万能細胞を使ってIS学園を洗脳・改造・侵蝕・ハーレム! 作:地球最適化プログラム
暫くお待たせしました。期間が空いて申し訳ないです。
在宅勤務で時間が余っていたところで友人からデート・ア・ライブというラノベを勧められまして、全巻一気に読んだんですが現在進行形で体調が悪いのが理由です。お恥ずかしい(笑)お話自体は面白く素晴らしかったのですがね。
投稿間隔が大変なことになりそうですが宜しくお願いします。
「………ま」
「………いさま、お兄様!」
「はっ!」
俺は、クロエの声で我に返った。
そう言えば、今はISコアの説明を聞いているんだったな。いやー、クロエめっちゃ怒ってるよ。怒ってる顔も可愛いんだけどさ。流石にこれは俺が悪いわ。ゴメン。
「いくらお兄様と言えども、この状況には看過しかねます。そんなことをしていては、私達の仲間を増やすことは上手くいきません!」
ごめんごめん、クロエ。こんなことしてモタモタしてたら、奴隷に出来る奴も出来なくなっちまうよな。
でも、お前達が魅力的なんだもん。
余談だが、俺のセックス奴隷というのは、基本的に従順ではあるのだが、結構物を言ったりもする。俺の言ったことを何でも、有無も言わずに従う方が便利だが、それでは何か壁にぶち当たった時に考えるのが凡人の俺一人だけになる。そのまま解決策が見つからずに全滅したら洒落にならない。共に生きていて面白くないし。
だから、出来るだけ個人の本質が元の人格そのままになるように調節してある。…まあ、無我夢中で束の脳を弄った時に結果的にそうなってしまったので、そういうスタンスにしているというのもあるが。
とにかく、クロエは同じ研究所にいた者同士として、お兄様と呼ばせるようにしたので、甘い面は甘いが、元のまま手厳しいところも多い。
俺は、感度を極限まで上げて弄ったために、ピクピクしたまま動かない束を椅子に座らせて、話を持ち直すことにした。
「悪い悪い。それじゃあ、説明の続きを頼むよ、クロエ」
「それでは続きを申し上げます、お兄様」
クロエはこほん、と軽く咳をして、説明を再開した。
「中央のコアは、『白式』のコアとなっております。これは、織斑一夏の専用機になることが予定されています」
真ん中のコアは、俺の玩具として奮闘してくれる、織斑一夏の専用機だそうだ。
篠ノ之箒の時に少し触れたが、織斑一夏は、世界で初めて現れた、ISを動かせる男である。コイツも俺と同じ歳で、IS学園への入学が決まっている。
…重要人物をポンポン入学出来るあたり、IS学園のセキュリティと緊急時の対応能力はとても高いことが伺い知れる。
ま、俺の前には無力だけど。
それはいいとして。
織斑一夏自体は外面的には普通の人間と至って変わらない。生真面目で、重度の唐変木な少年みたいだ。
だが、その家族が、結構、というか俺の目的にも関わってくる、一番の障害であり、乗り越えなければならない壁とも言うべきか、そういう人物がいた。
織斑千冬。篠ノ之束と並んで世界で知らない者は少ないといわれるほどの人物。
彼女は人ならざる身体能力と神がかった戦闘センスでISを乗りこなし、世界大会『モンド・グロッソ』で優勝をしているのだ。その所以で、モンド・グロッソ総合優勝者に与えられる称号でもある『ブリュンヒルデ』と呼ばれることもある。今はIS学園で教鞭をとっているそうだ。
一言で言えば、人間じゃない。
と言うのも、この姉弟は完成された人間を作るためのプロジェクト・モザイカ『織斑計画』の過程上で作られた個体であるからだ。本当に人間じゃなかった。個人の知力と体力を極限まで向上させて、人類の限界を目指して作られた織斑千冬は、研究者を満足にさせる結果とはいかなかったものの、初めての成功体として、最終的に世の中に紛れて暮らすことになる。
この時のデータは、
しかし、この研究は頓挫することとなった。
篠ノ之束が現れたからだ。彼女は、まさしく完璧な人間であった。オーバースペックな身体能力と知力を持ち、それは計画とは全く無関係な存在でありながら、計画によって作られたどの個体よりも優れていた。
そんな者が現れでもすれば、今までの研究は一体何だったのか、研究者はそう思ったのだろう。篠ノ之束を捕らえて研究材料にしようという案も浮かびはしたが、相手が相手であるために、諦めざるを得なかった。
しかし、研究が頓挫した時に残ったものがある。それが、当時六歳だった織斑千冬と、産まれたばかりの二つの計画外の個体。
その内の一つが織斑一夏だった、ということらしい。
彼は織斑千冬と同一のDNAを持ち、計画が頓挫した後、織斑千冬のDNAを世の中に広めるために作り出されたのだそうだ。先程外見は普通の人間と至って変わらないと言っていたが、中身は目的遂行のために特化した体質を多数備えているらしい。本人はそんなことを露も知らないそうだが。
長ったらしく話したが、つまり織斑一夏とは見た目は普通の腕っぷしの良さそうな学生と見せかけて、中身は同人誌にたまに登場するようなキモ豚種付けおじさんもびっくりするほどの生殖機能の持ち主である、という訳だ。
あ、俺は違うからな?俺は太ってもないし、告白されたこともあるんだからな?勉強で忙しかったから振ったけど。
そして、この『白式』は、元々倉持技術研究所にあった動かない欠陥機を束が改造したものである。
この白式には束にも分からない、というより
この話は後にしておこう。
クロエは説明を続けた。
「そして、最後のこちらのコアは、お兄様のために用意されたコアです。お兄様が安全に、快適に学園生活をお送り出来るように、急遽用意致しました」
最後は俺専用のコア、というわけだった。だが、急遽用意した、というのはつまり、昨日の夜にラボを出て何処かから盗んで来た、ということだろう。束の直近の記憶によく分からない景色があったが、恐らくこれのためだろう。
「だが…俺の命令に背いて何処かに行ったというのは感心しないな。あとで尻叩きしておこうかな」
「すいません。私が止めないばかりに」
「君は寝ていたから、仕方がないだろう。それで、このISコアを俺の前に出して、どうするつもりだ?」
俺はそう言って俺用のISコアを片手で持って、自分に取り込もうとする……が、それは適わなかった。
束を最初に取り込もうとした時と同じだ。明確な意志によって、DG細胞の侵蝕が阻まれている。
ISコアには、人に限りなく近い、人格を有している。束の知識の通りであり、俺の侵蝕を阻むのもそのためだ。
「お兄様も、これで実感なさいましたでしょう。ISのコアは全て、私達と同じく人格を有しております。つまり、いくらお兄様と言えども、簡単にISを手中に収めることは難しいのです。ISは世界中に散らばっており、それらの殆どは厳重に管理されています。さらに専用機は、非展開状態時はパーソナルロックがかけられており、私達でも手出しはできません」
「つまり、俺の侵蝕能力を持ってしても、ISだけは掌握することが不可能ということか?」
俺はクロエにそう問う。物理的に侵蝕することが意志によって不可能ならば、脳を弄ってその意志を弱めさせればいいのだが、それは人間相手の話だ。
ISコアの構造は分かるが、外側から物理的に侵入することは不可能だった。それに、どうISコアを弄ればいいのかも分からない。構造は分かるものの、流石に触手によるISコアの弄り方なんて、昨日奴隷になったばかりの束は知らなかった。
しかし、クロエはいいえ、と首を振った。
「ISの意識へ直接コンタクトを試みれば、いけます。今回コアを持ってきたのも、それを行って、ISコアを支配下におく第一段階を完了させるためです。これらのISコアは現在の状況であれば、我々の介入を受け付けます」
…そうだ、それを忘れていた!
束の知識では、理論上では電脳空間を通して、ISの人格とコンタクト出来るというものがあった。そこで何らかの方法でコア人格を隷属させられれば、コアをDG細胞で支配下におくことが出来る。
そして、この三つを支配下におけば、他のISの制御もある程度操ることができる。
ああ、早く、世界最強の兵器を俺のものにしたい。そう思うと、身体がウズウズしてくる。
「話は大体理解した。それで、人格とのコンタクトはどうすればいいんだ?」
「ISに触れて、強力な意志を送り込めばいいと思います。恐らく、コアネットワークによって形作られたバーチャル空間上でコンタクトが可能です」
そうか。ならば………。
俺は、『白式』のコアを持ち、平べったく変化させた手で、それを覆う。
「お兄様、『白式』からいくんですか?それは少し危険かもしれませんが」
クロエが目を閉じたままだったが、それでも心配そうな表情をしているのが分かる。
「いや、これが一番面白そうだからな。だって、───だそうじゃないか」
「ですが、………分かりました。くれぐれもお気をつけ下さい」
「ふっ。クロエは優しいな」
そう言って、俺はクロエを撫でてやる。優しくて、俺が何も言わなくても喜んで股を開いてくれる妹がいるのは、なんて幸せなんだ、俺は。
俺は、そっと椅子に座って、俺の手の中に収まったコアを見つめる。
お前の純白の白を、俺の白濁の白で染めてやるよ。
俺の中でぐるぐると渦巻く、欲望を、支配したいという心を、コアに染み込ませるように、送り込ませる。
『──やめて!』
そんな少女のような声が、聞こえた。
それと共に、光が、広がっていく。
何処までも鮮やかな蒼が続く空に、吹き付けたような白い雲。
俺は、そんな幻想的な風景が見える砂浜に立っていた。
海は砂の色が反射したエメラルドグリーンで、それは水平線に近づくほど青くなっていく。水平線の先で、橙色に燃ゆる太陽が沈んでいく。水面は太陽の光を反射してキラキラと輝いていた。
穏やかな波が足元まで迫ってきては、サーッと引いていく。
直感的に、ここは現実の世界ではないことを感じ取った。ここには、生き物の気配がない。空気が綺麗過ぎる。それに、気付いてからもう何分か経っている筈だが、太陽が一向沈まない。
まるで、完成された世界。
俺は、砂浜に一歩足を踏み出してみる。靴を履いていない、裸足で白い砂浜を踏みしめると、砂の柔らかい感触が、伝わってきた。
そうだ。ここは、現実の世界ではない。ISのコアと俺の心がリンクした、電脳空間。ISの心の中だ。
『───来ないで!』
また、声が聞こえた。少女の声だ。俺と同じくらいの歳であるクロエよりは少し高い、妖精のような声をしている。ISコアの人格は、女性なのか。
しかし、彼女の姿は見えない。隠れているのか、はてまた声だけの存在なのか。
「───!」
俺は何気なく瞬きをした、だけだった。だが、一瞬瞼を閉じて、次に開いた時に、彼女はいた。
麦わら帽子を着て、サラサラとした白い髪と共に目を覆っている。後ろに流した髪が、そよ風でなびき、儚さ感じさせる。そして薄いワンピースを一枚だけしか身に着けておらず、力を入れれば折れてしまいそうな体躯を顕にしている。
一言で言えば、純真無垢。
少女は踝まで水に浸かりながら、こちらと対峙している。
「お前が、『白式』か」
コア人格が少女の姿をしていたことに多少驚きつつも、それを抑えて俺は目の前の少女へ問いかける。
さっさと不意打ちをかけて乗っ取るのもありなのだろうけど、その前に調べたいことがある。
波のさざなみが、沈黙の時間をとても長く感じさせてくる。
唇を噛み締めているような表情をする少女。
冷静に、目を細めて少女を見つめる俺。
『──貴方に答えることは、ありません』
ザザッと、茂みが動く音がした。俺はしまった、と言わんばかりに後ろに振り向く。その音は
茂みから飛び出した者───
『白騎士』は、俺の眼前で剣を振るった。