戦術人形には気を付けよう!
―― K11 in 指揮官のお部屋 ――
「~♪」フンフン
結った青髪を揺らしながらご機嫌そうに作業をするK11の手には、何やら怪しげな試薬。
「金属酸化物と金属粉 それに燃料を適切に調合すれば2000度で燃える」カチャカチャ
サッー!(迫真)
「その熱は考え得るほぼ全ての防壁を……ってあれ……」
「なんか溶液の発色が変だな……」
「K11よ……どうしてまた俺の部屋で試薬の実験を…… 自分の部屋はどうした」
自室に戦術人形が入り込んでくることに、良くも悪くも徐々に慣れつつある指揮官であった。
「って指揮官?!いやいやいや、別に何でもねぇって!」
(……そんなまさか、な)スッ
懐疑的な視線をK11に向けつつ、指揮官は端末を取り出した。
「……G36か?申し訳ないがK11の部屋の様子を見に――」
「し、指揮官……?そ、それは……ちょっと……」クイ
途端にしおらしくなったK11が指揮官の袖を掴んできた。
「……何?部屋は爆発によって煤埃まみれ?今まさにその部屋の片づけを?」チラッ
「う゛……」ギク
「そうか……すまないな。後日、何らかの形で埋め合わせをする」スッ
「K11……どうやら、“また”やらかしていた様だな……」ハァ
「い、いやぁ……お詫びの一つと言ってはなんだがさっき作ったこのジュースを……」
「(ジュースだったのか……)飲まんぞ!さっき色が変だなとか言ってた癖に!」
「ち、違っ……!変なのは色だけだ!効果はちゃんと……」E:コップ
「どういう効果があるのか知らんが、ジュースが視覚的に不安を煽る様な色をしているのはまずいだろう!」
「わーった!そこまで言うんだったらあたしがこれからこいつを飲み干して安全だってコトを証明してやる!」
「まてまて!もしそれでお前が倒れでもしたら……」
「お、あたしの身を案じてくれるのか……?」
「当たり前だろう。俺はお前(達)の指揮官だ」
「あ、あたし(個人)の……指揮官……?」ドキドキ
「ああ」
「ほぉ~……♪ ふへへ……♡」ウキウキ
(? 何か変な事を言っただろうか……?)
「よし!飲む!あたしの専門家の名に懸けてな!」バッ
(なーにがよし!なんだか……)
「んぐ……んぐ……」コクコク
(うっわ本当に飲ん……)
「っあ゛ー…… うぇ……甘っ……」ケプッ
「無理して飲む必要なんてないんだぞ……」
「ハッ!無理なんて……」ヨタッ
「それ見たことか。……よっと」ガシ ヒョイ
「! ……♪」
指揮官のお姫様抱っこ。戦術人形(のメンタル)に効果は抜群だ。
「しばらくソファーで横になれ。水も沢山飲むんだ、いいな?」スタスタ
「その試薬自体は安全そのものさ……これから……素敵なコトが起こるんだ……」
「何を言うか。今のお前の様子から、あの液体がとても安全なものの様には思えんが」
「大丈夫……あたしを信じて下ろしてくれ。今度はちゃんと立てっから」
「……分かった」スッ
またふらついて倒れでもしない様に、指揮官は念の為ソファーの近くにK11を下ろす。今度のK11はふらつかず、しっかりと立てている様だ。
「――顔が、見たい」
K11の唐突な一言。
「――は」キョトン
「あんたの、顔が見たい」
「もう見えていると思うが……」
「もっと……近くで……」
「……?」
直後、指揮官の両頬にK11の手が添えられ、くいっと引き寄せられた。
「んむ……♡」ちゅう
「ッ――!?」
K11が背伸びをし、指揮官の唇を奪ってきた。そして気付けば腰に腕を回され、抱き着かれている。
しばらくして離れた互いの口からは、銀の糸が伝って消えた――。
「ぷはぁっ……試薬の効果は完璧だな……♡」ぎゅ
「……どういう……効果なんだ?」
「目が合った人への想いを少しだけ増幅させるお薬、かな……所謂惚れ薬だ」
「なんだと……」
あの怪しげな色の溶液の正体は、なんと惚れ薬だった様だ。
「だから安心だって言っただろう?効果の持続自体もとても短いものさ」
「……どうしてこんなことを……?」
「……きっかけが、欲しかったんだ……」ズイ
紅潮したK11の顔が近づいてくる。心なしか鼓動が早まっていく気がした。
実際それは気のせいではなく、K11とのキスの際に、彼女の口内に微かに残った試薬を間接的に摂取している為に、指揮官も僅かだが惚れ薬の影響を受けているのだ。
彼自身気付いてこそいないが、彼女を見ると気分がほんのり高揚している。
「たまには……あたしも構ってくれよな…… 独りで実験を繰り返し続けるっていうのも、中々寂しいんだ……」
抱き着かれ、K11の柔らかさが伝わる。彼女は普段から薄着なので尚更だ。
柔らかさだけでなく、彼女の温もりや鼓動も感じる。この高鳴りは薬によってもたらされたものなのだろうか。
「……なぁ指揮官、このまま……シないか?」フニュ
「……」
「寂しさを……あんたで埋めてくれよ……」
K11は履いているブーツの脱いだのち、ローレグのショートパンツとショーツを下ろして脱ぎ捨て、わざわざブーツを履き直した。
いつもよく見るK11の普段着姿、だが今は下だけ何も穿いていないボトムレス状態。
そんなマニアックな格好で指揮官に迫ってきた。
ボトムレスな格好のK11にフェティシズムを擽られ、指揮官の下腹部に血が集まり出していた。
(相変わらず立派なモン持ってるよな……♥)
はち切れんばかりにテントの張られた指揮官の下腹部を見、K11は思わず喉を鳴らした。
彼女の顔は紅潮し、目は期待に満ち溢れ、茂みの薄い秘部からは蜜が溢れて太ももを伝って垂れ落ち、すっかり準備は万端。彼女の欲望が露わになる。
「いつもみたいに立ったまま、前から挿入れちゃってくれ……♡」
K11がいつものをご所望。彼女は指揮官に壁に押し付けられつつ、片足を上げずに両脚をぴったりと閉じたままの対面立位が大好き。
なんでも、指揮官との身長差的に彼のちんぽがエグい角度で挿入される為、滅茶苦茶気持ちいいらしい。
後背位でパコパコされるのも好みだが、指揮官の顔が見えなくなって寂しいのがこの体位の悩み所さんだ。
「……分かった。俺で良ければ」
「あんたでなきゃ……嫌なんだ……」
指揮官は腰を落とし、剛直を秘部へと押し付け、そのままゆっくりと立ち上がる。すると彼女の秘部に押し付けてあった亀頭がぐぷぐぷと入り込んでしまった。
「ああっ♥コレだぁっ♥ あんたのチンポが入ってく感覚っ……♥」
あられもない表情を晒し、腰をぞくぞくと震わせて快楽を享受している。自分のブツでヨガるK11を見ると、不思議と嗜虐的な気持ちが芽生えてきてしまう。
「あんたに壁に押し付けられるこの閉塞感っ♥ イイっ♥」
「……」ゾクゾク
「~~~~ッッ♥♥♥」キュンキュン
K11の甘ったるい嬌声がひたすら部屋に響き渡り続けた。
「はぁっ……はぁっ……♡ こんなにぶっ注がれても孕めないなんて……人形ってのは不便だよなぁ指揮官っ……♥」
「……どうだろうなぁ」
壁に寄りかかってへたり込んで座るK11の秘部から、精がじっとりと溢れ、床にいやらしい水溜まりを作っていた。
正直、どうしてこんなに出るのか自分でもよく分からない。そもそも気持ち良すぎるのだ。
「なぁ……あたしが壊れちまうんじゃないかってくらいに抱きしめてくれないか?」
「……望むのならば」スッ
「♥」
――ぎゅううっ。
(ああ……満たされる……♥♥)
「ふふふ……覚悟してくれよ指揮官……♥ あたしが孕むまで何度でも……」
(ん?)
「あたしと身体を重ねる実験に付き合ってもらうからな……♥ ずっとずっと……♥」トロン
(えぇ……)
今日も今日とて、K11は実験(意味深)に勤しむ。
「うーんうーん……」ウナサレ
(指揮官……♥ しきかんっ……♥)ハァハァ
「や、やめ……」(寝言)
「はぁ……はぁ……♥」コスコス