なバランスのおっぱいになっていた。

 しかもそこからは栄養満点かつ超美味の母乳が絞り出されるのだ。実用性まで兼ねてしまうクリスちゃんのエロ乳は、皆からも大好評だった。

 

 アジトの食堂には、数十人分を超える量のクリスちゃんのミルクが常に用意されている。毎食のお供に出されるこのミルクは、飲んだ者に活気を与え、滋養効果も抜群であることが調査の結果判明していた。

 お陰でアジト内の作業効率は飛躍的に向上し、結社に所属する同志たちの健康管理にも大いに役立っているこのミルクは、正に神が与えし力と言っても過言ではないだろう。

 

 雌牛ギアが発現してから、クリスちゃんは暇さえあればアームドギアである搾乳機で母乳を絞り続けている。

 このミルクの一滴がパヴァリア光明結社の皆の笑顔に変わるんだと嬉しそうに語る彼女の姿は、赤ん坊にお乳を与えるお母さんのように慈愛に満ちていて、美しかった。

 時には食事時に食堂の壁に上半身だけを飛び出させたミルクサーバー状態で設置されることもあるクリスちゃんは、その度に皆からの熱烈な搾乳を受け、生搾りの新鮮ミルクを提供している。

 壁の向こう側にある下半身は、食事を終えた男の人たちが好きに犯せるように壁尻状態で放置されており、搾乳の快感とセックスの快感によって、クリスちゃんはイキ狂うくらいに快楽を貪り、チンポギアとしての悦びを享受していた。

 

 同志の皆におっぱいを揉まれ、同時に犯され、搾乳セックスの快感にアヘ顔を晒すクリスちゃん。そんな彼女の姿は、チンポギアとして模範にすべきものだと私は思う。

 戦うだけの力しか有さず、時に多くの人を傷つけ、世界を混乱に導いてきたシンフォギア。その周囲には破壊と暴力が渦巻いていて、笑顔を浮かべているのは自己満足に浸る私たちだけだった。周りの被害には目もくれず、ただ守れた物だけを見て満足する、無知で愚かな私たちだけが幸せだった。

 それ以上のものを、壊し尽くしていたことも知らないで、だ。

 

 でも、チンポギアは違う。

 チンポギアには戦う力は無い。何かを壊す力も無い。でも、発現してからこれまでの間に多くの喜びと笑顔を生み出してきた。

 愚かだった私たちの目を醒まさせ、正しい道へと引き上げてくれた素晴らしい人々に奉仕し、共に快楽を得る。その幸福と快感は何にも代えがたい、本当に幸せなものだ。そこに現実的な実用性まで加わるのだから、素晴らしいという以外に何と表現すれば良いのだろう? 

 

 チンポギアの周囲には、笑顔と快感と喜びが在る。誰も傷つかず、何も壊さずに、幸福を生み出すことが出来る。

 殺して、壊して、傷つけて……そんなことしか出来ないシンフォギアの何倍も素晴らしく、美しいその力は、まだまだ進化の可能性を秘めている。

 そして、今のクリスちゃんの姿を見る度、私はこの素晴らしい力を与えてくれたパヴァリア光明結社に感謝すると共に、早く彼女と同じステージに進みたいと強く思うのだ。

 

 一足早くに新たな力を得て、パヴァリア光明結社のため、世界のために頑張っているクリスちゃん……彼女は、チンポギアの使命を全力で果たしている。

 私も早く彼女のようになりたい。チンポギアとして、世界中の皆のために働きたい。食堂でおっぱいを搾られ、乳首を吸われて生搾りミルクをご馳走しているクリスちゃんの姿を見れば見るほど、その思いは強くなり……ようやく、その願いが叶う時がやってきた。

 

 チンポギアリビルド計画第2弾。対象は勿論、チンポギア1号であるこの私、立花響。

 クリスちゃんはその大きなおっぱいを重点的に強化し、雌牛ギアの発現を実現した。上半身を主軸に置いたチンポギアが出来上がったのなら、今度は下半身だ。

 という訳で、私のチンポギアリビルド形態の主題は下半身の強化に決まった。そして、私の下半身でも特に開発が進んでいるお尻を重点的に責めようということになったのである。

 

 元々、私のお尻は引き締まっていて、形も良かった。チンポギアになったことでそこにむちむち感と大きさが加わり、ふわふわとして柔らかさが与えられ、皆の開発のお陰で超敏感なけつまんことスケベ尻が出来上がった。

 私のお尻は、パヴァリア光明結社の皆が作ってくれたドスケベヒップ。本当は感じることが出来ないお尻をえっちに開発してくれたお陰で、立花響のお尻は何をされても気持ち良くなれる淫乱尻に仕上がった。私にとっても思い入れが深い、とても重要な場所だと思っている。

 そんな私のお尻は、ぶって良し、音を聞いて良し、犯して良しの三拍子が揃った尻太鼓(ケツドラム)に改造されることが決まった。

 憎き元シンフォギア装者である私のお尻をスパンキングすることでストレスを発散すると共に、お尻を叩くことで生み出される音に何らかの効果を与え、それを聞く者を元気に出来るようにすることが目的だ。それが可能になれば、私もクリスちゃんと同じく皆の役に立つことが出来る。

 

 私のお尻を尻太鼓に仕上げてくれるのは、プロジェクトリーダーであるデニスさんと彼の部下であるマーカスさんとダレルさんの3人。優秀な彼らは、3日の間に私のお尻を徹底的に開発し……素敵な音色が奏でられる立派なケツドラムに仕上げてくれた。

 精神的な教育も受けたお陰で、私は恥ずべき姿を晒すことも恐れることはなくなった。でも、それを恥ずかしいと思う気持ちも忘れてはいない。

 下品におならをひり出すのは恥ずかしいけど、そんな躊躇いはチンポギアには不必要だから遠慮せずに大きな音を立ててぶっこく。でも、羞恥に悶える感情は有していて、その恥ずかしさもマゾとして仕上げられた私は快感として受け取ってしまう。

 なにより、スパンキングによる快感にも順応している私は、尻太鼓ギアの発現に向け、順調なステップを進めているのであった。

 

 

 

 

 

 

「そういやよぉ、響、お前は自分をどう演奏してもらうつもりなんだ?」

「えっ!? 演奏、ですか……?」

「当たり前だろう? お前は尻太鼓、楽器なんだ。その正しい演奏方法を説明出来なくてどうするんだよ」

「あ……! ええっと、その……」

 

 そうして今日もまた、お尻をぶってもらって気持ち良くなっていた私は、デニスさんからの一言を受けて返答に詰まってしまった。

 演奏方法と言われても、いまいちピンとこない。それは私がまだ自分のことを楽器だと思い込めていない証拠なのだろう。

 そんな、チンポギアとして情けない姿を晒す私に対して、男性たちは例を見せるかのように尻太鼓である立花響の演奏方法を実演してみせてくれた。

 

「例えばよ……ま、基本はこんな感じだわな!」

「んおおおっっ♡♡♡ ふぅううぅっっ♡♡♡」

 

 後背位で、突き出したお尻を抱えるようにしてデニスさんがおちんぽを挿入する。

 一気に深くまで突き入れられたおちんぽの感触に私が喘ぐ中、デニスさんは空いている両手を目の前のむっちりヒップへと振り下ろし、まるでボンゴを演奏するように私のお尻をスパンキングしながら腰を振り始めた。

 

――パァンッ♡♡♡ パァンッ♡♡♡ パァンッ♡♡♡

「あひぃいいいっっ♡♡♡ おっ♡♡♡ おほひいいっっ♡♡♡ ちんっ、ぽぉっ♡♡♡ おしりぃっ♡♡♡ どっちも、きもぢぃいいっっ♡♡♡」

 

 リズミカルなピストンとスパンキングが軽快に続けられ、私は頭の中が真っ白になる快感を感じていた。

 デニスさんの腰の動きに合わせてお尻を振り、おまんこでおちんぽを迎え入れる。そこに加わるスパンキングの快感が、スタンダードでありながら十分過ぎるアクセントとなって私の官能を刺激するのだ。

 この演奏方法は、男の人にとって非常に楽で楽しいものなんだと思う。ある程度興が乗れば、後は私が勝手にお尻を振っておちんぽを気持ち良くしてくれるし、そうなれば目の前のエロ尻を全力でぶっ叩いて演奏することだけを考えていればいい。スパンキングすれば、ドMの私は勝手に気持ち良くなって、おまんこの具合も良くなるしね♡

 

「おぉっ♡♡♡ い、いぐぅっ♡♡♡ いぎまずっ♡♡♡ いぐぅううぅううぅっっ♡♡♡」

 

 で、数分持たずに全力アクメ。お尻をぶるぶる震わせて、おちんぽ咥え込むおまんこをびくびく痙攣させて、私は盛大に絶頂を迎えた。

 それでもまだお尻を振ることは忘れてなくて、おっきなおちんぽでおまんこを擦ることは続けていて……♡ そんな風に、まだまだセックスし足りないって感じてる淫乱娘の私を悦ばせるように、今度はマーカスさんが新しい演奏方法を提案してくれた。

 

「リーダー、こんなのはどうです? ちょっと疲れるかもしれませんが……」

「ひゃぁぁっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ んぐぅううぅうううぅっ♡♡♡」

 

 マーカスさんは私を真正面から抱き上げ、対面での駅弁ファックを始めた。

 自重で奥深くまで一気にぶち込まれたおちんぽが子宮を押し潰す感覚は、私の脳みそを一気に沸騰させるくらいの熱を誇っている。

 でも、気持ち良いを与えてくれるのはそれだけじゃない。私が両腕と両脚でがっちりとマーカスさんの体に絡み付き、安定した体勢を確保したことで、彼の両手はフリーになっていた。

 この状況下で、この後どうなるかなんて、誰からも馬鹿だって言われてる私でもわかる。

 

――バッシイィイインン♡♡♡ バッシイィイインン♡♡♡

「あぁああぁあぁっっ♡♡♡ しび、れるうぅうううぅぅっ♡♡♡ おしり、ジンジンきちゃいますぅううぅうっ♡♡♡」

 

 左右に大きく開いたマーカスさんの腕が、中央に戻ってくる。大きくて逞しい掌が、その勢いのままにむちむちの尻肉を叩く。

 デニスさんの時よりも強く、激しく、重いスパンキングを受けた私は、舌を放り出しただらしない表情で快感に喘いだ。お尻から頭までを一気に駆け抜ける強烈な快感が響き、私の理性を打ち砕いていく……♡

 

「ああぁああぁあぁっっ♡♡♡ んあぁああぁあぁぁあぁっっ♡♡♡ あひぃいぃいいいぃいいっっ♡♡♡」

――バッシイィイインン♡♡♡ バッシイィイインン♡♡♡

 

 さっきの演奏方法よりも連打速度は落ちたけど、一回一回のスパンキングが重くて強い。私の口から出るこえも大きくなって、ぷるぷると赤くなったお尻が快楽で震えてしまう。

 この体位は、きっと男の人に結構な負担を強いるのだろう。でも、それをもって余りある快感がお互いに味わえるみたいだ。尻太鼓ギアがしっかりと発現すれば、私の体重だって好きに操れる。そうすれば、皆の負担もぐっと軽く出来るはずだ。

 マーチングバンドの太鼓みたいな持ち方で演奏されるのも悪くない。そう考えながらイキまくる私は、3人目の男性であるダレルさんの手で、また新しい演奏方法を試されようとしていた。

 

「2人の演奏じゃあ、手が疲れちまうんじゃないか? やっぱ、俺はこれが一番だと思うな!」

「んっほぉおおぉおぉおおぉおっっ♡♡♡ おひりっ♡♡♡ おひぃいいいぃいいいぃいいっっ♡♡♡」

 

 容赦なしの前触れなしでのケツ穴挿入。アナルを大きく広げながらぶち込まれた極太おちんぽの感触に、私は野太い嬌声を上げる。

 そのままダレルさんが腰を振れば、彼の腰が私の尻太鼓を叩き、今までの手での演奏とは違う、鈍い音を響かせ始めた。

 

――バツンッ♡♡♡ バンッ♡♡♡ パァンッ♡♡♡ ブッ♡♡♡ ブピィッ♡♡♡

「ンおっ♡♡♡ ンっほおぉおおォおぉおォォっ♡♡♡ お、おぉおんっ♡♡♡ ほぉォんっっ♡♡♡」

 

 重低音、っていうのがぴったりな尻太鼓の音。今までの演奏方法で奏でられていたのがソプラノとかアルトだとするなら、この方法で奏でられるのはテノールとかバスみたいな低い音だろう。

 お尻の穴を穿られることで生み出される生物本来の意識に語り掛ける快感は、私の口から飛び出すこえも野太いものにしてしまう。アナルセックスの快楽に浸りながら、スパンキングとはまた違うピストンによる演奏で尻太鼓を響かせるこの演奏方法も凄く気持ちが良い♡

 

「オオっっ♡♡♡ い、イグぅうっ♡♡♡ んほぉおぉおぉおおおっっ♡♡♡」

「へへっ、響はどの演奏方法も気に入ったみたいだな。だが、選べるのは1つだけだぜ」

「そ、そんなぁ……♡ 全部っ♡ 全部がいいですっ♡♡♡ 皆さんの好きな演奏方法で、響の尻太鼓(ケツドラム)演奏してくださいっ♡♡♡」

「ダメだ、1つだけ選べ。お前が選べるのは1つだけだ」

「そんなぁ……♡ 全部気持ち良いのに♡ 全部の方法で私のお尻を演奏してほしいのにぃ……♡」

 

 スタンダードな演奏も、駅弁ファックでの演奏も、アナルセックス演奏法も、全部が全部、違った良さを持っている。そのどれか1つしか選べないなんて、これから先、それ1つの快感しか味わえないなんて辛過ぎた。

 全部感じたい。私のお尻を皆の思う方法で演奏して欲しい。そう、強く思った時、私は私の抱えている問題点と矛盾点に気が付いてしまった。

 

(あれ……? 私って楽器なのに1つしかないんだ……。いっぱい数があった方が楽しい演奏が出来るのに、尻太鼓は私1つだけ……?)

 

 どの演奏方法にも、それぞれの良さがある。響かせられる音も違っていて、それを組み合わせたら最高の演奏が出来そうだ。

 なのに、尻太鼓は私1つしかない。これじゃあ合奏なんか出来なくて、尻太鼓の面白さが十分に引き出せないではないか。

 

 この問題点、どうやって克服すべきだろうか? 一番簡単なのはチンポギアがそれぞれ尻太鼓(ケツドラム)ギアを発現させることだけど、それは駄目だ。

 だって、今、この世界に存在しているチンポギアは私とクリスちゃんの2人だけで、既に雌牛(ミルク)ギアの発現を済ませているクリスちゃんが尻太鼓ギアまで発現してしまったら、またチンポギアとしての距離が開いてしまう。クリスちゃんに追いつくために頑張っているというのに、それでは何の意味もないではないか。

 でも、このままだと私の尻太鼓ギアはクリスちゃんの雌牛ギアと比べてお粗末なものになってしまう。1つで完結している雌牛ギアと比べて、複数人存在していないと面白味を最大限に味わえない尻太鼓ギアは、パヴァリア光明結社の皆に喜ばれる代物になれない予感しかない。

 

 どうする? どうすればいい? 皆のために、立派なチンポギアになるために、私はどうしたらいいんだろう?

 尻太鼓ギアは沢山あった方が良くて、でも今の世界にチンポギアは私とクリスちゃんしかいなくて、クリスちゃんに尻太鼓ギアを発現させる訳にはいかなくて、でもやっぱり尻太鼓ギアの数は欲しくて……そんな、堂々巡りの考えを続けていた私は、はたとその解決方法に気が付く。

 うん、とっても簡単なことだ。多分、聖遺物と融合した私にとっては、本当に簡単な事なんだと思う。

 数が必要な尻太鼓ギアだけど、その条件を満たせるのは私1人しかいない。この問題点を解決する方法なんて、たった1つに決まってる。

 

 私が、増えればいいんだ。

 

 その答えを導き出した瞬間、私の願いは現実のものとなった。

 私の体が、眩い輝きに包まれる。部屋を満たすような光の中で、自分に何が起きつつあるかを理解する私は、ゆっくりと瞳を閉じた。

 そして、その光が治まったことを瞼の裏で感じ取った私は、静かに目を開けて周囲の光景を確認し……予想通りの奇跡が起きていることを見て、満足気に微笑む。

 

「上手くいったね、私! これで問題は解決だね!」

「そうだね、私! それにしてもチンポギアの力って本当に凄いね! こんなことまで可能にしちゃうんだから!」

 

 私の左右には、それぞれ私と全く同じ姿をした人間が立っていた。

 髪型も、声も、体形も、性格も、思考も……全てがオリジナルの私と同一の存在。もう2人の立花響が、チンポギアの力で出現したのだ。

 そう、これが尻太鼓(ケツドラム)ギアの固有武装(アームドギア)、『分身体』。1人でありながら尻太鼓の合奏(オーケストラ)を可能とする、奇跡の力。私の望みを叶えてくれる、最高の能力。

 

 考えるまでもなく、分身なんてことを可能にするチンポギア、聖遺物の力がどれほどまでに凄いものなのかはわかる。これを解析すれば、また疑似ギアの性能を向上させることが出来るだろう。

 でも、今の私の頭の中はセックスのことで一杯で、それは分身体の私も一緒のようだ。

 

「マーカスさん♡ 私、マーカスさんの駅弁ファック演奏が気持ち良くって忘れられないんですっ♡ おまんこにちんぽハメながら、全力でマゾ尻を叩かれるのが気持ち良くって気持ち良くって……♡ チンポギアの能力で出来る限り体重を軽くするんで、またあの演奏法で私の尻太鼓(ケツドラム)をぶっ叩いてくださいっ♡」

「ダレルさんっ♡ ケツハメセックス大好きな私にぴったりの演奏法を考えてくれてありがとうございます♡ またスケベアナルでダレルさんのおちんぽもぐもぐして、エロケツにぱんぱん激しく腰を打ち付けてもらっても良いですか♡ ぶぽぶぽ恥ずかしい音を響かせながらのアナルセックス演奏、一緒に楽しみましょうっ♡」

 

 分身の私たちは、それぞれ快楽を強請る媚びた台詞を口にしながらマーカスさんとダレルさんにそのえっちな体を差し出した。私もまた、残るデニスさんにお尻を向け、ぷりぷりと振りながらおちんぽを強請る。

 

「デニスさん……♡ 私のおまんこ犯しながら、お尻ぶっ叩いてくださいっ♡ 私も一生懸命お尻振って、デニスさんのおちんぽ気持ち良くしますっ♡ 皆さんにスケベ調教してもらった私のドスケベMお尻をガンガン叩いて、ケツドラム演奏セックスを楽しんでくださいっ♡ それが、尻太鼓ギアの正しい使い方ですからっ♡ 私の一番幸せなことなんですからっ♡」

 

 私は、スタンダードな演奏法を選んだ。もう1人の私は駅弁ファック演奏法を選び、3人目の私はアナルセックス演奏法を選択した。

 同じ立花響だけど、それぞれ別個体である私たちは1つずつ別の演奏法を選ぶことにした。これで、全部の演奏法が正式な演奏法となり、そのどれもがこれから先の尻太鼓演奏で使うことが出来る。つまり、全部の快感を好きなだけ味わえるってことだ♡

 

 私が、デニスさんに腰を掴まれる。バキバキ勃起ちんぽをおまんこに宛がわれ、その熱さに身震いしてしまう。

 私が、マーカスさんに抱き上げられる。逞しい腕の中に抱えられ、厚い胸板の感触と共にその力強さにうっとりとしていると、そそり立つおちんぽがおまんこの入り口に当てられたのを感じた。

 私が、ダレルさんに開発済みのアナルを差し出す。太腿を掴まれ、持ち上げられ、腸液をだらだらと垂れ流すスケベな尻穴に栓をするようにして亀頭が触れた瞬間、ハメられた時の快感を想像してしまって、それだけで軽イキしてしまった。

 

 3人の私たちは、それぞれ男性たちに別の方法で犯されようとしている。別の方法で尻太鼓を演奏してもらおうとしている。

 楽しみで、幸せで、気持ち良くって……♡ そんな、夢のようなひと時が訪れることを確信した次の瞬間、私たちはお揃いのアヘ声を上げながらおちんぽをスケベ穴の中に迎え入れていた。

 

「「「あぁああぁあぁあぁあぁあぁあぁああぁぁあぁっっ♡♡♡」」」

 

 挿入、その快感だけで意識が飛びそうになる。

 私たちが感じている快感は、それぞれ別のものでありながら同一のものだ。私たちの感覚はリンクしているため、3人が感じている快感もまたお互いに共有されることになる。

 私はデニスさんに犯してもらいながら、マーカスさんにおまんこを穿ってもらい、ダレルさんにお尻を掻き回してもらっていることになる。それぞれのセックス、おちんぽによる快感を味わう私たちは、普段の3倍の快感に気が狂う程にアヘりまくることになってしまった。

 

「ンおっっ♡♡♡ しゅご、いぃいっっ♡♡♡ ちんぽぉおぉおおぉおおっっ♡♡♡ おまんこもお尻もしゅごぃいいぃいいぃいいっっ♡♡♡」

「しきゅっ♡♡♡ がんがんおかひゃれながら、おまんこごりごりこしゅられてるうぅううぅっ♡♡♡ おぉおおぉんっ♡♡♡ おひりもふかいとこほじられてぇ♡♡♡ イクイクイク、いぐぅううぅうっっ♡♡♡」

「おほひっっ♡♡♡ おしりほじられてるはじゅなのにぃ♡♡♡ おまんこもイイですぅっ♡♡♡ すごひぃ♡♡♡ しゃんばいせっくすすごひぃいっ♡♡♡ イクときのかいかんもきょうゆうしちゃうからぁっ♡♡♡ もうイキっぱになってるよぉおっっ♡♡♡」

 

 私たちの内、誰かが絶頂したら、その快感を味わう他の2人もイクことになる。普段の快感の3倍の絶頂を味わってしまえば、まだ3人の中の誰かがイってしまって……無限ループだ。

 私がイク。2人目の私と3人目の私もイク。その快感でまた誰かがイク。深みを増した絶頂が訪れ、3人同時にまたイク。強化された快感でまた誰かがイって、更に深みを増した快感で3人同時絶頂……終わらない、終わる訳がない。この快感の連鎖が途切れることは、尻太鼓ギアを展開している限り、ありえないっ♡

 

――パァンッ♡♡♡ パァンッ♡♡♡ パパパパパっ♡♡♡ パッシィィンっ♡♡♡

「あ~~っ♡♡♡ んあぁああぁあぁぁあぁっっ♡♡♡ あぁああぁあぁっっ♡♡♡」

――バッシイィイインン♡♡♡ バッシイィィイイィイインン♡♡♡ 

「あひぃいいいっっ♡♡♡ あひっ♡♡♡ ひぃいいぃいいぃいいんっ♡♡♡」

――ブプピィッ♡♡♡ ズゴズゴッ♡♡♡ バンッ♡♡♡ バァンッ♡♡♡ ブゥウウウッッ♡♡♡

「ンほっ♡♡♡ おっほぉおおぉおおんっっ♡♡♡ ほぉおおっっ♡♡♡ おほぉおおっっ♡♡♡」

 

 部屋の中には、とってもスケベで素晴らしい尻太鼓(ケツドラム)の合奏が響いていた。

 それぞれ違うスパンキングの音とセックスによって生み出される私の嬌声で奏でられる演奏は、今まで聞いたどんなオーケストラよりも素晴らしいものだと私に感じさせてくれる。

 

 後ろからおまんこを犯され、一生懸命にお尻を振る私とスパンキングに集中出来るデニスさんによって奏でられるのは、軽く連続して響くケツドラムの音。演奏の主導を取り、他のパートを先導するメインの演奏。

 抱きかかえられ、マーカスさんの全力スパンキングを受けることによって生み出されるのは、シンバルのように演奏を締めるとても大きなケツドラムの音。強く逞しく響くスパンキングの音と、激しいセックスによって溢れる嬌声が演奏を盛り上げていく。

 ダレルさんとのアナルセックスによる演奏で奏でられるのは、下品な嬌声、放屁音、お尻へのピストンで作り出される低めのケツドラムの音。私たちのケツドラム演奏を地に足を付けさせ、より深みのある音にしてくれるその音は、合奏に無くてはならない存在だ。

 

 3人の立花響は、3人の男性たちによって演奏されながら快楽を貪り続ける。行っているセックスが演奏であることを、自分が尻太鼓(ケツドラム)という楽器であることを強く心の底に刻み込みながら、その快楽に全てを捧げてイキ狂う。

 また、私たちの内の誰かがイった。もしかしたらそれは、私自身だったのかもしれない。

 

 イった♡ またイク♡ またイッちゃった♡ イク♡ イクイクイク……っ♡

 

 イク度に、嬌声は大きくなる。テンションの上昇と共にケツドラムの音も大きくなって、演奏はより盛り上がることとなる。

 この淫らな演奏会もクライマックスを迎えようとしていた。お互いに感覚を共有する私たちは、それぞれの意識を混同させつつ、最後の瞬間に向けて腰を振り、お尻を大きく突き出して最高の演奏をしてもらうべく、男性たちに奉仕を続ける。

 

「あひっ♡♡♡ あひぃいいぃっ♡♡♡ んへおぉおおおぉっ♡♡♡」

「んっひぃいいぃいっ♡♡♡ ああぁああぁあぁっっ♡♡♡」

「んほぉおおおぉおおぉおおぉおおおぉおおぉおおぉおっっ♡♡♡」

 

 早いスパンキングとピストンによって生み出される快感が、一気に膣の深くまでを抉る重いちんぽでの一撃が、お尻の穴に響く鈍い排泄感が、心地良い。3人のちんぽ、3人とのセックスを同時に味わうという人知を超えた快感が、私たちに未知の幸福を教えてくれている。

 イって、イって、イキまくって……そうやって快感の高みに登り詰める私たちの意思は、最終的に合致していた。最後の瞬間、私たちは全く同じ声色で、同じ快感を共有しながら、同じ言葉を大声で叫ぶ。

 

「「「んいぐぅううぅうぅううぅううぅうううぅううぅうぅううぅうっっ♡♡♡」」」

 

 潮を噴いた。放屁した。アヘ顔を浮かべ、全身を激しく痙攣させた。

 3人が、同じアクメ面を晒しながら、同じように絶頂する。その姿は無様極まりなくて、膣内射精を受ける私たちは、まさに敗北者って感じだ。

 

「お、おぉ……♡ きもぢ、いぃ……♡ あひぃ……っ♡♡♡」

「んほぉ……♡ おしり、あちゅい……♡ しきゅうにも、しゃせーされてないのに……ザーメンのねつをかんじます……♡」

 

 マーカスさんとダレルさんの手から離れ、床へと放り出された2人の私は、おまんことけつまんこから種付けしてもらったばかりの精液を溢れさせながら幸せそうにそう呟く。

 うつぶせになった状態でお尻を浮かせ、へこへこと腰を振るその姿は情けなくも可愛らしくて、とってもドスケベだ。チンポギアに相応しい、最高のスケベ顔も見せている。

 そして、デニスさんのおちんぽを引き抜いた私は、数歩前に出てから3人の男の人たちへと振り向き様に微笑み、お尻を3度叩いた。

 ぱん、ぱん、ぱんっ♡ と良く響く乾いた音がして、それが合図となって私の周囲に光の帯が出現する。

 

「え、へへ……♡ ふぁぁ……っ♡」

 

 チンポギアのリビルド。尻太鼓(ケツドラム)ギアの発現を迎えた私の体が、それに相応しい衣装によって彩られていく。

 頭にはヘッドギアの代わりのねじり鉢巻き。特に意味は無さそうだけど、雰囲気作りのためなんだろう。

 足にはブーツの代わりに足袋が履かされた。一生懸命セックスして汗をかいたら、中が群れて凄くキツい臭いになりそう。

 お腹には、おへそを隠すようにしてサラシが巻かれていった。同時に背中に大きく『淫』と書かれた法被が着せられる。

 この法被、前が開いたまんまな上に丈がお腹の所くらいまでしかない。ぶるんぶるん揺れるおっぱいは曝け出されたまんまだし、腰も隠せないとってもスケベな服装になっちゃった。

 それで、最後。下半身には前垂れのないふんどしのようなものが生み出された。

 おまんことお尻の谷間にきゅっと食い込む感じで走る紐は、ぷりんっ♡ と柔らかく大きな私のお尻を強調するみたいでとっても恥ずかしい。でも、今の私の最大のチャームポイントをより淫らに見せてくれていることがとっても嬉しく思えてもいた。

 

 私の中のイメージ。太鼓が一番活躍する時。日本のお祭り、縁日での服装をイメージしたチンポギア。法被とふんどしもどきを身に纏った新型ギアが、ようやく完成した。

 私のガングニールが変化して生み出されたこの尻太鼓(ケツドラム)ギアの姿を確認するように一回転して、それからデニスさんの様子を窺ってみれば、彼らも凄く嬉しそうに笑ってくれている。

 

「おめでとう、響! これでお前もチンポギアのリビルド完了だな!」

「ありがとうございます! これもすべて、皆さんの開発調教のお陰ですよ!」

 

 ようやく、クリスちゃんに肩を並べることが出来た。分身能力とチンポギアのリビルドを経て、私もパヴァリア光明結社に貢献出来たと思う。

 後は、この力を使って皆さんに奉仕すると共に、立派なチンポギアになれるように努力を重ねていかなくては。そう思いながらも、ひと時の感動に浸る私は、この日、より深い快楽の闇へと足を踏み入れたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「淫(スケベ)流・変態尻乱舞撃(エロケツらんぶ)っっ♡♡♡」

「『MEGA♡DETH♡MILK』♡♡♡ ぶっとぶくらいに感じさせてやるぜっっ♡♡♡」

 

 それから数日後、卑猥なケツドラムの音が響き、甘いミルクの臭いが漂う部屋の中で、私とクリスちゃんは新しく生み出されたギアを身に纏い、男の人たちに奉仕していた。

 私の尻太鼓(ケツドラム)ギアも、クリスちゃんの雌牛(ミルク)ギアも、皆からは大好評だ。今までとは違うセックスのバリエーションが増えたことを喜んでもらえて、私たちもとっても幸せな気分になれている。

 

 お尻を激しく振りながら、ドスケベ穴を目一杯に締める私の必殺技『淫流・変態尻乱舞撃』を受けた男の人は、凄い勢いでザーメンを射精してくれた。クリスちゃんの『MEGA♡DETH♡MILK』で射乳された大量の母乳を浴びた男の人たちも、とっても嬉しそうだ。

 そんな風に一生懸命サービスを続け、奉仕を行っていた私たちだけど……不意にレクリエーションルームの扉が開き、ここのリーダーさんが姿を現したことで、一度セックスをやめて他の皆と共に敬礼の姿勢を取る。

 

「「おちんぽっ♡♡♡」」

 

 ちなみにだけど、チンポギアの敬礼は普通の人のそれとは大きく違ったポーズだ。

 脚はがに股に開いて、手は頭の後ろで組む。おっぱいもおまんこも丸出しの服従のポーズに近しいその姿勢で、膣や腸内に射精してもらった精液があるのなら、力を込めてひり出す。

 その際、自分たちにとって絶対の存在である、おちんぽ様の名前を大声で口にすることも忘れない。これがチンポギアにとっての最敬礼の姿勢だ。

 

 チンポギア敬礼の姿勢になった私とクリスちゃんは、男の人たちからも遠巻きに見られる位置で制止していた。

 リーダーさんは、そんな私たちに近づくと、真面目な表情を崩さないまま淡々ととあることを告げる。

 

「チンポギア1号、2号、お前たちに任務だ。明朝、目的地に出発するから、そのつもりでいろ」

「えっ!? 任務、ですか……?」

「なんだ、不服か?」

「い、いえ! 光栄です! でも、どんな任務なのかは知っておきたいなと思って……」

「うむ……今、教えられるのは、奉仕活動を主軸とした任務だということだけだな」

「奉仕活動ぉ? ってことは、別の基地でちんぽ奉仕するのが目的ってことか?」

 

 リーダーさんの言葉を受けたクリスちゃんがそう口にした。口には出していなかったが、私も彼女と全く同じことを考えていた。

 チンポギアとして、パヴァリア光明結社の別基地に移動して、そこで同志のおちんぽ奉仕をさせてもらう。非常に光栄な役目を与えてもらえたのだと、別の人たちと気持ち良いことが出来るのだと、そう考え、私は期待していた。

 だが……クリスちゃんの一言を受けたリーダーさんは、表情を変えぬまま腕を大きく振りかぶると、彼女の頬を凄い勢いで叩いてみせた。

 

 パンッ、という音が響いて、私もクリスちゃんも驚きに眼を見開く。特に叩かれた張本人であるクリスちゃんは、自分の身に何が起きたのかもわからず混乱しているみたいだ。

 そんなクリスちゃんに向け、今度は怒りを滲ませる雰囲気を醸し出したリーダーさんが、低く唸るような声で罵倒の言葉を口にする。

 

「多少はまともになったと思っていたが……やはりお前は元シンフォギア装者だな、クリス。自分の快楽や欲を優先することばかり考え、世界のために活動するという思いが抜け落ちている。そんなお前を見直そうとしていた私も、まだまだ人を見る目が足らんな」

「わっ……ごめん、なさい。ちんぽとセックスのことばかり考えてる、堪え性のない雌牛でごめんなさい……」

 

 あまりにも真剣なリーダーさんの雰囲気は、普段通りの口調で謝罪しようとしたクリスちゃんですら丁寧語での謝罪に切り替えるほどだ。

 怒気を荒げたり、怒鳴ったりしない分、余計に怒りを感じさせるその態度があまりにも怖くて、私もクリスちゃんもお漏らしをしてしまった。

 

 リーダーさんは、そんな情けない私たちのことを鼻で笑うと、何も言わずに部屋を出ていこうとする。

 しかし、扉を開けて出ていく寸前、一度だけ動きを止めると……こちらを向かず、背を向けたまま、はっきりとした声で私たちに向けてこう告げた。

 

「……明日、お前たちは大きな衝撃を受けることとなるだろう。それがお前たちの成長に繋がることを期待している。では、明朝な」

「お、おちんぽっっ!!」

 

 まだ彼から見捨てられてはいないことに安堵しつつ、今度は不手際の無いように敬礼の姿勢を取り直した私たちは、最初よりも大きな声で返事をしてみせた。

 そうして、そのまま部屋を出ていくリーダーさんの背を見送りながら……彼の言葉の意味を考える。

 

 彼は、私たちが大きな衝撃を受けると言った。明日の任務は、それほどまでに重大なものなのだろうか?

 しかし奉仕活動と言われても、それがどう重大な任務に繋がるのかがわからない。馬鹿な私だけでなく、クリスちゃんも答えが導き出せないようだ。

 

 一難去ってまた一難、チンポギアのリビルドを完了させた私たちは、また新たな問題に直面しようとしていた。

 この時に私たちは何もわからず、ただただ困惑するばかりであったが……翌日、リーダーさんの言葉の意味を、身に染みる程に理解することとなる。

 それは、私たちに大きな衝撃と与えると共に、強い意志を固めさせる貴重な経験であったのだが……それは、また次の話で語ることとしよう。

 

 







〇月×日 □□研究班長の調査記録日誌


『ガングニール尻』

 立花響を調教、開発し、彼女の心象風景を変化させることで『ガングニール淫』がリビルドされて誕生したギア。
 彼女の中での太鼓の活躍する場面を反映したため、モデルは夏祭りの法被衣装となっている。
 以降、このギアを尻太鼓ギアと呼称する。

 雪音クリスの雌牛ギアが上半身、特に乳房を重点的に開発したものであるため、第2回目の実験である今回は下半身を重点的に開発することは既に決めていた。
 そこに立花響自身の適性を顧み、研究チームと彼女で話し合った結果、今回は臀部を主軸とした開発を行うことが決定。立花響の尻をスパンキングし、快楽を得ると共にそこを楽器という生物以下の存在として扱うことで、彼女の心象風景を変化させようと考えたのである。
 立花響の献身性、被虐性を引き出しつつ行われたこの実験は大成功を収め、彼女もまた雪音クリス同様にチンポギアのリビルド形態を発現させてみせた。

 このギアの特筆すべき部分として、分身機能が挙げられる。
 立花響自身の意思を反映して生み出された2人の彼女は、思考や行動パターンが完全に一致した、正に同一個体と呼ぶべき存在であり、これは人間の複製という、神の領域を犯すレベルの事象をチンポギアが引き起こしたことに他ならない。
 既に研究は進めているものの、この事象の詳しいメカニズムの解析は進んではおらず、せいぜいこれから開発する疑似ギアに分身機能を取り付けるだけで精一杯であろう。
 しかし、それでも十分に強力であることと、チンポギアの研究が進むにつれて新発見があることは明確であるため、我々は解析を続ける所存である。

 また、名前の通りの尻太鼓としての能力も実に優秀である。
 彼女の尻を叩くことによって生まれる音には人間の意思に作用する効果があり、彼女が行為を有する人間たち=パヴァリア光明結社には戦意の高揚や気分の活性化という効果をもたらすことがわかった。逆に彼女の嫌う人間=『S.O.N.G』関係者、シンフォギア装者には戦意を萎えさせる効果があることも判明している。
 これを利用し、もっと自由に音と意思への作用を操れれば、暴動の鎮圧や集団での戦闘に非常に役立つ効果が得られると考えられる。
 また、意識だけでなく肉体への作用も確認されており、同じく彼女が行為を持つ人間に対しては身体能力の向上が確認されている。
 総じて、直接戦闘よりも支援効果を重視した後衛向きの能力であること、疑似ギアに全能力を付与出来れば、かなりの戦力アップが見込めることが期待出来る。

 最初に述べた通り、縁日での法被姿をモチーフとはしているが、淫らな装飾が施されているのは他のチンポギアと同じ。
 頭部のねじり鉢巻きには彼女の意思を理解し、好意を持つ者と敵意を持つ者への判別が行われる機能がある。決してただの飾りではない。
 足の足袋には地形適性能力が、腹部のサラシには他者に与える効果の増強能力がある。全てただの飾りではない。
 逆に上半身に纏っている特徴的な法被と前垂れの無いふんどし風の下着にはなんの効果もない。尻と性器、乳房を強調し、この服を着ている女はただの変態だと主張するだけの服装である。

 必殺技は膣と尻穴を激しく痙攣させつつ締めあげ、内部の肉棒を刺激しながら大きく腰を振る『淫(スケベ)流・変態尻乱舞撃(エロケツらんぶ)』。
 この技を受けた男は即座に射精に導かれることとなるが、3人の立花響たちの二穴による快感=通常の6倍の快感を技を繰り出した本人が味わうこととなるため、イキ狂うのはチンポギア1号であるという彼女の無様さを引き出した非常に面白い技となっている。
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