ありふれた職業で世界最強~出会いと帰還への道のり~ 作:リュウコウ
ライトノベルと話は違います。
ご了承下さい。
~~~グリューエン・ボス~~~
マグマの海の真ん中にある、島に夜一達が降り立つと、
周りのマグマの海から、次々と巨大なマグマ蛇が、
「ゴォアアアアアア!!!」
「ッ!?」
マグマ蛇腹の底まで響くような重厚な咆哮が響き、
直後に、1匹のマグマ蛇が大口を開け、襲いかかる。
しかし、体を捻り、顎門による攻撃を回避した。
彼女達にも、マグマ蛇が攻撃を仕掛けていた。
その内の1匹のマグマ蛇が、
桜に狙いを定めて、突進してきたか、
回避しつつ、ラミエルを撃ち込まれて、
マグマの飛沫をあげ、
鈴に大口を開けているマグマ蛇が炎弾を放つ、
しかし、『護れ!鳳扇花』一瞬に結界が張られ、
炎弾が弾け散る。
優花に顔を向けている、マグマ蛇が攻撃を仕掛けるより、
速く、投擲される。『吹き荒れろ!鵠日葵』
攻撃をする間もなく、マグマ蛇が飛沫をあげた。
ミレディは、小技の神代魔法を次々繰り出し、
マグマ蛇を倒していく。
ティオも、小技を使い、マグマ蛇を倒していく。
夜一も、顎門の攻撃を回避しつつ、
ドンナーを放ち、マグマ蛇が飛沫をあげていた。
小手調べと云わんばかりに、20体以上のマグマ蛇が
鎌首をもたげ、夜一達を包囲し睥睨する。
「夜一!ここが、深奥なんだよね?」
「ボスのお出ましだ!桜!」
マグマ蛇達が、太陽フレアのように口から炎塊を飛ばす、
20体の全方位が降り注ぐ。
夜一達は、隙を突くため、『護れ!鳳扇花』、
『護れ!向日葵』、『黒天』を張る。
「妾への攻撃の褒美をやろうかのぉ!」
恐るべき威力を持つ黒い閃光は、
ティオに迫っていたマグマ蛇を跡形もなく消滅させ、
更に横薙ぎに振るわれ、それは巨大な黒閃光のブレード、
8体のマグマ蛇達を消滅させていった。
「おいおい、魔石が吹き飛んだ瞬間は確認したぞ?
倒すことがクリア条件じゃないのか?」
「夜一!岩壁が光ってるよ!」
鈴に言われた通りに、夜一は、『遠見』で確認すると、
岩壁にざっと100個の鉱石が埋め込まれていて、
8個の鉱石が光っていた、
ティオが倒したマグマ蛇が8体、
「なるほど......このマグマ蛇を100体を
倒さないといけないってことだ。優花。」
「......この暑さの中で、マグマ蛇を100体倒すと。」
確かに、夜一達も相当疲労させている。
その表情には、疲労ではなく不敵な笑みが浮かんでいる。
全員が、やるべき事を理解して気合いを入れた直後、
マグマ蛇達が襲いかかってきた。
マグマの塊が豪雨の如く降り注ぎ、マグマ蛇達が不規則な
動きを以て焼き付くさんと迫る。
夜一達は散開し、それぞれ反撃に出た。
ティオが竜の翼を背から生やし、
発生させた風で浮きながら、真空の刃を伴った竜巻を
砲撃の如くぶっ放す。風属性中級攻撃魔法『砲皇』だ。
「これで9体目じゃ!ご主人様!」
私も負けないんだから!優花が気合いを入れ直し、
マグマ蛇に向かって、『吹き荒れろ!鵠日葵』、
2体のマグマ蛇を吹き飛ばした。
鈴も負けじと、『吹き飛ばせ!鳳扇花』、
こちらも、2体のマグマ蛇を吹き飛ばした。
桜も、ラミエルを解き放った、
4体のマグマ蛇を倒していく。
ミレディは、『黒天窮』を放ち、8体のマグマ蛇を倒し、
夜一も彼氏として、負けてられない、
ドンナーとシュラーゲンを彼女達に当てないように、
撃ち放ち、次々とマグマ蛇を倒していく。
ミレディの神代魔法とティオの風魔法の
合成魔法『嵐龍』が暴れまくり、
20体のマグマ蛇を倒していった。
その光景を目の当たりにし、鈴と優花が。
「優花!こっちは、合体技よ!」
「鈴!わかったわ!」
優花の風属性の『鵠日葵』の投擲を、
鈴の風属性の『鳳扇花』の風で操り、
次々と倒していき、20体のマグマ蛇を倒した。
「夜一!私たちも、電磁銃を合わせて。」
「桜!俺たちも、合体技でいくぞ。」
夜一は、ドンナーとシュラーゲン、
桜は、ラミエルとトゥルエノの二丁の電磁銃を構えて、
縦横無尽に放った、彼女達に当てないように、
残りのマグマ蛇を倒しきった。
その直後に、頭上から、白い閃光が降り注いだ。が、
間一髪で、夜一達は回避し、閃光の先を確認すると、
魔人族が白竜に跨がっていた。
この状態では、静因石をアンカジ公国まで、
届けられない、仕方なく、
ティオに頼むしかない。
「ティオ!俺たちは必ず、あの魔人族を何とかする、
だから、この静因石を、アンカジまで届けてほしい、
頼む。」
「ご主人様!妾は、最後まで一緒に居られないのかの?
妾ふさわしくないのかの?」
「そんな事ないぞ。ティオ!
これは、ティオにしか出来ないんだ。頼む、
あと、1日も無いんだ!」
「では、ご主人様!妾にキスをして欲しいのじゃ。」
「わかった。」
「ちゅっ.....んっ、あ....ちゅぴっ.....
んん.....あっ、ご主人様っ、はぁっ.....」
「じゅるっ.....ちゅぴぴっ.....うはっ......
す、すごいっ、ちゅるっ......ちゅぷるっ......」
「はぁはぁはぁはぁっ、......妾が必ず静因石を
アンカジ公国に届けるのじゃ。」
「ミュウに、ドンナーの練習をして待っててと。
リリィ、アイリス、ユエ、ユナ、ソーナ、香織、雫にも、
必ず帰るから、心配しないでと。」
「わかったのじゃ、ご主人様!行ってくるのじゃ!」
夜一達は、ティオの脱出の邪魔を排除した。
残りは、魔人族と白竜!