※この作品はR-18です。

鬼滅の刃 小話〔完結〕   作:のねむ

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「夜襲 ~恋愛・淫~」とほぼ同じ展開です。

しのぶさんに作中の一セリフを言わせたい為に書きました。
似た内容なのはご了承ください。


奇襲 ~恋愛・淫~

(しのぶさん、一人で来てってなんの用だろう……?)

 

――その夜、炭治郎は一人診察室へと向かっていた。

 

 ちょうど鬼を討伐し、蝶屋敷に戻って来た彼は出迎えたしのぶに『夜、一人で診察室に来るように』と言われたのだ。理由も訳も聞けぬまま時間は過ぎ、呼び出しを受けた時間がやってきてしまった。

 

 善逸も伊之助も他の皆も寝入っている頃、皆を起こさぬように静にその部屋を訪れると、こんこんっとノックする。

 

「しのぶさん、俺です。入りますよ」

「どうぞ、お待ちしてました」

 

 扉の向こうから声がして中に入ると、()()()()()()()()()()()

 

(あれ? 誰もいな――)

 

 そう思った次の瞬間――ちくりと首筋に痛みが走った。びくっと肩を跳ねさせてそちらを振り向くと、呼び出した本人の姿が。

 

「こんばんは、炭治郎くん」

「えっ、は、はい、こんばんは……」

 

 いつもの笑みのしのぶに、炭治郎は驚きつつ挨拶を返す。……いや、待て。今の痛みは何だ? そして何故彼女は注射器を持っているのか? 痛みを感じた首筋を抑えながら、その意図を問いただそうとした。しかし、

 

「っ!?」

 

 ぐらっと眩暈がしたかのように身体がふら付いた。視界が揺れ、四肢に力が思う様に入らない。一体何が?

 

「大丈夫ですよ、炭治郎くん。ちょっとしたお薬を注射しました。身体に害はありません」

「ぇ――?」

 

 先ほど首筋に感じた痛み。しのぶが持っている注射器。そしてこの状況――炭治郎はしのぶに注射を打たれたのだと理解した。だが理解したのはそれだけだ。なんの理由で、なんの意図があってなのか。それが一切見当もつかない。

 

「し、のぶさん……何を……? っ!?」

 

 彼女に訳を問おうとしたその時には、炭治郎の身体はベッドに押し倒されていた。ふかふかのベッドがなんとも柔らかい。診察室に置いてある薬品の匂いに混じって、ベッドから陽の匂いが微かに漂ってくる。今日外で干していたのだろうか――っていや! そうじゃないっ!

 

「炭治郎くん……今から君を()()します」

「へ……? ご、ごう……?」

 

 その言葉に炭治郎の目がパチクリと瞬きをした。え? なんで? どうして? 目に見えて動揺している彼にしのぶは優しく語り出す。

 

「実はですね……私、炭治郎くんのコトが好きになってしまいました」

「え……? いや、その、ありがとう、ございま、す?」

 

 なんか反射的にお礼を言ってしまった。いや、確かに好かれるのは嬉しい。何より美人な彼女から好意を寄せられているとは思いもしなかったのと、それがこの状況にどう関係しているのか、それがいまいちつかめていない。

 

「なので、君を犯すことにしました」

「脈絡がないっ……!」

 

 突拍子のないことの連続に、激しく動揺する炭治郎。そんな彼にしのぶが覆いかぶさった。彼女が密着したことで、藤の花の匂いがより強くなる。

 

「自分でもわかっています。時間が限られているので、さっさと始めますよ?」

「ちょっ、ちょっとしのぶさん、ま、待ってくださ――」

「もし、嫌なら本気で抵抗してください。薬物を注射したといってもそれくらいの力は出せるはずです」

 

 控えめに言っても彼女とそういう関係になれるのは光栄だ。彼女の言う通り身体に力が入らないといっても全然、というわけではない。その気になれば動くことは可能だ。

 

 炭治郎も年頃の男の子、女の子とそういう関係になりたいと思わなかったと言えば嘘になる。そしてなんとそのお相手はあの胡蝶しのぶ。内心憧れもあり、彼女に年上の女性としての魅力を感じていたのもまた事実。故に――

 

「抵抗……しないのなら、合意と解釈します。よって、この行為はこの瞬間、強姦ではなく和姦になります」

 

 頬を仄かに紅潮させたしのぶの顔が迫ってくる。それを拒むことをせず、炭治郎はそのまま彼女に唇を奪われた――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んちゅっ、ちゅぴっ……んふ……」

 

 小さな水音が静かな部屋に響く。炭治郎の身体に被さったしのぶが、角度を変え、何度も口づけをしてくる。跳ねのけようと思えばできただろう、逃げようと思えばできただろう。しかしそれが出来なかったのは、する気が起きなかったのは、偏にしのぶへの恋慕の想いが心底にあったからに他ならない。

 

 彼女のような美人に迫られるというのは恥ずかしいと思う反面、嬉しいという感情もあった。無意識であるものの、年上に強い女性的魅力を感じる彼にとって、一番身近な彼女がもっともソレを強く感じる女性だったのだ。故に抵抗の意志は早くも削がれ、完全にされるがままとなっていた。

 

「んふ……こっちも……」

「っ……ぁ……」

 

 隊服と中の服を開けられ、露わになった乳首をちゅぅと吸い付かれる。未知の感覚に驚きながらも、微弱な快楽が流れ込んでいき、興奮と動揺が入り混じっていく。炭治郎が悶えている最中、しのぶは器用に衣服を脱いでいく。するり、するり……と布擦れの音をさせながら、異性に一度も見せたことのない裸体をこの時初めて、炭治郎という異性に見せる。

 

 快感に身もだえる炭治郎は視界の下に映るしのぶの裸体に、一瞬目を背けようとするも、視線がそこに固定されてしまい、視線が集中してしまう。自分とほぼほぼ同年代の、年上の女性の裸に、海綿体に血が巡っていくのがはっきりと分かった。

 

「ぁ……、ふふ、こっちっ。大きくなってますよ? どうしたんですか、炭治郎くん」

「っ……ぁ……、そ、れは……」

 

 恥ずかしさで顔を反らす。その可愛らしい反応に、しのぶはふふっと笑う。自分の行為で興奮してくれていることが単純に嬉しいのだ。逸物を撫でまわすと、ガチガチに硬さを帯びているのがわかる。自分で興奮してくれているんだ……。そう思うと嬉しくて堪らない。

 

(うっ……ぁ……しのぶさんの裸っ……)

 

 視線を下にずらせば、しのぶの姿が目に入ってくる。一糸まとわぬ彼女の裸体が見えてしまい、目が釘付けになってしまう。禰豆子よりも白く、透き通った肌。それが興奮で微かに赤みを帯びている肌に、性的興奮を覚えてしまう。

 

 半勃ち状態の肉棒がビキビキと硬くなってしのぶの手の感覚を布地越しに感じてしまって、恥ずかしさと興奮が同期する。

 

「んふぅ……はぁ……炭治郎くん……ここ、熱くなってる……」

 

 カチャカチャとベルトを緩め、下の衣類を脱がしていく。しのぶと同じく裸となった炭治郎。身体の熱が高まっていくのが、自分自身でもわかった。身体が彼を求めてしまっている。もはやこの衝動は止めようがない。今はただ、この衝動に身を任せたかった。

 

「し、のぶっ……さんっ……」

 

 炭治郎の口から漏れたその声は驚き、……そして喜び、期待の色が含まれていた。当たり前だろう、好意を抱く女性に迫られているのだから。彼とて男だ、興奮しないはずがない。

 

「あはっ……硬いっ……んふふ……」

 

 ガチガチにそそり立ち、鈴口から先走りを溢れさせる肉棒を扱きあげつつ、その熱さを堪能する。醜悪な生殖器だというのに、なぜか魅入ってしまう。自身を孕ませる、悦ばせる器だからだろうか。掌の中でビクビクと跳ねまわる肉のヤリ。なんともイヤらしい匂いを漂わせるものだ。

 

「だっ、しのぶさんっ……だめっ、ですっ……それ以上はっ……!」

「あら、炭治郎くん? 何が、だめなんですか?」

 

 くすくすと笑いながら、しのぶは亀頭を掌で覆うようにして弄り回す。溢れ出た先走り汁が潤滑油の代わりを果たし、グチュクチュと卑猥な音を奏でる。掌で円を描くように刺激してやれば、肉棒の跳ねまわりが大きくなっていく。恐らくまもなくだろう。

 

「炭治郎くん、出したい……そうですよね? 私の手、気持ちいいんですよね?」

「っ……ぅっ……ぁあっ……だっ、だめっ……出っ――」

 

 

びゅぶぶぶっ! びゅるるるぅううっっ! どびゅびゅぅっ!

 

 

「っ……! ぁっ……!」

 

 手の中で弾け、跳ねまわる逸物。熱い飛沫が掌に降りかかっていく。熱い粘着液に胸が熱くなっていく気がした。だってこれは自分で興奮してくれたという証、証明なのだから。指に絡みつく粘液に熱い視線が注がれる。これが自分の膣内に入れば――

 

ごくっ

 

 しのぶの喉が音を鳴らす。荒い呼吸を漏らす炭治郎を横目に、次の段階へ移る準備に取り掛かる。勿体ないが、炭治郎の精液を布で拭きとり、彼に跨った。男根に手を添え、天を向かせる……そしてその延長上には自身の秘部。射精直後で荒い息を吐く炭治郎は、彼女が次に何をしようとしているのかを察した。

 

「っ……!? ま、待ってくださいっ、しのぶさんっ! さ、流石にそれはっ……」

「待ちませんよ? だって炭治郎くんは同意したんですから、それに……今更退くことなんて……できません」

 

 くちゅりと濡れそぼった膣穴に亀頭が触れ、水音を響かせた。熱い膣唇の感触が亀頭から伝わってくる。自身の逸物をむしゃぶりつくさんと入り口が吸い付き、ピクピクと逸物が反応を示す。まるで吸盤のようだ。

 

「では……いただきます……」

 

 ぐちゅりという大きな水音を立てて、しのぶの腰が下りていく。途中、ぶちっという何かを破る感覚とともに瑞々しい媚肉に逸物が包まれて生じるのは、今までに感じたことのない圧倒的な快楽。膣壁とヒダに強烈に圧迫され、炭治郎は背を弓なりに反らせる。そしてそのまま……炭治郎の男根が完全にしのぶの膣に埋没した。

 

「うっ……あっ……」

「んんっ……痛っ……ふっ、うぅ……すごい、大きい、ですね……炭治郎君の……。凄い圧迫感……、ふふ……炭治郎君の童貞、ご馳走様でした」

 

 下腹部を襲う強烈な圧迫感に熱い溜息を漏らしながら、しのぶは悦の表情で結合部を見下ろす。破瓜の血が零れ落ちているのを見て、彼に純潔を捧げられたという幸福感に身体が震えてくる。処女喪失は激痛を伴うというが、大した痛みはなかった。破瓜の痛みよりも、想い人に捧げられた幸福の方が勝っていたのだろう。

 

 うっとりとした表情で膣内の逸物の感覚に酔いしれる。嗚呼……なんとも堪らない。

 

「炭治郎君、そろそろ……動きますね?」

「ま、待ってっ、しのぶさんっ……あぁぁっ……!」

 

 ゆっくりと腰を上下に動かしていく。ねちゃりとした粘着質な音がして、興奮が煽られる。先端まで腰を上げると、炭治郎の男根をすべて呑み込むまで腰を落とす。愛液が肉棒を滝のように伝い、落ちていく。

 

「あぁっ……しの、ぶっ、さんっ……!」

「あはっ……炭治郎くんも気持ちよくなってくれているようでなによりです。私も、とっても気持ちいいですよ……」

 

 膣壁と男根の摩擦が生み出す快楽は双方に強烈な快楽をもたらす。炭治郎は、このまま射精せまいと必死に耐えているが、並大抵の男なら即イキは免れないだろう。

 

(すごいっ……中っゴリゴリってぇっ……)

 

 長大な肉竿が膣壁を擦り上げる。加えて身体の相性は抜群ときた……歓喜に打ち震え、涙が零れてしまう。まるで彼は自分とこうなる為にこの世に生を受けたのではないか、とさえ思えてくる。

 

(だ、駄目だっ……! このままじゃっ……しのぶさんをっ……!)

 

 炭治郎は湧き上がる射精感を必死に耐えていた。このまま解き放てば、しのぶを妊娠させてしまう可能性がある。まだ彼女の真意もわからずに、彼女をそうさせる訳にはいかない。せめて清い関係から初めて、もっと仲が進展してから……というのが、恋愛事について非常に純粋な彼の考えだった。

 

 しかしどうして、炭治郎の忍耐力は相当なもの。童貞ならばすでに精子全部搾り取られているだろうこの状況に、歯を食いしばって気丈にも耐えている。

 

むにっ

 

「っ!?」

「耐えなくて、いいんですよ? 炭治郎くん」

 

 しのぶが上体を倒してきて、炭治郎の身体に重なる。やわらかい女体が、乳房が炭治郎の胸板に潰され、卑猥に歪む。勃った乳首の感触が伝わり、思わず肉竿がビクっと跳ねた。

 

「ほ~らっ、我慢なんかしないで、私の膣内に出していいんですよ」

「ぁっ……っ……!」

「ただ気持ちよ~くなって、私を孕ませてしまって構いませんからね? むしろ……私を孕ませて下さい、炭治郎君」

 

 顔を炭治郎の耳元に寄せ、しのぶは呟く。その声色はまさに誘惑そのもの。まるで男を蕩かせるかのような言霊に、炭治郎は徐々に解されていく。脳が犯かれ、抑えていた射精感が昇ってくる。

 

「だっ……しのぶさんっ、耳元で囁かないでくださいっ……!」

「あら? どうしちゃうん……んぅ……ですか? ぁぅ……教えてください、はぁぁ……炭治郎くん」

 

――耐えられない。しのぶの腰の動きも相まって、我慢が抑えきれなくなっていく。膣内でビクビクと肉棒が震える。それは『もう我慢ができない』という合図。駄目だ、出してはいけない……そう思っても、しのぶの女体が、早く出せ、この女を孕ませろ、と訴えてくる。

 

「はな、離れてっ、くださいっ……! お、俺っ、もうっ……!」

「んんっ……ふぅ、あぅ……もう……出そうなんですね? さぁ、そのまま出しちゃいましょうね。んっ……ぁっ……」

 

 鈴口から精子が漏れ出し始めている。炭治郎は離れるようにしのぶに訴えるも、当の彼女はそれを無視するだけでなく、逆にこのまま膣内射精をすることを要求してきた。そして炭治郎はしのぶから逃れられず、そのまま――

 

「っ……あぁぁっ……!」

 

 

どびゅるるるるぅっ! どびゅびゅびゅっ! びゅるるるるるぅぅううぅっっ!!

 

 

「んあぁぁぁっ! んふぅっ……熱いっ……炭治郎くんの精液っ……!」

 

 亀頭が子宮口に密着した状態で放たれていく白濁液、それはしのぶの子宮内にあっさりと侵入を果たし、内部を蹂躙していく。そしてその中で卵子を見つけると、我先にと一斉に襲い掛かった。自分が受精卵となり、自身の遺伝子を結合させた子をこの女に産ませるのだと言わんばかりに。

 

(あぁっ……凄い量と熱……)

 

 自身も絶頂で身体をビク付かせながらも、炭治郎の絶頂の証に酔いしれるしのぶ。自分に彼の子を孕む資格があるのだ、と優越に浸っていた。

 

 

――もう引き返せない

 

 

 幾度となく自分を思いとどまらせてきたが、彼への想いを抑えきれずにこのような蛮行を働いてしまったのだ。復讐も、鬼殺隊の自分の立場も、すべてがどうでもいい。今はただ、彼の子を孕んだという『既成事実』が欲しい。

 

「炭治郎くん……まだ、硬いですよ? そんなに私の中に出したいんですか?」

「あぁ……違っ……、しのぶさんっ、俺は――」

「――いいんです。思う存分、一滴残らず私の中に出してくださいね?」

 

 快楽と戸惑いの狭間にいる炭治郎へ、しのぶは蠱惑的な笑みを向けると、再び腰を動かし始める。

 

 

 

 果たして魅入られていたのは彼か、彼女のほうか――それは二人にもわからない。




なるべく『鬼化しのぶ』はクオリティを高くしようとしています。

恐らく本当に活動最後に投稿するようになるかもです。
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