のろちゃんとゆーくんのその後の話です。
残念ながらエロ回ではないのです……ほんとだよ?
学校の施設というと色々あるが、病人や体調不良者がやってくる消毒液の香りのする場所といえば保健室である。清潔で静寂に満ちたその場所に、のろちゃんこと中島法子はいた。
カーテンで仕切られたベッドの上で布団をかぶって、頬を紅潮させ寝苦しそうにしているのを見れば、大多数の人はきっと風邪なのだろうと考えてそっとしておくだろう。
「はぁー……ふぅっ……んっ、くぅ……!」
「のーろちゃんっ?」
「きゃあっ!?」
その予想を裏切っていきなり勢いよく仕切りを開けてのろちゃんの眠るベッドに近づいてきたのは、のろちゃんの恋人のゆーくんだ。
突然の恋人の来訪に慌てて身を起こすのろちゃんを「楽にしてていいよ」と制してベッドのそばの椅子に座るゆーくん。
「ど、どうしたのゆーくん?」
「え、どうしたのって……のろちゃんが風邪気味で保健室に行ったってクラスの子に聞いたからお見舞いに来たんだよ。いけなかった?」
「ううん、そんなことないよ!そんなことないけど……けほっ!ほ、ほら。ゆーくんに風邪うつしちゃったら悪いから……」
一見するともっともな意見だが、よく見ると何か他のことが気になって焦っているようにも見える。
それに気づいたゆーくんは、わざとらしく咳をするのろちゃんを面白そうに見ながら「でものろちゃん。具合が悪いのにベッドの上で激しい運動しちゃだめだよ?」と白々しく言うと、のろちゃんの身体がビクッっと跳ねる。
「………えいっ!」
「あっ、だめえっ!見ないでっ!」
沈黙が落ちた室内に時計の音だけが響く中、突然ゆーくんがのろちゃんの身体を隠していた布団を剥ぎ取ると、のろちゃんは必死にその中身を手で隠そうとするがとても隠しきれるものではなかった。
なんと布団の下でのろちゃんはキュロットスカートと下着を下ろし、腰から下の裸身を晒していた。しかもそれだけでなく、少しでも隠そうとぴっちり閉じた太ももと手で隠しても分かるほどびっしょりと濡れて、汗と愛液の混ざった匂いをさせていれば彼女がナニをしていたかなど誰にでもわかることだろう。
「凄い風邪だね。こんなにビショビショになる風邪なんて初めてみたよ」
「~~~~~っ。あ、あのね!ほんとに風邪気味だったんだけどどうしても急にへんな気持ちになっちゃってゆーくんが来るちょっと前からほんのちょっとだけ触ってただけでゆーくんが考えてるようなへんな理由で保健室にいるわけじゃないんだよ!?」
顔を真っ赤にして一息にかわいらしい言い訳をまくしたてるのろちゃんだったが、その濡れっぷりはどう見ても少しの範囲を超えている。当然ゆーくんもそのことを解ったうえで、なおも追及する。
「わざわざタオルまで用意してその言い訳は無理があるんじゃないかな?」
「~~~~~~~~~~っ!もうっ!ゆーくんのいじわるっ!」
ゆーくんの指摘の通りのろちゃんのお尻の下には、ベッドを汚さないためにわざわざ持ってきたタオルが敷かれていた。そのことを指摘されて逃げ場がないことを悟った彼女は降参を示すようにゆーくんの胸をポカポカと叩いて抗議する。
「ゆーくんが悪いんだよ!わたし普通の小学生だったのに。ゆーくんがエッチなことばかり教えるからぁ、あっ♡こんなに、んぅっ♪エッチな子になっちゃったんだよぉ♡」
のろちゃんは混乱してか開き直ってか、見せつけるように足をM字に開いて指でおま○こをなぞり上げる。クチュクチュ♡とイヤらしい音を立てて指を愛液で濡らすと、その指先にちゅっとキスを落として誘うようにゆーくんに流し目を送る。
「ゆーくんがわたしをエッチな子にしたんだから……責任、取ってよね。それとも……エッチな女の子はきらい?」
「くすっ。そんなことないよ、大好きだよ」
「ひゃっ♪ん、ちゅっ♡んちゅ、ぷあっ……れろっ、あむぅ……ぷはっ♪」
何を見てそんな言い回しを覚えたのか知らないが、言葉に反して自らの自慰を見せつけるような行為に羞恥を感じて顔を火照らせ、浅く何度も息を吐いているのを見れば緊張して慣れないことしているのが丸わかりで淫靡さよりも背伸びしたかわいらしさが目立つ。
ゆーくんはそんな姿につい笑ってしまったが、かわいらしいことをしてくる恋人を抱き寄せてキスをすれば、のろちゃんも期待していたようですっかり慣れた様子で自ら舌を絡めてくる。
「ふあっ……ね、ゆーくん。わたしね、ずっとおま○こ?弄ってたけどうまくイけないの。だから、ね♡ゆーくんがわたしにエッチな授業……して♡」
「……まったく。僕の恋人ながら世界一エッチな小学生なんじゃないかな、のろちゃんは?」
「やだぁ……そんなこと――きゃっ♪」
その後のことを詳しく描写する必要はないだろう。
不思議なことに保健室の先生も用事があって外出しているようだし、クラスメイトや担任も病気で苦しんでいる子にお見舞いとはいえ負担をかけることを嫌って保健室にやってくることはない。
ゆーくんにベッドに押し倒されて嬌声をあげるのろちゃんはとても幸せそうだ。
「あんびりーばぼー!?」
しかし愛し合う二人は窓の外から誰かが覗いていたことには気づかなかったようだが……。
次の登場キャラのフラグを立てて、のろちゃん短編終了です。
のろちゃんが人気なのはわかりますがキャラを守ると受動的になるし、積極的に動かすとキャラが崩れる……。
そして受け身だとシチュが限られてマンネリになる……悩ましいことです。
後細かいことですが作中ではキュロットスカートを履いているのろちゃんですが、原作で主に履いてるのはたぶん短パンです。
ただ作者の独断と偏見により短パンはかわいくないのでキュロットスカートに変更しました。