~あくる日の夜~
「AK-12とアンジェには、内緒ですよ……♥」
~そのまたあくる日の夜~
「AN-94とアンジェには内緒よ指揮官……♥」
~またまたあくる日の夜~
「あの二人には内緒にしてくれッ!頼むッ……私の威厳が――」
戦術人形には気を付けよう!
「おはよう。指揮官」
さぞ当たり前の様に。何食わぬ顔でAR-15が入室してくる。……自室の鍵は確かに閉めておいたというのに。
「……おはようAR-15。何か急用か?」
ツッコミ所はあれど、あえて指揮官はこれをスルー。
この
「今日は何の日か、分かる?」
「ん……? お前が要人の護衛で見事MVPを受賞した日か」
「……そんな事もあったわね。でもハズレ」
(そういう事は覚えているのね……)
「…………すまん。特に思い当たらないな」
「バレンタインデイ」
「……あー」
カレンダーも見て納得したご様子。
「相変わらず、こういうことには疎いのね。はい」
そう言って、AR‐15がシックで落ち着いた装飾の小箱を取り出した。
「どう、受け取って貰える?」
「――勿論さ。嬉しいよ」
「…! ありがとう指揮官。……早速、そこに座ってくれる?」
AR-15がソファーに指差す。唐突なお願いだった。
「? ああ」
何の疑問も抱かずに言われるがまま、指揮官はソファーに腰をかける。
すると、AR-15がふんわりと彼の膝に跨ってきて向き合う体勢に。彼女の程良い重量感と太ももの弾力性が実感できた。
誤解はまず免れないこの危ない体勢。AR-15は何を企んでいるのか。
「♡」
「っ…… お、おい何を……」
そして近い。なんなら彼女の髪のいい匂いだってする。
見れば、何やらAR-15は小箱から三角錐形のチョコを取り出していて、悪戯っぽい笑みを浮かべている。
「はい、あーん」
「え」
「食べさせてあげる」
「……後で食べるというのは」
「だーめ。忙しくて食べ忘れる……なんてオチは嫌よ?」
なかなかに鋭い所を突いてきた。確かにうっかり食べ忘れてしまうかもしれない。
「うーむ……」
「ほら、早く食べないと手に持った熱で溶けちゃう」
「ん…… ぁー……」
指揮官は観念し、チョコを食べることに。
嬉しさもさながら、とてつもない照れ臭さと恥ずかしさで思わず顔が熱くなる。
口に含んで舌の上で転がすだけで、みるみる角が取れて溶けていく口どけの良さ。ほろ苦くしつこくない甘さで舌触りもよいチョコレートだった。
「…旨い」
「ありがと。好きでしょ、こういうチョコ」
無言で頷く。もう一口食べたくなる納得の美味しさだった。
AR-15も嬉しそうに微笑んでいる。
AR-15が口元にチョコを運び、恥ずかしそうに口に含む。この胸焼けしそうなやり取りは幾度と繰り返されていった。
「はい、あーん……なんてね。一口味見させて?」
食べさせてくれるのかと思えば、自身の口にチョコを含む。
そのままAR-15は指揮官の両頬に手を添え、唇を重ねて口移しをしてきた。
にゅるり、と、AR-15の舌とチョコが入り込み、指揮官の舌にねっとりと、彼女の舌と熱で溶けだしたチョコの甘さが絡みついていく。
AR-15の舌が彼の口内で蠢き、まだ溶けて切っていないチョコの塊も、熱でみるみる溶けていった。
……途中からAR-15が、チョコそっちのけで彼の舌に絡ませにいっているのはきっと気のせい。
――ちゅぷっ♡
「っはあ…… このチョコ、こんなに甘かったかしら……♡」
味見だと言い、AR-15は執拗に舌を絡ませにくるが、既にチョコは溶け切って指揮官の口の中にチョコは無い。
彼女の言う“味見”は中々止まず、続いていく。
口を放しては熱の篭った潤んだ瞳で、さぞ愛おしそうに指揮官の顔を見つめ、息を整えてはまた口づけの繰り返し。チョコなんてもう関係無しだった。
キスとチョコレートの甘さで頭がふわふわし、徐々に正常な思考は失われていった。考えもぼんやりとしていて、うまくまとまらずにいる。
それは、指揮官だけでなくAR-15も同じで、徐々に理性が蕩けはじめていた。
両者の体温は上がり、くっつき合うお互いの胸は鼓動が高鳴って共振し、一際騒がしさを感じさせる。互いが互いの胸の鼓動を感じ合い、生の実感と、共に過ごす時間の喜びを一層増すものとしてくれる。
指揮官の股倉はいきり立ち、大きく隆起したズボンがぐにぐにとAR-15の股に当たってしまっていた。……彼も男なのだ。
「このまま……シちゃう?♥」
AR-15の、それはそれは甘い誘惑。
ぶっちゃけ彼女の方はすっかり乗り気で、下腹部に大きく張られたテントを慈しむ様に撫でている。
AR-15は本当にその気にさせるのが上手で……
――結果、執務に取り掛かる時間が少々遅れることとなった。
『――バレンタインのお返し、期待してるわよ』
■■■■
――そして、ホワイトデイ。
「……言うべきことは沢山あるのは間違いない」
「……」
「これだけは言わせてほしい。……申し訳ない」
「…………」
……凍てつくこの状況を説明しよう。
相も変わらず忙しかった指揮官は、AR-15へのホワイトデイのお返しをすっぽかしてしまったのだ。
このやり取りはまさに妻の機嫌を直そうと必死な夫のソレで、広い
「この埋め合わせはきっと……」
「…………」
「……ふぅ。こんなことだろうと思ったわ」
ケロッ、と普段通りの調子に戻るAR-15。
「……怒っていないのか?」
「こういうことでいちいち怒らないわよ。ちょっと意地悪が過ぎたわね……ごめんなさい」
心なしか部屋の空気も軽くなり、明るくなった様にも感じる。
「それに――」
「貴方が普段から忙しい事も。こういうイベントに疎いことも。私は知っています」
「……」
ぐさり、ぐさりと刺さる言葉の数々。
赦された喜びは勿論あれど、指揮官の内に湧き上がるは、自分自身に対する不甲斐なさだった。
「すまない……」
「はいはい。謝るのはそれでお終いね」
「…………すまんなあ」
「もう……そんなにしょげないで。本当に怒ってないんだから」
許されたが、この優しさが指揮官には逆に苦痛だった。……寧ろ怒ってくれた方が幾らかマシな具合だ。
何らかの形でしっかりと埋め合わせをしなければ。
「お返しのことは私のお願いを聞いてくれれば、それでいいわよ」
「分かった」
自分に出来ることならなんでもしよう――そう意気込み、指揮官は彼女のお願いを聞き入れる決意をする。メモだって用意した。
「はい。ではまず……」
「聞かせてくれ」
「私が間に入って来られるくらいに椅子を引いて――」
AR-15の言う
なんでも、ホワイトデイの
指揮官は気付かなかった。
ほんの一瞬だけ浮かべた、AR-15の淫靡な笑みに――――
■■■■
「んっ…… んむ……」
「っ……」
――ちゅっ♡ ちゅぷ♡ ちゅぽ♡ ちゅぽっ♡ ちゅぽっ♡
――揺れる薄桃色の髪、広がるオスの香り。
跪いたまま指揮官のバッキバキのおちんぽを頬張り、そのまま熱心に顔を前後して射精を促し、且つ腰を引いて逃げられない様に両腕を彼の腰に回してしっかりホールド。
それゆえ両手が塞がり、仕方なくノーハンドフェラ。
――ぢゅるる……ちゅぱっ♡
――くっぽ♡ くっぽ♡ くっぽ♡ くっぽ♡ くっぽ♡
「ッ…… っ……」
「~♥ ~♥ ~~♥♥♥」
――びゅくっ♡ どびゅどびゅどびゅっびゅっ♡ びゅくっ♡ びゅくっ♡
「んぅぶっ♥(いっぱい射精てる♥)」
ごくっ♡ ごくっ♡ ごくっ♡ ごくっ♡ ごくっ……♡
「――けぷっ」
加えて懇親的なイラマチオと……AR-15の舌技は技巧的で、もはや彼女のお口はもう一つの性器であった。
AR-15のしっとりした弾力性のある唇でつくられた肉の輪が男根を包み、ずるると咥え込まれていく。温かくぬるりとした口内で別の生き物の様に蠢く彼女の舌が、カリ首と裏筋を貪欲に舐めあげる。
指揮官のをしゃぶってすっかり興奮したAR-15は、自身の秘部を弄っていたり、ちゅうちゅうと乳をねだる赤子の様に、射精寸前の鈴口に吸いついたり……下半身が蕩けていってしまう様な錯覚と強い快感に見舞われた。
一度の吐精で、AR-15の狭い口の中をいともたやすく濃厚で熱い白濁で満たし、彼女は喉を鳴らして美味しそうに飲み込んでいく。
それも、一度だけでなく何度も、何度も……
「ん……
おまけに咥えながら喋るし、ほんとドスケベ。サキュバスか何か?
今のAR-15の瞳にはハートだって浮かんで見えた。吐精の勢いで口や鼻の穴から精液が逆流して漏れ出ても気にしない。
ちゅぷ……♡ くっぽ♡ くっぽ♡ くっぽ♡ くっぽ♡ くっぽ♡
――ぢゅるるっ♡ ちゅぽ♡
複数回の射精を経ても、なお衰えぬ指揮官の吐精量。
それはAR-15の喉を潤し、腹をも満たされていき、うっとりとしゃぶり続ける。
「指揮官……コッチにも……お願い♥♥♥」
口搾だけで済むことはなく、バッチリ指揮官と本番行為に及び、下のお口でも白いのを沢山
かくしてホワイトデイのお返しは大成功。
指揮官のミルクをいっぱい飲んで、AR-15はお腹と欲がしっかりと満たされた。
両者は無事に、ベッドに沈むことになりましたとさ。
バレンタインイチャラブックス回(迫真)