ここから前後編でお話を書くと思うので、趣味全開のお話ですがどうかお付き合いください。
「ん、うぅん……体中が痛いですわ。やっぱり、床にそのまま寝転がって眠るとこうなりますのね……」
色情学園に入学した翌日、私は学生寮の自分の部屋で目覚めると共に、ギシギシと響く体の痛みに顔を歪ませました。
持ち込み品である写真以外は何も無い、シンプルを通り越して殺風景な部屋のカーテンを開け、学校からの支給品である携帯電話で時間を確認し……現在時刻が7時30分であることを知った私は、部屋に届けられていたコッペパンと牛乳だけの朝食をいただきながら呟きます。
「休日は学食が開いていないから、こういった最低限の食事のみが部屋に届けられるとは聞いていましたが……本当に味気ないですわね」
色情学園は、生活に必要なものを用意してはくれますが、あくまでそれは必要最低限のものだけ。
住まいとなる学生寮には備え付けの机も無ければ寝具も無く、勉強に必要な文房具すら与えられません。
だから、生徒たちは事前にそういった物を用意して寮に引っ越すわけなのですが……過去の経歴を抹消した私にはそういった時に頼るれる家族はいないため、完全に裸一貫の状態で入学することになりました。(【創造】の個性を使うのはズルいと思うので禁止しています。そんなことしたら、何でもありになってしまいますから)
与えられたのは住む場所と学び舎だけ。それ以外のものは、自分の手で掴み取らなければならない。
なんとも過酷な環境ですが……とても、やりがいがあるではありませんか。
「こういった簡素な食事も、箱入り娘として育てられた私にとっては新鮮で美味しく感じられますわね。ただ、休日が来る度にこれを食べ続けることになったら、栄養不足で倒れてしまいそうですけれども」
そう言って苦笑した私は、空になったトレイを部屋の外にある回収用の台車に乗せてから再び部屋に戻ってきました。
そうした後、窓の外の景色を見つめ、太陽が輝く青空を見上げながら、満面の笑みを浮かべ、手を叩くと本日の行動を声に出して言います。
「そうですわ! 今日は今後の生活に必要なものを買いに行きましょう! 確か、携帯電話の中にこの島の地図がありましたわね!」
明後日から本格的に始まる学園生活に備えて、必要な物は揃えて置かなければならない。
そう考えた私は、それを買いに行くために周囲の地図を確認します。
調べた結果、この学園を出て少しのところに商店街があることがわかり、今日はそこでお買い物をすることにしました。
「そうと決まれば買う物を決めませんと! 無計画な行動は時間を無駄にするだけですものね!」
先にも述べた通り、今の私には何かを買うためのお金を持ってはいない。
普通に考えるなら、買い物なんて出来っこないはずだ。
ですが……この島は、
つまりは、相手が望むものさえ差し出すことが出来れば、無一文でも欲しいものを手に入れられる、ということですわね。
この島の住民の皆さんにいやらしいことをしてもらうことでエロヒーローとしての訓練を積みつつ、同時に生活に必要な品を揃える。
これぞ正に一石二鳥の素晴らしい計画ではありませんか。
ということで、今の自分に必要な品物を確認する私は、メモも何も持っていないため、声に出してそれを言うことで頭の中にインプットすることにしました。
「え~っと、まずは……ノートやペンといった文房具セットですわね。お勉強をする際に筆記用具を持っていないだなんてあり得ませんわ。あっ!? そもそも私、学校にそういった道具を持って行くための鞄も持っていません! 通学用と外出用、2つほど鞄は用意しておくべきですわね……」
真っ先に思い浮かんだのは筆記用具と鞄。色情学園での学びを記録に残し、いつでも復習出来るようにするための道具たちでした。
続いて、ティッシュやシャンプーのような体を綺麗に保つための日用品。更に【創造】の個性を発動するために必要な栄養を蓄えるためのお菓子なども一応用意しておきたいなと考えた私は、次々とそれを脳内にインプットしていきます。
寝具に関しては、一式をそのまま用意するとなればかなりの額になってしまうでしょう。
それだけの額を体で支払うには相当大変でしょうし、時間もかかってしまうでしょうから、今回は諦めることにします。
せめて毛布のような体を包むことが出来る何かが手に入ったらいいなと思いつつ、これも小目標として覚えておくことにしました。
「お洋服は……要りませんわね! 下着から何まで揃えるとなるとやっぱり時間がかかりますし、洗濯用の洗剤やネットなんかも必要になってしまいますから。それに、すっぽんぽんの方がすぐにセックス出来て、エロヒーローらしいですもの!!」
というわけで、私は人間が生きるのに必要な衣食住の内、最も優先される衣類をあっさりと切り捨てます。
こういう風に新生活の計画を立てていたらなんだか楽しくなってきて、ワクワクしてきてしまいました。
「あっ! そうでしたわ! 確か学生が外出する時は――」
と、そこであることを思い出した私は、学校から配給された学生手帳……の、顔写真や名前、更には3サイズが記載された身分証明欄の部分をコピーしたシールを手に取ります。
色情学園に通う学生たちは、学生寮を出る際には必ず手帳を持ち歩かなければならないのですが、残念ながら今の私にはこれを入れる鞄やポケットのついた服を所持していません。
そういう場合、生徒は自身の体のすぐ見える場所にこのシールを貼るということが、学則として取り決められていました。
ちなみに、この学生手帳代用シールで乳首やおまんこを隠すことは禁止されています。
そういったルールを確認しながら、私はこのシールをどこに貼るかを考えていきました。
「やっぱり下腹部が1番でしょうか? 顔と写真をすぐに照合出来ますし……でも、それだと面白味がありませんわよね。だったら――」
無難な部位ではつまらないと考えた私は、その場に立ち上がると思い切りシールの粘着面を自身の大きなお尻に叩きつけるようにして貼り付けます。
バチィンッ♡ という気持ちのいい音を響かせた後、しっかりと代理シールがお尻に貼られたことを確認した私は、満面の笑みを浮かべながら口を開きました。
「お出掛けの準備、完了ですわっ♡ そろそろ商店街のお店も開く頃ですし、早速買い物に行きましょう!」
なにも持たず、なにも着ず、お尻に身分証明のためのシールを貼った私は、ルンルン気分で部屋を出ました。
大きく育ったおっぱいを揺らし、お尻を振りながら……私は、初めての外出を楽しむため、目的地である商店街へと向かって歩き出しました。
「うわぁ……!! 凄いですわ! これぞまさに商店街! という感じです!!」
それから数分後、学生寮を出て案内通りに歩き続けた私は、目的地である色情商店街へと辿り着きました。
今まで私が買い物をしてきた百貨店やデパートとは違う、色んなお店が並ぶシャッター街の光景を目の当たりにした私が、今まで縁がなかった商店街に足を踏み入れる喜びに癖になってしまっているお尻ぷりぷりをしていると――
「おう、嬢ちゃん! 初めて見る顔だな。新入生さんかい?」
「あっ!? は、はいっ! 昨日、色情学園に入学させていただきました、1年A組の百といいます! 以後、お見知りおきを!!」
商店街に入ってすぐのところにあった八百屋さんの店主さんに声をかけられた私は、緊張しながらもご挨拶をさせていただくと共に学生証が貼ってあるお尻を突き出しました。
おまんこもお尻も丸見えの、とってもお下品で恥ずかしい格好になりながらのご挨拶は、八百屋の店主さんにも気に入っていただけたようです。
「おほっ! いきなりケツを突き出してご挨拶か! 流石はエロヒーロー見習い、積極的だな!」
「ありがとうございます♡ まだまだ未熟ですが、Eros Ultraの精神でドスケベなエロヒーローになれるよう、頑張っていきますわ♡」
ここで「出会いの記念に1発ハメてください」だなんて言えたら最高にエロくて素敵なのでしょうが、そんなことをしていたら買い物という目的を達成することが出来なくなってしまいます。
ここはただのご挨拶に止めて、今後の機会に期待しましょう……だなんて考えていたら、いつの間にか私の周囲には沢山の男の人たちが集まってきていました。
「なんだよロクさん! 随分と楽しそうなことしてるじゃねえか!」
「新入生の子かい? にしてはエロい体してるねぇ!」
「君、本当に高校生かい? 学生証見せてくれる?」
「は、はいっ♡ ご覧の通り、色情学園に入学したばかりの新入生です♡ 名前は百♡ 苗字はない、ただの百といいます♡ 大人顔負けの爆乳巨尻ドスケベボディをしていますが、れっきとした15歳ですの♡」
ぐる~っ……と、私を取り囲む男の人たちに向け、学生証を見せるためにお尻を突き出した格好のままゆっくりと回転する。
名前と、顔と、お尻と、おっぱいと、おまんこと……色んなものをお披露目した私は、この場に集まった全員に全てを見ていただくために、投げかけられる質問にも次々と答えていきます。
「へえ、百ちゃんっていうのかい。おっぱい大きいけど、バストサイズはどのくらい?」
「102cmのHカップです♡ 昨日、測ったばかりですわ♡ でも、まだまだ成長していますの……♡」
「綺麗なおまんこしてるねぇ! 経験は少ないのかな?」
「どうでしょう? エロヒーロー見習いとしては少ないかもしれませんが、世間一般では十分に多い部類だと思いますわ♡ 1か月、ホームレスの皆さんの性処理係として生活していたこともありますし……♡」
「お尻に自己紹介シール貼って見せつけてるのは、お見知りおきとお尻をかけたギャグだったりするのかな?」
「うふふっ♡ それ、とっても面白いですわね♡ でも違います♡ これはただ、私が恥ずかしいことが好きで、皆さんにお尻やおまんこを視姦していただきたくてやっていることなんです♡」
流石は色情学園の間近にある商店街というべきでしょうか。集まった皆さんは、全員が何の遠慮もなく私に卑猥な質問を投げかけてきます。
その全てに正直にお答えして、その間ずっとお尻を突き出した格好を取り続けて、前からはおっぱい、後ろからはお尻とおまんこをたっぷりと視姦していただいていた私は、その悦びを思う存分享受していました。
やがて、男性たちも私の痴態を堪能し終えると、直立の体勢に戻った私へとこの商店街の紹介をしてくださいました。
「改めまして……色情商店街へようこそ、百ちゃん!」
「学園生活に必要な物なら、大体ここで揃うぜ。ただまあ、それは繁華街エリアにあるデカい店でも同じなんだがな」
「でも、こっちにしか無い店だってある。当然、百ちゃんのスケベな体でのお支払いもOKだから、俺たちとしてはこの商店街をメインに使ってほしいところだね」
「商店街の中には汚れた体を洗うシャワー室だって設置されてるから、綺麗にしたい時は遠慮なく使ってくれ! 費用はもちろん、タダさ!」
「困ったことやわからないことがあったら、俺たちに何でも聞いてくれよ! 商店街は助け合い! 百ちゃんも今日から、この色情商店街の家族の一員だ!」
「わぁぁ……っ♡」
初対面の私を温かく迎え入れてくれる優しい人たちが、こんなにいる。
これが下町の人情や団結力というものなのかと、名前を聞いたことしかなかったそれを目の当たりにした私が感激に胸を震わせる中、最初に声をかけてくれた八百屋の店主さんが私にこう言います。
「さあ、本日は何をご所望だい? 見た目は古いが、大体のものが揃うのが自慢の色情商店街だ。百ちゃんの欲しいものも絶対に見つかるぜ」
「あ、はい♡ ではまず、購入した品物を持ち歩くためにも鞄を買いたいのですが……」
「鞄か。なら、ナメオのところだな。案内を付けるから、早速買ってきなよ」
「ありがとうございます♡ では、また後程……♡」
八百屋の店主さんのご厚意で案内人を付けていただいた私は、彼含む男性たちにお別れの挨拶をしてからこの色情商店街を歩き始めます。
普通に服を着て、普通の生活をしている男の人たちの前で、堂々と全裸になりながら、惜しみなく胸とお尻を揺らして歩きながら、こちらへと視線を向ける彼らの股間部分が盛り上がっていることを見て取りながら……私は、今日という1日がとても素晴らしいものになるだろうという確信を感じていました♡
【色情商店街】
色情学園学生寮を出て数分のところにある、下町の雰囲気が漂う商店街。
店主や近隣住民は全員が男性で、色情学園近くに住んでいることもあって、全員が精力ギンギンの中年男性である。
同じ島の反対側にある繁華街エリアの店に客を取られているが、学園や政府から補助金を貰っているため、別に生活に不自由していない。
その気になれば繁華街エリアにある風俗に通うことも可能なくらい余裕のある生活をしている。
色情学園の生徒たちもわざわざ古臭いこの地区に行くよりも繁華街エリアで遊んだ方が楽しいため、あまりここにはやって来ない。
だが、学園のすぐ近くということもあって、女子生徒たちが社会体験ということで授業の一環としてお店を手伝うこともあり、住民たちはその日を楽しみにしている。
この島の共通ルールである、女子生徒が代金を体で支払うというルールには非常に寛容的で、商店街には体を綺麗にする用のシャワー室がいくつか設置されており、中の様子を周囲から覗くことも可能。
色情学園の生徒たちにはとても優しく、特に女子には思いっきりサービスしてくれることもしばしば。
「憧れていた庶民的な風景」「人情に厚く欲望にも忠実」「支払った代金以上のサービスの提供」など、百とは趣味嗜好だけでなく彼女の置かれている状況にも優位に働くため、彼女は今後もこの商店街を懇意にすることだろう。
ちなみに、各商店ではアルバイトを募集しており、1日単位での日雇いバイトも可能となっている。