万能細胞を使ってIS学園を洗脳・改造・侵蝕・ハーレム! 作:地球最適化プログラム
────あれ?
俺はナノマシンが停止したことにより、死んだと思っていたが、いつまでも死んだような感じがしない。
「あれ?おっかしーな。ナノマシンは、確実に制御されている筈なんだけどなー」
疑問符を並べているのは、篠ノ之束も同じだった。
幸運なのか、死期が伸びただけなのか。だが、死ぬわけには、いかない!
「それを………、返せ!!」
俺は届かないのを承知で手をリモコンに向ける。
俺の手は、まるで異形の怪物のように変化を遂げながらリモコンへ一直線に伸びて、そのまま奪い取った。
リモコンはもう、こちらの手の中だ。
「は?」
篠ノ之束が、驚愕の意を漏らした。これには驚きを禁じ得なかったらしい。
だが、篠ノ之束はすぐにリモコンを取り戻そうと、こちらに手を伸ばす。物凄い速度だ。人間じゃない。
しかし、篠ノ之束の手がリモコンにかかるその時、リモコンが、
取られないためにどうすればいいか、そう考えた結果、身体が勝手にリモコンを自分の中にしまい込んだのだ。
そして、リモコンは中で
篠ノ之束の手は空を切り、よろけて身を開いた俺の横をふらりと通り過ぎる。
「そんな、束さんの手を、避けるなんて」
篠ノ之束は、目を見開いた。
それは、束が初めて自分を超えた存在に対面し、恐怖した瞬間だった。
さっき篠ノ之束が言った通りのことなら、リモコンを使って体内の細胞の増殖をコントロールすることが出来る、と言うこと。
つまり、先程のように腕を伸ばしたり出来たのは、細胞の増殖によって行われていたのではないか。
そして俺は、篠ノ之束が一瞬動揺したのを、逃さなかった。
「あうっ!」
俺はもう一度手を伸ばし、篠ノ之束の顔を掴み、壁に押し付けた。腕の細胞を増殖を念じてみたが、成功した。
篠ノ之束は俺の腕を掴んで、爪を立てるが、変化した俺の皮膚は爬虫類のように頑丈で、傷一つつけられなかった。
足をジタバタさせても俺と篠ノ之束との間には1メートル以上の距離があり、先程のように蹴られることもない。
そして俺は、先程リモコンに試したように、篠ノ之束を同化しようと試みた。多分、あれは細胞の特性か何かだろう。
そう考えると、篠ノ之束がリモコンを押しても作動しなかった辻褄が合う。恐らくナノマシンは既に自分の身体と同化しており、死にたくないと思う俺の指示を優先して、リモコンからの指示を撥ね付けたのだろう。
つまり、俺はもうナノマシンすらいらない『完全生命体』へと大成していたのだ。
自在に細胞を増殖し、万物と同化し、支配下に置く能力を持った細胞。
確か、ガンダムシリーズに、似たような名称を持った細胞があったな………。
そうだ、『デビルガンダム細胞』だ!
あれも有機物、無機物問わずに入り込み、その形質を掌握する能力がある。あれは、元々地球環境を浄化する名目で製作されたのだが、途中でコンピューターが故障を起こして人類を滅亡させるために働くようになる物だった。
そして、それの名称は、元々『アルティメット(ガンダム)細胞』だった筈。
まさか、ゴジョーさん達は、『アルティメット細胞』もとい『デビルガンダム細胞』を再現するために………?
だが、今となってはそれは分からない。もう当事者は一人も残っていないからだ。それにゴジョーさんは、特段深く『デビルガンダム細胞』について話すことはなかった。守秘義務もあったんだろうけど。
ゴジョーさんが、これを使って何をしようとしていたのかも、俺は分からない。だが、こんな万能なものが俺の中に宿っていると考えると、この先が楽しく思えてしょうがない。
俺の顔は、先程と打って変わって下卑た笑みを浮かべているのだろう。
だが、俺は篠ノ之束を同化しようとDG細胞を送り込むも、中々侵蝕しているという感じがしない。
確か、DG細胞の設定としては、DG細胞は
つまり、DG細胞の侵蝕に対して、強靱な否定の意思があれば、生命体はDG細胞の侵蝕を拒むことが出来る、ということなのだろう。
劇中でレイン・ミカムラという人物がデビルガンダムの生体ユニットにされた(デビルガンダムはDG細胞の特性がある以上、生体ユニットとして人間を取り込む必要があった。余談だが、俺の中のDG細胞にはそれは必要ないらしい)時、それを仕組んだ人物は、彼女の精神を徹底的に痛めつけた。
精神を屈服させて、DG細胞と一体化し、完全に取り込むためだ。
また、人類によって荒廃した地球を再生させるために、デビルガンダムを使って地球人類の滅亡を画策した東方不敗マスター・アジアは、逆にDG細胞を屈服させて、従わせることに成功した。これは、元々のディマリウム合金の特性故に、より強い者の精神に従うという性質があったためだと云う。
つまり、篠ノ之束は、恐怖に苛まれながらも、なお強靱な理性でこの侵蝕を跳ね除けている、ということになる。……それか、オリジナルと違って、単純に生命体に対しての侵蝕力が弱いか。
何にせよ、このままだと、まずい。反撃される恐れがある。
どうすれば………。
強靱な精神を、変える方法が、何かある筈だ。脳を、思考を、何とか変える方法は………。
そうだ。
脳を直接弄ればいい。
よくある同人誌などで、耳から触手を突っ込んで脳を弄る話。DG細胞なら、それが出来るんじゃないか?
思い立ったが吉だ。俺は篠ノ之束を抑えている手から、二本の細い触手を分岐させる。
すると、それを見た篠ノ之束の目の色が変わった。
「〜〜〜〜〜!!!〜〜〜!!」
どうやら俺がやろうとしていることに気付いたらしい。
余計に手足を暴れさせ、何かを喋ろうとしているが、顔全体、つまり口元も抑え込まれているため口を開けない。
面白そうだから喋らせてやるか。
「やめて!!やめて!!もう殺さない!諦めるから!!こ、この私を、束さんを壊さないで!!!」
必死に懇願する束。さっきまで滑稽滑稽言っていたのは誰だっけ?今じゃソイツは目から涙を流して命乞いをしている。
まあ、勿論そのお願いは無理なんだけどね。どうせ開放したら反撃してくるでしょ。こんなところで死ぬわけにはいかないんでね。
「なら、壊れちゃえばいい」
俺は、篠ノ之束の両耳に、触手を入り込ませた。
「やめて!!やめて!!やめ………「グチっ」あ゛っ♡」
キタ。
グチ。グチグチ。
「あ゛っ♡………何コレ、いやっ♡なかっ、にっ、やめっ、おっ♡あんっ♡アハッ♡」
篠ノ之束が、嬌声を上げ始める。もうこうなれば拘束する必要もない。
篠ノ之束は、もう湧き上がってくる『ナニカ』によって、もう状況をかろうじてしか理解出来ないだろう。天災も、堕ちたものだ。
俺は篠ノ之束にゆっくりと近付き、肩から生やした触手を追加で、耳の中に捩じ込む。
グチュグチュ。
「あっ、あ゛っ!?♡」
その数秒後、篠ノ之束がビクンと跳ね上がった。
ムワッと、独特な匂い………というか、女性特有の、ツンとくるような匂いが部屋中に広がる。
篠ノ之束のワンピースをめくると、真っ白い下着には愛液による染みが出来ていた。
どうやら
流石の天災でも、押し寄せる快楽の波には勝てないらしい。
グチグチグチグチグチグチ。
「あ゛っ♡あ゛っ♡あぐっ♡♡んんっ!♡」
心なしか、篠ノ之束の嬌声が激しくなっているようにも感じる。
グチグチグチグチ。グチュグチュグチュグチュ。
「束さん、今どんな気持ちですか?」
「あぁん!♡ひゃうっ♡とっ、とっても♡き、き♡きもち、イィっ!♡らぼでっ、おなにー、して♡るより、もっと、もっと、♡イイっ♡♡♡」
へえ。天災って、ラボでオナニーしてるんだ。見た目淫乱だと思っていたが、中身まで淫乱とは。ほら、もう目をひん剥いてよがってるよ。
はぁーっ、今とっても心が昂ぶっている。世界の頂点で人を見下し、威張り散らすこの悪魔を、ヒィヒィ言わせて屈服させられるなんて。俺はなんて幸運なんだろうか。
それだけじゃない。これが成功したら、次の標的が待っている。確か、俺はISに乗れると言っていたな。ならば、俺はIS学園という、IS操縦者を育成する学園に行ける筈だ。ニュースに出てたヤツもそこに移送されるらしいし。そこは俺ともう一人を除けば全員が女子生徒で構成されている、花園らしい。ならば、そこで同族を増やし、一人目を蹴落とし、そこでハーレムを作ることも出来る。
それを第一段階としよう。
「あ゛っ♡ん゛っ♡んぎいっ!♡」
そうこう考えているうちに、もう篠ノ之束の脳は七割がた俺に従順になっていた。あともう一押しだ。
「ねぇ、今から貴方を、俺の忠実な下僕、いや、奴隷に変えようと思うんだけど、良いよね?」
「ええっ?♡うんっ♡たばねさんっ、いっ♡いま、と〜っても♡きもちいいっ♡♡から、いいんじゃ、ないかな♡んっ、イグッ♡」
グチュグチュグチュグチュ。
俺は別に、篠ノ之束が言うことを強制している訳でも、強要している訳でもない。
ただ、篠ノ之束が、快感に従順なだけ。それで俺の奴隷になるのを認めてくれるなんて、篠ノ之束はなんてエッチなんだ。笑い転げたくなってくる。
「奴隷になったら、やることは二つあって、まず、君に植え付けたDG細胞を、他の人にも広めること。やり方はインプットしてあるから、分かるよね?」
「ん゛っ♡ん゛っ♡」
ちゃんと応答しているのかは知らないが、コクンと相槌を打っている、らしい。
「そしてもう一つは、俺をいつでも気持ち良くさせてくれる、絶対服従のセックス奴隷になることです。例え人前であろうとも、僕が命令すれば必ず股を開いてくれる、そんな奴隷になって下さいね?」
「なりゅっ♡ふくじゅー、しますっ♡じぇったい、ふくじゅー、しますぅ♡あんっ!♡たばねさんはぁ♡
ああ、こんな急じゃなかったら、この様子を撮影でもしておきたかったな。まあ、こんな姿、いつでも撮影出来るか。
篠ノ之束が、とっても幸せそうな顔で僕の奴隷になることを宣誓してくれている。こんなに嬉しいことはないね。
彼女にとって僕という存在は絶対で、何よりも優先すべき至高の存在として認識された筈だ。
DG細胞も埋め込みに成功した。ものの数分で、彼女は新たな生き物に生まれ変わるだろう。
さてと、奴隷になってくれたご褒美として、イかせてあげないと。
グリュグリュ。グチュグチグチグチ。グチュ。
「イクッ♡イクッ!イグッイグイグイグイグ!!♡♡イックゥゥゥゥゥっっっっっ!!!♡♡♡♡♡」
ビリビリと窓を震わせる程の絶叫と共に絶頂し、ビシャビシャと愛液を床に撒き散らし、あられもない顔を晒す篠ノ之束。彼女は、崩壊した。
「はひぃ………♡」
触手を抜くと、篠ノ之束はそんな声を漏らして、身体から力が抜け、ドサっと床に倒れ込もうとしたが、俺は伸ばした触手でそっと彼女を支え、ソファに寝かせる。一応、生きてはいるみたいだ。
今更ながら、家が広い一軒家で良かったと思う。アパートとかだったら、絶対隣の人に聞こえてたし。家に押しかけられてこの状況、しかも篠ノ之束がいるなんて知られたらどうなるか、想像がつかない。
俺は、いつも食事をとっているダイニングにある椅子に座り、大きな溜め息をついた。この数十分間のうちに溜まった疲れが、今になってドッと湧いてきた。それは全力疾走した後の時よりも計り知れず。
本当に死ぬと思った。あんな悪魔のような笑顔をされて、急に真顔になって死刑宣告されて。あれに恐怖しない人間は、そうそういないだろう。ホラー映画とか、そんな比じゃない。
だが、幸運にも俺の中の『DG細胞』が覚醒し、食い止めた。そこからはもう、形勢は逆転した。俺は失意のドン底から一気に這い上がって、篠ノ之束を奴隷に………した。
……本当に、出来たよな?
この後起きて殺しに来たら困るんですが。
そう考えると、俺の顔が、みるみる青褪めていくのを感じた。あんな下卑た顔をして高笑いしてた癖に、実は何も出来ていませんでしたなんて結果だったら、もう殺すとか殺される以前に、恥ずかしくて死にたくなる。
いかん、確認しなきゃ。確認するには………起こすしかないか。
「お、起きて下さい。束さん」
俺は、ソファで眠りについている篠ノ之束の肩を、優しく揺らす。
すると、程なくして、彼女がうっすらとその目を開けて、目を覚ました。
「………だ、誰だよ。この束さんの眠りを邪魔するやつは」
ヒッ………。めっちゃ怒ってますやん。無理矢理起こすと本当に危ない人じゃん。何となく分かってたけど。
だが、ここで彼女の主である俺ならば、何とかなる……はず。
目を擦りながら大欠伸をする彼女に、俺は慎重に話しかけた。
「束さん、俺です。俺が誰か分かりますか?」
篠ノ之束は、こちらの顔を、じっと見つめてくる。
「うむむむ〜?」
じーっと。
「むむむ〜?」
………まさか、効いてない?
「あ、キョウちゃんじゃん。おはよう。フフフ〜。
ドクン、と、いつもより一際胸が高鳴った気がした。
篠ノ之束の口から、セックス奴隷、なんて言葉が出てくるなんて。しかも、その主は何を隠そう、俺だ。
俺が、この最悪
最っ高の気分だ。
「束さんは、俺にとっての、何だ?」
「そうだね〜。束さんはご主人様であるキョウちゃんの奴隷で、キョウちゃんの命令ならなんでも聞くよ☆セックスも、世界征服も、地球滅亡もおまかせあれ!あ、でも束さん達の目的の一つに、仲間を増やすことがあるから、地球は滅亡させちゃだめだね」
先程と変わらない、陽気な笑顔で俺への忠誠を淡々と語る篠ノ之束。
「じゃあ、束さんは、俺のことどう思っているの?」
「そりゃあ、キョウちゃんは束さんの全てを捧げるに値する存在だよ!束さんは、ご主人様のことがだーいすき!ウフフ♡」
これまで自分の気の赴くままに暴力を振るってきた筈の女性が、俺への愛を誓っている。
復讐心は無い訳ではない。コイツは性格が最悪で、確かに俺を殺そうとしてきた。だが、彼女はもう俺にとっては無害だし、寧ろ天災の頭脳に驚異的な美貌を誇るため、利用しておいた方が得だろう。それに、俺の下でせっせこ働く事がコイツに一番効く復讐なんだろうから。
さて。ひと悶着終わったし、これからについてだ。やっぱり俺は男だから、ハーレムを作りたい。男が喘ぎよがっている姿見てても面白くないし。そう言うのは下っ端の仕事だ。
また、ハーレムを作るにあたって、何故かは知らんが(後で束に聞くか)ISに乗っている奴──というかISに対しての適正があって、それが高い奴なんだろうな──は美女揃いなので、やはりというか、IS学園に入学するとのが妥当だろう。いつも受験シーズンになった時に、女子の噂話で聞くのだが、倍率が100倍だか1000倍だかあるらしい。以上のことより、恐らく選りすぐりの美女共が入学してくるんだろう。
入学については、おいおい篠ノ之束の協力を仰ぎながら計画を練っておく。
それにしても、だな………、ゴジョーさんの遺体、どうしよっかな………。あんまり篠ノ之束に頼ってばかりだと俺のメンツが立たないし……。
「あ、そうそう、束さんね、キョウちゃんに最初に捧げたい人物がいるの!」
取り敢えず、ゴジョーさんの遺体を何処かにしまわなければと思っていたのだが、篠ノ之束──もう束でいいか──が急にこちらに擦り寄ってきた。
最初に捧げたい人物って、誰だ?まあ、束が紹介する人物だから、美女で優秀な奴隷になってくれること間違いないんだろうけど。
「クロエ・クロニクルって言って、今は束さんの助手を務めてもらっているんだけどだけど………」
「ほう」
「実は、キョウちゃんと同じ研究所にいた実験体なんだよ!どう?興味湧くでしょ?」
………へえ。興味湧くな、それ。