ありふれた職業で世界最強~出会いと帰還への道のり~ 作:リュウコウ
~~~ギルド直営の宿~~~
「おはよー!歯を磨いてくる!」
「桜!」チュッ
「夜一!」
「鈴!」チュッ
「夜一!」
「優花!」チュッ
「夜一!」
「愛子!」チュッ
「夜一!」
「リリィ!」チュッ
「夜一!」
「アイリス!」チュッ
「夜一!」
「朝食を食べに行こう!」
「皆!フューレンに1週間は、
居るつもりだ!」
「今日の予定は、
桜!鈴!優花!愛子!リリィ!アイリス!と
デートをする!」
「交代で、デートをするから、
この部屋で、過ごしてくれ!」
「どこの誰かに、拐われたら、
俺が困るからな!」
「俺たちは、デートに行ってくる!」
「桜は、どこを廻りたい!」
「水族館に行きたい!」
「この世界の見てみたいからな!」
「じゃあ!そこから、行こうか!」
「夜一!元の世界に居た、
魚も居てるね!」
「そうだな!変わった魚も、ちらほら、
居てるな!」
「うん?シーマン?」
「念話が出来るのか!」
「あんたは、なんなんだ!」
「本当に話せるのか?」
「言葉の意味を理解できる?」
「......チッ、初対面だろ。まず名乗れよ。
それが礼儀ってもんだろうが。全く、
これだから最近の若者は...」
「...悪かった。すまん!俺は夜一。
本当に会話が出来るんだな。
リーマンってのはいったい、なんなんだ?」
「お前さん。人間ってのは、なんなんだ?
と聞かれてどう答えるんだ?
そんなもん分かるわけないだろが。
まぁ、敢えて言うなら、俺は俺だ。
それ以上でもそれ以下でもねぇ。
あと名はねぇから、
呼びたきゃ好きに呼んでくれ」
何か、セリフがいちいち常識的で、
しかも少し格好いいのだ。
「やる気の欠片も
なかったんじゃないのか?」
「こっちも1つ聞きてぇ。
お前さん、なぜ念話が出来る?
人間の魔法を使っている気配もねぇのに
....まるで俺と、いや、
俺達と同じみてぇだ。」
「先に、その事を説明しないとな!
俺や彼女達も、神エヒトによって、
呼ばれた、異世界転移者なんだ!」
「訓練のために潜った、オルクス大迷宮で、
クラスメイトに裏切られたのだ!」
「その結果、大迷宮の奈落の底に
落ちてしまった、その時に、
生きていくために、魔物を食ってきた。」
「その、クラスメイトは、どうなった?」
「仲間を疑わなかった、ヤツと一緒に
牢屋に入れられたんだが、
魔人族に助けられ、魔人族側に行った。」
「戦争相手だから、その2人は殺すけど!」
「そうだな!その方がいい。
そんなヤツは、生かしていても仕方ねぇ」
「おっちゃんが分かることなら
教えてやるよ!」
魔物には明確な意思はあるのか、
魔物はどうやって生まれるのか、
他にも意志疎通できる魔物はいるのか…。
リーマン曰く、
ほとんどの魔物は本能的で
明確な意思はないらしい。
言語を理解して意志疎通できる魔物など
自分の種族しか知らないようだ。
魔物が生まれる方法も知らないらしい。
「夜一!シーマンと会話をして楽しいの!
デート中でしょ!」
「こめんな!桜!鈴!優花!愛子!
リリィ!アイリス!」
「おっと、デートの邪魔だったな。
不粋なことしちまったな。」
「いやな、さっきも話した通り、
自由気ままな旅をしていたんだが、
....少し前に地下水脈を泳いでいたら
いきなり地上に吹き飛ばされてな
気がついたら地上の泉の傍らの草むらに
投げ出された。」
「念話で助けを求めていたら……まぁ、
ここに連れてこられたってわけなんだ」
「....あの時か!あ~、リーさん。
その、なんだ。ここから出たいか?」
「「?」そりゃあ、出てぇよ。
俺にゃあ、あてもない気ままな旅が
性に合ってる。生き物ってのは
自然に生まれて自然に還るのが1番なんだ。
大海の中で死にてぇってものだ。」
「リーさん。なら、俺が近くの川にでも
送り届けてやるよ。
数分後に迎えを寄越すから。」
「ヨー坊....。へっ、若造が気ぃ遣いやがって。
何をする気かは知らねぇが、
ヨー坊を信じて待ってるぜ」
「昼御飯を食べてからな、
買い物に行こうか!」
「桜は、何が欲しい?」
「私達の下着を買いに行こ。」
「夜一!私に、似合うのを、選んで。」
「桜は、桃色が似合うかな。」
「鈴は、黄色が似合うかな。」
「優花は、青色が似合うかな。」
「愛子は、紅色が似合うかな。」
「リリィは、白色が似合うかな。」
「アイリスは、黒色が似合うかな。」
「下着を買ったら、色々な所を、
見て廻ろうか!」
「夕食を食べたあと、留守番をしていた、
彼女達に、言い寄られた!」
「夜一!デートで下着をプレゼントしたの!」
「ああ!デートの記念に、
何か、贈りたかったから!」
「私達も、期待して、いいのね!」
「贈るつもりだ!」