「それでは、脱がしますよ?」
しのぶは起立した炭治郎の帯を解く。緩んだ寝間着に手を掛け、開けさせた途端――
((っ……!))
むわっと強烈な性匂が室内に溢れる。アオイとカナヲが開ける寝間着の中から見たのは、鍛えられた肉体と、少年が持つには不相応な大きさの逸物だった。ガチガチに勃起し、肉竿中にぼっこりと血管を浮き立たせ、鈴口からは透明な汁を漏らす巨大な男根に二人の目が釘付けになった。
カナヲは見るのも初めてだが、アオイは怪我をした隊士の世話上見たことがある。それでも彼の大きさにはとてもではないが及ばない。二人はこの時、理解した。竈門炭治郎は男ではない――
「相変わらず凶悪です……ねっ!」
ぎゅぅぅっ!
露わになった男根をしのぶは非力な自身が出せる限界の力で掴む。鋼のような硬さを誇るソレ、しかしそんなに強く握られて、炭治郎は堪ったものではない。
「い、痛っ! し、しのぶさんっ! 強く握り過ぎですっ!」
「アオイ、カナヲ、男の人のここはこう見えて繊細です。こうやって強く握ったり――」
しのぶは肉棒からパっと手を離すと、今度は指で亀頭を押して、先端が下を向くようにぐぐっ……と撓らせると指を離してビィィンと跳ねさせた。
「こうやったり――」
今度は口を開けて、男根を咥え込むと、肉竿に歯を立ててグっと力を入れた。がぶりっと。
「痛っ! し、しのぶさんっ、歯を立てないでくださいっ!」
「こう強く噛んだりしてはいけませんよ?」
「やめてください、しのぶさんっ。結構痛いんですそれっ! 遊ばないでくださいよっ」
しばし逸物と戯れていたしのぶを注意する炭治郎。
「あれぇ~? さっきまで私の身体で遊んでいたのは誰でしょうか?」
顔を上げた彼女は頬を上気させながらも、明らかに青筋が立っている。それは妹分二人に、自身のあんな痴態を見せつけるように身体を弄られてはしのぶと言えど怒っても仕方ない。……二人っきりだったら話は別だっただろうけども。
「そ、それはしのぶさんの反応が見たくて……」
「あ、奇遇ですね。私も炭治郎くんの反応が見たくてこうしてるんです。やっぱり私達、想いが通じ合ってるんですね」
(((すっごい怒ってるっ……!)))
ああ言えばこう言う。言っていることはどこか微笑ましいが、状況からしてそうは到底思えない。
「ごめんなさいっ! お、俺は、自分がしのぶさんを気持ちよく出来ているって嬉しくて……!」
「……」
照れたように視線を逸らす炭治郎。彼の気持ちはしのぶも良く理解できた。自分の身体で気持ちよくなってくれている彼を見ると、思わず嬉しくなってしまうものだ。その気持ちが女として、とても嬉しい。
「……そうでしたか。その気持ちに免じて、今回は許します。今回は、ですからね」
「ほんとっ、すみませんでしたっ!」
彼女から怒りの匂いが消える。どうやら機嫌は直ったようだ。ひと安心し、炭治郎はホッと息をつく。
「……それではアオイとカナヲに口を使った情交を教えますね?」
「「は、はいっ」」
下腹部が熱くなっているのを自覚しながら、二人はしのぶが握っている肉棒に改めて視線を向けた。しのぶはそれを確認すると、自身も男根に向き直る。いつ見てもうっとりしてしまう生殖器。いつも自身をあんなに熱く、濃密に愛してくれる彼。これからも自身を愛してくれると思うと、身体が火照って仕方ない。
「話すよりも見て理解したほうが早いかもしれないですね。2人とも、その目で見て覚えなさい。では――んっ」
しのぶは舌を出し、巨大な肉竿に這わせた。れろ、べろと唾液をふんだんに塗したベロが醜悪な生殖器を舐め回していく。ザラついた舌の表面をねっとりと絡み付かせ、竿を持ち上げるように裏筋を刺激する。その淫猥な舌使いで、瞬く間に炭治郎の逸物は唾液塗れの有様になった。
(なんて、いやらしいの……)
(しのぶ姉さん……)
敬愛するしのぶの奉仕姿に、アオイとカナヲの二人は知らず知らずのうちに両太腿をもじもじと擦り合わせていた。子宮が眼前の雄を要求し、身体を燃え上がらせる。男根とベロの動きから目が離せない。舐めかしい舌の動き、唾液の流れ方、肉竿の反応、挙動の一つ一つを脳に刻み込んでいく。
吐く息の熱が高まり、荒くなる。寝間着の中の乳首が痛みを訴えるほどに屹立していた。
「んちゅっ、れろ~っ、べろっ、ちゅっ、んぢゅぢゅぅぅ……、ちゅぱっ、れろっ、れろれろぉ……」
(こっちも……)
空いた手で炭治郎の巨根に相応しい巨大な陰嚢を優しく、包み込むようにもみほぐす。この中に大事な大事な子種が詰まっているのだ。沢山、一滴でも多くの精を出して欲しい――その思いを胸に、丹念にマッサージしていく。
自分の技術で一杯、それこそ空になるまで出してくれると女として冥利に尽きる。それほどまでに彼を興奮させられていると、自身が誇らしくさえ思えた。
「ぢゅぢゅぢゅぅぅ……ちゅぅ、れろ、れろぉ、ちゅぱっ、ちゅちゅぅ、んべぅろぉ~……」
「しのぶさんっ、気持ちいい、ですっ……! で、でも今日は結構大人しいですね? いつもはがっついてくるのに……」
(いつも……?)
(がっつく……? ……え……?)
普段の情事とは違う責め方に、純粋な疑問を投げかける炭治郎。その言葉にアオイたちは知らされた――今、目の前で繰り広げられている口淫は普段に比べ、大分大人しいことに。いつもは空腹の肉食獣が餌にありついた時のようなやり方をしているんだと。
(アオイとカナヲが見てるからに決まってるじゃないっ! くっ……炭治郎君はいつもこういうときだけ……)
「し、しのぶさん? なんか目付きが怖いですっ!」
炭治郎の言葉にムッとして、しのぶは抗議するように彼を見上げる。本心から言えば、今すぐにでもこのご馳走にありつきたいが、自身の行為を妹分二人が見ているのだ。流石のしのぶと言えど、普段の口淫を二人に見られる勇気はない。
本来のしのぶの口淫は手を使わない、口のみの激しい口淫。顎が外れるくらいの大きさのソレを根元まで咥えて行う。並の女では到底無理な大きさにも関わらず、しのぶはすべて口に収められるのだ。髪が振り乱れることさえも構わず、卑猥な音を出して一心不乱でしゃぶり回すしのぶの姿は、炭治郎の情欲を強烈に煽る。視覚的にも聴覚的にも非常に興奮するその口淫は炭治郎も大層好んでおり、以前口淫で連続十回抜いてもらったことさえあった。
しのぶとしては大量に飲まされた精液で胃が重くなり、ロクに食事が入らず。それに加え、連続でやらさられて顎が非常に疲れたので、後日『おくちだいすきたんじろうくん』と嫌味のように散々悪態を付いたが。
「じゅっ、ちゅっ、ちゅるるっ、れろっ、んふぅ……、ちゅぱっ、じゅるぅぅっ……れろ、ぺろべろぉ」
陰嚢も含め、根元から先端まで全体を舐め回す。カリ首と皮の間にも舌をねじ込み、その隙間さえ舐め回す。以前任務で数日入浴もできなかった時は、ここに恥垢が溜まっていたものだ。それを初めて舐め取ったときは思わず顔を顰めたが、今ではあのエグイ味が少しばかりクセになっていた。今回は事前に入浴を済ませ、綺麗になっているからソレはないものの、それでも舐めるのを怠ることはない。
勿論先端の――幹より一回り大きい――亀頭にも舌を這わせる。ここにもベロリと全体に唾液を塗していく。鈴口に舌先を突っ込み、穿るようにして先走りも舌に乗せて舐めとる。
「ぅっ……ぁっ……しのぶ、さんっ……! お、俺っ、もうっ……!」
普段とは違う、ねっとりとした口淫に射精感が込み上げてくる。いつものもいいけど、これも中々クるものがある。男根がピクピクと反応しだしたのを確認し、しのぶは彼の射精が近いことを悟った。徐々に震えが激しくなる肉竿。鈴口から彼の精が飛び出す瞬間、しのぶは逸物をぱくりと咥え込んだ。
ぶびゅるるるぅぅっっ!!! どびゅびゅっ! びゅくっ! びゅくっ! どびゅっ! ぴゅぴゅぅぅっ!
「むぐっ……!」
始まった吐精に顔を顰めながらも、しのぶは口内で受け止める。頤を脈動させ、精液を嚥下していく。が、それが中々至難の業。炭治郎の精液はとんでもなく濃い上に量も異常なのだ。これ以上はないというほどに黄ばみ切っているのに加え、これ以上濃くならない、噛み切れるくらいの極濃黄濁大量射精。常に喉を動かして飲んでいかないと、あっという間に噴き出してしまう。
「ごくっ……! こくっ、ごくっ、んぐっ、ごくっ、ごくごくっ、ごくぅっ……!」
「あぁっ……! 飲んでっ、しのぶさんっ……! 俺のっ、全部っ……!」
大きく鳴る喉音と脈動する喉に、『しのぶが精液を飲んでいる』ということを聴覚と視覚の二か所で付きつけられる。アオイとカナヲは秘所を愛液でびちゃびちゃにしていた。彼女達が座っている場所は、もう愛液溜りが出来ているほどだ。さらに射精でドクンッ、ドクンッと大きく脈打つ肉棒の鼓動が室内の大気さえも震わせ、二人に感じ取らせる。
やがてしのぶの飲む速度を上回る射精に、少しずつ彼女の頬が膨らんでいく。それが限界まで膨らんだところで、ようやく炭治郎の射精は止まった。焦って飲む必要がなくなり、しのぶはゆったりと緩やかに口内の黄濁を飲んでいく。ごくり……、ごくり……、頬が萎んでいき、何度か飲み干す音が聞こえたところで、しのぶの頬はいつもの状態に戻った。
「ふぅ、ふぅ、ふぅぅ……。んれろぉ……」
射精が収まった肉棒を解放すると、再び舌を這わせた。肉竿にこびり残った精液を舐め取り、掃除するように綺麗にしていく。舌が這うところを炭治郎に見せつけるように、丹念に、ねっとりと、濃密な舌使いで残り粕を舐めとる。
「くっ……あぁっ……しのぶさっ、気持ちいぃですっ……」
「んふっ。ん~んっ、れろ、ちゅぱっ、ちゅぴっ、ちゅるるっ……ぷぁっ……」
掃除をし終え、逸物から舌を離す。唾液塗れとなった、未だに勃起し続ける男根が、月明りに照らされて、テカテカと卑猥な光沢を帯びていた。
「これが、口淫……ですよ? わかりましたか?」
「はぁっ、はいっ……はぁっ、はぁっ……」
「ふぅ、ふぅ、は、はいっ、師範っ……ふぅ、ふぅ……」
頷くアオイとカナヲの思考能力は、淫蕩は光景に当てられ、徐々に低下してきていた。陰部と片乳房に添えられた手が今にも、自慰をするべく動き出しそうだ。
「最初から炭治郎くんの出したモノを飲むのは難しいのであまりお勧めしませんよ。少々慣れが必要ですからね、これは」
((そ、それって……))
しのぶは自分で言ったことの意味を理解していないだろう。何気なくいったつもりだろうが、それは『慣れるまで幾度も飲んだ』ということに他ならない。あれを飲み切るには、それなりの経験と技術が必要となる。それが可能ということは、それほど多く、炭治郎と身体を重ねているということだ。
「しのぶさんっ、すごく、よかったです……」
「ふふ……、当たり前です。だって、炭治郎くんの女なんですから」
誇らしげにほほ笑むしのぶに、愛おしさが込み上げる。これほど手厚く奉仕してくれたのだ、だったらこちらもその分彼女に返してやらなくては。炭治郎はしのぶに起立を促すと、立ち上がったしのぶの後頭部と腰に手を回し唇を奪った。
「んっ……ちゅっ、ぢゅるっ、ぢゅっ、ぶぢゅっ、ぢゅぢゅっ……ぢゅぅうぅぅっ……!」
(……! あれが、口づけ、なの……? 私が知ってるのとは、全然……)
(凄いっ……!)
しのぶも炭治郎の首に腕を回し、濃密な口づけを交わす。それはアオイたちが知っている口づけとは全く別物だった。大人しく、唇をくっ付け合うものと思っていたが、眼前で繰り広げられているのは唾液たっぷりの舌を激しく絡ませ、貪り合うかのような口づけ。
その舌と舌の姦淫を見せつけられ、アオイとカナヲの手がやわやわと動き出す。乳房を揉みしだき、寝間着の隙間から手を入れて陰部を弄り始める。彼らの情交を見せられ、興奮が抑えられなくなったのだ。
「んぢゅっ、ぢゅちゅっ、んべぅろぉ、んぢゅるるぃ、じゅるっ、ぢゅぷぷ……っ、ぢゅぅべろぉ」
(……!? しのぶ様、こっちを……!?)
(あ……)
濃厚な接吻をしているしのぶが目を細めて、口づけをしたままアオイたちに視線を向けていたのだ。そこで二人は気が付いた。しのぶは二人に見せつけていたのだ、炭治郎と情交に耽る自分の姿を。頬を上気させて、蕩けたその顔からは、確かな女の幸せを噛みしめているのが見て取れた。
――これが愛する殿方に抱かれるということよ? 理解した?
――羨ましいでしょ? 仕方ないわよね、炭治郎くんほどのいい男なんて他にいないんだから。
そんな台詞を言っているように、彼女の目が訴えている。そして彼女が醸し出す、自分達では醸し出せそうにないほどの色気に圧倒されていた。
その色気を醸し出す当のしのぶは強い優越感に浸っていた。これほどいい男に、竈門炭治郎に抱かれる女であると。この男の一番は自分なのだと。彼に孕ませるに値する、番になるに値する女だと認められた、求められていることに、至極の幸福を噛みしめていた。
やがて飲み切れなかった唾液が、しのぶの顎、喉を伝って胸元へと垂れ落ちていく。それすらも構わず、炭治郎としのぶは互いの唇を貪る。炭治郎もしのぶも口づけが大のお気に入りだった。口づけは女が愛する殿方に許す神聖な好意。それをするということは、自身が相手に愛され、相手を愛しているということを強く自覚させられるからだ。そのハマリっぷりは相当で、酷い時は一日中口づけをしていたことさえあったほどである。
「炭治郎くん、そろそろ……」
未練がましさを残しつつ唇を離したしのぶが、炭治郎に懇願する。太腿を擦り合わせ、交尾を強請る浅ましい雌としての彼女の姿に、炭治郎は背筋がゾクゾクと震えるのを感じた。自分欲しさにここまで変わってしまった彼女に、生殖欲求が強く刺激される。
まだ情交は終わらない。なにせ、まだ挿入に至っていないのだから。
「ええ。しのぶさんと俺が愛し合う姿、アオイさんとカナヲに見せつけましょう」
「はぁっ、しのぶ様、炭治郎さんっ……、ふぅ、あぅ……」
「ぁんっ、んんっ、ふぅ、んんぅ……はぁぁっ……」
隠しきれない興奮を顔に出しつつ、炭治郎は自慰行為をし続けるアオイたちを一瞥すると今一度しのぶを強く抱きしめる。これから、本当の情交が始まろうとしていた――
「ここで大正コソコソ噂話――」
「炭治郎としのぶが初めて情交するときは、口づけに没頭するあまり、それだけで夜が明けちゃったんですって」
「ちゃんと挿入までいったのは二回目なんです。なんか拗らせた童貞と処女みたいですね」