戦術人形には気を付けよう(テンプレ)
ハイライトの失われた目を見開きながら、指揮官のプライベートルームへ歩みを進める戦術人形がここに一人。
彼女はネゲヴ。
度重なる後方支援任務を今しがた終えて帰還したばかりであり、幾多の戦場を渡り歩いた戦闘のスペシャリストとして彼の元で活躍している。
そんな彼女は指揮官からも信頼を置かれ、模擬戦や後方支援において経験の浅い人形たちの補佐的役割も担うようになり、時には教官的な立ち位置につくことも少なくない。
彼に信頼を寄せられているのは個人的にも嬉しく、胸躍るものだった。
……しかし問題が生じた。
それは、指揮官に会う機会と過ごす時間がめっきり減ってしまったこと。
現状の情勢は平穏が続き、大規模な作戦や凄惨な戦闘もこれまでと比較して減少傾向にあった。
時には彼自身が戦地に赴き、率先して銃を取りつつも指揮や管制を執ることもあった。戦場に出てきた指揮官にいい所を見せようと、戦術人形たちの士気やモチベーションが無尽蔵に向上。
彼女たち曰く、彼と共にあった戦場は華であったという。
今ではそれも減り、指揮官には書類とにらめっこする時間が増えた。書類の処理に追われて忙しいのか外出の回数は減り、人形と顔を合わせることも減ってきた。
指揮官と会う機会が無くなってしまったネゲヴの内には、寂しさを始めとした彼への色々な想いが募り続き、とうとう限界一歩手前……
――要は、彼に会えない状態が続いたネゲヴはムラムラしていた。(台無し)
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(指揮官……指揮官……)
指揮官を想いつつ、やがてネゲヴは彼の私室前へと至る。
しばらくぼーっと彼の部屋のドアを眺めるネゲヴであったが、事前に把握したコードでドアの電子ロックを開錠しようと機器に近づく。するとドアが突然開き、部屋の主とばったり対面することとなった。
そう、我らが指揮官だ。
「ぅお、ネゲヴ。しばらく振りだな、お疲れ様」
予想もしない来客と、その来客との凄まじく近い対面距離に指揮官は驚いていた。
ネゲヴも思わず目を丸くし、口をぽかんと開けている。
彼を目にした瞬間、彼女は身体中に血が巡った様に、熱が篭り出す感覚に陥っていた。
指揮官は周囲を見渡すも彼女の周りに他に人影は無い。ただ黙って項垂れている彼女が一人いるだけで、特に緊急の有事でもない様だった。
「……」
「……具合でも悪いのか?それか相談事でも」
指揮官の呼びかけにネゲヴの返答はなかった。
「……ネゲヴ?」
お互いに沈黙が続き、何とも言えない空気が流れた。
指揮官は再度ネゲヴを呼びかけたが、彼女は相変わらず何も言わないまま黙り込み、俯いている。妙に思った指揮官は彼女の肩に軽く手を置いて、彼女の反応を窺ってみた。
(……♥)
やっと会えた指揮官の手に触れられ、ネゲヴの中で募りに募った何かが弾けた。
ピクリと反応を示したかの様な挙動に気付き、手を止める。するとゆっくりとネゲヴが顔を上げ始め、これまで項垂れていて窺えなかった彼女の表情を拝めるように。
そこには、赤黒く濁った双眸で指揮官を見つめるネゲヴがいた。
その眼を見た指揮官の動物的直感が警鐘を鳴らし、思わず指揮官は後ずさり。
すると、ネゲヴが足を進め、指揮官にじりじりと迫り寄り、じょじょに彼女の表情に笑みが増していく。
口角がどんどん吊り上がり、子供が楽しい玩具を見つけたように目は笑い、肌は上気し、すっかり紅に染まっている。
イメージ参照 https://www.pixiv.net/artworks/75425059
一歩、指揮官が後ずさる。
一歩、ネゲヴが詰め寄る。
「ふー……♥ ふー……♥」
最初こそゆっくりと近づいてきたネゲヴであったが、徐々に速くなる歩みに段々と荒くなる呼吸……ついには両手を怪しく動かしながら両腕を広げて距離を詰め始めてきた。
赤黒く濁った彼女の双眸は、依然と彼をじっと見据えたままだ。
いよいよ追い詰められた指揮官は、ネゲヴに押し倒され、馬乗りにされてしまう。
ネゲヴは嬉しそうに舌なめずりをし、彼を見おろす。ここでようやく寡黙を貫いていた彼女が口を開いた。
「っふふふっ……♥ 指揮官だぁ……♥」
そう言ってネゲヴが指揮官の胸囲に腕を回して抱き着き、彼の胸板に顔を埋める。そのまま何度も、何度も、深呼吸をした。
彼の匂いが鼻腔を通って脳髄に心地良い衝撃が走り、ゾクゾクとネゲヴの身体が打ち震える。
やがてぶつりと糸の切れたマリオネット人形の様に、ぐったりと彼女は動かなくなった。身体に力は込められておらず、だらんと抜けている。
これは好機と、彼女を脇に退けて立ち上がろうかと指揮官が思った矢先に、それを見越したかの様に、再び力が込められる。
「 何 処 へ 行 く の ? 」
その言葉にぎくりと硬直する。覆い被さるネゲヴがもぞもぞと彼の上を這いずり、互いの顔が対面する形になった。するりと指揮官の両頬に彼女の手が添えられ、ぐいと目線を合わせられる。
ネゲヴと目が合ってしまった。
指揮官は恐怖ですっかり萎縮してしまっている。ネゲヴは目を瞑り、顔を近づけてきた。彼女が何をしようとしてきているのか、彼は本能的に理解してしまった。
程なくしてお互いの唇が重なる――
啄むような軽いキスでは全くなく、寧ろ貪るような激しいもの。ネゲヴは舌を無理矢理捩じ込み、彼の口内という口内を蹂躙する。いつの間に首に腕を回したのか、逃れることはできなかった。肺の中の空気も、口内の水分も奪われ、彼女の舌に嬲られ、貪られる。
指揮官の口内からはほんのりと甘い味、飴でも舐めていたのだろうか。
傍から見て、最早捕食としか見られぬ光景であった。
ネゲヴによる暴力的且つ、侵略的なキスによる酸欠から、指揮官の意識は朦朧とし出す。彼は正常に意識を保てず、ふわふわしていた。そんな中でもしっかり反応する怨めしい愚息たるや……。そしてネゲヴは隆起するソレに気付いてしまう。
ネゲヴの表情がみるみる妖艶に更に歪む。隆起する指揮官の下腹部に顔を埋め、深呼吸をしてきた。
「くひっ♥ っひひっ……♥」
普段の彼女から想像もつかない様な笑い声をあげる淫魔がそこにおり、ネゲヴはすっかり陶酔している。彼女は慣れた手つきで指揮官のベルトを外し、ズボンと下着を下げ、いきり立つ彼のモノを恍惚とした表情で眺めた。
眺めた後、口元に彼のモノを運び、れろれろと舌で鈴口を舐める。時には趣向を変えて、赤子が乳房を吸う様に、亀頭をちゅぱちゅぱと吸う。
愛でる様に、確かめる様に。
ついには亀頭部分だけをすっぽりと覆う様に口に含んだまま、れろれろと飴玉を転がす様に舌で弄び始めた。ネゲヴの柔らかく温かい口内に刺激され、快感に指揮官の表情が歪む。彼女はそれに気を良くし、これまで口で弄んでいたそれを一気に咥え込んだ。
口で咥え込み切れずに余したが、長いストロークで一心不乱に顔を上下する。快楽に身を捩る指揮官だったが、その姿が不幸にも、ネゲヴを興奮させるスパイスとなってしまった。腰に回された両腕によってホールドされていて逃れられず、やがて指揮官は2、3度程痙攣を繰り返した後、ネゲヴの口内に大量の精を吐出した。
口内に吐き出された精を受け、ネゲヴは驚いた様に目を見開き、受け止めきれなかった精が幾らか口から溢れ出た。口内に吐出されたそれを美味しそうに喉を鳴らして飲み、管に残った液も余さず吸い出し、またしゃぶり続ける。まるで牛の乳を咥えて、そのまま飲んでいる様であった。朦朧とする意識の指揮官だったが、逸物を硬いままにする。
「っはあっ……♥ こんなに沢山……♥」
肩で呼吸をし、しばらく惚けた様に宙を見る。やがて視線を落とし、自分の腹部を満足そうに擦る。指揮官のソレがまだ元気なままに気付き、裂けた様な笑みを浮かべた。
着ている服を脱ごうともせず、彼女は自分が穿いていたパンストの恥部の部分だけをぴりっと小さく破った。彼女はパンストを直穿きし、なぜか下着を穿いていない様だ。露出した恥部の割れ目からは物欲しそうに液体が垂れ落ちている。指揮官のモノを自分の秘所へと導いてあてがい、先っぽで割れ目をなぞるように擦るネゲヴが、やがて腰をゆっくりと落とす。
「~~~~ッッ♥♥♥」
割れ目を掻き分ける様に、ずぷずぷと指揮官のモノがネゲヴの中に入り込んでいく。奥まで到達するもモノが入りきらず、幾らか余ったが、彼女はそんなのお構いなしに、入り切りもしない癖に無理矢理捩じ込もうとしている。自分の中を掻き分け、押し上げ、拡げられる快感。無理して捩じ込もうと奥に押し当てた際の鈍い痛みが生じる。
今の彼女はその痛みですら快感に変わり果ており、だらしなく舌を出し、よがり狂っていた。腰を長いストロークで上下して快楽を享受し、段々とペースを早めていく毎に、ネゲヴの表情が淫靡に歪む。肉と肉がぶつかり合う小気味良い音とその中に、色っぽい水音も含んで聞こえる。
一突き毎に背中を通り抜け、脳髄に響く快楽が彼女の下腹部を起点にして迸って止まない。
「指揮官っ♥ 指揮官っ♥ すきっ♥すきっ♥すきっ♥」
確認するように何度も彼を呼び、貪欲に腰を振る。そこには戦術人形とは名ばかりの立派な雌がいた。
入りきらぬモノを、下の口で咥え込みながら、抱き着く力を強めて身体の密着感が増した。服越しでも感じるネゲヴの双丘の柔らかさ。互いの荒い吐息がかかり合う程の顔の近さ。興奮したネゲヴが再度指揮官と唇を重ね、舌で彼の口内の侵略を始めた。所謂キスハメ状態にある。
指揮官を射精に導くその傍ら、別の生き物のようにうねり動く舌で彼の口内を堪能することも欠かさない。彼の口内を余すことなく侵略的に舐め取っていく。
ネゲヴの捕食はまだまだ続いた――
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どれ程の時間が経ったのだろうか、やがてお互いに限界が訪れようとしている。
ネゲヴは限界を迎え、程なくして絶頂。彼女はその快感から思わず反射的に指揮官の腰に抱き着く様にして脚を絡ませ、痙攣を繰り返す。同時に搾り取る様にうねる彼女の下腹部の肉壺の甘い刺激に、指揮官も後を追う様にして絶頂を迎えた。逸物を一層膨張させ、彼女の中に複数回目の射精とは思えない程の沢山の精を吐く。結合部から幾らか漏れ出る白濁した液が伺える。
やがて糸が切れたマリオネットみたくぐったりと寝床に沈み、二人は快楽の余韻に浸っていた。
乱れた服。のしかかるような倦怠感。しかし不快なものではなく、不思議と心地が良かった。
徐々に増していく眠気。後片付けもせず二人は一緒に眠りに落ちていった。
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「あの時の私は私じゃないの……、いや私なんだけれども……。私じゃないの……違う……違うのよ指揮官……信じて……」
翌朝、全身から血の気が引いた様に真っ白になり、指揮官の掛布団を被りながら、膝を抱えて小さくなっているネゲヴが部屋の隅で確認できた。彼女は昨夜の指揮官との行為の記憶をそのままに、正気を取り戻していた。だからこそ、彼女の心中は穏やかではなかった。
指揮官へと働いた行為の自責の念から、自ら資材になろうと工廠に向かうネゲヴと、それを必死に止める指揮官の激しい攻防が彼の個室で繰り広げられていた。やがて指揮官に諭され、泣き腫らした顔を指揮官の胸に埋め、童の様に縋るネゲヴの姿があった。
彼を思って用意した軽食を個室にまで運んだ際に、その状況に居合わせた人形はその光景を微笑ましく見守る中、どこか羨ましそうに眺めている。
やがてネゲヴは何か吹っ切れた様な、清々しい笑顔を見せてくれた。太ももを伝ってじっとりと垂れ落ちていく精液に目を瞑れば、きっと絵にもなっただろう。
……これを機にネゲヴは他の人形たちと同様、指揮官に対し性的に襲いかかる様になってしまった。
指揮官の受難は続くのだ……
「すごいわよ指揮官。前よりネゲヴの性能が格段に向上しているわ!」
「え。そうなのかペルシカ?」
「そうよ~流石は指揮官ね!いいデータが取れそうだわぁ」
「い、いや……俺は別に何も…… な、なぁネゲヴ?」
「❤」ニッコリ
「」
「あら。仲良しなのね~♪ そんな感じでM4とも仲良くお願いね~♪」ヒラヒラ
「いや、これは……」
「行こ、指揮官♡」グイ
「」