※この作品はR-18です。

【R18】淫猥特殊個体、メタモン   作:水無 亘里

1 / 3
第一回『危うし?! メタモンの洞窟!!』

 セキチクシティ外れ。

 新人ジムリーダーのアンズはいつものようにトレーニングへ出掛けていた。

 時刻は朝。

 昨日は大雨が降っていたが、今はカラッと晴れていて足取りも軽かった。

 そんなアンズの視界に、見慣れないものが飛び込んだ。

 

「あんな洞窟、今まであったっけ?」

 

 ポカンと開いた洞窟。

 このあたりは日課のトレーニングで頻繁に訪れている。

 しかし、あんなところには洞窟なんてあっただろうか。

 

「昨日の大雨で崖が崩れた、とか……?」

 

 考えられなくはないだろう。

 だとすれば、気になるのはその全貌。

 洞窟の中にはどんな空間が広がっているのか。

 どんなポケモンが潜んでいるのか。

 好奇心が湧いてしまうのは、ポケモントレーナーの性だろう。

 

「ちょっと、調べてみようかな……」

 

 アンズは相棒のクロバットをモンスターボールから解き放つと、そのまま洞窟の中へと這入り込むのだった。

 それが、とある事件の引き金になってしまうことなど、想像すらしていなかった。

 

――

 

「う~ん、中は案外普通かな……」

 

 正直に言えばありふれた洞窟のようだった。

 空気が湿っぽいのは、雨上がりのせいだろうか。

 外と違って中には湿気が溜まりやすいのかもしれない。

 それにしても……。

 

「ポケモンが、いないような……?」

 

 偶然崖が抉れただけの洞窟だから?

 だからまだポケモンが生息していない?

 そういうことなのだろうか。

 

「それならそれで、修行に戻ればいいだけなんだけど……」

 

 しかし、なんとなくそれではつまらないと感じている自分がいた。

 そうして、奥に辿り着いたとき、それは現れた。

 

「これは、あたい……?」

 

 自分の姿が写り込んだ、水鏡のような柱。

 周囲は幻想的に霧が立ち込めていて、視界がそれなりに遮られる。

 そんな光景に目を奪われた刹那、いきなり足元が沈み込んだ!

 

「クッ! これは一体……ッ?」

 

 咄嗟にクロバットの足に掴まって、飲み込まれるような事態は避けることができた。

 だが、罠はそれで終わりではなかった。

 

「この……ッ! あたいの足が巻き取られて……ッ!」

 

 クロバットは人一人くらいなら充分に運べるくらいの飛行能力があるのだが、足元に絡みついた粘液がそれを許してはくれなかった。

 

「クロバット、あやしいひかり! ちょうおんぱ!」

 

 敵はポケモン。そう当たりをつけて反撃に転じるアンズ。

 その推測は正しかったようで、拘束がにわかに緩んだ。

 アンズはそのまま靴を脱ぎ捨てて窮地を脱した。

 そのまま洞窟から逃げ去ろうとしたのだが、状況はそれを許さなかった。

 一度は緩んだはずの触手が、再度手を伸ばしてきたのだ。

 いや、手を伸ばすというのは、あまり適切な表現ではないだろう。

 より正確に表現するならば、それは身体ごと突撃してきたというべきだろう。

 粘液そのもののような身体の、その正体はメタモンだ。

 一度混乱させたはずなのに、再度動き始めたのはキーのみを持っていたからか。

 

「っていうか、何このメタモン?! 人間まるごと飲み込むようなサイズになるなんて、聞いたことない!!」

 

 特殊な成長を遂げるポケモンがいることは、アンズも聞いたことがある。

 父のキョウが持つアーボックも異常な回復力を持っていると、以前話していたことがあった。

 

「て、抵抗をしなければ……ッ!」

 

 メタモンに全身を取り込まれる前に、反撃の手を打たなければ……ッ!

 しかし、腰元に伸ばした右手はモンスターボールに触れる手前で拘束されてしまう。

 

「ち、父上……ッ! 申し訳ありません……!」

 

 そして、アンズはメタモンの体内に完全に取り込まれてしまった。

 

――

 

 次に目を覚ますと、アンズは一糸まとわぬ姿となっていた。

 

「ちょっと! なんでこんな格好にされてんの?!」

 

 そして、目の前にはアンズがもう一人いた。

 いや、メタモンがへんしんした姿か。

 同じく、生まれたままの姿となったアンズの姿をしたメタモンがアンズを見て、ニタリと笑った。

 そして、その股間にはありえないものがついていた。

 

「ちょっと! どういうことよ! せめてしっかり真似しなさいよ! どうしてそんなのがついてんのよ! おかしいでしょ!」

 

 そう、何故かメタモンの股間には男性のシンボルと思しきものがついていた。

 猛々しく膨れ上がったそれに右手を添えると、メタモンはアンズの身体を掴んだ。

 逃げようともがくが、触手のような粘液が絡みついて、手足は床にくっついたまま動かすことができない。

 大の字で横になったまま、メタモンが屹立したそれを秘所にあてがった。

 

「どうしてそういう知識があるのよ?! ダメ! ダメだったらッ!!」

 

 そんな静止の声に聞く耳を持たないまま、ズプリ。

 生々しい音が脳内に響いた。

 破瓜の痛みと慣れない感触に、アンズはただ泣き叫ぶしかできない。

 メタモンはそんな少女の身体を味わうように腰を振り、口内を舐め回し、胸元を嬲り尽くした。

 

「あぁうぅううう……、うぇえええん……」

 

 声にもならない悲鳴を上げて泣き叫ぶ少女に対して、メタモンは一切の遠慮などなくその身体を犯し尽くした。

 狂乱の宴は、アンズが気を失うまで続いた。




アンズがヒロインになった理由はクノイチだからです。女騎士と同様、何故か真っ先に標的になるようです。

アーボックの再生力云々は、ポケスペネタです。大好きですポケスペ。

次回はアンズと若干関わりのある方が餌食になります。
良かったらお付き合いください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。