雄に溺れた雪乃とご主人様 作:ママミマミ(削除しろなんて言わないで)
戸部は何度か雪乃とヤれた事がある。
一定以上の顔をしていれば、何だかんだで何度かチャレンジしていればヤれることはあるのだ。
内緒にすることが条件だったので、実は雪乃が咥えながら突かれると興奮する、みたいな性質を持つ事を後から話に聞いても、自分の目と手と肉棒で体験する事は出来なかったが。
それでも、雪乃が大学の先輩達の玩具にされる前は、二人きりで何度かヤれていたのだ。
清楚だから相手にして貰えないという訳では無い。
清楚のイメージを保たせるという、女側への配慮が必要なだけなのだ。
マッチングアプリでも、ヤリモクお断りとか言っている女も普通にイケメンとヤリモク狙いだったりするが、知り合いに身バレした時ように、軽い女じゃありませんよアピールをしているだけなのだから。
周囲に知り合いがいる状態で、ヤリチンの誘いに乗れば、次の日からどう扱われるかが分かっていれば、そんな分かりやすく乗る女は、既にイメージが崩れきっている女だけだ。
その点、砥部が雪乃に町で会った時にゴリ押ししたのが功を奏した。
周りに雪乃を知るクラスメイトがいないという状況なら、雪乃が男の誘いに乗った事でイメージダウンに繋がる事もない。
女側のイメージを守らない男は、本当のヤリチンにはなれない。
女側も興味はあっても、それなりの世間体をそれなり以上に大切にしているからだ。
だからこそ、女子は休日に一人でクラスメイトがいないような人混みへと混じりにいく。
成功の一因には砥部の顔が一定ラインを越えていた事と、エッチしなれている事にもあるのだろう。
逆に言えば、一定ラインの顔をしていなければ、何度チャレンジしても駄目だし、一回目から最後の回まで揃って勝ち目は無いし、そのうち通報される。
不細工な男は女に良いようにカモられるか、アニメなどの非現実にのめり込んで、それを正当化するしかないだろう。
一途である事が評価されるのは、異性に不自由しないモテる男女が、敢えて一途である事であって、モテずに相手がいないか一人が限度の者が、自然に一途である行動を取らざるをえないのとはまるで違う。
非モテ男は、一途なのに報われないというが、その現実はそもそも選べないだけだし、選べないのは不細工に需要がないからで、能力が低いのに成果が出るはずもないのだ。
それこそどんな底辺が相手でも、誰が相手でも構わない女でないと非モテとはヤらない。
そんなブ男を嘲笑いながら、俺はそんな風にはなんねーけど。
そんな風に砥部は感じていた。
フィーリングでライブしているのだ。
まあそんな感じで生きていたので、葉山の潔癖過ぎて、実は汚れていた相手をとことん分かりやすく再度汚す事で、相手の本当の姿と自分の認識をすり合わせようとするところを、不器用だなと感じていた。
戸部はそんな不器用な男達を嗤うのが好きだった。
彼等のそんなところを心底愉しんでいた。
戸部には出来ない。
八幡のように、綺麗な雪乃には清らかでいて欲しいと空想にはしれない。
葉山のように、実は汚かった雪乃は分かりやすく汚れていた事が現実だと、雪乃、そして自分自身に見せ付けさせる。
そんな
清らかでも汚くても、自分を清らかに見せられるのなら見せたいのは当たり前だし、そもそも清らかでも汚くても、美人でヤらせてくれるのなら、それで十分だった。
そんな戸部だからこそ、他人が
だからこそ、学校にも卒業にも価値なんか無かったという証明見てみたいと、楽しい学生生活を送れなかったボッチ達を囃し立てて、やけになった彼らが録画中のスマホの前で卒業証書を破るのを仲間内で回したり、真面目以外に取り柄のない生徒に無理してイキらせて教師に反抗させて、取り柄すらも無くさせたりして楽しんでいた。
ボッチな彼らは後で後悔しても、その時の周りへのアピールを嘘に出来ない為に、そして既に周りと疎遠になってしまったが為に、何よりも破って捨てた大切なものはもう手元にない故に、巻き戻す事が出きるものは何一つない。
戸部翔は無様な人々の破滅を、スナック菓子として楽しめた。
そんな彼は海老名姫菜がゴリ押せば結局ヤれてしまった事で、恋愛とはヤる事だと認識して、以前ほど姫奈に興味を持てなくなり、雪乃や結衣やいろはともヤろうと思った。
実際にヤった。
八幡絡みで、というか八幡で最も楽しかったのは、「折本かおり」って知ってるか?
という話を八幡にした時だ。
折本かおりは八幡の初恋の相手であり、叶わなかった相手だ。
「悪いけどそいつとヤったわ。可愛かったから3回くらいヤった。でも初めてでは無かったな。可愛いからヤりたい男も多かっただろうし、折本側もオッケー出せば直ぐに誰とでもヤれただろ」
八幡は勝手に戸部を恨み、恐れ、劣等感を持った。
そして本当に勝手な事に、折本かおりを蔑んだ。
折本かおりを蔑む事で、そんな女と付き合わなかった、付き合えなかった自分の心を保とうとしていたのだ。
それが手に取るように分かる戸部は、八幡が蔑みたくないと思っているであろう雪ノ下雪乃とヤったと話をしたら、どうなるか想像するだけでウキウキしたし、潔癖な葉山はどうなるかと考えたら、それ以上にウキウキした。
雪乃をチャラ男に近付けたのも戸部だったし、結衣やいろはも知ってる連中の間ではビッチ扱いされるようになった原因も、戸部が彼女達が断れない様な強そうな男に紹介したことにある。
自分でやっておきながら、姫奈が先輩たちに回された後にヤリ部屋に入った時に、完全にタガが外れた。
自分のショックを幼い未熟さということにして、取り敢えず楽しめればそれで良いと思い込む事にした。
もう彼には愛とか恋とかそういった感情に価値を見出だせなくなっていた。
だからこそ、だからこそ抱きしめ合う二人、汚れきった雪乃と汚しきった葉山には、今からでも幸せになって欲しい。
どの口が言うのだかと自嘲しながらも、砥部翔は二人を祝福した。
ギブミー感想。