「ロケットの修理で寝不足ルン」
羽衣ララが始業時間ギリギリに登校すると、教室のドアがぬめぬめしていた。
「おはようルン」
「遅かったですわね。ララさん、おはようございます」
出迎えたのはクラスメイトではない香具矢まどか。朝礼の時間だというのに弓道の袴姿である。
そもそもまどか上級生でありここのクラスではない。
「まどか……どうしてここに……」
「何って、乱交パーティですわ」
「お、オヨ?」
あまりにも常識からかけ離れた状況を理解できないララに代わってAIが現在の情報を分析した。
「乱交パーティーとは、男女が複数人集まって入れ替わり立ち替わり性行為を行うことであり、地球人のおおよそにその習慣がないことから
この状況は『異常』であると断定できます」
まどかはララに笑いかける。
いつもの安心できるような笑顔ではなく、狂気を含んだ笑みで、目はどこか焦点が定まっていない。
そして、袴は胸元が開いており、顔や髪、胸元にかけて白い液体まみれだった。
「え、まどか……」
頭の理解が追い付かず。ひかるは思わず後ずさりする。すると、何かにぶつかった。
「あ、えれな……ルン……」
ララは後ろを振り向いて天宮えれなを目で捉える。しかし、彼女もまた正気ではなかった。
教室の壁に押し付けられて、向かい合い二人は見つめあう形となった。
「ね、いいところ行こうよ」
「え、あ……ルン」
ララの肩は脱力し、えれなは等身大ぬいぐるみのように抱き寄せた。
そして、えれなとまどかは保健室へララを連れていき、まどかが保健室の先生にベッドの使用許可を取る。
とはいってもそれは形式的なものにしかなっておらず、保健室の先生は自分の席での自慰行為に夢中だった。
ララは肩で息をしながら、ベッドに倒れこむ。
(体が重くて……頭がフワフワするルン)
えれなとまどかはララを左右に挟んだ。
そして、ララの様々な場所をまさぐっていく。
「私たちで楽しみましょう」
左からまどかが耳元でささやく。
「そうそう、ひかるのいうところの『キラやば』、なことしちゃおうか」
右からえれなが耳元でささやく。
「これは……勉強ルン?」
ララはおぼろげな意識の中言葉を絞り出す。
ララにとって学校とは勉強する場所であり、『乱交パーティ』などというよくわからないことをする場所ではない。
「い、嫌ルン……ル……ルン!」
はっきりとした否定の言葉を絞り出す。しかし、それが精一杯の抵抗だった。
ララの意識は体の快楽に引き寄せられて行っており、サマーン星人の性感帯に触れる度に体を震わせて、嬌声をあげる。
「けど体は正直だね、ここが一番弱いのかな」
えれながララの触覚の白く伸びている部分をさわると触覚が暴れて、ララの体が激しくのけぞる。
「ふふ、ひかるはやる前から決めつけはなしって言っているではありませんか。ララも楽しいほうが、気持ちいいほうがいいでしょう」
ララは一番敏感な部分に触れられて続けて、だんだんまともな思考ができなくなっていた。
(頭が真っ白になりそうルン…… けど、気持ちいいし、きらヤバな気分ルン)
「ル……ルン! ルン!」
保健室はララの嬌声が響く。
(気持ちがいいから、ずっとこのままでいたいルン)
そう思うと、気持ちはなぜか落ち着いていた。
しかし、体と声は激しさを増し続ける。
「……ルン! きらヤバルン! なんか、すごいルン。気持ちがいいルン」
ひたすらに、気持ちよくて、快楽が体の底からせりあがってきた。
「あ、だめ、ル、ルン~~~~~」
頭が真っ白になって、なにもかもどうでもいい気分になっていた。
「オヨーーー」
「完了ですわ」
「完了だね」
放心するララを見下ろしてまどかとえれなは微笑んだ。
それから少しして保健室のドアを開かれた。
AIからSOSを得た星奈ひかるが飛び込んできたのだった。
「ララ! 大丈夫!」
ララは1番の親友の声に反応し、喜びの笑顔を向ける。
「あ、ひかる! 遅いルン!」
ただし、それはベッドの上で乱交パーティを行う白濁液にまみれた狂気とも呼べる姿だった。
大変長らくお待たせしました。
今週から毎週投稿頑張って復活します。
『快楽のイマジネーション』は次回で最終回です。
次の更新は5月2日です。