世界の様々な脅威が去り、人や異種族がそれなりに平和に暮らし初めて数年たっていた。ここは王都を少し離れたエルフの森。
「最近はずっと天気がいいな~♪ 今日の夕飯の獲物は何にしようかな?」
金髪のきれいな髪を持ったエルフの少女、アリサはいつものように森番として生活していた。
「そういえば、いつもより森がざわついているような気がするけど・・・気のせいかな?」
人の目にはいつもの森と変わらないように感じるがエルフのアリサには何か感じるものがあるらしい。
「ねぇねぇ!そこのお姉さん、なにしてるの?」
突然後ろから声を掛けられ警戒しながら振り向くと、そこには私よりも幼い、6歳前後の首元から足先まですっぽり包まれるようなフード付きローブを着ている茶髪の少女がいた。
「ねぇ、なにしてるの?」
「私はここの森に住んでるエルフなの。あなたは?」
王都が近いとはいえ、ここはエルフの森だ。人が入ってくるような場所ではない。近辺で珍しい薬草があることもあり、魔法の研究所の人が迷い込んでくることもある。そこの学生にしては少し幼い気もするが迷子かもしれない。
「私?サキュバスだよ」
サキュバス・・・って魔物!? 森がざわついていたのはこの魔物が森に入り込んでいたから!
「そんなことどうでもいいじゃん。私と楽しく遊ぼうよ!」
そういうと周りの雰囲気が変わり、フィールドが展開された。
「強制フィールド展開!?」
この世界の勝負、shadoeverseはお互いの同意がなければフィールドが展開されず勝負が始まらない。逆に試合が始まってしまえば勝敗がつくまでこのフィールドが展開され続け出ることができない。
「始まったからにはやるしかない!この勝負に私が勝ったらこの森から出ていってもらうからね!」
今までだって山賊や売人がエルフを狙ってきたことがある。それと同じと考えればいいんだ。
「いいよ~、私は買っても何もいらないや。遊んでもらえれば十分だし。あ、先攻はあなたからでいいよ」
-アリサvsサキュバス―
「私のターン、ウォーターフェアリーを召喚してターンエンド」
私のデッキはフェアリーを使って速攻で攻めていくタイプ。相手のやりたいことをさせずに自分のやりたいことをしていけば問題ないはず。
「見た目通りエルフのデッキなんだね。じゃあ私のターンロリサキュバスを召喚、ターンエンド」
ロリサキュバス 1コスト 1/1(3/3) 淫魔カード 快楽 ラストワード 相手のリーダーに快楽カウンターを2つ乗せる。
ロリサキュバス?見たことのないカードだ・・快楽?快楽カウンター?なにそれ?聞いたことのない効果・・・だけど!
「とりあえずは処理すれば問題ない!フェアリーウィスパラーを召喚、そしてウォーターフェアリーでロリサキュバスに攻撃」
これでロリサキュバスは破壊したけど・・って相手のフォロワーが私に向かってきてる!?なんで!?
「じゃあお姉さん1分間気持ちよくなってね♪」
どういうこと?
「んぁ・・」
破壊したフォロワーが私の胸を揉んできてるっ。変な声・・出ちゃう。
「快楽カウンター1つにつき30秒間快楽を与えられるからね。お姉さん気持ちいい?」
気持ちいい、けど相手に弱みは見せられない・・・耐えなきゃ。
「ん・・くっ・・・んん! ターン、エンド」
「ん~、あんまり気持ちよくなかったかな? これでもっと気持ちよっくなってよ、媚薬スライム召喚!そして狂艶の宴を配置してターンエンド」
媚薬スライム 1コスト 1/1(1/1) ラストワード 相手のリーダーは「自分のリーダーと自分のフォロワーは快楽を1多く受ける」を持つ。 進化時 相手のリーダーは「自分のリーダーと自分のフォロワーは快楽を1多く受ける」を持つ。
狂艶の宴 1コスト アミュレット 直接召喚 ターン終了時、2PP以上あり狂艶の宴が場にない時、デッキから1枚場に出す。
このアミュレットは相手の効果を受けない。 お互い、ターン開始時にリーダーを2回復。 お互いのフォロワーは受けるダメージが1多くなる。
また厄介そうなフォロワーにアミュレットを展開された・・・。あのフォロワーは破壊すると面倒だから放置して、
「私はブルームスピリットを召喚して炎精の森を配置、そしてフェアリーウィスパラーであなたに攻撃!」
「意味なくない?私のターン、狂艶の宴で全回復」
そうか、毎ターン2以上ダメージを与えないと回復される・・
「まずは媚薬スライムでフェアリーウィスパラーを破壊してあなたの受ける快楽を増やして、ロリサキュバスを召喚。そしてスライム召喚でロリサキュバスを破壊!」
スライム召喚 2コスト スペル 自分のフォロワーを1体破壊し、媚薬スライムを1体場に出す。 そのフォロワーが淫魔フォロワーの時、出した媚薬スライムを進化させる。
「媚薬スライムの進化効果でさらに受ける快楽1多くして、さらにロリサキュバスのラストワードで4快楽よ」
また来た!それにさっきの倍の時間になるの?
「あんっ、胸じゃなくて・・・アソコにっ」
さっきのスライムの効果のせいか指でなぞられるだけでもすごく感じる。ダメ・・気持ちよすぎるぅ!
「あ・・ん・・んぁ! 舐めちゃ、ダメェ...」
「お姉ちゃん気持ちよさそうだね♪ターンエンド」
これ以上は快楽を受けられない、早く決着をつけなきゃ!
「まずはフェアリーサークルを使って、私の切り札!フェアリーブレイダー・アマツを召喚!!」
私の手札のフェアリーは6枚。これで手札のフェアリーは疾走を持ったし次のターンで一気に攻める。
「あれ?まずくない?次のターン結構削られちゃう?」
「まぁ今考えても仕方ないか、媚薬スライムでアマツに攻撃してロリ巨乳サキュバスを召喚」
ロリ巨乳サキュバス 3コスト 1/2(2/3) 淫魔カード 快楽 自分のターン終了時に相手のフォロワー全てに1ダメージ。 進化時 次の自分のターン開始時まで潜伏を持つ。
うーん・・めんどくさそうなフォロワーが出てきたな... 結局あの快楽って効果はなんなんだろう?
「そして、ロリ巨乳サキュバスを進化してターンエンド」
これで私のフォロワーに全体に2ダメージ・・・受けてない!? 快楽カウンターが乗ってる!?
(快楽 このフォロワーは自分のターン、フォロワーにダメージを与える時、代わりに快楽カウンターをダメージの数、乗せる。 快楽カウンターのあるフォロワーは快楽状態となり、リーダーに与えるダメージが0になり、ラストワード以外の効果が発揮されない。 快楽カウンターは自分のターン開始時に取り除かれる)
しまった、これじゃ盤面が圧迫されていくばかりだ。それでも攻め切るしかない!
「私はフェアリーを2枚召喚。神鉄圧錬法を2枚プレイしてもう1枚フェアリーを召喚!」
「ちょ、殺意高すぎない?!」
「2/2のフェアリーを進化してリーダーに攻撃!」
これで2.4.4の10ダメージ。手札には4/4の疾走フェアリーもあるし、何とかなる・・かな?
サキュバスの体力20→10 狂艶の宴10→12
「え~...1ターンに10ダメージは強すぎない? 環境に入るだけはあるよね~」
「それでも私は負けないよ。心地よい快楽をエンハンスでプレイ」
心地よい快楽 3コスト スペル 相手のフォロワー1体に快楽カウンターを2つ乗せる。 エンハンス5 更に相手のフォロワー1体と相手のリーダーに快楽カウンターを2つ乗せる。
「4/4のフェアリー2体を選択。媚薬の効果5つずつ乗せて・・・あなたの分は私がシてあげるね♪」
あっ、サキュバスが私のところにきて
「さっきここ触られてたよね?私もペロペロしてあげる。ん・・れろ・・れろ・・・っちゅ♡」
こんなことされたこない...あぁ、気持ちいい・・・直に舐められると全然違うぅ
「ん、お姉さん気持ちいね♪でも、もう終わっちゃうからさ・い・ご・に・・・」
カリッ
「んあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
なにこれ...体に電気みたいなのが全身に走って...頭が...真っ白に…
「んふふ、クリ噛まれてイっちゃったね。ターン終了時にロリ巨乳サキュバスの効果を発揮して、お姉さんのターンだよ」
はぁ...はぁ...私、イっちゃったの? 足腰に力が入らない... でも勝負を続けなきゃ! 私は森番なんだから、この森を守らなきゃ!!
「わ、私のターン。2/2のフェアリーでロリ巨乳サキュバスへ攻撃、自然の導きでアマツを手札に戻す」
この手札じゃこのターンには決めきれない・・けど!
「フェアリーを2枚召喚、1枚進化してリーダーに攻撃!」
4.6の10ダメージ。回復されてなかったらこれで終わってたのに。でもこの1ターンで20ダメージは出せないはずだから次で決めきる!
サキュバスの体力12→2 狂艶の宴2→4
「あっぶな~。もうちょっとで負けるとこだったじゃん。で、『1ターンで20ダメージはでない』って思ってない?」
え、そんなカードがあるの?6PPだとデスタイラントでも15ぐらいなのに?
「それじゃ私の切り札!快楽を貪る者・麻耶を召喚!」
快楽を貪る者・麻耶 6コスト 0/6(0/8) 快楽状態のフォロワーが3体以上の時、疾走を持つ。 このフォロワーの攻撃力はお互いのフォロワーとお互いのリーダーの快楽カウンターの数と同じになる。
快楽状態…ブルームスピリット、フェアリー2体
快楽カウンター
ブルームスピリット…8つ
フェアリー2体…9つ
アリサ…7つ
「攻撃力33の疾走!?そんな・・・」
「楽しかったよ、お姉さん。また来るから一緒に遊んでね♪ 麻耶でリーダーに攻撃~!」
アリサの体力20→0
-アリサLOSE-
勝敗が展開されたフィールドが解除され元の場所に戻ってきた。
「くっ、勝てなかった・・私、森番なのに・・」
どうしよう、このままじゃエルフの森にサキュバスが入って行っちゃう。私が...私が守らなきゃいけないのに、守れなかった。あれ?涙が・・
「あ~楽しかった!最近仲間内でしかやってなかったからなー。さて、そろそろか~えろ」
・・・えっ?
「あなた森に侵入しに来たとか、エルフに攻撃しに来たとかじゃないの?」
「え?」
・・・・・
「最初に私言ったじゃん。楽しく遊ぼうって。別にエルフに攻撃とかする気なんて全くないよ?」
もしかして・・・私が勘違いしただけ?なんだかそう考えると羞恥と勝負の内容を思い出して顔が熱くなってきちゃった///
「お姉さん、名前はなんていうの?」
魔物に名前を教えると呪術的なのものに使われるから教えちゃだめだって言われたけど...この子なら大丈夫だよね
「アリサだよ。あなたの名前は?」
「ロナだよ。じゃあまた来るからね、アリサお姉ちゃん」
そういうと手を振りながらサキュバス、ロナちゃんが去っていった。それと同時に森のざわつきがおさまった、気がする。
「帰ったら森のみんなに報告と、負けないように鍛錬しなきゃ」
もちろん、勝負の中であったことはふせてだけど///
その日の夜、アリサは勝負の内容を思いだいながら致したような。